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表題作Knife-reboot-

津積
捜査一課刑事,上司
佐久間大志
捜査一課,部下の刑事

その他の収録作品

  • extra(描き下ろし)

あらすじ

相棒以上な刑事たちが再始動!!

中3の時、連続通り魔事件で親友を亡くし、
自分の手で犯人を捕まえるために警察官になった佐久間。
自分勝手で毒舌、でも鋭い勘と洞察力を持つ先輩刑事・津積とともに
長年トラウマになっていた事件を解決する。
そして、佐久間のPTSDから始まった津積とのカラダの関係も
いつしか特別なものへと変化していたーーー…。
あれから一年、休職から復帰した佐久間は
津積とともに危険ドラッグ絡みの殺人事件の捜査にあたることに。
しかし、その合同捜査本部には津積の警察学校の同期で
かつて肉体関係があった男・東郷がいて…!?

作品情報

作品名
Knife-reboot-
著者
千葉リョウコ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス 麗人セレクション
シリーズ
Knife
発売日
電子発売日
ISBN
9784801975798
4.2

(64)

(29)

萌々

(22)

(10)

中立

(3)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
10
得点
266
評価数
64
平均
4.2 / 5
神率
45.3%

レビュー投稿数10

甘々もいいけどやっぱりシリアスな事件ものもいい

真剣に追えるのは仕事だけという低温な先輩刑事の津積と、PTSDを抱える後輩・佐久間の、連続殺人事件絡みのサスペンスフルでシリアスなストーリー「Knife」の続編。

仕事では相変わらずの塩対応、プライベートでは甘さ控えめながらそれなりに、の2人に降りかかる事件は…
違法薬物と売春が絡む若い女性の連続殺人。
調べていくうちに明らかになっていく真相は…
…と前作「Knife」にもあった救いの無さがここでも漂っています。
そんな犯罪の側面と同時進行で、津積と佐久間の関係性は?というストーリーが展開していきますが、ここは塩男の津積が思いがけずの執着心を見せるまでになる、という甘さが胸熱でした。
前作の事件からの十年来の苦しみを乗り越えて、今自分だけの胸を見つけて掴んだ佐久間。
2人だけの時はもっともっと甘えてもいいんじゃない?

「続きはまた夜に」の二神&文も出番ありますよ〜。

0

刑事BLはいい

前作が好きで続編うれしい!となっていたのですが、長らく積んでいました。やっと読みました。おせー

続編らしく2人の仲が深まるお話よかったです。
刑事モノらしく事件としっかり絡められていたのがいい。
新キャラ当て馬出てくるよね〜となりますが、早々に目をつけられてあっさり奴が犯人でしたと。
事件の展開としては薄めでしたが、本作はそちらより津積と佐久間の話がメインなのでこういうバランスなのかなと思いました。

東郷と津積の過去の関係を聞かされ内心穏やかではない佐久間ですが、そこは控えめに闘志を燃やすところが好きです。刑事だしね。津積の相棒たる者それくらいでないとね。などと思いながら応援したくなりました。

公私のけじめをしっかりつける佐久間は事件解決後、津積に話があると言う。
津積はそんな佐久間の考えはお見通し。さすが敏腕刑事。
でも佐久間の考えはわかっても自分の気持ちが恋愛感情かわからない。
それでも佐久間をかわいいと思うし独占したいし、喜ぶ顔も見たい。

佐久間は津積への気持ちが強くなり、仕事でも津積のパートナーでいたいと思う。
津積も佐久間への気持ちがあり、情緒が育って、いい関係を続けていきたいと行動と言葉で表現する。
お互いが相手を思って変わり関係が深まっていくのがとてもよかったです。
佐久間が「好きです」連呼するのがかわいかった。
こんなのいくらアレな都築でも感情がわいてきちゃうよなぁと思えて萌えでした。

0

再起動した2人から目が離せない!

『Knife』の続編です。

警視庁捜査一課 警部補 津積 壮一と警視庁捜査一課 佐久間 大志のお話。

未解決だった11年前の連続通り魔殺人事件の犯人が殺人を再開したところからスタートした前作。
なぜ今になって犯行が繰り返されるのか?
それは、中学生の時に親友を殺され、犯人を捕まえるために刑事になった佐久間へのメッセージでした。
犯人を逮捕し事件は解決したものの、自責の念に苛まれる佐久間は退職願を提出し…。
今作は、その続きになります。
上司や同僚の理解と協力、そして津積の支えもあり、佐久間はPTSDの治療から復職しました。
――この人に認められたくて、隣に並んで立っていたくて……刑事という仕事に戻って来た
そんな中、新宿署の管轄で薬物事件が発生したのですが…。

歌舞伎町で発生した危険ドラッグ絡みの殺人事件を担当することになった津積と佐久間。
新宿署で行われた捜査会議には津積の同期で生活安全課 本郷刑事が参加しており、佐久間は津積から「男では初めての相手」と告げられます。
…んで、そんな余計な情報 俺に言うわけ…?
気にしていない様に装う佐久間ですが、内心穏やかではありません。
二神刑事サイドから有力情報を得た佐久間達ですが、捜査を進めて行くうちに事態は思わぬ展開に‼

前作の流れを損なうことなく、千葉リョウコ先生の丁寧で力強いタッチと繊細に表現されている心理描写で物語の世界観に惹き込まれました。
また、全体的には違法ドラック絡みの殺人事件なのでシリアスな展開になっていますが、ところどころにコミカルな要素を取り入れており、最後まで楽しく読み進められます。
佐久間と津積がそれぞれ自分の感情に向き合い、不器用ながらも気持が通じ合う過程が良かったな。
ただ、他のレビュアー様も書かれていましたが、今回の事件はややアッサリ感を覚えるのは否めません。
ストーリーが面白いのでもっと深く読みたい気持ちはありますが、単巻だから仕方ないのかも…。
しかし、これだけ綺麗にまとめているのは素晴らしいと思いました。

おすすめは、佐久間に対して「特別」な感情が増している津積の言動です。
1周年記念にケーキを用意したり、ヤキモチを妬かせようとしたり、ついには独占欲を丸出しにしたり…と、前作では考えられない津積にキュンキュンしますよ♡

この作品には当て馬が登場します。
津積さんの同期で肉体関係もあった東郷刑事。
この東郷刑事はいろいろな意味でキーパーソンなので要チェック!
脇キャラとしては、前作同様に職場の上司の宇部さん、同僚の琴平さんと亀岡さんが登場します。
西条管理官がいなくて寂しかった(笑)

Hシーンは、いっぱいあります。
佐久間くんのPTSDから始まったカラダの関係も今はエロくて甘いんですよ♡
辛い過去を知っているからこそ、津積さんへの想いが溢れて泣いちゃう佐久間くんが愛おしくて堪らない。
この先もずっと津積さんに愛されてくださいね!

描き下ろし『extra』
本編その後のお話。
濃厚でラブラブな2人のベッドシーンが堪能できます。

千葉リョウコ先生のTwitterで続編を知り、発売日を楽しみにしていました。
メインの2人はもちろんですが、『続きはまた夜に』の文くんと崇晴くんも登場してめちゃくちゃ嬉しかったです♡
個人的には、文くんと崇晴くんをもっと見たかったよ(泣)

サブタイトル「reboot」の意味は――再起動。
この先の佐久間の人生が幸多からんことを願います。
そして、まだまだ2人を見守りたい‼
続編もお待ちしています♡

刑事モノがお好きな方にも、『続きはまた夜に』のファンの方にも必見の一冊。
前作の『Knife』と併せてお読みいただくことをおすすめします。

0

刑事物BL最高かな

「早く続巻が読みたいです」というのが、前作のレビュータイトルでした。

今作は佐久間が刑事としても津積のバディとしても、成長してるのがとても嬉しかったんです。

そして気になってた津積の同期で初めての男である東郷の登場…なるほどそういう役割で関わってくるのかと唸りました。これなら佐久間と津積の仲は邪魔して来ないと、安心して納得しました。

初めての男を佐久間に話してしまう津積のデリカシーの無さと、強がってしまう佐久間にちょっと不安になることもありましたが、後半に素直になる佐久間が可愛かったのと、実は佐久間の反応が見たかった津積に萌えまくりました。

男らしい身体つきの2人の絡むシーンが凄く良かったです。是非シリーズ化して事件を解決していくバディとしての2人の恋の行方が読みたいと思いました。

2

無表情な恋する刑事のギャップが

前作から続けて読み、佐久間が津積をめちゃくちゃ好きになってて驚きました。中身がこんなに甘々な恋する刑事だったとは…!今作では何度も佐久間のギャップにやられかけました!
新キャラは津積の初めての男。事件は薬物絡みですが、同僚の不正を暴く方がメインとして描かれています。でもこの犯人が捕まることで誰かの心に影響が出るようなドラマはあんまりなくて、佐久間を動揺させる役割くらい。
できればもう少し津積の変化が見られると盛り上がったのにな~と思います。せっかく津積と関係するキャラなので、佐久間視点からでも分かる何かしらの描写が欲しかったです。前作の佐久間のように、津積にもドラマが欲しかったというか。
BL的には、津積は余裕な顔して佐久間を煽ってて、俺様度が上がってます。佐久間はHシーンになるとぐずぐずっぷりがすごすぎ!あんなに泣いた直後に無表情+スーツでしれっと出勤してるの見ると笑ってしまいます。津積はこういうのたまらん!てないのかな笑。
最後はゆっくり二人のまとめがあって良かったです。津積の軽い束縛系彼氏感。糖度はちょっとアップしたかな。読みやすい作品でした。

2

Knife-reboot-

大満足の続編
今作でも事件のハラハラ感はあって、その中にラブな展開が盛り込まれていて
とても楽しませていただきました
二人の関係が前作より、ちゃんと色恋になっているはずなのに
いまいち自信がもてないのか、そんな空気感にならないのか
佐久間くんはどんな思いを感じているのだろうと考えると
彼がとても人間らしく思えて可愛かったです
津積さんは今作でも相変わらず
けれど、端々に佐久間くんへの強烈すぎる愛がにじみ出てました
琴平さんポジションいいなーと思いました
また続き読みたいです

3

刑事物はやっぱりイイなぁ

初心者なもんでド厚い雑誌、麗人さんを初めて買った時このrebootが最終回で初めて千葉先生を知りました。
28冊も単行本を出しているなんてすごいベテランの先生なのですね!
最終話だけれど心に残ってしまい、Knifeも購入し今回の発売日に備えました。
とっても楽しみにしてました。

期待以上に面白かったです。
エロシーンも良かった!
ヤってる時によく喋るカップルですね!

私、刑事物とかヤクザモノとか、でハードボイルド風味が好きなんだ!って実感しました。
今更なんですが。

ハードボイルド好き、なんだけど佐久間は可愛いなぁ!
特に可愛いかったのは津積とのえちの際、他の男とは寝るなと言われて嬉しい〜って泣き朝寝ている時におそわれても嬉しい〜、シながら体調を気にしてもらっても嬉しい〜って泣くとこです!
どんだけ!けなげなんだっ

それに比べて津積ときたら、人の都合を考えず仕事前の朝にヤりたがるしトラウマ持ってる佐久間との初夜を細かーく覚えているから再現しようと持ちかけたり最初の男は東郷だと聞かれもしないのに佐久間に打ち明けたり、もぅこいつサイアク〜
とも思いますが優しいとこもあるしなにより佐久間が好き好きオーラ全開でしっぽ振ってるからいいか、となりますね。
しゃーない。

が!
好きだ、くらいは佐久間に言ってあげなさい。
お互い分かってるとは思いますが。

Knife3作目では小さな声でイイから
好きだよって最愛の佐久間に言ってあげてね。

5

エロいけど、純でした

「Knife」の続編です。
今回の事件は新たな事件で、冒頭でさらっと前作の経緯の説明があったので「knife」を読んでなくてもストーリー自体は大丈夫と思うのですが、津積と佐久間の関係性や距離感、人柄を分かりやすく読むために前作も読んだ方がいいかと思います。
「続きはまた夜に」の二神×文カプも出てきますが、こちらは読まなくても理解できるかと思います(でもとても良いお話なので、読んだ方がいいとは思います)。

警察バディもので、先輩の津積(攻)と後輩の佐久間(受)。
前作での事件を乗り越え現場復帰した佐久間。仕事では相変わらずな二人ですが、体の関係は続いています。

前作でかなり距離が近づいて、私的にはほぼ恋人だな、と思っていました。
続編の今作では付き合ってるんだろうな、と想像していたのですが、まだのようでした。
それでも、ただの体の関係ではなく、以前よりもあまい雰囲気に。
津積が佐久間に優しくなっていてキュンとしました。
ケーキ買ってきてあげるとか、記念日を覚えているとかもう彼氏ですよね?と思いながら萌えました。

恋愛感情がわからない津積と、津積の事を好きだと自覚しているけど勇気がなくて踏み込めない佐久間。

恋愛感情わからないとか、事件をゲームと思っているちょっと独特な津積ですが
佐久間の影響か、普通の感情が芽生え出していてなんだか嬉しくなりました。
佐久間は健気だし可愛い。
そんな二人が自分の気持ちを自覚し、踏み出したことで今までとは違う関係性に。
すごい良い二人になったなー、と思いました。

お互い好きと自覚してからのエッチやセリフが私的に最高に萌えました。ヤバかったです。

rebootという副題通り、お互い新たに歩み出せてほんと良かったです。

今作は二人の関係や恋愛の方がメインな感じもしましたが、事件の方も捜査・解決まで楽しく読めました。

8

警察BL漫画!

私はBLの中で警察ものジャンルが大好きで、小説では好きな作品がたくさんありますが、漫画ではなかなかお目にかかれない。このシリーズはTVの刑事ドラマみたいにしっかり事件も描かれるし、嬉しいことにエロもガッツリ。千葉リョウコさんの描かれる男性の体、美しいです。しっかり絡み合ってます。

ストイックな男達の攻防が素敵です。前作の表紙とアングルが受け攻め逆になっているのも洒落ています。リンク作の美人刑事受けもその攻めも登場していてサービス満点。前作で攻めのお陰でトラウマから立ち直った受けの成長物語。攻めを精神的に支えようとする聖母受け、好きだなあ。

攻めの元カレが登場して辛い思いもしましたが、受けは最後までよく耐えて頑張りました。バディものだけどエロいのが読みたい方にピッタリの作品です。

7

相棒以上の一口に括れない関係に萌える

わーー!わーーーー!!!
続編あると思わなかった嬉しいヾ(*´∀`*)ノ

今回は表紙で示唆されてる通り、佐久間視点のお話。
(前回といい今回といい表紙がめちゃウマなんよなぁ)
(視線がめっちゃ良くないですか!?!?)
(佐久間の傷にウッ(;ω;)ってなるよ…オオン)


今回は薬物絡みの殺人事件の捜査を軸に、
津積と佐久間の曖昧な関係が描かれています。
"津積が初めて相手した男"が登場して不穏な空気…。

捜査の先にあるものは何か、
津積の気持ちはどこにあるのか、
佐久間の片思いの終着点はーーーと展開します。

事件内容は割愛してBL部分の感想を……。

恋愛っぽさがない関係だけど
でもしっかりBがLしてるのは伝わるッ!!!!
この曖昧さがめーーっちゃ萌えました(;///;)

恋をするという感情がないと自嘲する津積相手だから
佐久間のいじらしさが浮き彫りになる形でキュンキュン。
佐久間がめーーっちゃ可愛いんですよ…。
健気受けスキーの萌えをくすぐってくる。

ベッドの上ではグズグズに泣いてるのに
お仕事中のスンとした顔のギャップは堪らないですね!

エッチしてたせいで遅刻するシーンがあったんですが、
2人揃って悪びれなく平然としてるのがもぅもぅッッ!!!
事後の匂いを一切感じさせないところがクゥゥゥゥ!!!
床ローリングでドドド萌えました(∩´///`∩)

また、佐久間の気持ちを受け取って
津積が「わかってる」としか答えられないのがイイッ!

恋愛感情が処理しきれない無自覚男なんですよ…。
「わかってる」って返事が津積の精一杯なんですよ…。
「好き」って返せないくせに独占欲あるの反則だよ…。
こんなん傲慢攻めの拗らせルート確定じゃん…好き…。

んで「好き」よりも苛烈な言葉を与えるのがッッ!!
(津積よ、そっちのが愛情クソ重いのわかってますか?)
(無自覚で愛情クソ重い攻めって最高だろ…オオン(;//;))

ほか 津積が初めて抱いた男こと、東郷。
東郷と津積の関係も恋愛じゃないクソデカ感情が混じり、
佐久間の複雑な気持ちがよく伝わりました。

(東郷のアレは可愛さ余って憎さ100倍もしくは)
(警察システム的に対等になれない負の感情を拗らせた)
(ーーーと解釈してクソデカ感情とまとめました)
(違ってたらすみません)

事件に関してはアッサリめかな?
前作は佐久間自身が事件の被害者だったこともあり
捜査を追う過程も丁寧に描写されていた印象でしたが、
今回はBL部分に基盤を置いていたような気がしました。

恋人や恋愛など一口に括れない、
バディだからこそ築いていける関係が良かったです(∩´///`∩)

9

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