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表題作獅子の踊り子

アムラン,ヨルを身請けしたハイブリッド
ヨル,アムランに身請けされた男娼

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • カバー下漫画

あらすじ

サーカス団のオーナーに裏切られ男娼として働くヨル。
そんなある日、客としてヨルを一晩買いたいという男が現れる。
それが、人と獣の二つの姿を持つとされる高等種族“ハイブリッド"のアムランだった。
その夜は激しく抱きつぶされ、ヨルは取り繕う暇さえなかった…。
しかも目が覚めると、勝手にオーナーと話をつけら身請けが決まっていた!
それからは毎晩日が昇るまで求められ、時にはお仕置きだとでもいうように手酷く抱かれることも…。
けれど傲慢でムカつく奴のはずなのに、時折見せる優しい笑顔と言葉に戸惑ってしまい――! ?

作品情報

作品名
獅子の踊り子
著者
柳瀬せの 
媒体
漫画(コミック)
出版社
笠倉出版社
レーベル
カルトコミックスequal collection
発売日
電子発売日
ISBN
9784773062250
4.4

(169)

(102)

萌々

(49)

(17)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
20
得点
757
評価数
169
平均
4.4 / 5
神率
60.4%

レビュー投稿数20

初めて心を許した相手

レビュー忘れてたのでもう一回読み直してきた。
これ最初買った時まさか獣人が出てくると思わなくてびっくりした記憶。正直人外と人間のせっせは意味わかんないし苦手なんだけどこれはそこを差し置いてでも読みたいし読んでほしい漫画。

舞台はアラビアン?というか、そういう感じ(語彙力)
獣人の時点で既に設定もりもりなのに受けが踊り子…!!しかも2人とも長髪!獣人だったり長髪だったり私の苦手要素大量に盛り込まれてるのにぜんぜん大丈夫だった。余裕で世界観に没入できます。話の内容が分かりやすかった。相変わらずこの作者さんマジで画力高すぎる。
受けの魅力は他の人のレビューでも散々言われてると思うけど私も言いたい。何あの体格。ガタイいいのに可愛いって何??それと性格ツンツンなのにデレがすごいし堂々とした態度がカッコよすぎるぜ…あと骨盤えろすぎる(こんな言葉初めて言ったわ)

何が1番言いたいかってライラとニーナが可愛すぎる。頭の頭巾可愛いしお世話されてるヨルはもっと可愛い。あの3人の絡みをもっとみたい。アムラン加えた4人の絡みも見たかった。

作画がスゴいからヨルの踊ってるところが超美麗イラストで見れるのが本当に嬉しい。何あの美しい生き物…

長髪って髪の毛引っ張れたり(?!)顔隠せたり乱れたりしちゃう所がとてもエロくて初めて長髪もいいなって思った漫画。長髪の魅力が詰め詰めで描かれてて、男の人の長髪に苦手意識持ってる人にも読んでいただきたい…大いなる魅力が多々隠されていますぜ長髪…

あと作画に関してこれだけは言いたいんだけど照れた時の顔で斜線描くじゃないですか、あの斜線がより魅力を引き出してるといいますか、よりエロくなっているといいますかとりあえずマジで顔のいいオスは国宝

0

新装版が出る前に、旧版レビューを。

2024年1月24日、契約満了とともに引き上げされた今作。
春頃には新装版の予定があるとのことで、その前にequalさん版をレビュー。

人と獣の両方の姿を持つ「ハイブリッド」なブライダルグループの社長×元ダンサーの男娼のお話。


幼き頃、攻めが両親に反発して初めて請け負ったお式をキラキラした瞳で見つめていたのが、幼き頃の受け。
そのときの出来事がきっかけで、攻めは踊り子である受けを目当てにサーカス団へ観に行くようになった。
けれどその後、「ハイブリッド」だと嘘をつき、男娼となっていた受けを探し出して、身請けする。

という真相が判明するのが終盤です。

だからか、最初から攻めがとびきり受けに甘い♡

糖度高すぎ展開に、ニヤニヤが止まりませんでした。

だからこそ、過去の出来事を知らない受けにとっては不信感しかないよね、、、と序盤を振り返って同情。

でも、次第に攻めへ惹かれていき、攻めの発情シーンで攻めを心身ともに受け入れた(受け止めた?)展開から、発情明けで攻めが後悔からのどうして受けを身請けしたのかを明かしたまでのくだりは、スプーンであーん♡もあったし、両想いになれたしで、とても萌えました。

最後、踊るためにステージへ出ていく後ろ姿でエンドマークになる余韻も良きでした。


新装版がどうパワーアップされるのか、今から読み比べるのがとても楽しみです。


0

最高でした!!

人間と獣の姿の両方になれるハイブリッドのアムランが人間の男娼であるヨルを一晩買ったところから始まります。

ヨルを手に入れるためならどんな手段でも使おうとするアムランのヨルへの執着ぶりが怖かったですが、アムランなりにヨルを溺愛していた結果だと分かりキュンときました…!

アムランが発情期になり、ヨルを遠ざけようとしますが、それに構わずアムランの元へ行くヨルが格好良かったです!
そして、段々とアムランに絆されてアムランと想いを通わせるヨルがとても可愛かったです!

シーモアは白抜き修正でした。
初めの意地悪なえっちも両手足を縛ってのお仕置きも両想いになってからの甘々えっちも全部濃厚で愛に溢れていて最高でした!!

0

アラビア風獣人・再会ファンタジー❤︎

いや〜〜〜これ、好きです…!!

アラブ風BLはそんなに好んで読んだりしないんですが、衣装も攻め受け様も美麗で、とっても見応え・読み応えがありました。
そういえば『アラビア物語』とか好きで小学生の頃よく読んでたなあ…と思い出したりしました。

「ハイブリッド」と呼ばれる獣人のいる世界。
攻めは、ブライダルグループ社長のアムラン。受けは踊り子として一斉を風靡しながらも、「ハイブリッド」と偽り踊っていたことで罵られ、娼館に売られ男娼となったヨル。(自分の意思ではなく、団長命令で仕方なく偽っていたのですが…)

この、アムランという攻めがかっこいいのに可愛くて、私的に非常〜〜に萌え萌えでございました・:*+.
できるオトコなんだけど、割とすぐ泣く。寝起きに自分の姿が獅子になっていると勘違いして、人間の姿のまま”のび〜〜”からの、ヨルの手ぺろぺろ、すりすり…(電子限定書き下ろし)可愛いいいいいいいいいい。可愛いが爆発している攻め様でした。

アムランがヨルを最初から、”好き好き大好き!”状態なのはもちろん丸分かりなんですが笑、ヨルがアムランに惹かれていくのも私個人的には全く違和感なく。
娼館で出会った”ご主人様”達とは違い、えっちは激しくとも枕を投げつけたり反抗しても決して怒らないし、罰も与えない。

手足を縛ってのお仕置きえっち中の奉仕。そして事後の腕への優しいキスと笑顔。(この笑顔での「怒るな怒るな 悪かった」にめちゃめちゃ萌えたしきゅんとした…)
ああ〜攻め様の愛がーー溢れてるよーーー

…ということで作画、ストーリーともに書き下ろしまでじっくり堪能いたしました・:*+.はあ〜好き。。

0

ハイブリッドの見分け方って無いのかな?

柳瀬せの先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
エロ 3
獣 2
シリアス 1
な感じだと思います。

ハイブリッドのアムラン×男娼のヨルのカプです。

サーカス団の踊り子をしていたヨル。しかしオーナーに裏切られ、今では男娼として働いていた。そんなある日、アムランに一晩買われる。激しく抱き潰されたその後、アムランによって、勝手に身請けが決まっていた。

今作の設定では、ヨルのような人以外に、獣人のことを混血と呼び、人と獣になれる高等種族をハイブリッドと呼びます。

しかし、人と獣の姿になれるハイブリッドのアムランですが、発情期はありましたが、それ以外はあまり獣要素は無かったかなと思いました。完全なるライオンの姿になっての獣姦描写はありますが、ネコ科特有の舌や下のトゲなどをいかした絡み描写は無かったので、ちょっと勿体無いかなと思いました。

ヨルを手酷く抱いたり激しく抱いたり、でも時折見せる優しさもあって、徐々にアムランとの距離を縮めていくヨルですが、ヨルがアムランに惹かれていく描写がイマイチ分からなくて、なかなか感情移入出来なかったですね。
それと過去に出会っていた2人。その時からヨルのことが気になっていたアムランですが、それなら手酷い抱き方や身請けの強引さは何故?とは思ったのですが、その理由がヨルがアムランのことを忘れていたから、と言うのはちょっと納得出来なかったですね。理不尽。

ヨルがハイブリッドとして偽った過去などの描写がありますが、そこまでシリアスさは無いので、意外とあっさり読めると思います。ヨルが踊っている時の躍動感や絡みでの激しさとアムランの絶倫具合が伝わってきますので、是非とも読んでほしいです。

0

世界観もストーリーも全部好き。

こんな素敵な作品に今まで気付かなかったとは…。
とっても最高でした!

踊り子って言う中東・アラブを想起させる世界観と衣装の煌びやかさが好きなのでドンピシャ好み。それを背景に、奴隷的な環境から救ってくれるハイブリッドスパダリと、これまた不遇な環境に屈せず踊りへの向上心を抱く美しい踊り子のラブストーリーは、心に深く深く響きました。


溺愛と執着な攻め・アムランですが、最初のうちは乱暴かつ手ひどく抱いたりすることもあります。ヨルとしても半ば強引に連れてこられた思いもあってアムランに反発しています。2人の仲はまぁ…良いとは言えませんわね。

アムランにはヨルに対して並々ならぬ想いがあって、ずっと探し続けてきた愛する人。それが分かるまでは、アムランとヨルは多少ギクシャクもするけど次第に気持ちを通わせていきます。
そんな2人を見守る侍女たちやアムランの仕事仲間がとても温かいんだ〜

アムランは気持ちを態度に出すのがあまり上手くないけど、ヨルを愛する気持ちは誰にも負けません。過去にヨルに一目惚れしてから探し続ける一途な男ですから、やっと手に入れたヨルを絶対に離さない姿はさすが獅子といったところ。
…にしても獅子姿でのベッドシーンはちょっとビックリ。デキるのか?…というかデキてるんですけどね、ビジュアル的にだいぶインパクトありました。


絵がとってもキレイでストーリーも最高にいい!踊りの衣装にカラーが付いていたらどんなに良かったことか。
ヨルの踊りの躍動感や見せ方がとても美しく、胸がジーンと熱くなる素晴らしいシーンでした。その踊りを見て喜ぶアムランの嬉しそうな顔の表情がとても良かったです。


アムランの仕事がウェディングプランナーみたいな仕事だったのが素敵でした。2人はその主役になったりしないのかな?なんて期待しましたけど、いつかその時の番外編が出たら嬉しいです^ ^

1

シンプルなストーリー

柳瀬先生初読みです。
お話的にはエロ先行でしたが、そこにしっかり愛があってよかったです。
どファンタジーですが、シンプルなストーリーで読みやすかったです。
ヨルの辛い過去がそこまで深刻でなく、悪い座長が小者であっさりつかまったり。
他に不穏な展開なく安心して読めました。

蓋を開けてみれば、ピュアっ子の純愛で。
終盤はラブラブな2人が見られて萌えでした。

エロ多めで、絵がきれいなので、エロ好きな方には高評価でしょうね。
途中、獅子×ヨル(人間)のシーンが一瞬あり、苦手なはずなのに絵がきれいだからか、流れがいいからか抵抗なく読めました。

電子描き下ろしの、寝起きアムランが自分が獅子の姿をしていると寝ぼけているのがかわいかったです。

0

踊り子って最高

踊り子設定が個人的にツボりました!
踊る衣装や動きが綺麗なので…
アムランとヨルの歩み寄り方がとっても丁寧で、
2人の優しさと想い合う強さがよかったです。
ヨルが真っ直ぐに思いを伝えたり向き合おうとしたり、変な気遣いなく素直なところが、
気にしいになりがちなムランとぴったり合っていたような気がします!
ぐも…て効果音が気に入ってます笑
アムランの獣の姿はライオンでも普段は温厚なところが、包容力と安心感があって好きです。
以外がっつりネタバレですが…
ラスト踊りに行く直前の、いってきます、
のヨルが可愛すぎてとっても悶えました…
すんごく気に入っている作品です!

2

綺麗でした

受けが綺麗でした。踊り子としての踊っている描写が、しなやかな彼の身体を綺麗に表現していて感動します。

話の流れとしては王道で、あっさりと読めてしまうところはあります。
そして受けの気持ちに疑問を感じるところがありまして...
攻めは受けを買い受ける前から彼のことを知っていたから良いですが、受けはなぜ攻めのことを好きになったのか...
じっと熱視線を向けられていたら、じわじわと染められていくのかもしれません。

内容よりも一番驚いたのは、行為描写。
攻めががっつりライオンだったので、衝撃を受けました。
獣人好きな私としては問題なかったのですが、ほんとうにただの獣だったので驚きます。
そして描きおろしの攻めがほんとうに可愛くて...ギャップを味わうことができました。

0

愛だね

 全ては愛しい君の為。
 孤児だったヨルは、サーカスでハイブリッドととして踊り子で舞台に立っていた。しかしある時、ハイブリッドでない事がばれる。サーカスの座長が荒稼ぎする為についた偽りを一身に浴びて娼館に身売りされてしまう。
 そんな、ヨルのいる娼館に獅子のハイブリッドであるアムランがヨルを買いに、、、一晩かと思ったら身請けまで、、、しかもヨルが首を縦に降らないと脅してまで。
 ヨルは仕方なく身請けされアムランね屋敷に。手酷仕打ちを覚悟していたヨルだが、毎晩ベッドで朝まで以外は快適そのもの、その上身の回りの世話係まで、、、、そして時折見せるヨルを愛しくてたまらないという顔をするアムラン。
 どうやら、アムランとヨルは過去に出逢っていたようで、アムランはヨルを探し続けていた。
 ふたりとも言葉足らずだけど、初恋の君を手中に納める為の手段はこの世界での高等種族だからなのがただただ愛し過ぎて周りが見えないだけなのか、全てをかなり強引に進めるアムランはキチンとヨルに話をしなさい!!となる事多々あり!!
 ヨルもヨルで聞けばきっとアムランは答えだはず、なんなら、これでもかのわかりやすい愛を注いだはずだが、、、ヨルの境遇や出会い方が出会い方なので難しいのかと、、、
 舞台で踊るヨルは美しく、そのヨルを見るアムランはこれでもかの愛しい顔をしていて最高!!!
 アムランが獅子の姿も凛々しいが書き下ろしのアムランがめっちゃ可愛い!!!
 衣装デザイナーさんのお話も読みたいです。

0

美しい!!!

獅子と人間のハイブリッドって!
もう設定最高すぎた…!
百獣の王とかチョイスかっこよすぎなのに、スパダリ獣人設定とかヤバいです。しかも溺愛攻めですので、この作品を神と言わずにしてなにを神というべきか!ってくらいキュンの破壊力強かった…。

なにから書こう!?
まず、画力が素晴らしくキャラクターが美しいです。髪型も、服装も世界観にバッチリあっていてあっという間に世界に惹き込まれました。攻め様、受け様ともに色気があり、特に攻め様の髪をおろして受け様を抱くシーンは色気の破壊力すごかったです。攻め様男の色気やばい!
受け様はもう全てがセクシーというか、しなやかで華やかで魅力的な方でした。
両名ともに美しい!!
受け様の立ち姿もかなり色っぽくて、一気に読んでしまいました。

セックスに関しては激しめ描写かな。多いと思います。
途中、獣姦っぽくなるのですが、興奮しすぎて顔だけライオンになってると理解できたので、獣姦NGの私でも大丈夫でした。もうね、止められない本能で、受け様を滅茶苦茶に抱いてしまうことを苦しみ、涙を流す攻め様に、寄り添う受け様の描写とか尊かった。。さらにさらにスパダリなのに涙もろくて素直な攻め様が素敵で素敵で!獣姦云々などぶっ飛んでいきました。むしろあの表現力をもつ作者様すごい!!

物語は進み、受け様の傷も理解し、前に進む力に変えてしまうほど深く愛して、受け様を支える姿はやばかった。語彙力が低下してしまうくらいやばかったです。刺さりまくりでした!溺愛がすごい!物語も設定を深くおとしこんでいるので面白かったです。

また、書き下ろしのところで寝起きについての描写があったのですが、さっきからお馬鹿語彙力で申し訳ないのですがかなりやばかった…。可愛すぎました。

読み終わりの興奮がなかなか冷めないのですが、大好きな神作品になりました!

長髪溺愛スパダリ攻め様は最高!!

5

とっても面白かったです。

ハイブリッドと呼ばれる「人」と「獣」の姿、両方を自在に操る、この世界では貴重な種族が攻め、アムランです。
彼が、男娼を探しに来るところから物語は始まります。男娼たちは、みんな檻に入れられて、種族も「人」や「混血」と様々です。
そんな中、長髪で美しい顔をした男の前で足を止めるアムラン。
その彼のこそ表紙の男であり、もう一人の主人公、受けのヨルです。

開始早々、えっちでした。
なにせ、ヨルは男娼なんで、やる事はちゃんとやります。えっちでした。

さて、この作品は、何もただえっちなだけではありません。
冒頭、アムランがヨルを選んだとき、娼館の番頭さん?世話役?のおじさんが、

「お目が高いねぇ、旦那!(中略)ここに来る前はあの有名な「シルク・ドゥ・ルバン」でハイブリッドの踊り子として活躍していましたが、本当はハイブリッドじゃなく人間だったのがバレてこの通り」

と、ヨルの紹介をしてくれます。
この、元踊り子がタイトルの「獅子の踊り子」に繋がっていくんですが、ヨルとアムランの過去やヨル自身の贖罪が絡み合って一つの結末に向かって伸びているストーリーの組み方が、面白くて何度か読み返してしまいました。
また、物語の転調部分でも、ハイブリッドの習性がギミックとして使われていて、こちらも大変興味深く読ませていただきました。

読みやすい、とてもいい物語でした。

本当に面白かったのですが、あえてひとつ物足りなさを上げるとするなら、予定調和すぎたところですかね…。
最初から最後まで完璧なストーリーすぎた感じはしました。
欠点は、完璧すぎるところって、逆にかっこよすぎだな。
画力が相当高いので、アムランが初対面なはずのヨルをとても慈しんでいるところとか、ちょっとしたところの描き込みがすごいです。
ぜひ、ご一読くださいませ。

5

あともうひと捻り欲しかった

元踊り子で男娼のヨルとライオンとヒトのハイブリッドの高等種族のアムラン。
アムランに見染められ、身請けされてお屋敷で住み始める。今まで散々酷い目に遭わされてきたヨルは今回もどんな目に遭わされるかしれないから、いくらアムランに優しくされても心を許さず意地を張った態度。

実は、あの娼館でヨルを初めて見染めたんではなくずっと前からヨルに恋してたアムランはそれからヨルを探し続けててやっと見つけたって事が割とすんなり発覚して、ハッピーエンドな感じでした。

ライオンの姿でヨルに甘えるアムラン可愛かったです。あと、たぎっている時のちょっと悪そうに企んでる顔も好きです。
ヨルは、セクシーでキュートでえっち。


でもでも、
すんなりハッピーエンド過ぎて物足りなかった。
何かひと波乱あるか、過去ヨルが酷い事されているシーンから始まってのシンデレラストーリーかなんかもう少しドラマが欲しかったです。
私が、酷い話好きなだけなのかもしれないですが。

あとネコ科の性器ってトゲがあるんですよね、ホントは。そのトゲでメスの排卵を誘発させるらしい。
だから、凶器レベルのブツのはずなんですよね。
そんなとこまでの再現は求められてないでしょうが、ネコ科のケモ系作品たまにあるので気になってしまいました。

紙本で購入。シーモアで試し読みした時は完全白抜きでしたが、紙では白短冊でした。

6

続編希望します!

めちゃくちゃ、絵が綺麗ですっごく良かったです。
ハイブリッドと人間の世界の話なんですね。

ストーリーも楽しめました。
これで、終わるの勿体ないです。
まだまだ、続きが読みたいと思いながら、読み終えました。

アムランに引き取られてからの、ヨルの周りの方々が、とにかく良い人ばかりで温かくて〜癒されました。

アムランの想いを知ったヨルと、ヨルの全てを知っていたアムラン。

両想いになってからの、2人の表情が良すぎて、こちらこそ愛を分けて頂きありがとう!と、言いたい(笑)






9

電子の書き下ろしが全てを持っていった

読むのはダブルフェイス〜から2作目の先生です
器の大きくどこか愛嬌のある攻めと過去がある受けちゃんと言う組み合わせは前作を彷彿させるものがありましたが
今回はよくぞこのキャラ(攻め)を造形してくださったと思います

昔踊る受けちゃんに出会いずっと彼のことを応援していた攻め様が
とある理由で男娼まで身をやつした受けちゃんを身請し
彼を本来ある場所
ステージまで連れて行くお話

なんですが
人間と獅子の両方の姿に自分の意思でなれると言うハイブリッドな攻め様なので
発情期もあり
我を忘れちゃうと獅子の姿になったり…
その獅子の姿がめちゃくちゃいいのです
人間体も長髪バサバサでカッコ良いのですが

もう最高によかったのが電子版の書き下ろしです
結ばれた二人のあるラブラブな朝の一コマ
sexで人間と獅子の両方の姿でめちゃ盛り上がった朝に起こるという現象が…
死ぬほど可愛かった
朝に弱いと言う攻め様の朝の姿が最高に可愛いのです!!!
めちゃくちゃ萌えました

お話は結構シンプルでさっくり進んだのですが
この書き下ろしは神だ!と思います

9

もっと続いて欲しい

柳瀬先生の作品は初読みです。大好きな作家さまが推していたので、興味を持って読んでみました。

色っぽい絵だし、綺麗だしてとても好みでした。
内容としては試し読みで、攻のアムランの事を傲慢だと思い込んでいたのですが、実際にはヨルの事を溺愛していてとても可愛らしい人物でした。彼のたまに見せる表情だとか涙に、一気に心を鷲掴みにされました。

そしてヨルが彼の優しさに段々と惹かれて行く様子にとても萌えました。

アムランが明かすヨルとの接点や、彼の一途さにもちろん激萌でした。
言葉足らずなところも好みです。
悪い人物がアムランやヨルの周りに誰も居なかったのも良かったです。

強いて言うならばアムランの仕事の話しや、ヨルを貶めた座長の話をもっと詳しく知りたかったと思いました。

3

攻めが可愛い!

Twitterで作者様の宣伝を見てから、電子化を楽しみに待っていました。
レビューなどは読まずに先入観なしで読み始めたのですが、想像していた以上に優しく可愛らしいお話でした。
ただ1巻完結のせいか、さらっとしすぎていてもったいないと感じる場面もあり・・・もっとじっくりとこの世界に浸っていたかったなと思ってしまいました。
攻めさんの職業など、もっと深みを出せそうな設定なだけにもったいない気がします。

個人的におすすめな点は攻めさんの獣性が強く出てくる場面。
体型の変化といった随所に獣人の人外らしい良さが出ています!!これは強く推したい!
あと、おまけ漫画がものすごくツボに入りました!
攻めの可愛さだけなら「神」評価です!!!

3

エッチで絵がきれい

ツイッターで流れてきた1話お試しを読み惹かれたので購入しました。

男婦として働くヨルを一晩買いたいと言う男(アムラン)が現れます。
アムランは人と獣の二つの姿を持つとされるハイブリッドで、
この世界のハイブリッドといえば、頭脳明晰・容姿端麗で
出世を約束された一握りの高等種だそうです。

そんなアムランに抱き潰されるヨル。
そしてヨルが寝ている間にアムランの元に身請けが決まります。
「嫌だ」と言うヨルに断れない条件を出すアムラン。
そこから二人のお話が始まります。


絵がすごくキレイだし、お話も面白かったです。
エロが多めなのですが、クドくなくすごく良かったです。
元々ヨルは可愛いなぁと思ってたのですが
両思いになってからのヨルが破壊力抜群で
エッチで可愛くていろんな感情が爆発しそうになりました。
初めての作家様でしたが購入してほんとに良かったなぁと思います。

獣人が好きな方にはすごくいいと思います。
逆に獣(ライオン)×人のセックスシーンがあるので
獣が苦手な方は不向きかもしれません。
発情期もあり個人的には最高の一言でした。

最近毎日のように読んでいる1冊です。

19

読みやすい

電子の時からずっと気になっていて、コミックス化したら絶対買うと決めていました。で、大正解。
絵も綺麗で、ストーリーもまとまってて、とても読みやすかったです。

受けは人気サーカスの元踊り子で男娼、ヨル。
攻めは人と獣の二つの姿を操るハイブリッド、アムラン。

このヨルがいい感じに肉付きが良くて自分好みでした。攻めのアムランとあまり体格差を感じません。
元踊り子だった為、細っこい感じはなく、エロシーンは見応えありです。泣き顔も可愛かった。
アムランに発情期がきて、ヨルを手酷く(エロエロ)に抱く展開も最高でした。

買った、買われたという関係で始まった二人ですが、それほどシリアスな展開もなく、結ばれる過程もわかりやすく、本当に読みやすかったです。
だからこそ、もう一つ何か欲しかったな、と思ってしまいました。ハラハラするような何かがあればもっと楽しめたかも。
でも、今まで辛い環境にいたヨルに優しく接してくれる人がたくさんいるのは嬉しいです。もちろん、その筆頭はアムラン。

10

絵柄良し、ストーリー良し、キャラ良し。

電子で何話か読んでいて、コミックス化されたら買うと決めていた作品。
柳瀬さんの作品はこれしか読んでいないのですが、とにかく絵柄が綺麗です。筋肉の描き方とか、あと表情、しぐさ一つで何を考えているのかを魅せるのが凄くお上手。画力が非常に高い作家さまだと感じます。

ということでレビューを。ネタバレ含んでいます。ご注意ください。






人間と、ケモ耳を持つ「混血」、そして人間と獣の姿になることができる「ハイブリット」と呼ばれる種が混在する世界が舞台。ハイブリットは希少種で高貴な存在として崇められている。そんな世界。

とある娼館に一人のハイブリットの男が現れる。
金払いが良いであろうハイブリットのその男に、娼館の主人は愛想よく男娼たちを紹介していくが、アムランという名のそのハイブリットが選んだのはヨルという人間だった。

ヨルはハイブリットと偽り数多くの舞台で踊っていたダンサーだったが、人間と分かり娼館に落とされたという青年だった。ヨルを抱きつぶしたアムランは、娼館の主人に大金を払いヨルを身請けし、自宅へと連れ帰るが―。

過酷な過去を持つヨルは誰も信じない。
アムランにも素っ気ない態度を取り続けるが、アムランはヨルを大切にしていることがうかがえる。

ストーリーとしては王道のそれ。予想通りの展開といっていいかと思います。
思いますが、その王道のストーリーに、ハイブリット、混血、といった独創的なバックボーンが加わること、そして、ヨルという青年の存在があることでめちゃめちゃ萌え滾るストーリーに仕上がっています。

少しずつ「ヨル」という男の子の中身が見えてきますが、もう彼が可哀想で可哀想で。ただただダンスが好きで。一生懸命に生きる少年を喰い物にする大人の外道さに腹が立って仕方なかった。

そんなヨルを、ただひたすらに愛するアムラン、といったお話なのですが、アムランがなぜヨルに固執しているのかわからず、どうなっていくのか気になってページを捲る手が止められませんでした。スパダリ、に見えるアムランの、ヨルへの想いが溢れていく様は、読んでいて胸熱です。

男娼と、男娼を買った客、という二人のお話なので濡れ場はかなり多いです。
アムランはとある思惑をもってヨルを抱きつぶすというシーンも多いですし、あと、アムランはハイブリットなんですね。彼の素の姿は獅子なんですよ。

あんな姿で、こんなプレイまで、あれやこれや致されてしまうヨルが、めっちゃエロかった…!柳瀬さんの絵柄がまた綺麗で画力も高いのでもう本当に素晴らしいの一言です。

ドシリアスなシーンから始まるストーリーですが、全体としては優しくほのぼのなお話。何しろアムランの屋敷に来て以降、ヨルの周囲の人たちがみんな優しくって温かい。

スパダリに愛でられ愛され、そして幸せを手に入れる薄幸な受けちゃん。
そんなストーリーがドツボな私にはドストライクな1冊でした。柳瀬さんの違う作品も読んでみようと思います。

16

この作品が収納されている本棚

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