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表題作ツバメの幸福

砂塚,ヤクザ
高須燕,大学生

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • アフターストーリー

あらすじ

関東の小さなヤクザ・猪名寺組に売られた少年・燕。
暴れる燕を構成員の砂塚が力ずくで押さえつけたことで、お互いの第一印象は最悪に。
にもかかわらず、組長から下された命令は――
『燕が砂塚のお世話をすること』!?

そこから始まった燕からの怒涛の世話焼きに初めこそ嫌気が差していた砂塚も、
燕が見せる子供らしい素直さや孤独な横顔に、次第に心を寄せ始め……。

犬猿の二人が”家族”になるまでの、ハートフルストーリー。

作品情報

作品名
ツバメの幸福
著者
有馬嵐 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ホーム社
レーベル
アイズコミックス.Bloom
発売日
電子発売日
ISBN
9784834265095
3.9

(106)

(42)

萌々

(33)

(19)

中立

(8)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
13
得点
407
評価数
106
平均
3.9 / 5
神率
39.6%

レビュー投稿数13

1番好きな作品です!

燕くんの真っ直ぐな思いや、少しづつ変わっていく関係がとっても好きです♡

2

ヤスがめちゃくちゃいい!



読みやすいヤクザBL!萌えるし面白い!
ごりごりヤクザを求める人には物足りない


ヤスのスピンオフ一生待ちます
右も左もどっちも想像できます←





4

心温まるお話

絵もストーリーもキャラも全て良かったです。

燕くんがとても不憫ですが素直ですごく可愛いかったです。

砂塚さんもツンツンしてるけど面倒見が良くてカッコいいです。

ケンカしながらも砂塚さんと燕くんの距離が縮まっていく過程がとても丁寧に描かれていました。
二人のケンカップルも愛しいです。

そして燕くんがどんどん組員と仲良くなっていく姿にもほっこりとしました。

不幸な少年が幸せになっていく心が温まる、魅力的な作品でした!

2

ヅカ、ヅカ、スナヅカ

ヅカ、ヅカ、スナヅカ このコマがほんとに笑った。考えた人最高すぎた。
Twitterの試し読み読んで購入。
今期1の当たりだったぁ。

砂塚が、マスクして、とった時にでるホクロが惚れた。
組長いいひとで良かった。

寝起きで髪の毛ボサボサの砂塚さんは眼福でふ。

ちゃんとお世話する燕が、かわいい。
デレはないけど可愛い。
組長さんの横に布団干すのかい、笑

燕は髪の毛縛ってた方が似合うんでね?
喧嘩しながらすやっと寝る2人面白すぎる笑

風呂上がりと寝起きのヅカさん威力半端ないっす。
この時は、割とヅカさんの方が惹かれてるのかと思ってた。

有馬先生の目の描き方良い。
特に燕の目はほんとにいい。

スーパーではしゃぐ燕可愛い〜。
素直にありがとうを言えるヅカさんまじリスペクト。
卵チョコ主も好きっす。

ヤスさんの裸もぜひ…!
いつか…!

燕が居ないとボロボロやーん
って思った傍からえええええええええ。

お兄ちゃんめちゃめちゃくせ強いやん。
弟のこと売っといてよく出てこられたなぁ
もしかして意外とブラコン?
まぁ、この兄のおかげでヅカさんと燕が出逢えたんだから感謝しときます。


ヅカさんになんもなくて良かったっす。
出てけからのまさかの急展開
無自覚系イケメン男子ヅカさん対応しきれるのか。

1日目の燕の掌で転がされてるヅカさんがすき
6日目なんか無自覚のヅカさんもすき
こんな可愛い燕がそばにいるのに何も感じないとかヅカさん!!!ってなった

水族館でえええええええ、まさかの?
いつから?そんな気になってたの?
驚き。
唐突の入籍。いいです。ありです。昭和の人間大好きです。

2年の後の燕はどこでみられますかああああああ

やっぱりお兄ちゃん、弟大好きやん。

普段からのギャップに耐えられないの主だけ…?
キスしていい?っていちいち聞いてくれる燕が尊い
時計したままえっちする人初めて見た。
リードは完全に我らが砂塚パイセン。
てか、パイセンめちゃめちゃ余裕あり人間で好きなのだが。完全に楽しんでるやん。

ラスト、やっぱりメガネのヅカさんがすきです。

最後の展開早かったぁ。
けど、なかなかに萌えた。
2年後のヅカさんの左腕になっている燕をみたいです。

ここまで読んでくれてありがとう。

0

連載のみの評価です

連載のみで単行本描き下ろし等まともに最後まで読めてない上での評価です

前作が心温まる作品で期待して連載版をエッチシーン含め読んでいました

がしかしどこに萌えを見い出せばいいのか分からない……

なんだろそもそもお互いどこを恋愛的に好きになったのか、、それが理解できないと萌えられないなぁと思ってしまいました

こんな急展開で最後進める必要あるか?と最終話を何度読み返しても感じてしまいました

他の方も書かれている様にシリーズで、もう少し続く作品であればすんなり受け入れられたのかもしれません…

期待して読み始めただけに残念でした

7

燕が愛の巣を見つけるまで

表紙のこちらをまっすぐに見据えるような瞳が印象的な青年・燕。
気が強くてちょっと頑固だけれど素直で純粋ないい子で、
御年19歳とのことですが家族に恵まれぬ過酷な生い立ちのせいか、
世間知らずで擦れたところがなく、“青年”というよりは
“少年”という方がしっくりくるようなあどけなさがありました。

そんな燕が主人公のこの物語。
冒頭から借金のカタに兄からヤクザに売られてしまうという
中々にバイオレンスかつ切なさ漂うスタートでした。
ああ、これ不憫受けのやつだ…と構えてしまうも、
蓋をあけてみれば、あらららら?全然違いました。

燕が引き取られた猪名寺組は今時珍しい人情ヤクザで、
穏やかな組長を始め、人懐こい組長の孫や面倒見の良い
下っ端構成員に至るまでいい人ばかり。
中でも燕が世話役を命じられたインテリヤクザの砂塚は
一見無愛想で、燕のことも邪険にしているようにも見えますが、
実はとても過保護で見えないところで燕を守ってくれるような
不器用な男前でした。

そうして親や実の兄からも捨てられた燕にとって、組の面々は
家族のような存在になってゆき、いつしかそこは燕の居場所に
なっていました。

燕と砂塚、はじめこそ最悪な形で出会い、喧嘩ばかりの二人でしたが、
砂塚は燕のひたむきさに、燕は砂塚の時折見せる不器用な優しさに、
互いに少しずつ惹かれあってゆきます。

でも、それはきっと最初から恋だったわけではなくて、
はじまりは家族愛にも近かったようにも思えます。

正直、燕が砂塚を好きと言い出した時も突然の告白に、
いつの間に?とおいてけぼり感がありました。
それは砂塚のときも同様で、砂塚が燕に落ちた瞬間がわかりませんでした。
だけど、燕が言うように「人としての好き」ならよくわかります。
だって、反発しあいながらも強く惹かれあっていた二人だから。

砂塚の場合は恋というよりは庇護欲掻き立てられちゃった感もありますが、
最終的に籍まで入れるというのだから、実は燕のこと相当好きだったのね♡
少し前まではツンツンしていたのに、この1か100みたいな極端な愛情表現、
個人的には嫌いではないけれど、わかりにくい男だなぁと、その不器用さが
可愛く思えてきました。
デレは控えめですが、過保護だったり、なんだかんだで甘やかしたり、
ふとした瞬間の表情に燕へのいとおしさが滲み、クーデレの醍醐味を
堪能できてしまう良き攻めでした。
燕も恋を意識した途端に甘えたになったり、しおらしくなったり、
砂塚にだけ見せる乙女な一面が見られて可愛らしかったです。

最初は恋人同士という関係がいまいちしっくりこない二人でしたが、
いざそうなってみると、元気な世話焼き嫁と過保護な執着夫のようで
案外お似合いかも!
ただ、お色気だけは皆無な二人なのでエロはなしなんだろうな、と
決めてかかっていたら、まさかのアフターストーリー付きでした。
予想外に色っぽい燕の乱れ様と砂塚の雄み溢れる激しい攻めっぷりが
最高だった、とだけ申し上げたいと思います(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)”

売られたヤクザの元で青年が家族のぬくもりを知り、恋を知る。
物騒なテーマとは裏腹にあたたかい物語でした。

ヤクザのお話ですが、キャラクターや設定上はほぼアングラ感はなく、
登場人物も燕のクズ兄を除けば善良な人だらけで(兄だけは許さん)、
ほのぼの&ハートフル色強めでした。

3

無理にヤクザにしなくても

売られた燕とヤクザのカプ。燕は組員の砂塚のお世話係を命じられるんですが、この導入から展開の不自然さが気になって集中できませんでした。燕はたいしてお世話していないどころか燕の方がお世話されてますし、ヤクザものである必要もないような。
燕は大学生とは思えない素直で純真な子供なので可愛いんでしょうか。でも砂塚は燕にいつ惚れたの?燕も砂塚をそういう意味で意識する描写が流れ的にあまり自然なものに見えませんでした。
ヤクザは家族のようなものとして描かれていて、緊迫感のある会話は逆に違和感があり、エセヤクザ感が読んでいて恥ずかしいです。オチもただのじゃれ合いだったとぬるすぎて…。中途半端にヤクザにした意味が分かりません。
兄のムナクソ感も余計でした。ヤクザより質が悪く、攻めがキツイこと言って読者をスカっとさせて受けが慈悲で許すっていう。自分の問題を他人に解決させる展開はモヤモヤするし、関係性が自立できない子と保護者に見えて萌えないです。
絵は綺麗で好きだし、Hシーンそのものは良かったんですが…ストーリーにもBLにも面白味と萌えを見つけることができませんでした。

9

家族の温もりって大事

借金のカタとして実兄にヤクザ(猪名寺組)へ売られてしまった燕と組の頭脳派構成員・砂塚とのお話でした。
冒頭部分はわりと物騒な感じでほんのり身構えましたが、先生のインタビューにもある通り"ゴリゴリの任侠物"ではなかったので読みやすかったです。

最初こそ暴れていた燕でしたがその状況をスッと受け入れて
砂塚のお世話係として彼の体質改善をしてやろうと意気込み、食事から運動管理までこなしてしまう順応性の高さに驚きつつ
家族の温もりを知らない孤独感を根っこに抱えている姿は守ってあげたくなるような切なさがあり。
砂塚たちとの暮らしの中で新しい自分を見つけていく強さにはまたハッとさせられて
結果的に猪名寺組に送り込まれて良かったと思えるラストになっていたのが良かったです。
燕兄の身勝手さは本当に許せなかったけれど、その後のふたりまで描かれていたので安心できました。
どんな世界で生きていても人と人との繋がりはとても大事で温かいことが実感出来るような素敵なお話でした。

ヤスの存在感がすごく強くて心奪われたので、ぜひ彼がメインのお話も読んでみたいなと思いました。

2

試し読みは良かったのですが...

試し読みに惹かれたので、購入してみました。
けれど読んでみると、なんだかいろいろと散らかっていて、思っていたのと違う印象を受けました。

担保として実の兄に売られたにしては、ヤクザたちがぬるすぎる...
あまりヤクザ要素が表に出てこず、人情派な組だからかもしれませんが。
それにしても、担保を組内の人間の世話係にするところは疑問に思いました。

そして受けのこの兄。
彼がどうしてそこまで実の弟に、残酷な仕打ちができるのか。
自身の勉強をなげうって、仕事に出た過去もあったはずなのに。
この部分が全く描かれておらず、唐突に兄と急接近する受けが不思議でした。

兄だから切り捨てられなかったとしても、ですよ。
自分がされたことを顧みて...と心配になってしまいます。

いろいろと気になる要素が多く、取っ散らかった印象を受けました。

けれどヤクザたちの家族のようなやりとりは楽しく、その部分は面白かったです。

3

BLと言うよりヒューマンドラマな印象に…

ヤクザ物と言う事でオラオラ攻やゲス攻等、性格に難ありな攻めを期待していただけに、普通い良い人で少し残念。

借金のカタにヤクザへ売られた受ですが、どっしり肝が据わっていて全く悲壮感はありません。
余りに気丈夫過ぎて個人的にはもう少し表面上は強がってるけど、実は弱ってるんだよ…感が欲しかったです。
また、組長に対して「おっさん」呼びなのが気になりました…。組長の威厳が……

ヤクザの描写があまりにアットホーム過ぎて漫画感が強いため、暴力的なヤクザを求めていると拍子抜けします。

受と攻の絆ですが、家族感(兄弟)の方が強くてBL的に萌えると言うよりはヒューマンドラマのような印象に。
ヒューマンドラマとして楽しめれば良かったものの、メイン2人の心理描写が曖昧で、いつの間にか惹かれ合って、いつの間にか恋人になっていました。

今回、登場人物が多すぎてストーリーに纏まりがなかったので、もう少し二人の恋愛模様でキュンとしたかったです。
有馬先生の作品は好きですが、正直今作は好みじゃ無かったです。すみません…。

只、作画が凄くお上手で、攻めのキャラデザがかなり好みでした!
絵の雰囲気も少し変わったようで、個人的に好みの絵柄になっていて嬉しいです。
描きおろしのセックスシーンは短めですが、色っぽくて体位に拘りを感じましたし、気持ち良すぎて殴っちゃう受けが可愛くてギュンッと来ました。
セックスシーンでようやく、ヤクザらしいオラオラ攻の片鱗が出たように思います!

好きな作家さんでコミックス発売を楽しみにしていただけに、辛口になってしまいましたが、中高生向けなライトな印象でした。

6

好きだ…。

実兄に猪名寺組(ヤクザ)に売られた燕。
そしてそこで砂塚という男の世話をするように言われてー…。

恋愛のお話は恋愛のお話なのですが、
帯に【これは、いつか家族になる二人の物語】と書かれている通り
家族愛みたいな感じのお話だなぁと思いました。

燕の告白の仕方がすごく男前で、
余計恋愛って感じを感じなかったのかな…。
よくわからないのですが好き好きをあまり感じなかったです。
でも、その後の水族館のデートでの
砂塚さんの重いセリフがすごく胸キュンでした。
そんなこと言わなさそうなのに…!!!
ギャップが罪です。
恋愛を通り越して家族なんですよね〜。
いやぁかっこいい。


最後までエロはなしかと思いきや
ちゃんとあるししっかりしてるし最高です。
こちらは燕のギャップが凄まじいです。
初めてでこれならこれからもっと…(*´ω`*)


この作品はずっとWEBで追いかけてたんですけど
今回はそこに掲載されていなかった描き下ろしがあり
そのお話がほっこりして好きでした。
書店さん視点でのお話なのですが、
昔の燕を気にかけてくれてる人がいたとわかっただけで
心が暖かくなりました。
ほんとに良かった…。


恋愛だけど家族愛が個人的には強いと感じた作品です。

0

いい話でした!

有馬嵐先生のきみの春花が好きで、絵も好きなので今作が気になっていましたがヤクザものはあまり読む気にならずギリギリまで購入するか悩んでいましたが、買って良かったです。

喧嘩とかヤクザ的な部分が少なく、燕(受)が幸せになっていく様子をみていく感覚だったのでよかったんだと思いました。


砂塚(攻)と燕は犬猿の仲とみせかけて相性が良くてどんどん燕に世話されるのに慣れていく砂塚がみていて面白いし、スマートにフォローする男前な砂塚がかっこよかったです。

この2人は恋人を通り越して夫婦?っぽくて、ドキドキキュンキュンが微量しかなくてこれはこれでいいなとおもっていたら、最後の方に畳み掛けるようにときめきだして急に新婚みたいになって最高でした笑
そして、アフターストーリーの破壊力がすごかったです。絶対甘々だろうと思っていたら、攻めて攻めて攻めまくり!笑 砂塚、そんな男だったのか!と水族館の上着掛けたところから驚かされました。なんか慣れててモテ男感すごくて普段のだらしない姿とのギャップがありました。
燕はひたすら可愛かったです。

描き下ろしも素敵な話で、瞳君って勝手に呼びたくなる気持ちがわかりました。
燕の瞳が大きくて透明感があって綺麗だし、カバー下の燕の表情が変わっているのがめちゃくちゃ良かったです!


燕とお兄ちゃんの関係も不思議で、お兄ちゃんがすごくイヤな人間にみえたけど燕は全然嫌っていなくてむしろ好意的で複雑に思いましたが、両親が蒸発してから兄弟2人で生活しないといけない状況でお兄ちゃんが支えていた時代があると思うと納得でした。月1でご飯を食べる仲になっていてよかったです。

6

色々と

きみの春花のみ既読です。
試し読みした感じよさそうだったので購入したんですが、うーん……。

話は借金のカタにやくざに売られた燕(大学生になるところだった)とやくざの話です。
やくざ、といっても慈善事業みたいなことをしている感じでいわゆる物騒な方ではないです。

やくざの砂塚は自分のことに無頓着なのもあって、燕を自分の世話係に、と押し付けられます。
反発し合う2人ですが、世話焼きで倹約家で恵まれた環境でなかった燕と素直じゃない砂塚が生活をしていくうちに引かれていく、という話です。やっぱ胃袋をつかむとつよい。

途中物騒な事件がおこりそうだったり、燕の兄がでてきたりして話がとっちらかってしまった印象です。どっちかだけではダメだったのか…
燕が砂塚を性的に意識するのも急な感じがしました。
なので足早に進んだような感じがして、最終的に燕が砂塚に迫るんですが、ここまでいらなかったんじゃないかな、と。
身体の関係手前で終わりでもよかったし、むしろ生活、家族や仲間という関わりがあるのでなぜ急に?という感が否めません。

燕の兄貴はなんであんな胸くそ野郎なのかちょっとよくわからなかったです。

一冊に詰め込んだせいなのかな?と思いましたが、別の作品ではそういうこと感じなかったかのでどうしたんだろう、という気持ちです。
絵柄は受け入れやすいと思いますし、燕のうるさい感じも好きですが、 BL的には萌が少ないかなと思いました。
燕と仲良くなる龍虎がとてもいいこです。

10

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