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遊郭もの花降楼シリーズ第六作
絢爛豪華な吉原赤線が復活して男版ができたという
架空の世界のファンタジー
男が身を売ります、当然買うのも男。
愛で痴れる夜の純情に出てきた
ダメ男に貢いでしまって
ナンバーワンの売り上げを誇りつつも
借金まみれの玉芙蓉。
貢いでも貢いでも幸せになれない
見返りがない。
ついいらいらしてお付きのかむろにいらいらしてあたったりと
意地悪です。
玉芙蓉はとある宴会で攻めの上杉とで会って軽く誘ってみたけど
あっさりかわされます。
後日、花降楼の顧問弁護士として再開
あと、1年ぐらいで年季があけるのにこの借金をどうするんじゃいと
つめられます。
あげくに「あなたはどうしてそんなに男の趣味が悪いんですか?」
と聞かれるしまつ。
でも、なんだか気になったから
貢いでいた男と切れて、ひょんなきっかけから
肉体関係に陥ります。
ダメ男に貢いでしまうのは、過去の悲しい出来事があったからなのですが
それが解るまでは、悲しすぎて目をそらしていました。
玉芙蓉はツンツン女王様なんだけれど、照れたり、意地をはったり
意外と可愛い。
楽しめる作品でした。
購入動機:
ドラマCDをもっていたので、原作も気になり購入。
★玉芙蓉に幸せになって欲しい!
受けの玉芙蓉、傾城にもかかわらずとにかく男運が悪い……! 途中で出て来る元カレの話を聞いてもダメ男ばかり。でも、そんなダメ男に縋り付く玉芙蓉もかわいく見えてきてしまうので、おいしいです。
上杉先生を可愛く思うようになってきたあたり、心に余裕がでてきたのかなぁ、と今後の玉芙蓉がとても気になりました。カツ丼食べてる玉芙蓉はかわいい♡
★上杉先生のポーカーフェイス!
攻めの上杉先生、玉芙蓉に惚れている素振りをちっとも見せません。でも、実は玉芙蓉が惚れるよりも先に、上杉先生の方が惚れていたってのが、ベタですけど、萌えましたね。あと、最中が結構ねちっこい笑。痛いのが好きな玉芙蓉に関して、冷静に分析しつつ、そんな玉芙蓉を思いやる上杉先生とのシーンに萌えました♡
★ ♡×5
短いのを含めて5回。一番好きなのは、4回目の♡のお仕置き♡。だんだん乱れていく玉芙蓉に対して、ねちっこく言葉でも攻めていく上杉先生との対比が堪らない! 快楽に従順になる玉芙蓉もこれまたかわいい♡
表紙に惹かれて買った本です。
先生の作品は、とても文が読みやすく
小説初心者にもオススメです。
全員辛い状況の中で、個性がありいいと思います。
キャラ1人1人がきちんと出来上がっているので
シリーズを通して読んでいただくと面白みがまします。
この作品にも出ている蜻蛉は、他の作品では立派になっています。
お職の受けで、経験豊富なのですが
敬語攻めの弁護士に色々とやられています。
経験豊富なのに受けでやられるのが好物なので、
とても好きな作品です
花降楼シリーズでは勿論綺蝶と蜻蛉カップルが一番好きなのですが、彼らに匹敵するぐらい大好きなカップル誕生です!!!
綺蝶と蜻蛉の禿時代のお話では、かなり嫌な人として登場していた玉芙蓉・・・その時は正直大嫌いなキャラでした。
なので、そんな玉芙蓉が主人公のお話なんて・・・と思って実はしばらく避けていたのですが、思い切って読んでみて本当に良かったです。
玉芙蓉がこうなってしまった過去はやはりかわいそうで辛い物がありましたが、花降楼シリーズは遊郭が舞台なだけに、どうしても切ない、辛い、壮絶・・・な背景はつきもの・・・(分かってはいるけれども毎回辛い所・・・)
過去の出来事から玉芙蓉が心が優しいからこそなんだ・・・というのも分かりました。
超健気、儚げ系が多い花降楼シリーズの中で、超ツンデレな玉芙蓉キャラは却って新鮮で気持ちが良かったです。
でも、実は健気で可愛げがあったりもするのですが、丈夫そうな感じが凄く良かったです。
何よりも、上杉の超執着攻めだったという展開が、すっごくすっごく良かった!!!上杉のキャラもツボだったし、客じゃない・・・というのも対等な感じて良かったです。
花降楼シリーズ第六弾には、第二弾にも登場した玉芙蓉のお話。
こちらにも禿の頃の綺蝶と蜻蛉がちょこちょこ出てきます。
ですが、お話としてはシリーズの中でもわりと独立しているので、この一冊だけで読んでも大丈夫だとは思います。
第二弾で出てきた玉芙蓉は、蜻蛉を理不尽にいじめていてあまり好感が持てませんでした。
ですが今回のお話を読んで、かなり印象が変わりました。
玉芙蓉は花降楼でお職を張るような売れっ妓なんですが、ダメな男に入れ込み、貢ぎ、お金を貸したりもしてしまい借金が増えるばかり。
年季明けもあと1年と迫り、このままでは花降楼を出ても店を移して身売りを続けなければならないような状況です。
花降楼は吉原で男が身売りをする店としては最高級なので、店を移るとそのだけ環境は悪くなりますし、そもそも今の玉芙蓉では同じことを繰り返してボロボロになるのが目に見えているんですね。
そこで花降楼の顧問弁護士、上杉に呼び出されることになります。
この玉芙蓉がダメな男に入れ込んでしまう理由が、きちんと書かれているのが良かった。
玉芙蓉自身も相手のことが好きだからだと思い込んでいるのですが、本当はそうではなく、過去のトラウマが原因なんです。
それに上杉がいち早く気付き指摘するのですが、言葉だけでは納得せず、間夫と上杉を比べてみて初めて気持ちの違いに気付く、という流れもとても好きでした。
個人的には花降楼シリーズで一番色気のある二人のように思います。
単純に今までのメインカップルより年齢が高めだというのもあるのですが、玉芙蓉は華やかで色子らしく、まさに城が傾くと書いて傾城という呼び名がふさわしい感じですし、上杉も上杉で、実は玉芙蓉に一目惚れしたから花降楼の顧問弁護士を引き受け、虎視眈々と機会を伺っていた…という執着攻めっぽさが良かったです。
ぜひ、この二人のその後も見てみたいなと思いました。
上杉はシリーズの他の攻め達のように大金持ちではないので、他とはちょっと違ったその後になりそうで楽しそう。