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やーーー………もう、中盤まで全然楽しくなかったです。
ていうか、また!?小島、また?!((((;゚Д゚)))))))
全て自分の手の平で動かしてるみたいなの止めて欲しいです、マジで。
それだから「悪癖」なんだろうけど、見てるこっちは気が気じゃない。2巻、めちゃくちゃ良い感じだったのに何でこうなる?でした。
あんなに頭カチ割られても助けにきた大門の気持ちを蔑ろにしやがってー
大門の幸せを勝手に決めつけて、まやかしの幸せに浸からせてそれで安心するってか。バカにしないで欲しい。
誰かに決められた道筋に乗っかって"幸せ"になったところで、その歪みはきっとあとからくると思う。いきなり目の前から消えるやり方がさー、自分は大門ためにやってるんだよ感に酔ってる感じがしてモヤッとしました。
大門がちゃんと見失わないでくれて良かった。小島がいなくなってからの大門が別人みたいになってて、そういうのも含めて見るのが嫌でした。
でもここからまた新しい局面に突入しそうで、それはすごく楽しみ^ ^ どこまでも振り回す小島に少しばかりお仕置きしてやって欲しいです(笑)
話の展開はよく練られていると思うし、女性キャラの使い方も面白かったですが、私はお互いがちゃんと相手の好意を理解しているのにわざわざ突き放す展開があまり得意ではないのでちょっともやっとしました。小島の過去からの人格形成を考えるとそういう思考になってしまうのも仕方ないのかもしれないけれど……。大門も毎回第三者の力を借りないと自分の本当の気持ちですんなり動けない所が攻めとして魅力に欠けるんですよね。ただ、ストーリー展開は気になるので4巻でどう落ち着くのか見届けたいです。
先ずはこの「悪癖」という作品自体の魅力の沼の深さがまさに「底知れぬおもしろさ!」ヤバイですね…
そしてその沼の深さをガンガン掘り下げている大門と小島という主人公達
更に彼らを彩る須藤さん、安川さんに岩蔵やオーナーに先生…そして山男の存在
彼らのキャラがそして過去が、想いが絡みあいその沼が深く重くなるばかり
足を踏み入れただけのつもりが、気付けばすっかりもう上半身は水面下・・・息が出来なくなる前に底に足が着く事は出来るのか?それとももうその沼に身を沈めるしかないのか?…その暗い沼に光が届く事はあるのでしょうか…???
全く分からない…分からないけどこの沼から私は抜け出せないだろうし、抜け出す気もない
そして沼にハマった時は抗わない事が最善策
この沼に浸かり切ろうと思います
それにしても大門の初出からの変化がエグイです。。。!
小島の変わり様はエグイというより愛おし過ぎて苦しい。。。
語り出そうとしたら細かいお話しの布石、キャラの内面や過去など尽きぬ想いが溢れ出ます
語りたくなる3巻でもありますが語ってはいけない3巻だとも思います
ただ、間違いなく4巻をすぐ読める状況で出会えて良かったです
3巻までは結構じっくり読み込んで来ましたが4巻はもぉ待てない!
今すぐ読んでしまいたい!!良し!読むぞ!
いやぁ、読み応えのある1冊でした。
起承転結の正に「転」
小島の望みを叶えようと決心した大門
大門を自分から解放して真っ当な普通の生活を送らせる為に念入りな準備をして失踪した小島
大門を思う余り悪女にもなる須藤さん。でも、正直さもあってちゃんと本音を大門と話し合ってスッキリしたんじゃないかな。大門と小島の惹かれあいに比べたらやっぱ負けちゃったけど、しゃーないな。
崇拝する小島を失ったけど、ささやかだけど温かくて幸せを感じる「安川ファミリー」という場所を得た岩蔵。こんなところで新たなBがLしだすとは思いもやらなかった!いいやん!と思っちゃった。
小島のトラウマの根源、「怪物」と秘密クラブのオーナーの回想興味深かった。あれってどう言う意味???
小島の過去パート「怪物」との思い出もあれはキツイな。楽しい2人だけの思い出からの急展開。あれはトラウマになるわ。
次の4巻で小島の元に大門やって来てたし再会するんでしょ。どうお話まとまるのか楽しみです。
2巻最後の告白からクリスマスに小島が現れての逢瀬までは幸せそうなんです。
そこからの急転直下の出来事に怖気が走りました。
小島の失踪と大門と同僚の須藤あかりの婚約…大門は小島を探すのを諦めて彼をずっと追いかけてきた須藤と結婚するのかと、とても驚きました。
そしてここでも「ふつう」の顔した須藤あかりの狡猾さが恐ろしいと思い、直前で小島の言動と彼女の違和感から正解に辿り着いた大門が素晴らしかった…。
彼女の正体には驚いたけど大門に小島捜索を協力するふりをしてたのは嫌らしかったなぁ。
この巻でも4巻でもその後の彼女に触れる記載が無かったので、Facebookとかで自慢しまくりだった彼女がどうなったのか知りたかったです。w
そして唯一須藤あかりが示した小島への手掛かりが安川宅で家政婦兼家庭教師をしてる岩蔵でした。そこで岩蔵と話した事で自分の気持ちに向き合い更に安川の言葉からクリスマスに受け取った鍵の真相に辿り着いた大門…。
もうね、面白くて面白くてページを捲る手が止まりませんでした。
小島の記憶の中の山男との思い出から、実家との断絶、大門を利用しようとして彼を愛してしまった誤算と彼を思っての自慰。
ここでやっと小島が居るらしいだろう田舎にやって来た大門のシーンで終わってました。
目まぐるしく変わる場面に今回も夢中になって読みました。
さすがディープ部門にノミネートされただけあります。
