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お屋敷で炎上騒ぎ、狂信者が主人公を悪魔呼ばわり…昭和的メロドラマな世界、懐古趣味が一貫している。
月人が佐倉を弟妹から奪うと言う。
佐倉は物ではないんですよと思いましたが、外国で暮らすというプランがあったからなんですね。
それでも本物の愛情を知ったなら、独占欲はわかるけど、佐倉が望むことをしたいと弟妹と会う機会を増やすという発想になる。そういう成長も見たかったです。
佐倉と接することによって月人の心が育つのはいいなと思ったんですが。
その具体的なエピソードがあまりないような気がして。
表情もあまり変わらないし。
ああ、そうですか…という感じです。
お金と権力がありギフテッドなら何でもありですもんね。
ハピエンでよかったですね。
美しく繊細な絵と惹き込まれるストーリーで、執着愛の最高峰と言っても過言ではない作品です。
年上スパダリ溺愛攻めが大好物なので、月人先輩の澪斗に対する執着がうらやましく思えます。
澪斗くんは自分をはっきり持ってる子で、月人先輩に執着されて流されるだけではなくダメなことはダメとはっきり言う事ができる所がステキです。
お互いが無くてはならない存在で、愛と幸せが詰まった箱庭で過ごす2人を見届けて読後は幸せな気持ちになりました。
ついに完結の第3巻。月人と澪斗の関係はやはり特殊なのだと思い知らされました。
「プリフェクトの箱庭」というタイトルが示す通り、学園内でもそこはまるで箱庭のようだったのですが、卒業し、月人がプリフェクトではなくなってからのほうが、より強固な箱庭となったように感じます。月人が作り上げる、澪斗だけが存在する箱庭の完成。
途中、澪斗との対話や関係性の変化から、いつか月人が箱庭を必要としなくなる未来が訪れるのかな?とも考えましたが、真逆に進んで喜んでしまいました。
おそらく、月人が抱えているものが根深かったことに加え、いくつかの事件が起こってしまったことが強固な箱庭形成に舵を切らせたのだと思います。そして何より、それを澪斗が受け入れたから。
澪斗が受け入れなければ、澪斗に嫌われたり見捨てられたりしたくない月人は、無理強いしてまで箱庭に閉じ込めようとはしないと思います。以前の月人ならやりかねませんが、澪斗と接することで「神様」でなくなった月人なら、澪斗の意思を尊重できるはずなので。
けれど、いつの間にか澪斗にとって、一般常識よりも月人のほうが大切で大きな存在となっていました。澪斗もまた、月人を嫌いになれず、見捨てることもできなくなっていた。
澪斗にとって月人が大切な存在となっていく過程には、月人自身の優しさや思い遣り、情熱などが関係していて、決して同情や畏怖などではないことが重要です。
見様によっては、澪斗もまた月人の引力魅力に魅了されてしまったと言えなくもないのかもしれませんが、少なくとも「神様」と崇めていた人たちの信仰心のようなものとは別物。単なる同情にも感じられないので、やはり二人の関係は特殊と呼ぶほかない。
月人が澪斗に対して影響を与える、という一方通行ではないことが大きいと思います。誰の影響も受けない孤高の存在であった月人が澪斗の影響を受け、変わっていく部分があるということが二人の関係を特殊なものにしています。
そうして変わっていったにもかかわらず、最終的には月人が強固な箱庭を完成させてしまうという展開がとても魅力的。
時間をかけ、少しずつ月人のことを知り、心を通い合わせていったことで、澪斗は月人を手放せなくなってしまった。そうやって少しずつお互いを知っていくことは、他でもない澪斗自身が望んだことで……。
卒業後、彼らだけの箱庭で過ごす二人が自然体でこの上なく幸せそうなので、何の疑念もなく、よかったと思えました。間違いなく、この形が月人と澪斗にとっての幸せだと思います。
実は、花菱さんの一言「神様の箱庭か…」が衝撃的でした。重く響きました。「神様」ではなくなったように感じていた月人がやはりまだ「神様」だったのか……と。
ですが、だからこの箱庭を完成させることができたのか、と納得もしています。誰のことも求めない「神様」から、たった一人を求める「神様」に変わったということ。
花が咲き誇る美しい庭園に寄り添い佇む二人という、美しく幸せそうな光景だからこそ、鳥肌が立つようでした。
「神様」が意志を持ったとき、それに抗うことは誰にもできない、と突き付けられたような気分です。
敢えて具体的なエピソードについては言及しませんでしたが、様々な魅力が詰まっているので、是非ご一読いただきたいです。
「プリフェクトの箱庭」に出ている魅力的なキャラたち、久世と花菱さんのスピンオフ作品「プリフェクトの熾火」もおすすめです。
プリフェクトシリーズ大好きです。
3巻で完結だったんですね。
気づかず読んでました。
全部読んだ結果、面白くはなかったです。
昼ドラのようなご都合の良さ。セレブリティ設定は本当に便利に機能する。人を操ったり、金の力と権力で敵も味方もなんでもやっちゃうんだもんなー。
なんと言ってもいくら金持ちでも高校生でしょ?
なんだこれ?あまりにもぶっ飛んでるから現代設定じゃない?と思ったけど、スマホやノートパソコン使ってるから現代なんだよね?
こーゆーとこは、皆さん目を瞑るのかしら?
でも、そこを多めにみても面白いと思えるものはありませんでした。
1、2巻は評価を[趣味じゃない]にしましたが、3巻は萌にした理由は、エッチシーンが薄消し仕様だったからです。急に局部修正が緩くなるって何なの?逆はあります、1、2巻よりも修正が厳しくなるのは、悲しいかな時代が自主規制させるのかな?って。
コチラのシリーズは逆だったので最終巻の作者さんサービスだったのかな?なんて。
あと、予告ページで驚きのカプが発表。
本編では一切絡みなかった2人。メインカプの裏では何が行われてたの???
しかも、攻めだった人が受けになるのは大好物。
花菱先輩好きだったので、気にはなりますが、攻めが久世かぁ。ちょっと弱いな。
お前には花菱先輩は、やれん!的に思ってしまう。
ドラマCD特装版目的で買ったので紙本での購入。
修正薄消し
不憫受けに病み君の攻め、間違いなく左藤先生の力がいかんなく発揮される設定です。
インザケージという作品から先生の本をちらちら購入していますが、線が細くて守ってあげたくなるような受けは一品です。
絶対裏切らない。
そのせいなのかモブ女性が正直女性に見えないんですよね…受けがかわいすぎるのか…?
このシリーズ、続編があるようでそちらも楽しみです。ていうかそのCPかーい!って読了したあとツッコミました。
まさかの受けなのか…。いや楽しみです。