限定特典と割引が充実!
前から気になっていたんですけど7巻かぁ⋯、なかなか手が出ずでしたが2巻まで読了。7巻試し読みの段階で久慈と吾妻‥まだ付き合ってはない?
酸いも甘いも経験した大人ですから若さと勢いだけでは、ってところもあるのか‥。
特にストーリーに大きな展開など無さそうな雰囲気ですが親の老いや死、自身の仕事や人生においての転換期‥耳が痛いテーマなどもさらっと盛り込まれているところがリアルでつい続きが気になってしまう。好んで読んでいたBLはファンタジー要素も多くBLとはそういうものだと思っていたので新鮮な感覚。
久慈は穏やかで絵に描いたような『大人の男』。吾妻は計画性なく行動したりと少し破天荒なところがあるも好奇心が旺盛で意外と甘え上手。久慈の『男心』をくすぐりちゃっかり懐に入り込んでるけど、友だち以上恋人未満のような関係を心地いい距離感で保ちつつ付かず離れずでいるけど、歳を重ねるほど居心地のいい関係性に敢えて名前を付けずいるところも久慈と吾妻らしい。
野良猫(吾妻)が姿を見せると美味しいご飯を振る舞って甘やかしてくれる(久慈)が決して飼い猫にはしない‥感が強くて久慈はどう思っているんだろうかが気になってしまう。
完結でもいいような綺麗なところでひと段落してます。まぁ完結はしてほしくない。なるべく長く続いてほしい。
1,2巻ぐらいまでが久慈の家族編という所でしょうか。そこからうまく吾妻の家族にも繋がってく。父親に対する兄弟二人の思いを、同じ台詞で視点を変えて表情で見せる、こういう演出に弱い。大好きこういうの。そして対話って大事だなぁと思わせる。手間を惜しんだことで生まれる後悔は多い。全てを描かないで読者に考えさせる描写が多いのもこの作品の好きなところ。吾妻の家に行って、車の中で感知ライトの話する久慈とか好きですね。高齢の家族との向き合い方を分かってる男。気になるのは2人のビジュアルが30代後半に見えないところぐらいか。
カバー裏、お兄さんの嫁さんが好きな本のジャンルがイヤミスってのが絶妙に怖いんよ。
電子限定おまけ「久慈静の意外な一面」◎おすすめ
メイン2人の大人の魅力がたっぷり詰まった恋愛面が醍醐味なのはもちろん、久慈の古い家での飾らない日本らしい生活だったり、2人が父親や母親との関係性を見つめ直したりする現実的な側面の描き方もとても好きだなぁと感じました。久慈が劣等感を覚えていた兄だけど、彼には彼の苦悩があって。最後まで父親に部屋に入れてもらえなかったことを苦々しく思う彼と、幼少期は冷遇されているように感じていたけれど後に翻訳のノウハウを継ぐ久慈。人生、いいことも悪いこともやっぱり同じくらいになるようにできているのかもしれませんね。分かりやすい言葉を伝え合うことはないけれど、お互い結局離れられない2人が愛おしいです。
シリーズ再読中です。
「おまえ俺のこと 好きなんじゃないの?」「ああ そうだよ」
この短い会話にとんでもなく萌え、胸撃ち抜かれる2巻でした。
上記のセリフとか、「ありがとう」って素直に言う久慈に、なんだか読んでるこっちの方が照れてしまうのはなぜ?色々言わせたがりの吾妻も可愛い。。
1巻では吾妻がアイスを食べてた印象だけど、この巻では吾妻が久慈の手伝いをやめた後、久慈が一人でアイスを食べるシーンがあるんですよね。ちょっとした久慈の表情や目線が、吾妻の面影を探してるのがいい。
もちろん寒空の下、サンダルで吾妻のところに駆けつけちゃう久慈も最高なんだけど、日常のなにげない風景に寂しさとか執着が垣間見えるのが好きです。
そして変わらず、合間合間の「翻訳小言」が「へえ〜!」ってなる豆知識いっぱいで、面白い!
「嵐が丘」に「赤毛のあん」、そして「ライ麦畑でつかまえて」ーー確かに、対凸のネーミングセンスがどれも秀逸…!と小さく感動したりした2巻でした。
3巻を購入してさて読もうとしたところで2巻が未読だった事に気が付き慌てて読みました。
2巻では久慈の兄の登場で彼等の父親に対する感情の違いがハッキリとしていて、何とも言えない切なさがありました。誰も悪い訳でないところがやるせなかったです。
そして1番気になったのがあの素敵な家の行方でした。久慈がそのまま住めば良いのにと納得出来ませんでした。これは吾妻と暮らすことによって覆らないのかしら?
個人的に凄く印象的だったのが吾妻の母親の怪我をキッカケに2人で会いに行くのですが、そこで吾妻が母の老いを感じる場面が私も経験したことがある例えだったのでジワリと来て同調してしまったんです。
こういう何気ない描写が凄く上手い先生ですよね。派手さはないしゆっくり進むんだけど心に棘のように刺さってくるんです。
身体の関係が先行してしまったので2人の関係に名前は付いていないですが、明らかにお互いが特別なんですよね。
終盤では期間限定の同居が決まってました。これからの2人の関係の変化がとても楽しみのまま3巻に進みたいと思います。
