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お伽話は地獄の果て、 1

otogibanashi wa jigoku no hate,

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表題作お伽話は地獄の果て、 1

サフィール
6歳,第13王子
レヴィ
16歳,第四魔術師団

その他の収録作品

  • 魔道具とサフィール

あらすじ

武の大国ヒライスには四つの魔術師団がある。
王族警護の精鋭である第一魔術師団。
実戦魔術部隊である第二魔術師団。
魔術や魔道具の開発・研究機関である第三魔術師団。
そして、それ以外の一芸ある者が集められた第四魔術師団。
その中でも魔術師でありながら魔術が使えず、
やりたいこともない、変わり者がレヴィだった。
ただ生きてるだけの絶望しかない日々の中、
レヴィが出会ったのは、死にぞこないの末王子と呼ばれる、
第13王子サフィールだった。
レヴィ、16歳。サフィール、6歳。運命の出会いだった!
悪意だらけの王宮で、ふたりは初めて人の温もりを知り……

作品情報

作品名
お伽話は地獄の果て、 1
著者
市梨きみ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
発売日
電子発売日
ISBN
9784813033349
4.6

(142)

(113)

萌々

(18)

(9)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
14
得点
665
評価数
142
平均
4.6 / 5
神率
79.6%

レビュー投稿数14

ファンタジー設定が魅力的。日陰の存在だった二人の出会い。

こちら、魔術師が居る世界での王宮ファンタジー物語です。
まだ攻めとなるサフィール王子は幼くて、儚くて、見た目がとても繊細な子供なんです。ショタものの中でもダントツで美しさと優しさと儚さを持っていると思いました。周りの人がみんな自分の身がわりに暗殺の犠牲になってしまっている事にとても心を痛めていて、しっかりとした王族の心構えがあるものの、後ろ盾が居ない為にとても不憫な境遇にありました。そういう彼の境遇が見た目も相まってガラス細工の様な繊細さを出しているように思いました。レヴィが守ってあげたい、死なないで欲しいと思うのも無理ないなぁと。
そして、受けとなる魔術師、と言ってもどちらかと言うと落ちこぼれというか厄介者扱いされていて、魔道具の発明をしているレヴィはまだ1巻では本当の力が未知数でお話が終わっています。
まだ二人の恋まではいってないけど、生まれて初めて大切に守りたい友達が出来たという感覚、そしてそういう大切な存在が出来た事で今まで周りに遠慮してできていなかった事も大胆に行動出来るようになった事がとても素敵なお話でした。これから展開に期待がとても高まりました。
特に、レヴィがサフィールに作ってあげる発明品がとっても素敵だったり可愛かったりしていたのが良かった。そして、悲しい事ばかりが起きて泣いてばかりの弱々しいサフィールが今後どんな風に変貌するのか?というのも注目してこれからも読んでいきたいです。

0

孤独な過去を持つ2人の運命的な出会い

市梨きみ先生のショタもの好きなんですよ……
しかも今作はフォンタジーものだなんて、買うに決まってますよね(*^^*)

後ろ盾がなく命を狙われる第13王子のサフィール6歳と、宮廷魔術師のレヴィ16歳
ひょんな事から2人は出会います
王宮に居たくない、逃げ出したい、でも逃げ出せない2人
少ない時間でも心を通わせあった事で運命がまわり始める

レヴィはサフィールを死なせたくないと魔道具を作成し、それをきっかけに秘密で共に過ごすようになります

そんな中で起こった事件により、レヴィはサフィールと一生共にいることを誓います

レヴィ、サフィール、どちらもどんどんお互いに執着していくのがめちゃくちゃ良い
てかレヴィ激ヤバでは……
めちゃくちゃチート系じゃんかよ
ここから何があって冒頭のような展開になるのか

まだサフィールがショタなこともありエロはないですよ
今後の展開が楽しみです

0

お互いの出会いが諦念を払拭する

市梨きみ先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
健気 4
シリアス 3
血表現 3
エロ 0
な感じだと思います。

サフィールくん×レヴィさんのカプです。

まず、表紙カバーの折り返しでの市梨先生のコメントで「攻めがショタから」と書かれているので、サフィールくんが攻めです。
あらすじでは、サフィールくんは6歳と書かれていますが、物語り冒頭では成長したサフィールくんの姿が描かれているので、ショタのままではなく、ちゃんと成長しての攻めのようです。

魔術師でありながら魔術が使えないレヴィさんと死に損ないの末王子と呼ばれ、第13王子なのに、毒によって暗殺されそうになるサフィールくん。それぞれ抱えているものが重く、どちらも諦念を抱いてもいます。しかし2人が出会ったことで、お互いの存在が大きく尊いものになります。

タイトルからも何となく察することが出来ますが、毒殺されそうになるサフィールくんやその周りの人達が命を落としたりと、物語りの雰囲気が重くて仄暗くシリアスです。
それだけでなく、血表現もしっかりとあり、人の生き死にや身体の欠損描写などもありますので、苦手な方はご用心を。

物語りとしてはまだまだ序の口。サフィールくんとレヴィさん、お互いの想いが芽生え始めてたり、愛憎渦巻く何者かの思惑などが絡んできたり、更に重くシリアスになりそうな展開など、今後どうなっていくのかとても気になるので、次巻も買わせて頂きます。

0

薄幸

コミックで本格ファンタジー?
死が身近な王子と孤独な魔術師。

冒頭のカラーページで、え?そっち?どっち?あと何をしたの?

2人でいるときだけは幸せな2人。
レヴィがものすごい不幸のどん底みたいな描写が多くて、初めて王子のために作りたいものができて。

良いお話でした。まあ1巻なので謎ばかりで。なんで?どうして?がいっぱいで正直なんとも。まあでも冒頭からして王子は生き延びられるんですよね?

やたら魔術師の定義にこだわりがあるお話なのは理由があるのかな?

0

ショタおにファンタジー

初読み作家さんです。ディープな作品が読みたくて、BLアワード2023のランキングからこちらを選びました。

壮大な物語のプロローグ… 本番はここからってな感じの第1巻でした。
まだまだ知らない事ばかりですが、とっても面白かったです!

死神と呼ばれる幼き王子のサフィールが本当にいい子で可愛い~ 癒されます (*ฅ́˘ฅ̀*)
レヴィと一緒に外の世界で静かに暮らした方が幸せなんじゃないかと思う。

ショタおに+ファンタジー系が大好きな方にオススメです!

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