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初恋王子のシリーズ3作目。
毎年、こんな陰謀にあうなんて…。
でもって、毎回フェンレイがカッコいい。
領主としては立派な攻め様、フレデリック。
その妻である市井育ちの王子、フィンレイ。
フレデリックは、本当に領主としては立派なんだろうけど、旦那様としては変態ちっくな性癖も出てきて、残念感がましまし(^o^;)
受け様が好き過ぎて残念になる攻め様ってのは大好きなんてすけどね。
前作の反省を経て、嫉妬や独占欲を抑えて我慢を覚えてましたね、フレデリック。
ラスト辺りのえちシーン。
フィンレイの奥に入って「歓迎してくれて、ありがとう」って…。
どこのエロ親父のセリフだよ(^o^;)
吹き出しちゃいました。
でもって、何よりフィンレイがいい伴侶。
愛情深く、思慮深く。
なんといっても、家族の危機に真っ先に最前で最善に動けるかっこよさ\(^o^)/
惚れ惚れしちゃう。
「末っ子王子の甘くない学院生活」で、この事件の1年後に、王立学院へ留学したライアンの様子が。
心の傷は簡単には癒えないだろうけど、イケメンに育ってるわ〜。
末っ子王子が甘ちゃんで、ちょっとイラッとしちゃいましたけど、これからライアンが"この人の為なら"と思えるくらいいい男に成長してほしいものです。
フィンレイとライアンがとにかく頑張ったね!な本作。
夫婦の絆も盤石で、読んでて安心しました…が、フレデリックがどんどんヘタレになっていくのがちょっと残念。体格がいいのに運動音痴とか芸術音痴とか武術できないとか、後付の設定が個人的にはいらなかった…スパダリのイメージのままでいてほしかったなあ。
それでも萌2にしたのはライアンのショートストーリーが萌えたからです。ライアンとヒューバートの学院ロマンス希望です♡
今作もとても面白かったです。大好きなシリーズなのでこれからも続いて欲しいですね。
今作の面白かった点はフレデリックの情けないところでした。領主としては申し分ないけど、体力も戦闘能力もフィンレイに敵わないただの美丈夫でした。www
若くて男気溢れるフィンレイが今回も大活躍していました。家族を守るために立ち上がったフィンレイを怒らせると恐ろしいくらい強くなっていました。
更にフレデリックに苛ついたシーンがあり大爆笑してしまいました。大爆笑するシーンじゃないけど「苛ついた」とあり、大好きな旦那さまにも苛つくんだなぁと夫夫として絆が深くなってるんだと感心しました。
今回の事件はフィンレイの身体に傷と、ライアンの心にも傷を与えてしまいました。
ところが傷が治り始めると直ぐに身体を鍛え始めるフィンレイは精神的にも強すぎて、彼こそ領主に相応しいのではと思ってしまいました。www
気になっていたライアンのその後は同時収録作の「末っ子王子の甘くない学院生活」に書かれてました。次期王太子候補の13番目の王子の学友として選ばれてたのが、本編の事件で王立学院に1年遅れで入学していました。ここでも事件がありライアンが可哀想でしたが、彼の聡明さが分かるお話でした。
個人的に気になったのは問題を起こして王位継承権を失ったのが正妃の子だけって点でした。どうしたら問題児ばかりに育ってしまうんでしょう。
それから今作から挿絵が街子マドカ先生になっていました。最初手に取った時に違う本が来たと思ってしまいましたが、フレデリックが美丈夫でフィンレイが愛らしくて素敵でした。
読み出すと前作のフレデリックを思い出してなかなか読めませんでした。
やっと今日、落ち着いて読んだら一気に惹き込まれました。
王子の教養と一般市民の経験を持つ一人の成人した男なフィンレイ。
五ヶ月前の自分を反省しフィンレイを尊重するフレデリック。
参謀であり高い戦闘力で領主の伴侶としても最高なフィンレイ。
今作もハラハラな事件が起こり、特にライアン!大変だったね(泣)
なんかもうフレデリックのどこが良かったんだったっけ?と思い始めてるのですが。
フィンレイは彼を愛しても私は未だにフレデリックをあたたかい目で見守れません。なぜこんなに許せないんだろう?
もうフィンレイが優秀すぎて。ちびっ子達への愛情も深く機転もきくし勇気もあって戦士だし。それなのにフレデリックってば…。いや、立派な領主なんですよ!ですがフィンレイの前で家庭教師が自分にベタベタするのを許したり、デリックに嫉妬したり、戦闘力ないのについてきたり。
最後にフィンレイのセクシーランジェリーにフレデリックが暴走したのは良かったです。なぁ〜にがその気にならないんだ、だ!
見せたら脱いでくれないか?真剣な顔でフィンレイを凝視したりモミモミしたり、絶倫さを発揮したり。
巻末の王太子候補くんとライアンの短編も良かったです。まさかスピンオフ出たりして?
2代続けて…後継ぎは…。いやどっちもいいですね!親友になって末永く仲良くしてほしくもあります。