身に余るほど甘美な執愛

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半魔の竜騎士は、辺境伯に執着される 1

hanma no ryuukushi ha henkyouhaku ni shuuchaku sareru

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表題作半魔の竜騎士は、辺境伯に執着される 1

アルフレート・ド・ディシス
イルヴァ辺境伯
カイル・トゥーリ
第三騎士団団員

その他の収録作品

  • カイルの従士時代
  • 辺境伯邸のキース

あらすじ

「もう逃がさない。お前がどこへ行こうとも。」
魔族と人の間に生まれ、ドラゴンの言葉を理解する騎士・カイルは、ある日、昔の恋人・アルフレートと再会する。カイルは三年前に別れてから、彼を忘れた日はなかった。だが、かつて直属の上司だったアルフレートは今や辺境伯で、自分はただの平民の騎士。――それに、カイルは誰にも言えない、とある秘密を抱えていた。カイルは自分がアルフレートの傍にいる資格はないと、距離を置こうとするけれど、アルフレートはそれを許してくれなくて……?

作品情報

作品名
半魔の竜騎士は、辺境伯に執着される 1
著者
森永あぐり 
原作
矢城慧兎 
媒体
漫画(コミック)
出版社
アルファポリス
レーベル
アンダルシュコミックス
シリーズ
半魔の竜騎士は、辺境伯に執着される
発売日
電子発売日
ISBN
9784434321559
4.4

(133)

(86)

萌々

(32)

(12)

中立

(1)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
13
得点
595
評価数
133
平均
4.4 / 5
神率
64.7%

レビュー投稿数13

ファンタジー好きな方はハマりそう!

原作は未読です。最初は何かの続編かな?と思う入り方で何が起きているのか少し分かりにくい部分もありましたが、読み進めていくうちに段々状況がわかってきました。ドラゴンや魔族…といった要素も出てきて、ファンタジー好きな方にはハマりそうな作品だと思います。

魔族と人の間に生まれ、ドラゴンの言葉を理解する騎士・カイルは、ある日、昔の恋人・アルフレートと再会します。カイルは自分がアルフレートの傍にいる資格はないと、距離を置こうとするけれど、アルフレートはそれを許してくれなくて……?

背景から人物に至るまで絵がとても美しくて読みやすいです。シリアスな場面ばかりではなく、ほっこり笑いもおきるシーンもあってストーリーがしっかりしています。
アルフのカイルへの独占欲執着はタイトルの通り相当なもので、同じ教会で兄弟のように育ったキースへの対抗心が見ていて面白いです笑

別れの原因を打ち明けてからの二人の時間はとても甘々でした♡
電子白塗り

0

紙とペンを用意しなかった私のせいです

レビュワーさんに個人的に薦められ、たまたま1巻無料だったし絵がキレイなので本巻だけ読破。
私が利用している電子書籍販売サイトでは現在課金ランキング2位です。
すごい…3巻発売直後とはいえ、かなりの人気作なんですね。
しかも小説版よりも点数が高い。
作画を担当された森永あぐりさんの並々ならぬ力を感じます。

小説のコミカライズとのことですが…ドラゴン大好きな私ですら以下の理由で時々挫折しそうになりました:

・人名&地名のカタカナが多い。正直覚えきれない
・文字数&登場人物が多い
・種族間の関係性や設定が複雑で、とにかく情報量が多い
特に高位魔族&魔族を束ねる一族まで出てきた時は脳内「?それらは完全イコールってわけじゃないんだよね?」となりました。
(しばらく画面と睨めっこして違うと理解しました)
・「(王家の血を引く男子が)赤い目じゃなくてよかった」と言っておきながら次のコマで「(弟は)赤い目だった」とあるのが理解不能で。王女には青い目のお兄さんがいるのかな?と思ったのですが、あ~なるほど「赤い目 "持ち" がタヒんでくれて良かった」という意味ですね。
(紛らわしいし、この日本語でこう理解して欲しいのはかなり無理があるw)
例:「"王位継承者が" 赤い目を持つ人物に "ならなくて" 良かった」もしくは
「王家の血を引く "赤い目の" 男子が "生まれなくて" よかった」と書いてほしかったです。
これは翻訳される時に確実に齟齬を生むと思います。誤植といっていいレベルです。

以上の理由で時間はかかったものの、世界観がきちんと作り込まれている印象があったので なんとか読み進められましたが、ファンタジー好きなのにかなりキツかったです。
内容としては いきなり同性愛の関係がすでにあって、出会い編とかあるのかな?とワクワクしたけどほぼないし(今後あるのだったらスミマセン)、ちょっとCPへの感情移入が難しかったです。
ドラゴン大好きなので、おまけでこちらの評価ですが、キースは良い感じの存在感なのにな…彼のおかげで読後感は良かったです。

今回は完全に私の理解力の問題ですので、絵のキレイなファンタジーBLをお探しの方は読んでみてはいかがでしょうか。

2

【カイル・・・愛している。どこにも行くな(アルフレート)】


エロス度★★★★

おやおや。おやおやおやおや。辺境伯による半魔の竜騎士への執愛が甘美すぎて酔ってしまいますね。

アルフレートとカイルが紡ぐ祝福の恋物語・・・第1巻開幕。

身分差やカイルが抱える秘密、そしてとある理由からアルフレートと別れることを選んだカイルの切なさがたまらなく、元恋人と再会してからの終わりにしたはずの恋の炎が再び燃えはじめるのがグッときますね。

アルフレートから距離を置こうとするカイルとそれを許さないアルフレートの執着、個性的なキャラたち、アルフレートとカイルの肉体美なども素晴らしいです。

2

本人にはどうしようもないことに負い目ばかり感じている主人公が幸せになりますように!!!

半魔で能力持ちの騎士な受・カイルと、元恋人で現辺境伯な攻・アルフレートとのお話。

ファンタジーもので、中々設定が面白そうだったので、以前から気になっていたので、この度購入しました。

キャラクターたちもみんな魅力的な性格、ビジュアルで、あと、竜たちが可愛いです。

別れてから、下半身が使い物にならない!と言っていたカイルですが、やっぱりアルフレートと別れたことが原因なのか、アルフレートからあれやこれや手を出されると、すぐふにゃふにゃになってたのが可愛かったです。
やっぱりまだ好きなんだねぇ、と。

自分ではどうにもできないことで、自分を卑下しまくっているカイルがどうにも見ていられなくて、早くアルフレートとより戻してラブラブになってくれー!!と思いました。
続きも楽しみです

2

ものすごく端折られている……?

原作未読です。
三年前に別れたカップルが再会したところから始まるお話。
かなりのスピード感でトントン拍子に進むので話に入り込み難かったです。

そもそも世界観自体あまり理解していないのですが(笑)
主人公と攻めの恋愛感情を軸にして話が進むので、二人の関係性はもっとしっかり描写して欲しかったなと思いました。
一巻のうちに寄りを戻すところまで到達するにも関わらず、過去回想で二人の馴れ初めがきちんと描かれず、関係修復した時の感動があまり得られませんでした。
主人公が攻めのことを好きだの特別だのとモノローグで語っているので、それはそうなのでしょうが、主人公が言っているのだからそうなのだろう以上のことが何も伝わって来ず残念。

主人公と攻めの過去回想より、主人公と幼なじみキースとの過去回想の方がしっかり描写されていました。
この過去回想自体は良かったのですが、その後に攻めとのフワッとした過去の交流が描写されるので、主人公が騎士団にいる間キースはどうしていたのかとかそっちの方が気になってしまいました。それについてはあとからチラッと触れられますが、二人が孤児院生活を抜け出すところからしっかり読みたかったなと思います(攻めも関わってくる部分だと思うので)。
キースは過去も現在も明確に主人公の味方で力になっている存在で、攻めよりキースの好感度の方が圧倒的に高い状態で一巻を読み終えてしまいました(キースと主人公はあくまで家族で恋愛感情を持たないことが救いだった)。

もうちょっと攻めの好感度も上げに来て欲しかったなと思います。
今のところ攻めについて詳しく分からないので何とも言えないのですが、一巻で与えられた情報だけを整理すると主人公にとってあまり良い存在とは思えませんでした。

馴れ初めをもっとしっかり教えて欲しいというのが一番なのですが、それ以外で地味に気になったのが彼らの年齢差です。
過去回想の主人公がどう見ても子どもで、その時の攻めが今と変わらない見た目なんですよね……主人公が初心で無邪気な性格だったこともあり未成年を手篭めにした感がありました(笑)
「媚び売れって言われた」と攻めに申告する主人公が可愛かったです。

3

原作はまだ見れてないですが…

一巻目読み始めましたが周囲の人気通りとても魅力的かつ世界観がちゃんとあり、一気に作品に呑み込まれました(=^・^=)
濡れ場はまったくないのかなと途中思っていましたがそんなことはなく、多くはないですがちゃんと二人のシーンがあったのでそこにもとても満足しております。
また他のキャラの設定もしっかりしており、キース神官のお話も今後あるのかな?と少し期待したりしております。
このまま2巻を読む予定ですが今からもうとても楽しみです!

1

良質なコミカライズ

原作→コミカライズの順で拝見。
原作を読まないとわからないタイプでも単純に原作の文章を紙芝居にしたタイプでもない
マンガ化をしたいって熱意がある作品だと思います
展開が急ぎすぎなとこもありますが進め方がいいのと説明ウマイので置いていかれる事なくエンジョイできる〜⭐︎。
プラスの意味で原作とは異なる切り口で魅せてくれるので原作既読勢も未読勢も満足できるのでは⁇
しかしながらすっ飛ばされた回もままあるんで世界観がお口にあえば原作もハゲシクお薦めですd( ̄  ̄)
両先生のツイッターも愛で満ちていてキャラクターのファンアートとか裏情報や現パロっwwも楽しめファンの方は必見♡
魔族のアノヒトが推しなので人気が続いて魔族編もコミックス化されて欲しいと願いますっっm(_ _)m

5

最高に美しく麗しいです!!

漫画家さんが素晴らしい原作愛をもって作画してくださっている作品です!
背景、衣装、生き物、建物……どれ一つとっても電子であれば拡大してじっくりうっとりいつまででも見つめていられるほどの美しさです!
そしてなんといっても……キャラクターたちの「顔がいい!」!!
編集部さんからしてアンダルシュサイトに初期装備で「顔がいい」タグがついています!
原作とともにBLファン、異世界ファンタジーファンなら一度は手に持って欲しい作品です!!

1

ファンタジーBL

半魔の竜騎士であるカイルがかつての恋人のアルフレートと再会するところから始まります。

小説のコミカライズだそうですが、本編とは別に設定資料が挟まれているので小説を読んでない私でも世界観が理解しやすく、登場人物も多く賑やかで楽しく読めました。

魔族の父親と人間の母親の間に産まれたカイルの身の上話が大変重く、カイルがアルフレートと別れを選んだ理由には胸が痛くなりました。
しかし、アルフレートが全てを知った上でカイルを受け入れてくれたので本当に良かったです!
2巻が今から待ち遠しいです!

シーモアは白抜き修正でした。
おねだりするカイルの乱れっぷりが可愛かったです!

2

ファンタジー・話が重厚・執着攻め・一生懸命な受け

「半魔の竜騎士は、辺境伯に執着される」は原作が小説で1〜3巻まで出版されています。(完結済み)

原作は、話が練り上げられており、ファンタジーの世界観やストーリー展開が壮大でとても読み応えがある作品です。また、愛についても深い作品なので沢山萌えポイントがあります。

コミカライズされたこの本は、森永あぐり先生の素晴らしい画力のおかげで、コミックスならではのユーモアな楽しさや萌えが存分に表現されています。
また、コミックスはWEB版や書籍に収録されていないエピソードも参考に描かれているので、「原作小説を読了しているよ」という方々にも楽しんでいただけると思います。

9

原作ファンです!

コミカライズということで楽しみにしていました。サクサク進むのでとても読みやすいと思うし、アルフレートの美麗さとカイルの可愛らしさが原作より上回っていると思います。

設定の難しさとかは章の間で、国の位置や騎士団の種類などは設定資料として上手く説明されてました。凄く分かりやすいので原作を読んでない方にも、原作ファンにもありがたいと思いました。

驚いたのはドラゴン達の愉快さが漫画という形を取った途端に更にイキイキとしていた点です。原作の文章を思い出して、そうそうこうだったと感激しました。

私は魔族の長であるキトラが大好きなのですが、キトラとカイルが初めて顔をあわせた所で終わってました。

これからあんな事やこんな事が起こるんだとワクワクして、続巻が凄く楽しみになりました。

コミカライズ版のカイルの幼馴染みであるキース神官の表情が生き生きとしていて、これからの彼の活躍にも期待したいと思います。特にアルフレートを小馬鹿にする顔が最高でした。www

6

よきコミカライズ

初めましての作家様
試し読みで惹かれて購入
原作は未読でした

身分差の恋、爵位持ちからの寵愛、ファンタジー仕掛け、好き要素がたっぷりでした。

アルフとカイルは元恋人同士。カイルは事情があって、アルフと酷い別れ方をしてしまいます。それから3年後…任務のために再会し、捨てきれずにいた想いが加速します。

再会時のアルフの眼差しには背筋が寒くなりましたが、徐々に愛しいを隠しきれていない様子にニヤニヤ。カイルも根から本当に優しく強い子で、アルフと向き合うようになります。

アルフの従事のテオドールやユアン、カイルの兄弟的存在のキース、竜達、どのキャラも濃ゆくて(笑)、魅力的で、会話のテンポもよく役割も分かりやすく、楽しく読み進められました。

舞台は人間と魔族がいる地、和平を進めようと王族の動きが活発な時代。アルフは人間で爵位持ちであり、カイルは竜と会話できる半魔です。
このファンタジー要素も設定がぶれることなく、解像度も高く、物語として楽しめました。

コミカライズだと、原作小説との取捨選択で薄味だったり噛みごたえがないことが難点ですが、今作は舞台も分かりやすく、テンポもよく、満足でした。
ただ色の表現は小説ならではで、モノクロのコミックスには惜しい…ってほどこの世界は美しい色が沢山あるようでした。

1巻、続きが気になりすぎて原作小説を覗きに行きました。発売記念のSSをあげてくださってて泣けました〜
2巻が待ち遠しいです。

4

シリアスあり、コミカルありで面白楽しい

元々は小説発刊で、こちらはそのコミカライズ版ということみたいですね。私は小説版未読ですが、コミカライズ面白いなーと思ったので小説にも興味湧きました。
小説は3巻完結のようで、なかなかのボリュームと壮大なストーリー展開が予想されます。なので、このコミカライズ版が全何巻構成になるのか今のところ分かりませんが、想像より話の進みが早くテンポが良いので、読むストレスはそんなにないかなと思います。


この作品のような題材は小説だと結構よく見かけるのですが、コミックスだとそこまでお目にかかれないので嬉しいですね。コミックスでは細かいところや登場人物たちが全部絵になって動いてくれていますから視覚的に楽しめました。

でも、間合いや"ため"や余韻みたいなものはちょっと薄く感じちゃうかも。コミカライズには多少の駆け足も必要なのかサクサクッと話が進みます。アルフレートのカイルへの誤解も解けるのもあっという間でした。もしかしたら、小説版読了済みの方は物足りないと思うかも知れません。


とある事情で、恋人同士だった2人が別れることになったその3年後の再会からスタートするお話です。突き放されるように恋人のカイルから別れを切り出された、アルフレートの執着と溺愛が眩しい作品です。タイトルからご存知の通り……って感じなのでそこまで驚きもしませんが、なるほど。こういうことね〜(ニヤニヤ)の確認作業になるかと思います。
アルフレートの側近たちが呆れかえる程のカイル・マイ・スイートハート辺境伯の姿をお楽しみ下さい♪( ´▽`)


カイルを縛り付ける黒い存在や、ヒール役の貴族など不穏な動きなどなど…味方たちがいる一方で、敵役の悪人たちもバッチリ配置されています。1巻では直接的な実害はそこまでなく、2巻以降何かしら動きが出てくると思います。物語がどう動くのか楽しみです。

カイルは半魔の出自の青年で、それ故に蔑まれる対象にもなりやすい。でも、半魔であることの能力を生かして危険なトラブルを回避することができます。
カイルの特異能力や周りの人を惹きつける魅力でもって、これから先起こるであろう困難に立ち向かうパワーをもたらしてくれそうです。
そんなカイルに寄り添うのはアルフレート。
カイルには、一度離してしまった愛する人のその手をもう2度と離さないように、2人で幸せになる道筋を辿って欲しいなと思います。


重苦しくなりそうなストーリーなのに、コミカルなシーンも結構あるので感情の振り幅が広かったです。周囲の人たちやドラゴンたちに、もみくちゃに愛されながら話が進むことに安心感を持つことができました(^ ^)
気になるところで1巻が終わってしまったので、早くも続きが楽しみです。

7

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