いつかお前を飼い馴らしたい

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表題作ドメスティックビースト

大庭壱真
蔵持家の分家長男,桜次郎の監督者
蔵持桜次郎
蔵持家次男,バイター

その他の収録作品

  • 檻の外
  • あとがき

あらすじ

蔵持桜次郎は人血を糧とする「バイター」であり、
実家は「バイター」の名家だ。
だが、自身の起こした不祥事が原因で本家から放逐され、
分家の大庭壱真の管理下に置かれることに。
不自由な生活に不満を抱いた桜次郎は、
本家の命令に淡々と従う壱真を奴隷のようだと嘲る。
すると、壱真は桜次郎の体内の抑制器を作動させ、
桜次郎をペットのように扱おうとしてきて……

作品情報

作品名
ドメスティックビースト
著者
ミナヅキアキラ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
シリーズ
スモーキーネクター
発売日
電子発売日
ISBN
9784813033523
4.4

(281)

(176)

萌々

(73)

(23)

中立

(5)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
43
得点
1246
評価数
281
平均
4.4 / 5
神率
62.6%

レビュー投稿数43

壱真の執着とエロい身体が見どころ

スモーキーネクターを先に読んだ方が作品の内容がより分かって楽しめたかも?という感じは否めませんが、バイターという稀有な存在でありながら問題行動を起こした桜次郎を持て余していた蔵持家に管理を申し出た壱真は初めて見た時から桜次郎を飼い慣らしたいと虎視眈々と狙っていた‥。
始めは静かに威厳を持って接する壱真ですが桜次郎の荒ぶれっぷりは抑制器で何とかなっているだけ。さらに規定を逸した抑制器の設定で桜次郎の不満は爆発。
そんな2人の関係に桜次郎が発情期を迎え変化が起こる。
いや、コレどんな結末で収まるのって思ったけどいいハピエンでした。
管理され腫れ物を扱うように大人に囲まれて育った桜次郎が、過去も含めてありのままの自分を丸ごと認めて生涯を看取る覚悟だと抱きしめられて、やっと求めていたものを手にした桜次郎。
ミナヅキアキラ先生のストーリーの結末は読んだ後、優しい余韻に浸れるので好きです。

0

スモネクファン必読♡ヒールのスピンオフ

先生の作品読破してると思ってましたが、
こちらの作品未読だったことに気づきました。

スモネクファンは必読でした!
作画美麗、表紙はどちらがビーストなのかわかりません!
ヒールである桜次郎の生い立ちを知ることで
バイターの孤独と闘いを、
アンみつのかけがえのなさを改めて知る作品。

親をも見放す粗暴な桜次郎ですが
壱真は幼い頃から魅せられていて。
襲われても惹かれ続けて…!
従順なフリしてここぞとばかりに
桜次郎を躾けようとする下剋上にゾクゾクします。

壱真のそれは復讐ではなく、
執着からくる想いと気付き
怯みながらも絆されていく桜次郎の可愛さたるや..!
お兄ちゃんが奪還したくなるのもわかります。

桜次郎のしたことは許されないことで、罰せられるのは当然のこと。
生存抹消も付きそう壱真の愛情の深さ〜!
桜次郎に救済と希望を与えてくださるスピンオフでした。
アンみつもこれで安心、2人の出演にニッコリです♡

1

壱真が好みどストライク

変わらず絵が洗練されたアニメのようで見応えあります。動きや表情まですばらしい。

桜次郎が傲慢で態度が悪いのは孤独からくる反抗なんですね。
で、殺人を犯して罰を受けるのは当然でありながらフィクションでそこをきっちり描かれるのは納得感があります。
ただストーリーとしてその罰が恋愛へと発展していくというね。うまいことできています。

壱真のルックス、髪を上げた時、おろした時、無口で必要なことだけを話す…など好みどストライクでした。
桜次郎が繁殖期の時にかわいくなって、壱真に触れられた時の表情が気持ち良さそうな猫みたいで萌えでした。
そんな桜次郎を憎らしくも愛しく思う壱真の表情が色っぽくてめちゃくちゃよかった。ここが個人的にいちばん好きでした。

特殊設定ではあるけれども、結局は執着独占欲ですもんね。と言っては身も蓋もないですが。
バイターの力を壱真がどう制御するかがポイントで、それにより壱真の自分への執着を桜次郎が感じて求められる喜びを知ったのだから、設定が活かされている。だからすんなりおもしろく読める。
と見たままのことをすみません。

執着+独占欲による愛情を交わし合えるいい物語だと思いました。

0

執着が美味しい

スモーキーネクターを2冊復習してから読みました。

桜次郎がなんだか可哀想な生い立ちでしたね。親父クソだな!
見て見て!構って!が満たされなくて、なんかめっちゃ能力高くて…。歪んで育つよね(泣)

壱真の執着がいいですね〜!執着大好物です。憎まれても殺されそうになっても手放さない。ここまでされちゃったら桜次郎も満たされるよね?

殺してやる!から僕を見てろ、まで読み応えがありました。壱真すごいね君!
桜次郎の丸ごと心も体も手に入れて看取るまで離れないって。

そうなんだよね!スモーキーネクターの方でも思ったけど、バイターって孤独だもんね。
しかもあのクソ親父だし。これからは自由に生きていけるといいね!

1

特別感が良い

「スモーキーネクター」のスピンオフでバイターの桜次郎と管理者の壱真のお話です。
独特な世界観なので前作を読んでいたほうがより楽しめると思います。

序盤は桜次郎を飼い馴らそうとする壱真の執着が怖くて、甘さの欠片もない展開が少々しんどかったです。

しかし、壱真の真意を知った慶宗によって壱真と引き離された桜次郎が自らの意思で壱真の元へ戻った時は心に来るものがありました…!
桜次郎の孤独を癒せるのは壱真だけという特別感が良かったです。

シーモアはトーン修正でした。
お互いを求め合う壱真と桜次郎にときめきました。

最後はもう少し説明が欲しかったですが、有生とみつるの仲睦まじいところが見られたので概ね満足です!

1

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