キスしたいとか、抱いてほしいとか、好きになって欲しいとか、 本当のことは口にできない

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表題作君の公式をください

黒崎颯馬
25歳,大学院博士課程学生
白石廉
21歳,大学生

その他の収録作品

  • 描き下ろし「この雨が止んでも」
  • カバー下(登場人物情報,小ネタ集)

あらすじ

大学生の白石は、博士課程の黒崎に片思いをしている。
見た目はいいけど空気は読まず、こだわりの強い黒崎に、
人当たりがよく、空気を読み過ぎてしまう白石。
ゲイの白石は酔ったふりをして黒崎と関係を持って以来、
セフレのような関係を続けていた。
ストレートの黒崎がどうして関係を続けるのか、
わからないまま。
だけど、キスしたいとか、抱いて欲しいとか、
好きになって欲しいとか、どんどん気持ちは強くなっていって…

作品情報

作品名
君の公式をください
著者
里つばめ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics CRAFTシリーズ
発売日
電子発売日
ISBN
9784813033479
4.2

(251)

(127)

萌々

(74)

(42)

中立

(6)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
24
得点
1063
評価数
251
平均
4.2 / 5
神率
50.6%

レビュー投稿数24

全員ドンピシャ

好き…!
攻め受け当て馬、全員好みドンピシャで滅多にないキャラクター萌えがひどいです。

寡黙な大学院生×健気受け大学生のお話。
受けの片想いから始まって、理系で必要なことしか?喋らないタイプの攻めが何考えてるのかよく分からない。でも好き…!がめちゃくちゃ分かりみが深いというか…(そんな経験ないんですけど)
そういう説明もできないし理屈じゃないけど、この人好きってあるよねっていう。(主に推し)

ネタバレ↓

そして中盤明かされる衝撃の展開。
・・・もう付き合ってた・・・!!!
(正確には攻めはもう付き合ってるつもりだった)
片想いじゃないんかーい。切なさ抱いてたのはなんだったのかー!

でもそうやって冒頭から見返してみると、攻めの態度と言動…。
もちろん分かりにくいけど、きちんと彼なりの「付き合ってるから」やっている数々の行動が見えてきて萌えちゃいました。

あと、当て馬宇佐美。
チャラそうなのにバシっと告白してきて、めっちゃいい。し、個人的にビジュがめちゃくちゃ好み。一目惚れ(私が)。
先生、宇佐美幸せにしてあげてください。読みたい。

攻めと受けも格好良いし、私は特に2人が並んだときの体型の差や首筋の違いが好きでした。時々読み返して愛でたいと思います。

0

魅力が伝わりきらない

 秀才大学院生と大学生という組み合わせ、ありそうでちょっと珍しいですね。里先生のシンプルで淡々とした作風はけっして嫌いではないのだけど、今回は萌えるためにいろいろ描写が足りなかったように思います。出会いの場面や白石が黒崎を好きになる過程は飛ばされていますし、そういうところを描かず既に関係性ができあがっている2人を描く作品も好きなのですが、私にとってそれだけでもぐっと来るほどのシーンはこの作品にはなく、まあまあお決まりの展開だったのであまり引き込まれませんでした。黒崎はそれなりに面白い思考の攻めだったので、もし続編があるとするなら彼を掘り下げてほしいですね。

0

こんな攻めが好きだ

ずっと気になってた作品でようやく読めました。

こんなに萌えるなんて〜!!
二人のはじまりの説明は最小限?
白石が右往左往ワタワタしてたのに、黒崎はどんっとしてて。
白石が不安で距離をはかりかねてってしてたのに、黒崎ははっきりしてくれて。

ほぼ白石視点ですけど、黒崎が最高に良いんですよ!寡黙で空気を読まなくて何を考えてるかわからない変わった人で。
だけどだけど白石のことはちゃんとしてたんですね!

あの黒崎からあんな台詞を引き出すなんて、白石愛されてるじゃん!!
駆け引きとか引け目とか距離を置くとかそんなこと必要なかったんだよ!

まだ25歳と21歳。研究や大学に通うにはお金が要りますよね。まだ社会人でも何者でもない不安定さ。実家問題。

ここぞと言う時に黒崎がかっこよかったです。

1

沼です

黒崎さんみたいな男に言われる「おいで」(@描き下ろし)とかその後のセリフとか、ハマる気持ちがわかる。研究の他になんの興味もなさそうな、植物のような男が、自分にだけ特別な姿を見せる…沼です。

里つばめ先生って話の全部を描かないというか、細部まで説明しないことが多いんですけど、出会いのシーンのすっ飛ばし具合はすごい。そして絶妙に絵だけで伝わらない。ここはもう少し情報量多くても良かったのでは。黒崎の車に間違って自転車ぶつけちゃったとか…?なんか違う気もする。

0

里先生の描く最高にかわいいふたり

連載で追っていたのだけど(白石くん視点で語られるので当然といえば当然ですが)初見だと黒崎さんが何を考えているのか本当にわからないし二人の関係がみえなくて前半はこの作品がどういう話なのかを理解しようとする頭が働いてしまいます。
ひとつひとつのエピソードは可愛くて黒崎さんの魅力もわかるけど『?』が頭に浮かぶかんじ…
それもそのはずで黒崎さんに言わせれば『白石君のほうが数学の難問のように理解できない』存在なのですが、その言葉の正しさを読者もあとから知ることになります(笑)

このあたり本当に里先生のストーリーテラーとしての才能が光っていて、私が先生の作品を大好きな理由なんですけど、ふたりの物語のどこを切り取り何を描くかがスゴイ。
出会いのシーンから両想いになるまでを描く作品が多い中、出会いは回想の数コマで、それでもどんな出会いだったのかが把握できて、黒崎さんの性格を知ったあとではその後ふたりがどうやって距離をつめたのかも想像できます。
そして後半お互いの気持ちを確認しあってからも性格的な問題ですれ違ったり元に戻ったりするんですけど、告白あたりから二人の可愛さが加速して本当にどのコマも可愛くてあまくて最高です!

桜の季節が初々しいふたりの雰囲気にあっているし、儚さが気持ちの頼りなさと重なって印象的でした。
描きおろしも甘いので是非コミックスで読んで欲しい作品。読み返すたびに幸せな気持ちになれます♥

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