ボタンを押すと即立ち読みできます!
最近BL小説にのめり込むようになり、大大大好きな木下けい子先生がイラストを担当されていると知って、わくわく気分で購入しました。
……結果、最っ高に良かった。。!
(以下、ネタバレ含みます)
月村先生の描く、受けの夏生(かお)の切ない片想いの表現が秀逸で。
片想いの日々が、レモネードに例えられているのです。
文章を読みながら、「あああなんて素敵な表現…!!」と悶えました(心の中で)。
そして物語後半、洸史郎視点のエピソードがもう、両片想いだったんだね!!!
という感激・萌えの爆発でございました。
クラスの中では浮いた存在で、遠足の班分けであぶれてしまった夏生に声をかけ、自分の班に入れてくれた洸史郎。
夏生目線では「あぶれ者にも優しく手を差し伸べてくれるクラスの人気者だなあ」だったけれど、洸史郎は同じ班になれたことが嬉しくて嬉しくてたまらなかったんですね。「毎日顔が見られるのが楽しみだった」なんて好きな人に言われたらもう。。読みながら夏生の心臓と一緒に、私の心臓も跳ね上がっていました。
はあ‥大人の両片想い、たまらんです。
学生時代の片想いを久々に思い出し、甘酸っぱい気分に浸った読書時間でした。
★コミコミさんで購入
店舗共通書き下ろしペーパー&特典イラストカード(木下けい子先生のイラスト、見てるだけで心の幸福度がUPします☺︎)付きでした。
攻の方も初恋をこじらせぐるぐるしていて、これが新鮮で楽しかった! これ、月村先生の作品としてはかなり珍しというか、初めてじゃないですか…?
「誰とでもできるセックスを受とはしたくない」みたいに言うの、すごく傲慢かつヘタレなようでいて、受への拗らせた執着心が伺えて大変ゾクゾクしました。
受の方もこれまでの月村先生の作品に登場するタイプとは少し違っていて、自分なんか…と卑下しつつも、(もしかして攻は自分のこと好きなのかも?)と前向きになる部分もあって、そうだよ〜!気付いてえらい!と拍手したい気持ちでした。
いつも優しい作風で安心感がありながら、時々こうして寄越される変化球にやられているファンです。
やっぱり月村先生の書く両片想いは最高です。
特に親しかった訳でわないけれど小学校から高校まで同じ学校の幼なじみとひょんなことから恋愛小説家ユニットを組むことになりビジネスパートナーとしてやっていくことに。
でも接点はほぼなくてもお互いがお互いを意識していて特大の片想いを抱えて過ごしているという。
夏生は自身の心の機微を小説へ生かし、洸史郎はビジネスパートナーを理由に囲い込みをしていて取材で再開した元同級生の平口をきっかけに話が動き出してからがとっても面白かったです。
すれ違う理由もなかなかに洸史郎の激重愛からくる言動のせいで誤解を産んでるのも凄く好きでした。
これからも日常も恋も愛おしみながら過ごしていくふたりなんだろうなと思います。
月村先生の新刊本当に楽しみにしてて、雑誌で読んでたけど書き下ろしもとても良かったです。
20年来の同級生で、現在は小説家ユニットを組んでいるリーマンの攻めと専業作家の受けとのお話。
もう攻めが、これ以上なく拗らせ溺愛囲い攻めすぎて最高だったキュンが止まらない。
止まらなすぎて、全まりあげはが身悶えた!!
さすが、ベテラン作家様!!好き!!
拗らせ胸きゅん最高すぎる!!(2度目は叫んでみる)
攻めの過激なビッグラブ発言は堪らないし、受けも受けで相当拗らせ、重すぎる攻めからの愛に(致し方ないけれど)気づかないのもまた良きだった。
とにかく①カワイイ、②拗らせ、③溺愛好きな方は読んでほしい…(拝みながら)
【屋敷のことが好きなんだ。恋になるのが怖いくらい好きだ(洸史郎)】
エロス度★★★
洸史郎と夏生が紡ぐ恋物語・・・開幕♡
おやおや、タイプの違う幼馴染み同士の組み合わせがとても萌えまくりですね。
さらに、夏生視点から伝わる洸史郎にずっと片想いしてきた一途な心情がとても刺さります。
こんなに手を伸ばせ届く近さなのに想いは実らない遠さが切ないです。
カースト上位で人気者の洸史郎の背景にも影がある設定や聞いたら一瞬宇宙猫状態になる台詞もツボで、憧れと恋心を向けていた相手がまさか自分にも同じ気持ちを向けていたという流れ・・・大好き。
両片想いを拗らせた二重奏が素晴らしい心地良さ。