「ベッドでさ、ぶっ飛ぶくらいのしようよ」

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スモークブルーの雨のち晴れ 4

smoke blue no ame nochi hare

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表題作スモークブルーの雨のち晴れ 4

久慈静・医療翻訳家・40歳
吾妻朔太郎・塾講師・翻訳学校生・40歳

その他の収録作品

  • 描き下ろし:『きいろい、やさしい、あったかい』
  • 久慈父の翻訳小言
  • カバー下:キャラクター紹介イラスト

あらすじ

「ベッドでさ、ぶっ飛ぶくらいのしようよ」

それぞれの新居で暮らし始めた吾妻朔太郎と久慈静。
それでも気付けば朔太郎は静の部屋に入り浸る――。
年が明けて、勉強会での翻訳に熱が入る朔太郎だったが、
先輩・多治見の体調不良で塾の仕事も忙しくなり……。

元同僚ケンカップルの翻訳家BL☆
描きおろし漫画「きいろい、やさしい、あったかい」16P収録!


■収録内容
・「スモークブルーの雨のち晴れ」第16話~第20話…COMICフルール掲載作品を加筆修正
・「きいろい、やさしい、あったかい」…描きおろし16P
・本体表紙…描きおろしイラスト2P

作品情報

作品名
スモークブルーの雨のち晴れ 4
著者
波真田かもめ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA
レーベル
フルールコミックス
シリーズ
スモークブルーの雨のち晴れ
発売日
電子発売日
ISBN
9784046830524
4.7

(145)

(121)

萌々

(15)

(3)

中立

(3)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
24
得点
677
評価数
145
平均
4.7 / 5
神率
83.4%

レビュー投稿数24

No Title

2人の日常は大きな事件があるわけではないけれど40歳、歳を重ねて生きていると本当にいろんな事があって、その時に寄り添ってくれる人がいる事がどれだけ幸せかこの物語を読んでいると感じるよね。 そんなささやかな日常もいつか消えてしまうのかもしれないけれど希望を持って人生を歩んでいきたいねぇ。 4巻19話は何度読んでも泣いてしまう。 久慈がいて本当に良かったね。 朔太郎よりは少し大きかったけど自分にも覚えのある経験だし、大切な友人との別れも経験したのでこの物語がとても心に響きます…。

0

BLボイコミから

CIELフルールチャンネルから、俄然興味が湧いて最近本を購入しました。
とにかく大人の人間模様が素敵なんです。

昔同僚だった久慈と吾妻が時を経て再会。
アラフォーになった2人の今の関係性に名前をつけるとしたらなんでしょう?
このゆるりとした感じが良いなと。

でも4巻でも少し、少しずつ心は進展しているような。
次巻に期待大です。
私の中でのスモブルの世界観は、とても心地よくて癒されます。
落ち着いた展開、アラフォー男の翻訳家2人、たまらないです。


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どんどんリアルになっていく二人の人生

 巻を追うごとに、二人の人生が立体的になってどんどん好きになります。
 二人は、付き合ってるとか恋人とかはっきりとしたステディな関係ではないのが、またリアリティを感じていいなあ。いわゆるドラマチックな展開ではないと思うけど、それぞれが自分の日常を生きる中で再会、だんだんと交わっていく。そしてお互いの中に居場所ができて。自然と影響し合って少しずつ人生が動いていく、そんな感じが好きです。親の介護や離れて暮らす親のこと、それぞれの兄弟との関係性、かつての家政婦さん、可愛い甥っ子、実家の処分、尊敬していた先輩の死...。
 けしてしんど過ぎる感じはないんですが、そこがまたリアル感。そんな中で二人の気持ちが触れ合って絡まって惹かれ合って。
 二人の人生をずっとずっと追っていきたいです。蛇足ですが、愛煙家としては親しみの湧くスモークブルー、でもあります。

0

ゆっくり進むがそれがいい

久慈のマンションで半同棲のような生活を送る二人。
吾妻は翻訳の学校に通いながら塾講師で生活をしている。ちゃんと前を見ながら、お互いに自立しているところがいい。

体の関係はあるけど、それが恋愛なのか、ただの制欲解消なのかは分からない。
でも、傍にいたい人、そしてずっと一緒にいたい人として、吾妻は久慈を意識し始める。。
そんな4巻でした。

相変わらず説得力のある生活と二人の距離感。多くを語らないし、飾らない会話だけど、茶化した中に少しずつ見える吾妻の気持ちと、ただ行動でいつも吾妻を包み込む久慈。
最高に素敵な二人です。

そしてまだ続きます、嬉しい。

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大人な二人

こちらのシリーズも4作目。
波真田先生の描くお話はとても日常を丁寧に描かれているので、とても共感できる部分があります。
攻めの久慈と受けの朔太郎。二人共40歳ということで先生の作品の中でもかなり大人な二人。若さと勢いだけで恋愛できる年齢ではないけれども、二人で過ごす時間がとても甘くて暖かくて穏やかな時間が素敵です。
それぞれ自立しているので、それぞれが自分の仕事にも真剣に取り組んで、恋愛以外の会社や仕事仲間といる時間だったり、身内とのやり取りだったり。生活がしっかりして地に足がついているところがこの作品の魅力かなとおもっています。
朔太郎は人の気持ちに寄り添える優しさがあるし、久慈もそんな朔太郎を理解して受け止めてくれる器の広いところがある二人の紡ぐ物語が読んでいて心地良いです。
時々行き違いや喧嘩したり何気ない日常も幸せだなと感じさせてくれるお話です。

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