シリーズ累計25万部!! 運命の番と結ばれなかったα×クズαばかり好きになってしまうβ、 慰めから始まるトゥルーラブ 願いは、たった一人の愛する人と出逢うこと――

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表題作ロマンチック・エレジー 1

橘遊真、大学病院の医師(バース科)、28歳、α
春宮誉、大学3年生、カフェのアルバイト、21歳、β

その他の収録作品

  • 描き下ろし

あらすじ

「忘れられない人を忘れたい時は、お酒とセックスだと思わない?」
大学時代に運命の番である旭と出会うも失恋した遊真は10年間誰も好きになれず、喪失感を抱えたまま医者としての地位を確立していた。
旭の出産を知りやけ酒をした日、 遊真は旭と声がよく似た誉に出会う。
動揺しつつも酒の勢いで誉を欲望のまま抱いてしまった遊真だが、後日彼が病院のカフェバイトだったことが発覚。
二度と関わりを持つことはないと思っていたが、αの元カレから手酷く振られた誉に「セフレにならない?」と提案され…?

作品情報

作品名
ロマンチック・エレジー 1
著者
左藤さなゆき 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
電子発売日
ISBN
9784796416351
4.3

(93)

(59)

萌々

(18)

(7)

中立

(4)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
13
得点
392
評価数
93
平均
4.3 / 5
神率
63.4%

レビュー投稿数13

【唯一無二になれないなら・・・運命なんて創らなければ良かったのに(誉)】

エロス度★★★★★

遊真と誉の恋物語第1巻!

スピンオフ作品で、運命を手に入れられなかったαと運命にすらなれないβの切ない恋模様がめちゃくちゃ刺さりました。゚(゚´ω`゚)゚。

旭に対する遊真の想いがしんどかったり、自分がいながら番を得たαに対する想いが消えない誉が切なかったり・・・お互いの傷を舐め合いかのように体を繋げ、恋人同士の関係になりますが、誉の元カレαが別れたことを納得していなかったり、誉の前に遊真を選ばなかった運命が現れたりと、幸せになって欲しい2人なのに神様が試練を与え過ぎる・・・。

1

埋め合う関係

シリーズはこちらしか読んでないですがこちらだけでも読めます。
お互いの寂しさを埋め合う関係で切なく感じるお話でした。
自分のものだと言わんばかりに出てくるクズな元カレとか、忘れられないでいる思い出を抱えている二人とか、最後はそうきたかという展開もあり終始楽しませていただきました。
始まりがハッピーじゃないので苦手な方には向きませんがそうでなければ是非。
えちもあります!ここ重要!
続きものです!今後の展開が気になる終わり方をしています。

1

ラメントを超えるか

作家買いです

ロマンチック・ラメントのスピンオフ
旭の運命だった遊真のお話。遊真には幸せになって欲いと続編は心待ちにしておりました。

何となく期待していたものではなかった。
ラメントでは遊真って明るくて軽くて、でも運命の番の旭に出会って、初心で純粋で健気な姿に彼も幸せになって欲しいと願ってた。
でも今作では10年後、大人になって、荒れて陰が強くなって。綺麗に諦めてたのにこんな変化になるのか…と戸惑い。
旭と声の似た誉と交流を持つようになるけど、投げやり感がつきまとう。

結末は救済で二人で幸せに明るくなるんだと思う。
ただそれだと他の作品と結局変わらないかな…。

ラメントで、双子という、オメガバースでは新鮮な設定だったから興味深かったけど、スピンオフでただキャラクターとなると最初の衝撃は超えられないと思う。
幸せになって欲しい、彼の話も見たいとは思ったけど、今の時点ではラメントには勝らず、期待値を満たしてはくれなかったです。

3

αとβの運命交錯 失恋と再生

遊真(α)×誉(β)

『ロマンチック・ラメント』の10年後のスピンオフ。

10年前の失恋から、
ずっと心に残る想い相手の旭が出産の知らせを受けた
主人公の医者の遊真が、
旭と似ている大学生の誉と出会う。
誉もまた、αの元彼が番ができて振られて傷ついていた。
深い傷を抱える2人がやけ酒の勢いで一晩の関係を持つ。
後日、誉が病院でカフェバイトをしていることが明らかになって、
お互いが身代わりに、セフレみたいな関係から正式の恋人になる。というお話。


2人の失恋の痛みと喪失感が入り混じって、
欲望に堕ちるエッチする様子、
恋に憧れる表情、その心の葛藤、
α、Ωだけじゃなく、
βの苦悩までがリアルに描かれて、
お互いの傷を癒し合う過程が、
どの瞬間もグッと萌えが息づいて、
胸キュンような切なさもいっぱいで、
2人を応援したくなる気持ちが抑えられない!


オメガバースの世界では、
ドラマチックな「運命の番」、
αとΩの運命的な引き合いがあるのが一般的で、
βの存在はしばしば影が薄くなる。
その現実の壁にぶつかるβの辛さが、
愛を期待しつつも、愛が得られていない
誉を通じてしっかりと表現されて、
番が一生ものとされる一方で、
「好きになった人が運命」という考え方にすごく共感し、
恋愛の難しさや運命の不確実性を感じ取る。
なんだか胸の中がじわじわと痛む。

2人がエッチが進むにつれて、
体から感じる感度から心の気持ちも徐々に変化する。

特にぎゅっと残る印象のは、
10年間もの間、誰にも心を開かなかった遊真が、
誉と初めてのエッチのときに見せる、
旭への叶わない想いに痛切な表情!

その愛のない身代わりの関係から
必要な存在になっていく姿が、
切なくても同時に甘酸っぱくてほんわか温かくなる。

旭と誉の元彼の存在・・・
失恋した2人の心に新しい光をもたらしてくれるのかーー?
2巻の展開に期待が膨らむ。

全編にわたって、
2人の心理描写が細やかで、
全て感情や運命のもどかしさがギュッと詰まって、
恋愛について新しい気づきや考え方が湧いてきて、
まさに究極のオメガバースです。

1

原点の良さ強さ

「ロマンチック・ラメント」読んでて良かった〜…って感じ。
ザ・オメガバース、という感じの、バース性絡みの幸不幸に翻弄される姿を正面から描くシリーズです。
こちらは「〜ラメント」の10年後。運命に拒まれた遊真が今でも全く立ち直ってない姿を晒します。
頭ではわかってはいても、旭の幸せな姿を知っては苦しむ…というループを繰り返している。
そこで出会うのが、番を作ったα彼と別れたばかりのβ・誉。
誉と旭の声が似てるから、と酔った勢いもあって関係を持つわけだけど。
視点は遊真だけど、誉の抱くバース性ならではの苦しみも描かれて、これはもうこの2人の恋愛でいいでしょう?というベストマッチングに一見見える展開。
しかし!
…と言うわけで、こちら「1」とついている通りここではまだ終わりません。
それどころか。
α彼は、番と誉を両立させようとしてるわけで。クズいわ…
でも確かに番は番として、あとは一夫多妻的関係もありっちゃあり?なわけないか…

誉はβだから、誉に運命が現れて遊真が捨てられる事は無い。
一方誉も、遊真の運命はもう現れない。
でも運命じゃなくてもΩと番うことはあるんだろうか?
とにかくα、β、Ωというバース性が深く深く絡む正に「ザ・オメガバース」正統作品。
原点に帰るのもまたいいな、と思える。この段階でも「萌x2」。

3

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