ボタンを押すと即立ち読みできます!
タイトル聞いた時からずっと読むのを楽しみにしてた作品です。いや〜面白かったです。
本のタイトル通り義理の息子×義母(男)のお話なんですが、もうこの関係性が堪らんです。背徳感と言いますか…もっと本編でも義母上(ははうえ)って呼んでくれてもよかったな〜って思うぐらいには、この関係性が私的に大ヒットでした。流行らないかな…義母BL…
べつに不倫とかそういう感じではないので、そこら辺が苦手な人も大丈夫かと。
あと子供を作れる体になる魔術をかけられているからか、受けがすごく感じやすくなっていてその描写も良かったです。エッチシーンは最後の方に一回だけだったんですが満足感ありますし、逆にエッチそんなに要らんのよな〜って人からしたら本作読みやすいんじゃないかなぁと思いました。
受けのエナが凄く好きなキャラでした。ウジウジせず、攻めを好きになってからはその気持ちを真っ直ぐ受け止める強さもあって。
挿絵も大変素晴らしかったです。続編もあるみたいで、こちらも楽しみ。義母BL流行れ〜〜!!!
感情や意識が色で見える恵那は人の感情の影響を受ける訳で、どれだけ生きづらいか想像できる。その上無理やり召喚されて人生決められるって不運でしかない。大事にされてるけど、恵那の意思は無視で憤りしかなかった。
そんな中で唯一恵那に寄り添ってくれたのがアヴェルス。アヴェルス自身も難しい立場だけど、本音で向きあってくれる恵那が嬉しかったんだろうな。2人が惹かれ合うのも解る。
切羽詰まった2人の想いが溢れて心が通じ合う場面や結ばれる場面は感動。先が見えなくても好きで好きで、純粋な想いが素敵。
リュジスとの話し合いで光が見えてきて少しホッとしました。リュジスも苦しみがあったんだと思う。
続編が出るそうなので、この恋がどうなるか楽しみに待ちます。
心を揺さぶられる作品でした。
突然異世界に召喚されてしまった恵那、魔法で子を産めるように変えられてしまい、王の子を身篭ることが出来なければ死ぬかもしれない そんな中で出会った王子アヴェルス、初対面では自分に敵意しか感じなかったが徐々に彼の優しさに触れ惹かれていく…。 アヴェルスがまた優しくてかっこいい騎士って感じなんだよねぇ。これは惚れちゃう。恵那は自分が男である事も告げられず、初めての感情に揺れ、許されない恋……とても切なくて好きでしたわー。 まだまだ読みたかったので続編決定とのことで嬉しいです。楽しみだなぁ
義母上ってどういう事?と思って読み始めましたが、個人的に珍しい関係性なCPだな!と珍しさも楽しめました。
人の気持ちが色で見えてしまい、生きづらい思いをしていた社会人の恵那は!突然異世界に飛ばされてしまった。そして魔術によって世継ぎである王様の子を産まなければ死んでしまう身体にされてしまう。突然のことですぐには受け入れない恵那がすれ違ったのは、何故か感情の色が全く見えない王の子であるアヴェルスだった。
恵那の周りから恐れられているアヴェルスは、言わば腹違いの息子。だから義母上。アヴェルスにとっては父王の新しい奥さんになる…。そんな関係性の2人が、だんだんと心を通わせて、でもその関係は禁忌だからと苦しみ、いずれは王の子を産まなければどちらにせよ恵那は死んでしまう…というなんともハードな様子にハラハラしながら読み進めました。どう着地する?と心配していましたが、そうきたかー!と楽しめました!
ちょっと変わった異世界召喚ものが読みたい人に勧めたいです!
義母と息子のストーリーとは、これまた斬新なカップリングですね。
何をもって"義母"?と思ってたら、異世界召喚された世界で、王との子作りを迫られた主人公が恋した相手が王の息子。意識し始めたら止まらない禁断の恋に堕ちていくエナと不遇の王子・アヴェルスの密かやな逢瀬に萌え筋が見えることは間違いなしでしょう(*´︶`*)
子作り目的のために召喚された"王妃"のエナの心の拠り所は王子のアヴェルスだけ。周囲からは子ども子どもとせっつかれ、拒否権もなく行動が抑制・強制され気持ちが疲弊していく生活の中で、アヴェルスのエナへの配慮や気持ちの向け方はいわばオアシスです。彼だけがエナに寄り添う理解者で、彼がいなければエナは自分を律することができなかったと思います。
つまり…この状況でアヴェルスを好きにならない理由がない!
エナにとって周りが全部敵ってわけじゃないけど、自分の意思が働かない環境に身を置くのは非常にキツく、知らない世界で知らない人たちに、しかも男なのに子を身籠れとか意味わかんない事に従わなければならない理不尽さ。(侍女がちょいウザ)
異世界の事情ばかりをエナに強いて、外見上"王妃"という高貴な扱いをしてる風だけど、私には奴隷にしか見えなかったです。なんていうか、目に見えて分かる悪人はいないんですけど、逆に味方も良い人もいなくて地味にモヤる…
だからこそでしょう。アヴェルスの存在が光ります!
国の事情を通してエナを見てる周囲に対して、アヴェルスだけがエナそのものに向き合って見ているから、2人の会話ややりとりはホッとします。エナが自然と惹かれていくのも当然のルートだと納得です。
アヴェルスとて、王子でありながら周囲から疎まれて生きていきた苦労人。完璧なチート王子さまじゃないことも、2人が惹かれ合うことになった大きな理由だといえますね。
王との子作りミッションの裏で育まれるのは純粋な恋心。異世界で巡り合った初恋は、エナの心を救ってくれた大事な出会いで想いなんです。
人目を忍び、限られた時間とタイミングの中で逢瀬を重ねる2人の恋がどんどん昂っていく流れは、ロミオとジュリエットを彷彿とさせますね。禁断の恋という制約があるからか、加速していくお互いを愛する思いに胸がキューっと熱くなる。
エナがこの世界にきたのは王の子どもを身籠ることじゃなく、アヴェルスに出会うためだったんだと思えるような彼らの関係性がすごく素敵でした。
エナもアヴェルスも不遇な環境で生きてきた者同士、分かり合える部分が多いのか空気感が合っていてすごくお似合いです。
エナはこの理不尽な状況に抗う心意気が男っぽくて好感度持てました。強気で前向きなキャラクターは見ていて応援したくなりますね^ ^
実はこの作品続編があります。
あれ、もう終わり?なんか物足りないぞと思っていたら、作者さんはちゃんと考えてくれていました^ ^
番外編では収まりきらず、続編で…ということですが、続編レベルだとしっかりめの物語展開が期待できそうです。1巻とのナンバリングはないので、完結ものだと誤解する方もいるかもですが、購入の際には気を付けて下さいね。
(話としては一応区切りはついてまとまっています)