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無能な皇子と呼ばれてますが中身は敵国の宰相です 3

munou na ouji to yobaretemasuga nakami ha tekikoku no saishou desu

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表題作無能な皇子と呼ばれてますが中身は敵国の宰相です 3

シュルツ・ホールトン、サーレント帝国の騎士団長、25歳
リドリー・ファビエル、アンティブル国の宰相、20歳

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

皇太子に指名される条件は、かつて誰も成功した者のいない竜退治!! しかも失敗したら即、廃嫡──!? 帝国で発言権を増していくのを警戒され、皇帝から無理難題を課されてしまったリドリー。こうなったら意地でも竜を討ち取り、皇帝に目にもの見せてやる──!! 有能な宰相の血が騒いで次々に改革を成し遂げ帝国の立て直しに奔走、民衆の人気も独り占め──リドリー反撃の狼煙が上がる!!

作品情報

作品名
無能な皇子と呼ばれてますが中身は敵国の宰相です 3
著者
夜光花 
イラスト
サマミヤアカザ 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
発売日
電子発売日
ISBN
9784199011238
4.6

(83)

(57)

萌々

(20)

(5)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
13
得点
381
評価数
83
平均
4.6 / 5
神率
68.7%

レビュー投稿数13

夜光先生つくづく凄いと思う

シリーズ第3巻。

編集さんがもう少し続けてもいいと言ってくださったことに感謝。
夜光花先生の天才的才能を思う存分見ることが出来る読者は幸せだからだ。

今回は、子竜も出てくるし、遂には皇帝とのバトルへと続く圧巻の巻!
リドリーは元の身体に戻れるのか。そして、その後のサーレント帝国のベルナール皇子と彼(中身はリドリー)を信頼していた者達はどうなってしまうのか。
魔女は生きているのか。とにかくてんこ盛りで面白すぎてたまらない!

リドリーのほれぼれする手腕と、皇帝の異能が効かないという痛快さに胸がスカッとするし、とにかく飽きが全くこない今回も秀逸な内容となっている。

続きが早く見たい^^

1

リドリー大活躍!そして縮むシュルツとの距離♡

昨日2巻を読み、読後の興奮を引きずったまま3巻になだれ込みました。なんでこの本積読にしてたかな、自分〜!!
そんなふうに思ってしまうぐらい、面白過ぎるこちらのシリーズ。

3巻まで来て、やっと、ついに…!シュルツ、本懐を遂げられましたね。おめでとう…!・:*+.
「皇子、皇子、お慕いしております」このセリフにグッと来ちゃいました。

…まあ、その後リドリーの言葉で絶望の谷に突き落とされてましたけども。。

夜光先生もあとがきで書かれていますが、3冊並べると、シュルツ×リドリーの距離がどんどん近づいているのが分かって興奮…いや、キュンとします。

そしてBLだから男性キャラがメインだけれど、実は個人的にとてもスザンヌが気に入っている&気になっていたので、スザンヌ目線で序盤のストーリーが始まったのも嬉しかった!
アーロンを愛し、愛され、祖国では叶わなかった”女帝になる”という夢を、別の形でぜひ嫁ぎ先の王国で叶えてほしいなあ。

リドリーのキレ者っぷりは変わらず。
善人であるわけではなく、自分にとって益があると分かれば問題解決に乗り出すところがなんとも言えず人間くさくて、好き。

改正法案が通るかどうか、の会議(一度目)のシーン。
絶対皇帝はこうするだろうな、と予想していた通りの展開になったのですが、皇帝の加護に抗える者が出てきた事、そしてその後のリドリーの悔しがりっぷり、罵詈雑言は予想外で、終盤にかけても物語の面白さは変わらず、ひとり大興奮でした◎

あと、なんといっても読みながら思わず「可愛い〜〜♡」と声が出てしまったのは、卵から孵った子竜ちゃん!!!
サマミヤアカザ先生の子竜のイラストが可愛過ぎて、動物好きにはたまらんかった…あっという間に1メートルを超える大きさになったようだけど…もっと見せてー!!

そんなこんなで、3巻も面白さMAXでした。今から4巻が待ち遠しいです。

3

まだまだ♡?

メチャおもろいシリーズ3巻目。BLっていうより、お話とキャラが楽しくてしょうがないです。まだ途中巻なんだけど神にしちゃう♡リドリー大好き♡

諸悪の根源な皇帝から「竜退治に行ってこいや。成功したら立太子したるわ」と言われたベルナール皇子(中身はリドリー)。あれこれ周到に準備し無事出発し…と続きます。

攻め受け以外で個人的に活躍したわと思った方々
ミミル(魔法士♀、13才?)、レオナルド(魔塔主)、ニックス(リドリーの側近)。レオナルド、天才なんだけど一周回ってどっか違う世界向いてる感じの方かと思いきや、ちょっと人間臭さが増して可愛く思えてきました♡ニックスは相変わらず謎過ぎ(笑)楽しい!怪しい!

++内容に関するよりネタバレ感想

快進撃って言ってよいんじゃないですかねえ?
竜退治に行って、竜二匹やっつけて。卵をレオナルドに見つけてもらったと思ったら、子竜の親になることになって。あれこれ思うところあって帝国法改正しようとしたら、最後の最後に皇帝に邪魔されるわ、大変。

これ、リドリーが大きなミッションを与えられたら、それが大きければ大きいほど燃えるタイプだからなんでしょうね。楽しいわー。ヤダヤダとぶりぶり文句言いながらも、あれこれ根回し、使えるものは何でも使い、綱渡り状態ながらもなんとかやり遂げる。楽しい。

そして謎の魔女、諸悪の根源?ユーレイア?は今回もまだ謎のまま。ニックスも謎のまま。楽しい。次巻も楽しみしかありません。先生、どうぞよろしくお願いいたします!(表紙の今回のリドリーの表情、いたずらっ子ぽくて大好きです!そして、ベルナール皇子の隠し絵?、見つけるのに3分ぐらいかかりましたっ皆様はどれぐらいで見つけるのかしら?)

7

リドリーがんばれー!

ペンラとうちわ振って応援したい!リドリー!がんばれー!
続きものは完結してから読みたい派なのですが、我慢できず一気読みしてしまいました。すっごく!おもしろいです!
BL要素としては薄めかもしれませんが、展開に無理のない情事で!巻を重ねるごとにお色気シーンもレベルアップしております。
シュルツおめでとう!よかったね!
段々とヤンデレっぽくなってる貴方がとても好き!

主人公のリドリーがとてもいい性格をしてらっしゃるので、ざまあ展開がとても気持ちいいです!勢いで請け負った竜退治もしっかり対策を練り、自分も現場で全力を出して頑張っちゃう。そりゃ支持されますよ。とてもすき!
個人的に、主人公の奴隷たちの変態っぷりがめちゃくちゃすきです。足舐め鷹さん、とても気持ち悪くて。新キャラの死刑囚奴隷さんはイケおじの気配を漂わせてますが、変態…なんでしょうねぇ…。これから活躍してくれそうで次巻が楽しみです!!

7

私もついてまいります( •̀ω•́ )✧

大好きです♡
続きを心待ちにしていました(≧▽≦)

今作では竜退治に赴いたリドリー一行。
そこへの往復でも活躍しちゃってるし、竜退治でもハラハラしつつもみんな頑張ってたし。

騎士達がリドリーを敬愛し、主君と認めていく様子がとても痛快で気持ちがいいです。
シュルツ同様、凄いでしょうと鼻高々な気分でした(*^^*)

そして、武勲を挙げたシュルツへのご褒美(,,>艸<,,)
もう少しシュルツの性器が慎ましやかなら、なんて愚痴ってるリドリーに笑っちゃいました。
慎ましやかってꉂꉂ(´▽`)

事後にて、甘い雰囲気にならず釘を刺すリドリーに、必要な事とはいえ、シュルツの気持ちを考えると、やっぱりツライ。
また1人、侮れない奴隷も登場したし、シュルツ、大丈夫かいな( ˊᵕˋ ;)

それ以上に不穏なのは、とうとう本気を出した皇帝ですね。
はぁぁ、またまた続きが気になりまくりです。

それにしても、ベルナール皇子として名声と信頼や期待を上げている現在。
リドリーとしてはもちろん魂が元に戻って欲しいけど、本当にそうなったら、今ベルナール皇子の周囲に集まってる人達は失意と落胆ですよね。
どんなハピエンが待っているのか。
ハラハラドキドキで続きを待ちます。

5

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