電子限定特典付き
進展が見えそうな2巻！！
重度のドルオタ美容師×駆け出し天性のアイドルの匿いラブから始まった今作、真山が唯人を辛辣に拒否し、唯人がユイトに戻ることを決意した1巻ラストの続きからスタートです。
この物語の1番の難点は唯人は結構わかりやすく真山さんに惚れてるし、表情にも出やすい反面、真山さんがとことんオタクなことだと思っています。
そんな中唯人がユイトとして復活したらますますドルオタとして影ながら応援に徹しちゃうのでは、全然恋愛に進展しないのでは、、とビビっていましたが思いの外真山さんの気持ちに変化が見えそうで今後の展開に期待大です！！
異常なまでに近かった距離がとんでもなく遠くなってしまったことや暴走気味の幼馴染の登場でどうにかいい方向に転がってほしい…！！！
唯人も真山さんが自分のファンだと知ったらアイドルの自分しか…と思ってしまうのではないかと思いましたが、真山さん前にするとそんなの吹っ飛んで嬉しそうにしている姿に癒されました。
そして物語の流れのポイントを全てサトルに握られ、オミに支えられてる感がとても面白くてツボです。
唯人の幼馴染みが素晴らしい起爆剤になりそうですね
【･･･頑張ります。真山さんのために（唯人）】
エロス度☆
おやおや･･･とある事情で【活動休止】をしていたアイドル・ユイトの【復活ライブ】の場面がとてもよかったですね。
ステージの上でキラキラと輝くユイトの姿に目を奪われてしまいました。
そして、唯人を騙して傷つけてしまったことを引きずりまくる真山のキノコが生えてきそうなくらいのウジウジのジメジメっぷりも面白く、〝ライブに行く資格がない〟と苦悩する姿もツボでした。
特に真山と唯人のピュアっと感じる距離感が尊く、真山に片想いする唯人が健気で可愛かったり、唯人の幼馴染みの登場が真山への刺激となるのがよかった。
早く3巻を‼
最近1巻を読んで気に入り楽しみだった続編は、イケメンオタク美容師と推しアイドルの、ドキドキ同居再開編です。
前巻では大好きなアイドルのために、ツラい別れを選んだのでしたが。
早々にファンなのがバレ(笑)、活動を再開してライブもでき、脅迫してきた手紙の相手も分かって…。
何よりメンバーたちに理解されて、同居が再開され、これにてメデタシメデタシ…。
とはならず、アイドル君を心配する幼馴染みが登場して、波乱の幕開けとなりました。彼を連れて帰る気満々な上に、もしかしたらライバルかもしれないとなれば、美容師さんの方も居ても立っても居られず…。
ですが、これが良いスパイスになって2人の関係が進みそうな予感に、既に3巻が楽しみで仕方ありません。もちろん今巻も、過激な推し愛が楽しかったですね。
登場人物も設定もさらに広がりますます目が離せない
1巻でどうやら2人が両想いらしいことがわかりますが、お互い誤解していたり、新しく誤解したり。その他の要因があり、同居解消となってしまいます。
お互いのことを考えながらそれぞれの職場で過ごす2人...
2人ともけっこうかわいそうです。
改めてアイドル活動をがんばる唯人はかわいくてかっこいいです。
真山のオタクぶりが、なんとも絶妙にうざくて面倒くさくて、おもしろいです。
そして2人を取り巻く、仲間、友人、同僚たちが、それぞれキャラクター色彩豊かなのもおもしろいです。
登場人物がけっこう多いのに、渋滞していないし、影が薄い人もいないの、けっこう大変なことだと思います。すごい。
恋模様あり、脅迫あり、美容室の仕事あり、と盛沢山のなか、STORY-lineの復活ライブにけっこうなページを割いているのも素敵です。
アイドルものなんだから、アイドルが活躍しているところもちゃんと見たいファン心理をくすぐってくれます。
歌唱シーンあり、MCシーンあり、衣装替えあり、とかなり贅沢。
真山の同僚さんたちがファンになってしまうオマケつき、素敵です。
脅迫については、犯人が判明したかと思ったら、さらにその先に謎の真犯人がいて、まだまだハラハラさせられます。
脅迫のタネとなっていたそれぞれの本性を明かすべきか、真面目に話し合うアイドルたちの表情も良かったです。
BLだけど、恋愛が主軸にありつつ、アイドル活動があったり、オタク活動があったり、エピソードがたくさん、かつ、ずっと思惑が見えない、謎の脅迫者についても同時進行で進んでいるのがおもしろいです。あれこれ広がっているけれど、散らかっていなくて、よく練られている印象です。
アイドル活動についてはひとまず安心だけど、脅迫状の件が片付いていないのに、唯人を連れ戻しに幼馴染が状況してきて、強硬にぐいぐいやってきてまた一波乱。
心配性で過保護なだけの幼馴染でなく、かなり強烈なキャラクター、さらにアイドルにどうかとスカウトされてしまうイケメンでもあります。
ますます、話が広がり、登場人物も増え、どうなっちゃうの、と思ったところで2巻は終わりました。
3巻がとても待ち遠しいです。
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