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家庭環境からゲイであることを隠し続けてきたリーマンと大学四年生の喫茶店の店員さんとのお話です。
ちなみに両片想いなのですが、、
店員である攻めが猫と戯れているのを目撃し、見とれていたところ、受けであるリーマンが車に轢かれタヒんだと思って攻めに告白したら、実は生きていて恥ずかしくなってしまった。
咄嗟に好きな相手は、攻めの伯父であるマスターだと取り繕ったことで、攻めが協力しますよ!
と、伯父の好きなものを教えるためにアレコレ2人で出かけ、 デートしたりします。
が、終盤で大学四年生で就職先が決まっている攻めの代わりに新しい店員さんが2人登場。
これが大いに2人の関係を拗らせます。
がしかし、攻めがそれ以前にプレゼントした「好きなところ100」書くノート(お表紙の2人が手にしているやつ)のおかげで、ようやく両片想いが成就します。
その後は、受けの堅物父を前に、爽やかに攻めが愛を伝えたり、溺愛糖度高めな作品でした!
が、なんでしょう、、、
いつもの月村作品とは違い、なかなかハマれなかったのですが、繰り返しになりますが糖度だけはどちゃクソ高い攻めでした。
年下溺愛攻めがお好きな方には、オススメな1冊です♪
カフェ店員の大学生 × 息苦しい地元を出てきた会社員
大学から地元を出てきて東京で就職した愛斗(受け)は自分がマイノリティであることに疲れを感じている今日この頃。恋人を作ることははや諦め、カフェ店員の大智(攻め)をアイドルのような憧れで眺めるだけで満足しています。
そんなある日、動揺した挙句事故に遭い、病院まで付き添ってくれていた大智にうっかり告白してしまいます。が、咄嗟にカフェのマスター(大智の伯父)が好きだと誤魔化してしまいます。
大智は協力を約束し、擬似デートに付き合ってくれるようになるのですが、ますます好きになってしまうのです。
前編は雑誌連載で、後編は書き下ろしの2篇編成になっています。
愛斗はいまだに男尊女卑が色濃く残る田舎出身で、昔から「男らしくあれ」と言われ続けできました。早くからゲイだと認識しており、それを周りに知られないように息苦しく生きてきて、大学に進学して初めて息ができるようになります。
そろそろいい年になり、両親から結婚の催促を苦しく思っているのですが、両親のことは大好きですが逆らえないとも思っており、カミングアウトして罵倒されるのを恐れ、のらりくらりと躱している日々です。
事故に遭い死ぬと思った時、玉砕しても告白しとくべきだったと思ったら、目が覚めて目の前に大智がいたことで勢いで告白してしまうのですが、すぐに我に返り誤魔化してしまいます。
この時、そのまま勇気を出していれば万々歳だったのですが、マスターに恋してると誤魔化してしまい、協力して貰うことになり、擬似デートに付き合って貰ううちますます好きになってしまったり、大智にも好きな人がいるのにとショックを受けたり、忙しいです。
大智は気さくで誰とでも親しくできて、悩みもなく愛されてきたんだろうと勝手に思っていましたが、駆け落ちした両親、大智を生んですぐに死んだ母、クズな父からのネグレクト、となかなかハードな幼少期でした。
マスターからの愛情をたっぷり受けて、こんなにいい子に育ったんですね。
大智の生い立ちを聞いて、自分の甘さ具合にショックを受けていましたが、父親に「男らしさ」を強要され、結婚して子供を作れと言われ続けるのを抵抗できないいうのは別に甘くないと思います。人それぞれに悩みがあってそれは比較するものではないと思っていたのですが、それをちゃんと大智は理解できて、愛斗にフォローできるのが素敵でした。
本当に大学卒業間近な青年とは思えない思慮深さ。
エッチなことになるとバカ犬っぽくなるけど、ちゃんとそれを自認してるところも可愛いし、可愛いわんこなのに頼り甲斐もある本当にいい彼氏ができてよかったですね。
両親との邂逅では、結局両親の方が「すわ熟年離婚か」て感じになってうやむやになってましたが、時代錯誤なことばかり言っていた父親も本当に悪い人ではなさそうだし、母親を引き止めるため頑張るんじゃないかなって感じに終わってて、きっといい感じになっていくんだろうな。
安心安定な月村奎先生。作家買いです。
行きつけのカフェ店員で大学生の大智を心のアイドルとして推している29歳SEの愛斗。うっかり好きだと言ってしまい誤魔化す為に「大智の叔父であるマスターが」好きなんだと咄嗟に嘘をつくことに。それを応援する為に擬似デートをしようと大智から提案されて…
咄嗟の嘘と、勘違いで進んでいくお話。大智が無邪気なニコニコ大学生で可愛らしい歳下攻めでした。愛斗は厳格な父に男らしく!と育てられ自分自身とのギャップに心苦しく感じてますがあまり卑屈になりすぎずおっとり可愛らしい受です。
大智の愛情表現がストレートなので気持ち良く、可愛いなぁ…好きなところ100個書くノートが出てくるんですけど微笑ましいです!
甘さに癒されたい時にぴったりだと思いました!
もうね、雑誌で読んだ時からあまぁーーいって転げてたんですよ。
ヤダもう、書き下ろしも甘々じゃないですの(*ˊᵕˋ*)
受様は、真面目で地味に生きてきたゲイの愛斗。
行きつけのカフェでバイトしてる大智をいいなぁ、と眺めて癒される日々。
ある日、大智を前に慌てた愛斗は、赤信号に気付かず車にぶつかり気付いたら目の前に大智がいて。
混乱のあまり告白したのを、なんとかマスターを、と誤魔化したら、応援します、と言われてしまい。
応援と称され、大智と2人で出掛けて、模擬デートを重ねる愛斗。
大智ってば、まだ大学生の年下彼氏なのに、めっちゃ包容力あって気遣いもできるいい子~
何度、あ、年下だっけ、と思い直したことか。
恋のアイテム『好きなところ100』というノート、かわいいですねぇ。
かわいいといえば、ドライブデートで、寒がってる愛斗に上着を着せ掛けようとする大智と、それに萌え死ぬ、なんて言ってる愛斗ですよ。
バカップルかよ(≧▽≦)
愛でられるわ~
愛斗の友達が泊まるってなった時に、それっぽい言い訳作って家に押しかけたのも、年下彼氏っぽくてかわいいぞー。
私だったら、は!?( º言º)ってなるくらい無神経な愛斗のお父さんの言葉も、すげーポジティブに受け止めてて、大智くん、拍手ものやわ。
それに感化されて笑顔で対応できた愛斗も、よかったね。
こんな風に受け止める事ができたらいいな、と思う大智でした。
愛斗、いい人に出会えてよかったね。
溺愛で甘々な2人で、むずがゆいわ~o(>∀<*)o