Renta!限定描き下ろし&特典付き
大和がどう絡んでくるのか不穏で心配だったんですが、お前呼びになっていたけど昔と同じように兄ちゃんになれてよかったし、口は悪いけどいい子でした!
ご両親が曲者なだけで、この子もある意味被害者の1人ですもんね。
頼みますと頭を下げればいいという訳でも謝ればいいという訳でもないけど、雅の母親はまだまともそうでした。
庇えなかったから同罪だとは思ってしまいますが.....。
「兄ちゃん...番って…あいつと子供でも作んの?」
大和の言葉でハッとする雅。
子供を産みたいとか幸せな家族を作りたいとかそんなことを願うような心境じゃなかっただろうから、晴斗と仲良く暮らせているだけで十分だったんだろうなと。
「俺は雅と家族を作りたい」
晴斗にそう言われるけど、考えてもなくて。
雅にとって家族というものが作りたいと思うような暖かいものじゃなかったということも大きいだろうなと思います。
でも晴斗と子供が楽しそうに遊ぶ姿を見ていると幸せを感じられて...晴斗のニッコニコの笑顔にどれだけ救われただろう。
どれだけ安心をもらっていることだろう。
そんな人と家族になれる雅が、よころばしくも少し羨ましかったです。
プロポーズを一緒に考えるって素敵。
誕生日プレゼントだって、貰えるだけで嬉しいと思えない時がありますもの...欲しいものをくれる方が嬉しい。
どんなプロポーズが1番なのか悩むのも愛かもしれないけど、案外これが正解なのでは?って思ったりしました。
「お前に逢わなかったら今俺どうしてるかな?」
本気で笑えてなかったんじゃないかな。
全然違う世界で生きていくことになっていただろうから、苦労の先に幸せがあってよかったなと思います。
指輪の交換をしあってベッドでイチャイチャ「愛してる」って言いあっている2人に、よかったねー!!!!と同じくらい羨ましいーーー!!!!と思ったのは秘密。
暖かい晴斗家族、輝かしい晴斗と雅の未来。
末永くお幸せに!
話が変わる上に今更なことだしお茶を濁すような話なんですが、急に関西弁を喋り出すことだけが最後までちょっと馴染めなかったです。
最近の若者ってこんな感じに関西弁を唐突に挟んだりもするので、晴斗と雅がそうなのは最近の若者らしさということで納得していたのだけど、結構挟んでくる&脇キャラともわいわい関西弁が飛び交うので、こんなにみんなが(関西人ではないけど関西弁を)喋るBL作品を読んだのが初めてで戸惑ってしまう気持ちもあります。
この位の世代と接する機会がないのでこれがリアルなのかが不明なんですが、誰かが一言関西弁を挟むくらいは好きなんですが、あまり複数人が関西人ではないのに関西弁を話すと置いていかれるんだな~と気づいたというか、ジェネレーションギャップを感じてしまうというか。
私みたいに年齢層高い読者はおいていかれるかもしれないので、使いかげんって難しいなと感じたり。
それだけがちょっと気になる所です。
特典で大和と晴斗が案外相性がいいのが伺えて、将来の兄弟仲も安泰そうで安心しました。
間違いなく神作品と言っても過言ではないと思います。
2人の心情の変化や成長が丁寧に描かれていて、読んでいて自然と伝わってきました。
また、対照的な家庭環境で一方は温かく、もう一方は厳格でα至上主義の家が描かれることで、「家族愛とは何か」を考えさせられるのも印象的でした。
子どもについて「2人が欲しくなった時に」と言ってくれる晴斗のスタンスもとても良くて、彼の優しさが表れていると感じました。
ラストの描き下ろしではその後の2人の姿も見られて大満足でした。
研修医と教師、それぞれが前を向いて進んでいく未来や、弟の留学という展開も含めて、とても綺麗にまとまっていたと思います。
個人的には2人の子どもも見てみたかったですが、そこは妄想しようと思います
3巻完結の3巻ということで、内容としてはシンプルにまとめ上げながら非常に読み応えのある一冊でした。
2巻までで紡いできた二人の絆、そして仄暗い過去のすべてがあったからこそ、逃げずに向き合おうとする2人の強さが印象に残ります。
「distance」のページで区切られる各話の間も良かったです。このはなの独特の空気感に没入できるのが最後という寂しさを感じながら読みました。
書影がドラマチックで大好きです、完結まで追えてよかったです。
2人それぞれの場所での交流関係が育ち、深まっているのを冒頭で感じ、勝手に親戚のおばさん気分になり目頭を熱くしました。
2人の関係は静かにゆっくり深まっているけれど、結婚という形を気にし始める晴斗、とそのあたりのことには鈍感な雅。
歪んだ意識、偏見を持つ両親に育てられ、追随して歪んだ弟にもひどい目にあわされ続けてきたはずなのに、傷つき尖りまくって現れ暴言を吐く弟に寄り添い、力になろうとする雅。
晴斗のプロポーズの言葉に戸惑ってしまうのは仕方のないこと、簡単にうれしい、と返さないところが、この作品、シリーズの深みのあるところであり、読者の胸をざわつかせるところだと思います。
晴斗が考えに考えて、言葉や場面を選んで雅の心に寄り添い、愛を伝え続ける様子が素晴らしく美しいです。
雅の家族に対する言動のひとつひとつが本当にすばらしくかっこよくて感動します。
2人のすること話すこと、感動がたくさんなのですが、個人的には、プロポーズをする場所、内容について、迷った挙句に相談してしまうところです。
この2人らしい、お互いへの愛情に満ち満ちた相談に幸せな気持ちになります。
お伽噺の王道中の王道のラスト、そして2人はいつまでも幸せに暮らしました、めでたし、めでたし、という言葉を唱えたくなる、素敵で幸せなハッピーエンドでした。
ついに完結してしまった…。
雅と実家の問題は、いつかクリアしなければならないことだけど、晴斗が解決しに行ってくれた。
根本から解決したわけじゃないけど、これで雅も自分に自信持って生きていけるのではないでしょうか。
雅ママも、雅のこと心配してたようなので、晴斗の決意を聞いて安心したのではないかと思います。
諸悪の根源・俺様αの男(雅パパね)は、やっぱり許せん。
大和はあの父の元にいる方が辛いんだろうな、と思うけど、雅への拗らせた想いに折り合いつけて、「晴斗と共に生きる雅」を認めてほしいと思います。
このまま、2人の幸せな未来を願います。
