電子限定描き下ろし漫画付き
恐れられるαの兄弟と正義感が強い美しきΩの三つ巴オメガバースという設定盛り盛りでコメディ度マックスの序盤から物語が進むにつれラブコメ感増し増しできゅんが止まらなくなる、そんな1冊でした!!
見目麗しい容姿も正義感溢れるセリフもケンカに強いのも恋愛ごとになると漢気がありつつもピュアなのもとにかくカッコいいと可愛いが見事に共存した一紗さんのファンになること間違いなしです。
そして一紗さん大好き似た者兄弟に見えた2人も物語が進むにつれ違いが見えてくるのが良かったです。雷太くんの有言実行で一紗を守るために動けるのとても推せる…!!
三つ巴、ラストはどちらか選ばれる展開だと切なさ不可避かと思いきや最後までラブコメ作品らしく湿っぽくならないのも最高でした!!
恋人になって可愛さマックスの一紗さんをもっと浴びたい…
エロス度★★★★★★
雷太・風太と一紗が紡ぐ祝福の恋物語・・・開幕。
おやおや。αの鬼塚兄弟に慕われる華奢な見た目とは反対に中身は男前なΩのカッコよさがツボりますね。
雷太と風太のキャラがとても面白く、αでありながら一紗の舎弟的な立ち位置に居たり、恋を自覚してから兄弟同士で一紗を巡って火花を散らしたりとハイテンションな空気をストーリーに入れ込むのがGOOD。
また、本当は不安だけど強がる一紗に寄り添う様子や本能か恋心かで揺れる描写もたまらなく、ふたりのαとひとりのΩでどんな結末に辿り着くのかワクワクでした。
笑いとキュンと、切なさと…を感じる、ヤンキーα兄弟×漢気美少年Ωの
三つ巴学園オメガバース物語でした✨
序盤に出てくる3人の出会いから、ぷっと吹き出して笑ってしまった〜!
力を持て余した雷太・風太兄弟がポカスカやっているところに、
一紗(受)がパ◯コを分け与えてくれて……って、なんじゃそりゃꉂ(๑˃▽˂๑)
漢気あふれる男前美人Ω受け・一紗がとにかくカッコよくて、痺れました。
細く小さい体で襲いかかってくる男たちを薙ぎ倒していく様子に、気分爽快。
「守られる」健気受けも好きだけど、個人的に”強い受け”が大好きなので
一紗の強さにときめきました。
そんな「力では負けない」一紗だけれど、やはりΩだから抗えないヒートや、
αからの恨みを買うこともあって、、
自分のバース性に悩みながらも、”「Ω」を変えていく”、と言う意識を持ち、
強いΩであろうとする姿は一本筋が通っていてカッコいい。
そんな一紗に憧れ慕い、時には守ろうとする鬼塚兄弟だけれど、
ある日、兄弟×一紗が三人きりでいる教室で一紗にヒートが来てしまいー
とピンチが訪れます。
この時の雷太・風太の意思の強さよ…!
自分の手に画鋲を刺して耐える風太、自分も当てられて辛いのに
一紗が落とした薬を口移しで飲ませる雷太。。えらい、、と素直に感動。
最終的には一紗に”番”として一人が選ばれるわけなんですが、
その過程の二人の争いもコミカルで楽しかった✨
…ただ、これは個人的な願望なんですが、恋愛的に一人に絞るのは仕方ないとは
わかっているけど、できればいつまでも三人でわちゃわちゃしていて欲しかったかなあー…
というのは正直なところ、ちょびっとあったかも。。
雷太も風太も、どちらもすごく好きだったので、
”選ばれなかった”方に同情してしまう。。
(どうしても負けてる方を応援したくなってしまう心理;)
…なんて複雑な思いもありますが;
”番になる”と覚悟を決めた一紗に対し、攻めが告げた一言に、
たまらなく痺れてじーんとしてしまいました。
(「番になったら、俺はお前のものになるんだろうか」という一紗の問いかけに対して)
「一紗は一紗のものだ 俺は一紗の隣にいたいだけだ」
…うわー、うわー。。
間違いなく独占欲はありながらも、「個」としての一紗を尊重してることが
分かる一言、たまらなくグッとくるよー…!
「お前は俺のもんだ 誰にも渡さねえ」系のセリフも大好きですが、
このシーンのこのセリフが、個人的に一番印象的で刺さったなあ。
その器の大きさ、言い切る男気に、拍手✨
二人の体格差あるえち、「抜かないとキスできない」にも
密かにたまらなく萌えた・:*+.
えち描写は少なめだけれど、こんな時にも漢気を見せて上に乗っかる一紗と、
そんな一紗をひっくり返して攻めて蕩けさせる様子、最高でした(๑˃̵ᴗ˂̵)
カバー下の「風の便り」、旅に出たもう一人が
ブンバボ族と仲良くやってる図に笑っちゃったw
笑って萌えてキュンとして、切なくもなって…と、
いろんな気持ちの味わえる学園三つ巴ラブコメ、堪能しました◎
(一点だけ…一紗のお母さん、自分が開発者だからといって
正式な認可の降りてないα抑制剤を手渡すなんて、いろんな意味でNGでは!?と
ちょっとびっくりしましたが;そこはファンタジーとして捉えて…)
★修正:tnぐしゃぐしゃ線、形ははっきり分かります(紙本)
これまでのか弱きΩ像をぶち壊す、新タイプのオメガバース!
Ωであることに誇りを持つ一紗と、一紗の舎弟の鬼塚ブラザーズとの"運命の番"ポジを巡る攻防戦が楽しいお話でしたヽ(´▽`)/
Ωの一紗がとにかくカッコいいです!
キリッとしていて真っ直ぐで、ブレない心意気がオトコマエ。助けた学生たちを次々とファンにさせていくカリスマ性もあるキャラクターで、やること成すことがイケメンです。
そんな一紗に惚れ込んだ鬼塚兄弟は、共に一紗の人助けや世直しのフォローに回る用心棒的存在です。3人でいる姿は、水戸黄門のようで、助さん格さんの如く、常にピタッと一紗の側についているαの兄弟です。
これだけ聞くと、Ωが強い世界観なのかしら。と思いますが、そんな感じではなく。Ωの立場は低めに扱われていて、作中で一紗は危ない目に遭ったりもしています。ですが、話としてはそんなに重苦しくないストーリーで、ベースはコミカル・ギャグ要素が強め。ワチャワチャとした学生生活の一面を覗き見ることができます。
実は鬼塚兄弟は一紗の運命の番で、ヒートのときには側にいてピンチ状態…などなど、スリリングな状況に遭遇しながらも、少しずつ気持ちを意識していく3人。
番えるのは、確かにαとΩの一対のカップルなんでしょうけど、なんだろ……このストーリーの感じが、3人仲良くがずっと続きそうなって雰囲気があったので、急に鬼塚兄弟のうちの1人とだけ良い雰囲気に…っていうのが、あまりしっくりこなかったです。ご都合主義的かも知れないけど、トリオでどうにかならなかったものか……
セックスのときも、いつもいる人間が1人欠けてる。なんだか違和感…と思うくらいに、一紗プラス鬼塚兄弟の水戸黄門トリオが馴染んでいたので、私の中ではちょいモヤなエンドでした。
そこだけですかね、引っ掛かったのは。その他のストーリーはめっちゃ面白くて爆笑の嵐でした^ ^
個人的には、一紗のお父さんがイラッと。どーにかギャフン展開ないかと思ってたけど無かったので、妄想で黄門さま的成敗を実行しときました(笑)
一紗の"漢らしさ"がよく伝わり、そしてそれに雷太と風太がメロメロになっている表紙がとっても素敵。
お話の中の彼らの関係もほぼこの表紙のままで、
体格差がある3人の精神的なバランスを可愛らしく見せてくれているなと感じました。
一紗自身の強さに惚れ込んだ兄弟たちの「一緒に居たい」という純粋な気持ちと、
目指す未来のためにブレずに努力している一紗の姿はそれぞれにとても眩しく映ります。
Ωとして生きづらさを感じながらも、揺るぎなく自分を信じている一紗の輝きに兄弟たちだけではなく周りの人たちも心奪われていて、
そこからも彼の魅力が伝わってきたのが良かったです。
雷太と風太のドタバタなやり取りすら微笑ましく感じるくらいまったく毒のない展開で、
コミカルな要素もプラスされているシーンでは恋愛のドキドキだけではない楽しさがあったし、
オメガバースならではの苦しさをそれほど感じることなく読めた作品でした。