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やっぱり、切江先生のラブコメ作品は心のビタミン剤ですね!
相手をゲイだと勘違いしてグイグイ猛アピールする京(ガチゲイ攻)と、フェチ強めな眼鏡談話も楽しく聞いてくれる京を居心地の良い友人だと思っている一咲(ノンケ受)…と言う、見事なすれ違いの方程式◎
両視点で描かれているので、すれ違いまくる二人を終始ニヤニヤ堪能しました♡
一咲にとって、あくまで京は〝気の置けない友人〟
なんですが、京が話題に出す「眼鏡美人」を女性だと勘違いして思わずモヤッてしまう……
眼鏡美人=自分だなんて露知らず
京に愛される「眼鏡美人」さん良いなぁ…と無自覚に嫉妬しちゃうんですよね。
もう、ココ!めちゃくちゃ可愛い!!
自分なのに、自分に嫉妬しちゃう一咲がめっちゃ可愛いんです!!!!
前半は、グイグイ恋愛頑張る系男子の京と、ポワポワ天然男子な一咲…と言う印象でしたが、一咲がノンケと分かってからは一転。
失恋のショックから逃げる男子・京と、そんな京と話しがしたくて追いかける一咲へと、まさかの形勢逆転
追う者・追われる者が、後半で逆転するとは……!いやぁ、面白い‼︎
恋心を自覚した一咲は京と話がしたいのに、傷つきたくないからと一方的に逃げる京はヘタレで、ぶっちゃけ意気地が無くて焦れったい!
けど、京の逃げたい気持ちも良く分かるんだよなぁ…と。そのヘタレさがリアルで、思わず親近感が湧きました笑
一咲が筋の通った漢前で良かったよ、本当に……‼︎
タイトルの「恋だってできる」
読み始めは、どう繋がるんだろ?と思いましたが、終盤での一咲の台詞に繋がった時には思わず胸が熱くなりました。
バイセクシャル(女性)の友人が言っていた
『男や女の性別じゃなくて、好きになった人がたまたま女性だっただけなんよ』
という言葉を思い出して、本当にそうだよなぁ…と。
確かに、キッカケは〝理想の眼鏡イケメン〟と言う外側だったかもしれないけど、京を知れば知るほど惹かれていった一咲にとっては「君となら恋だってできる」と言うよりは『君だから恋になった』んじゃないでしょうか。
相手が異性か同性かは関係なくて「この人だから恋になった」って、素敵だなぁ…と
改めてBLの良さを感じられる一冊でした♡
大好きな切江真琴先生の新作!✨
木下けい子先生とのタッグなんて、期待が高まらずにはいられない&
読まずにいられない、ということでドキドキワクワク、手に取りました。
今回はダブル眼鏡男子のラブコメ。
受けの天然具合と、彼の言動によりおおいなる勘違いをする攻めの描写に
笑った〜!(切なくもあるのですが)
そのドタバタや意外な受けの逞しさが楽しく、とても読み心地の良い一冊です。
読み終えて一言、「良かったー…」と大満足のため息です。
タイトル回収もお見事。
恋”だって”できる、ってどんな意味が込められてるんだろう?と思いながら
本を開きましたが、受け・一咲(いさき)の思い、言葉だったんですね。
カッコ良かった。痺れました。
魚の名前がちょくちょく出てくるところも、ツボでした。
あの有名な鯖江…じゃなくて鰤江(ぶりえ)市が出てきたり。
主人公で受け・一咲もお父さんが魚が好きで”いさき”になったーという由来とか(*´艸`)
以下、簡単なあらすじと感想を。
とんでもない眼鏡フェチの眼鏡屋店員・一咲(いさき、受け)、27歳。
ある日「眼鏡が壊れた」と店に飛び込んできたイケメン青年・京(けい、攻め)の声と
顔の特徴から、彼がいつも一咲が見ている料理配信動画の配信者だと気付きます。
一方の京。
彼は彼で、偶然飛び込んだ眼鏡屋の店員が
電車で見かけた眼鏡美人だ!と気付き、ドキドキしながら
距離を縮めていこうとするのですがー
と続きます。
まずこれ、一咲のメガネ愛が本当〜〜に半端ない!!!!
歴代彼女がメガネからコンタクトに変えてしまった時、
「どう?」と聞かれてメガネへの未練を呟き振られてしまった…
という逸話(?)を持つ人物です笑
メガネについて語らせると、とんでもなく長い。
ただその中にいろいろ「へええ!」と思う”眼鏡豆知識”が出てきて、
楽しかったです。彼氏にしたいか?は微妙かもだけど…w
基本的な管理方法や”鼻当ての部分がだんだん緑色になってくるのは何故なのか”、
タートルネックを着る時は必ず眼鏡を外してから!というアドバイスなどなど、
勉強になることばかり。
普段家の中では眼鏡を愛用している自分も読んでいるうちに
眼鏡に対する思いが変わり、感謝の気持ちが湧いてきました。
”フェチ”の上をいくような一咲の眼鏡愛が爆発しているところ、
そしてそんな彼を愛おしく微笑ましく思う京の気持ち。
そんな描写に心が温かくなります(*´˘`*)
そして!切江先生らしい、二人のすれ違いのコミカルな描き方!!
一咲はノンケで京はゲイなのですが、
一咲の言動から、京は一咲のことをゲイだ(&自分に好意がある!?❤︎)と思い込んでしまうんですね。
仲良くなって、やっと二人で会う約束を取り付けられた!と喜ぶ京が
一咲に指定されたのは、ゲイ専門のバー(一咲はそれを知らない)。
思わせぶりに「かっこいい」なんて言われたり…(眼鏡大好きすぎて眼鏡顔に見惚れてる笑)
で、そんな”勘違い舞い上がり”がしばらく続いた後、
いよいよ京から告白ー!
という場面での、まさかの”ノンケ”発覚。
ここから、どう事態が動くのか!?とドキドキするじゃないですか。
で、もうここからがですね、京のヘタレっぷり、大爆発。
そしてそしてタイトルにも絡んでくる、一咲の男前っぷりも、大大爆発!!!!
もーーーーそれまで天然っぷり眼鏡変人っぷりしか披露されてなかった
一咲の「男前!!」な一面がカッコよくて!
すみません、書きながら興奮してきてやたら”!”が多くなってますが。。
”自分はフラれる”と信じきって逃げ回る京を追いかけ、
つかまえ、「京くん相手なら、恋だってできる」
ーこの、胸震えてしまう男前すぎる告白。全私が惚れた…
普段は”かっこいい攻め”大好きな自分ですが、今作のカッコよさは
一咲が1万%かっさらっていったと思う(๑˃̵ᴗ˂̵)
臆病でへっぴり腰になってる京を最大限にときめかせた告白。
自分もときめきすぎて、思わず胸を押さえてしまいました。
そんなヘタレ攻め×男前受け、のセックス描写も、
最っ高に良かった…
優しく優しく、自分はほとんど動かないまま一咲を気持ちよくさせ、
蕩けさせる京。
二人が初めて体を重ねる場面、濃厚で甘い雰囲気に満ちていて、
じっくり文字を追いながら浸りました。
そんな彼のセックスに満足するも、もっと激しく求めて欲しいという
気持ちが一咲にはあって…
描き下ろしの温泉旅行でのお誘い、激しく一咲を求める京の様子が胸熱。
もう、読んでいてたまらなく幸せな気持ちになった…
そして二人がお互いに交換し合うプレゼントは、
もちろん指輪…
ではなく眼鏡。笑
でもそれがこの二人には本当にしっくりきて、ぴったりで
ロマンチックで素敵でした☺︎・:*+.
特に今まで”眼鏡男子”推しではなかった自分も、
すっかり”眼鏡”推し(メガネ男子ではない)になり眼鏡への愛着が芽生えた今作。
天然なのに男前、な魚の名前の一咲くんのギャップにめろめろ、
彼に惚れ抜く一冊でした(๑•̀ㅂ•́)و✧
文句なし!の「神」一択です…!
眼鏡が似合うイケメンで、イケボで料理男子で…と、最初は良いところばかり見えていた京ですが。
知れば知るほど残念ところが見えてくる感じが
めちゃくちゃ好きでした。
完璧な人ももちろんいいなと思うけれど、
脆さや弱さがあってこそその人自身の良さが
より輝く気がするんですよね。
なので、スマートだけどもグイグイいっていた
最初の印象と超絶ヘタレなギャップが本当に良かったです。
なかなか前に進んでいかない焦れったさ、
真正面からぶつかれないもどかしさなども全部含めて。
ふたりの大切な時間の積み重ねだったのだなと感じました。
一咲もギャップを持ち合わせている人なので彼らのやり取りには萌えがたくさんあって、
眼鏡もギャップのある人も好きな私にとって
ものすごく美味しいストーリーでした…!
雑誌掲載時より、めっちゃ好きだ~と思っていたので、文庫になり、電子発売になるのを楽しみに待っていました(*^^*)
受様は、眼鏡屋さん勤務の一咲。
攻様は、会社員の傍ら料理系YouTuberでもある京。
眼鏡屋さんの販売員とお客として知り合った2人。
眼鏡の似合うイケメンでイケボでもある京との時間が楽しい一咲の、そわそわする気持ち♡
お客さんの立場から、押して押して仕事抜きの知り合いになり、恋を育てたい京のアプローチ♡
全然さりげなくなくって、必死でわかりやすくて、めっちゃいい(≧▽≦)
なのに、勘違いだと分かったとたんの京のヘタレっぷりがさ~(^_^;)
それからの一咲が男らしくてかっこいい(⑉>ᴗ<ノノ゙
書き下ろしも、2人して大好きじゃん♡なお話でうふふ〜(*^ω^*)
両視点で進むので、2人の恋する気持ちににまにまきゅんきゅんの、楽しいラブコメでした( *´艸`)
メガネショップの店員一咲とイケボYouTuber兼会社員の京のお話。一咲のお店に京がメガネを作りに来て...。なんともメガネへの愛にあふれたお話でございました✨️先生があとがきでも仰ってたちょっとヘタレな京と、明るく陽な一咲のキャラクターもまた良かった
特に一咲の男前な中盤のある行動は拍手してしまいましたこういう受け好き。私はメガネは攻め派ですが2人ともメガネなのも楽しく読めました木下けい子先生の挿絵がまたぴったりで