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表題作殺し屋食堂 2

東雲葵
会員制飲食店オーナー兼国家から暗殺を請け負う一族の宗主、30歳
常盤暁
東雲のお店で住み込みバイト中の殺し屋、20歳

その他の収録作品

  • 描き下ろし、あとがき

あらすじ

※※飯テロ注意:空腹時に読む場合は自己責任でお願いします※※
過去の事故が原因でその日の記憶しか保持できない殺し屋・暁は、ひょんなことから、元ターゲットで料理人・葵の店で住み込みのアルバイト中。
そんなとき、葵が同業であることが判明する。
一緒に過ごすうち、どこか懐かしさを感じる葵の包容力に、暁は心も胃袋も掴まれつつあった。
そんなある日、葵のいとこ・樹から引き抜きの話をされたことがトリガーとなり、暁とのある記憶を思い出して――!?

作品情報

作品名
殺し屋食堂 2
著者
衿先はとじ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH DIGITAL COMICS
電子発売日
4.2

(32)

(18)

萌々

(6)

(5)

中立

(3)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
6
得点
132
評価数
32
平均
4.2 / 5
神率
56.3%

レビュー投稿数6

完結かな

終わってみればしっかりラブストーリーでした。

殺し屋食堂というやや物騒な名前。会員制のレストランというものの、葵の部下しか来ないから社員食堂。言われてみれば確かにそうだ!

葵と暁の関係は、1巻では保護者と記憶喪失の青年という感じでしたが、だんだんと昔出会ったいきさつなどが明かされて深いものに。初恋と、執着と。
恋も、ましてや人間らしい感情も初めてか、というヒヨコ感のある暁がかわいいです。一方の葵は組織の御曹子(元締め?)だけに余裕がありますが、暁に対しては萌え萌えなところがおかしい。
お仕事の殺し屋についてはあまり出てこずラブリーなテイストのお話です。

ご飯だけカラーになっててとても美味しそうでした。

最後のおまけで普通なら本編に入らなかったHが、となるところですが、朝チュンならぬ朝メシエンドでした。この2人なら全然あり。

いったん完結ですが、暁の成長から本当のパートナーになるまでの続編もあり得そうです。

0

No Title

暁くんが食レポの語彙を徐々に増やしていくのに反比例する様に、読者たる私の語彙は「かわいい(かわいい)」以外消失してゆくのでした。

正直なことを言うと1巻の最初ら辺を読んでいた時には一瞬これはちょっとあざといのでは? とよぎったんですけど、もうだめです、あーぎゃわいい!!!(頭抱えながら)

もう本当に暁くんが可愛くて……というボキャ貧な感想しか出なくてごめんなさいな気持ちなんですけど本当に超可愛いのですみません、仕方ないんです、可愛いとしか…………。

本作はサスペンス要素もある作品ではあるのですが、スト重系というよりは読むと心が萌えちぎれて千々に乱れる系です。一日の終わりに萌を摂取して心安らかに眠りにつきたい方向け……、いやダメだそれは。たぶん萌え転がって目がギンギンになってしまうと思うので次の日が休日の夜に読むの推奨です。

どうやら既刊はここまででして、巻末に収録されているオマケ漫画が打ち上げの様相を呈しているのでもしかしてこれって続かないとか……?

個人的に、東雲さんと暁くん(10歳)のやり取りが大好き過ぎて無限に見ていたいので(おにショタ好きな人は好きだと思います)、3巻の出版を切に願います!!

1

なぜ殺し屋だったのか

 殺し屋の暁が殺しに入った料理屋でスカウトされて住み込みで働くことになった話の続編。1巻でも匂わせてありましたが、店長の葵と暁は過去に出会っていました。暁の殺し屋としての試験をしたのが葵で、以降、陰ながら見守っていたようです。葵への殺しの依頼も、怪我の後遺症で記憶が一晩でなくなることを知り、インパクトを与えるために暁の実家に自分を殺す依頼をしていたようです。
 葵は暁の初恋の相手だから、葵の作った料理を食べると記憶をなくさずに済むと結論づけてありました。
 葵の料理を食べることで記憶が持続することになり、暁は葵への恋心を抱くことができて、二人は晴れて恋人同士になりました。
 ただ、エチシーンはなく、結局のところ最後まで攻め受けがはっきりしなかったので、そこだけでもはっきりさせてほしかったです。
 1巻に続きほのぼのとしたお話でタイトルから期待した仄暗さや悲壮感はなかったので、肩透かしを食らった気になりました。個人的には殺し屋という設定じゃないほうがお話の雰囲気に合っていて楽しめた気がします。

2

ええっ、そうだったの?

 メインのカップルが、実はむかーし出会っていて、たいていは幼い方が年上に助けられて憧れの気持ちを抱く。んだかしかし、再会していても、その人がかつての憧れの人だとはすぐには気づかない。

 というのはよくある展開ですが、今作は上巻からの二人の関係の謎は解けたけど、「ええっ、そんなことしてたの?!」と、ちょっと引きましたw

 登場するのはみな殺し屋稼業の人たちですが、みないい人ばかりでホンワカしたお話、と思ったところで、葵の弟・蓮さんのエピソードが出てきて、切なく印象的なお話となりました。
 
 衿先はとじ先生のほかの作品も読んでみようと思います。

0

ご飯美味しそう

ん〜
なんだろな
料理を食べたら記憶が残るってのが、ルールみたいになってるのがピンとこなかったかも
料理を食べたら覚えてることがあるくらいだったら違ったかも

ヤクザの恋愛の話をみんなで喜んで読んでるんだから殺し屋だっておんなじなのかも知れないんだけど、メロメロに可愛がるみたいな描写が多いのが(ふ〜ん)みたいな…多分殺したりする人には凄みみたいなのを見せて欲しいんだと思う
普通の人ではないですよって場面がわざとらしく欲しいのかも

記憶障害が職業柄好都合なところとか、他の人が記憶が残ることでの困りごとを見せてくれてたら良かったかなぁ
弟のことも、つらい出来事なはずだけど、なんというか
良くも悪くも殺し殺されに慣れすぎているし、慣れに対する負の感情は特に描かれないし
メチャクチャに強いから普通の人みたいにしてられるんだろうと思うのに1人気づき損ねて射たせちゃってるし

殺し屋の世界をもっと遠いものとして楽しみたかったのかも
サラサラ読めちゃうんだけど…私が疲れすぎてるだけかな

1

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