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俺がおまえに恋してやんよ

ore ga omae ni koi shite yanyo

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表題作俺がおまえに恋してやんよ

刑部銀夜
会社員(エース社員)、同僚
蛍茶屋冬生
会社員(事務職)、同僚

その他の収録作品

  • 君が教えてくれること

あらすじ

彼女を作れば人生バラ色、すべてがうまく回ると思い込んでいた内気な蛍茶屋は、マッチングアプリで美人局に引っかかりピンチに陥ったところを社内のカースト最上位の同僚・刑部に助けられる。自分とは絶対に接点のない、嫉妬する気すら起きない雲の上の存在だった刑部から蛍茶屋は衝撃的な申し出を受ける。「俺がおまえに恋してやろうか」スーパーマンのような男から溺愛される日が始まり、蛍茶屋は……?

作品情報

作品名
俺がおまえに恋してやんよ
著者
ARUKU  
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス ルチルコレクション
発売日
電子発売日
ISBN
9784344855861

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21

4.5

(59)

(43)

萌々

(11)

(1)

中立

(3)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
14
得点
265
評価数
59
平均
4.5 / 5
神率
72.9%

レビュー投稿数14

the ARUKU。ジ・◯ルフィーのよう

はぁ〜〜〜……
いつも通り一気に読んでしまった。
そしていつも通り放心状態。

内容的には「雨傘で凌げないほどの恋」とある意味似ていて、非モテ貧乏イジメられみたいな存在が何故かハイスペ人気者モテ男にストレートかつストロングに愛される…という。

主人公の蛍茶屋は男女恋愛市場においての敗者で、卑屈な気持ちで生きてる。
そんな蛍茶屋に、何故か絶対勝者の刑部が。
…というストーリー。
弱者蛍茶屋にとっては、訳わかんないパーフェクト男子からの溺愛。
(リアルに考えるとヘンだけど)天然可愛い蛍茶屋にとことん甘い刑部。
これぞARUKU!という独特の萌えが本作でも炸裂します。
2人のキスシーンなんてもう…
しかし運命は2人の恋に厳しい。
ARUKU先生のことだから、もしやこのままサッドエンド…⁉︎

…この不安感からのエンディングで一気に放心状態が発生してしまいました。
ARUKU先生らしい作品で非常に満足。絵柄も元々好きです。
この場合エロ無しだったのも良かった。「萌x2」で。

2

サメの着ぐるみ+段ボールの合わせ技は、、、ズルイ(>ω<)!!!笑

ARUKU先生にハマり出してまだまだ日も浅い読者ではありますが、、、
そんな私でも感じるARKU節を滲ませる受けの不憫さと言うか、自己肯定感の低さから来る生き辛さが随所で威力を発揮してくる1冊

そして受けがその威力を発揮すればする程、攻めの存在の重さが増して来る相乗効果抜群の2人!!!

攻めからも受けからも目が離せないヽ (>ㅅ<)ノ
そして離れ難くなってしまう位にストーリーの緩急がしっかりあって、展開の行く末を固唾を飲んで見守ってしまいます

切なさとほのぼのとコミカルさとハラハラがやって来るタイプなので、読後の「読んだ~~~~~!!!」という充足感が心地よい重さで残ります(*˘︶˘*)

レビュータイトルにした内容は、受けの蛍くんのお家でのリラックススタイルですが、あんな社会人メンズが居たら私、発狂してしまうかも知れないΣ( ̄□ ̄|||)って位のあざとい可愛さですwww
攻めの刑部(ぎょうぶ)くん、よくぞあれだけ巧みに平静を装っていられるな…!スゴイょ、アンタ…٩(-ω☆)グッ!w(そんな彼の心の声が努力の賜物である事を教えてくれるのがまた良いのです♡)
お話しの合間合間の扉絵で描かれる描き下ろしの可愛すぎる4つの「サメ暮らし」も必見です☆

そしてあまりの”おぼこさ”に手を出さない刑部くん…!
なんか、その気持ち、ワカル…!

ヒーローだって見えない、見せない努力、してるんです⸜⸜٩( 'ω' )و //
だけどどんなに辛くて寂しくても「おまえの為に、自分の為に」折れない!

ヒーローが唯一心を休める場所になれた蛍くん
それは蛍くんも誰かにとってのヒーローになった瞬間でもあるのかも知れないな~
ホントはね、ずっと前から家族の為のヒーローだったんだけどね、、、
難しいよね、、、自覚するってさ(´・ω・`)

お互いが心のままに居られて肩を寄せ合って生きて行く未来
そんな未来に向かって2人が笑い合ってくれていたら嬉しいなって願って止みません

と、いう訳で、、、
私がそんな2人を愛してやんよ٩(♡ε♡ )۶
(愛させていただきます…!)

修正|キス迄なので修正は不要~

5

ゆっくり進んでいく恋にきゅんとする

大好きな先生なので作家様買いしました。電子で230ページ。先生の作品は緻密なので、かなり読み応えあります。以下ややネタバレありますのでご注意ください。

彼女さえできれば幸せになれると思っているリーマンの蛍茶屋(ほたるぢゃや)(受)は、マッチングアプリでひどい目に。落ち込んでいたところハイスペで感じの悪い同僚の刑部(ぎょうぶ)(攻)に「俺がおまえに恋してやろうか」と驚きの提案をされて…というお話。

本作の蛍茶屋も不憫受けですね。ノンケだけど女性受けしない外見で童貞、地方に住む病気の母に仕送りが必要でお金もない。婚活も上手くいかず、仕送りの為バイトもして心身がすり減っていく…。

そして攻めの刑部。高身長男前でシゴデキのハイスペな同僚。最初こそ感じ悪いけど、実は蛍茶屋にゾッコンということが明らかになっていく。
刑部いいですね〜!一途な男前溺愛攻め、最高です♡

蛍茶屋はノンケだし、初めは刑部を嫌っていたけど、美人局の件以降優しくしてくれて遠回しに好意を伝えてくる刑部に、少しずつ絆されていく。

この中盤の二人が仲良くなっていく展開、すごく楽しくて好きです!
まずは蛍茶屋のサメの部屋着(寝袋)!!ww
めっちゃ動きづらそうだけど可愛すぎるww
そして刑部に心を許した蛍茶屋が、なんだか天然ですごく可愛い。刑部がメロメロになる気持ちわかるわ〜。
途中攻め視点で、刑部が出会った時から蛍茶屋を大好きってわかるの良きです。

しかし刑部君、蛍茶屋の隣室に越してきたのは驚いた!少々ストーカーっぽい行動ですが、ぽなぽやしてる蛍茶屋を守りたいというヒーロー的気持ちなので受け入れられますw

色々可愛すぎる蛍茶屋に、刑部がプツンとなって思いの丈をぶちまけるシーンが面白すぎる!ww 蛍茶屋はさくさくお菓子食べながら困ってるしw

はっきり気持ちを伝えられ、ますます絆され意識する蛍茶屋。二人のゆっくり進む恋にきゅんとします。

「べべべべ別にすすすす好きじゃないもん!」て!ツンデレヒロインの言いそうなセリフ第1位では?www

とうとう両想い。刑部がんばった〜!
「俺が刑部君の実家になってあげよっか」っていいセリフだなぁ。お互いを大切に想い合う二人が幸せそうでほっこりします。

しかしここで終わらないのがARUKU先生!
終盤にああなるとは!かなり切ない展開で、何度も胸がギュッと苦しくなりました。これがARUKU節だなぁ。
ラスト、とっても素敵で泣けてしまった…。よかったなぁ。
う〜ん、この後の二人の描き下ろし、読んでみたかった、ちょっと残念w

本作も素晴らしかったです!
切なかったり、クスクスしたり、ほっこりしたり、キュンとしたり、胸が苦しくなったり、たくさんの感情が湧き起こり、1冊で2冊分のような読み応えでした!
これからも先生の作品は必ず読んでいきたいと改めて思いました。素敵な作品に感謝を♡

電子 修正箇所なし(濡れ場なし。キスが数回)

3

このワールドが好きな人が読むべき作品

クセが強いものってなんか試したくなりませんか?
作中でも言われてましたが、臭いのに匂い嗅いじゃうとか。
私にとってのARUKU作品もそうです。
手放しで面白い!好き!ではないんです。
なんだこれは?!と戸惑いながら毎回読み進めます。で、どちらかと言うと苦手な方が勝る。
どこに引っ掛かってるんだろうか?と思ってたのですが、全体的にポエムっぽいんですわ。
昭和の時代の少女漫画みたいなテイストと言えばいいのか。時期で言えば1970年代かな?

大体の作品が、しみったれた設定でモブの女性が徹底的に悪人で登場する。
マッチングアプリで写真加工して実物はおばさんであげく美人局でお金巻き上げてくる女や酔った勢いで襲われた、妊娠したから20万寄越せと脅してくる女、合コンにくる女は性格が悪い奴ばかり…。

底辺の主人公が王子様に救われるキラキラ〜みたいな夢見がちで地に足が付いていないふわふわ感があって読者の私は置いてけぼりを食らうのです。

主人公が浸りすぎててなんだかなぁ…です。
結婚直前までいっていた彼女がかわいそうでした。いい人って報われないんだな。
中毒性があるのはわかるんですが、やっぱり好きではないんですよね…。
ファンの方すみません。

電子で購入
修正が必要なシーンなし

3

今回は自分の求めるものとはかなり違った

相変わらず昼は菓子パン1個、女性にモテない不憫受け。
変な女に捕まって酷い目に遭う、しかも自分を病気とまで言って卑下する。
正直またか…という印象です。
今回は自分の求めるものとはかなり違った(そしてそれがあらすじを読むだけでは分からなかった)ので、読むのにめちゃくちゃ時間がかかってしまいました。
攻めの告白の時点でまだ残り半分以上もあるのか…と確認したぐらい。

<モヤった点>
・受けがお人よしすぎ&危機管理能力が低すぎてキツい
サメの着ぐるみも可愛いけど、さすがにちょっとキャラ作りすぎかな…と。
・自分を「おじちゃん」、カメオを「ダサい」と言うのはマジでやめてほしかった
・詐欺女はさすがに通報してほしかった

<注意点>
・著作あるあるですが、すっげぇウザい女たちが受け攻め両方に関わってきます
・著作の中では受けがかなり、いや一番女の子っぽい部類に入ります
(ブリっ子にすら見えるかも)

<良かった点>
受けも攻めも内面的にすごく良い部分を持っていて、その描写がすごく良かった。

商業の著作は全部読破しており、ほとんど☆5や4にしてますが、☆2にしたのは本作が初めてです。しかも☆1とかなり迷いました。正直めちゃくちゃつまらなかったので。
1~5話はかなり少女マンガっぽくて、"可愛い受けに翻弄されまくる性格キツめの攻め" という、びっくりするぐらい普通のBLでした。
でも最終話(6話)は親の介護問題がしっかりと描かれていてすごく大事なことを考えさせられ、やはりARUKUさんだなぁと唸らされたのでこの評価としました。

刑部狸も初めて知ったし、ペアになれなかったオスの鮭が横から精子をぶちまけるのは知らなかったです。勉強なるわぁ~。

1

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