顔強×顔良▼大学生かけひきラブ

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「お前がいい」なんて言われたら。

「omaegaii」 nante iwaretara.

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表題作「お前がいい」なんて言われたら。

三森 太雅
大学生
花岡 咲哉
大学生

その他の収録作品

  • 「お前がいい」なんて言われたら。番外編
  • 描き下ろし

あらすじ

恋愛がつまらないと感じている大学生の太雅は、
顔が好みのコミュ強イケメン・咲哉に目をつける。
セックスに誘うと咲哉は一瞬悩んでOK!
お互い男同士は初めてだけど、咲哉の反応は期待以上。
素股でとどめておいたら、なぜか咲哉の方から
「ちゃんとできるまで付き合う」と言い出した!
遊びもセックスも同じノリで誘う咲哉の考えは謎だけど、
その不思議さがだんだん心地よくなっていく太雅。
軽い好奇心だったはずが、心の奥まで知りたくなって…!?

作品情報

作品名
「お前がいい」なんて言われたら。
著者
鳥田ちず 
媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784832292963
4.2

(43)

(24)

萌々

(11)

(4)

中立

(2)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
9
得点
178
評価数
43
平均
4.2 / 5
神率
55.8%

レビュー投稿数9

BLの教科書・令和ver.

王道中の王道、BLあるあるをこれでもかと詰め込んだ内容。何年もBLを読んでるような人間にとっては、正直新鮮さや目新しさは少なく、特に目立った面白さは感じられないかもしれない(笑)
けれど、絵柄はしっかりと“令和”になっている。
ただ、BLをこれから読み始めるような新規読者にとっては、まさに「最初に読むべき王道BL」としてうってつけの一冊。
最近の作品らしく、読みやすさも抜群だし、こうした作品が定期的に登場するのはありがたいと感じる。

1

軽い気持ちでイケメン(攻め)が、爽やかイケメン(受け)と関係を始めたら、、、?!!

DD同士のお話です。

恋愛がつまらないと感じている太雅と、コミュ強イケメン咲哉の、 タイプの違うイケメン同士。
ビジュアル強強のcpで、眼福です。

けれど、お互い恋に対してあまり長続き? しないタイプのイケメンでした。

そんなふたりは、、
まず太雅が咲哉のバイト先に偶然呑みに来て、彼に目をつけて、落とそうとします。
お互い男は初めて同士でしたが、素〇だけでも相性がよく、、、


咲哉にいたっては、ちゃんとできるまで付き合うなどと、太雅に対して、ナゾのテンションと優しさムーブを見せつけてきます。

次第に、咲哉に対して本気になっていく太雅。


けれど、咲哉の好きは、なぜか本気じゃないような軽い好きのように思えてしまい、、、
という、軽い気持ちで手を出したら、ミイラ取りがミイラになっちゃった的な、お互いがお互いに振り回されて悶々とするふたりが、とても可愛かったです///!



そしてとくに!
歴代の恋人から気持ちを疑われ、フラレてきてしまった咲哉が、ようやくその原因を太雅で突き止めるのですが、それまでの無自覚恋人クラッシャーたる咲哉の振る舞いに、思わず叫びたくなったまりあげは。


最終的に、咲哉は自分の振る舞いが悪かったと気が付き反省しますが、なかなかの悪意のない、そしてカウンターパンチのような「好き」の並列具合にヒヤッとさせられました。


が、太雅も咲哉のことを分かろうとしたり、冒頭に比べて、恋に真剣で、帯の煽り文字のような気持ちが育っていたことに救われた部分もあったでしょう。

ちなみに出会ってからしばらく、咲哉の太雅への感情はなにか裏(クソデカ感情エピソード)があるのではないかと疑っていたまりあげはでした。(邪推すみません! ですが、咲哉があまりにも太雅に対して頬を染めますので、、、テヘ)

イケメンですが、中身カワイイふたりの駆け引きLoveが読みたい方にはオススメの1冊です♪






1

悶える男前

遊びのつもりが気付けば本気になっていた。
そんな翻弄されるイケメンにこちらまで悶絶しっぱなしでした///

大学生の太雅は整った外見からモテ人生を送ってきたものの、
それゆえに恋愛に関してはドライな価値観を抱いてきました。

ある日、好奇心から同級生でコミュ強イケメンの咲哉に
セックスをもちかけると予想外にOKされて…。

はじまりは軽いノリだったのに一緒に過ごすうちに咲哉に惹かれてゆき、
笑顔一つで胸が萌え悶えてしまったり、言葉一つでモヤついてしまったり、
気付けば咲哉にずぶずぶにはまっていて、翻弄されるイケメンの図に
ニヤニヤさせられちゃいました♡

身体の関係目的だったはずなのに、咲哉への情が芽生え始めてからは
当初の目的とは逆行して咲哉を大切にしようとしてセックスまで
なかなか行きつけないところもまた萌えどころでした!
遊びまくっているくせに本気の相手には奥手とか悶絶不可避…!

咲哉もまた太雅同様に惹かれてはゆくものの、生来の天然さゆえに
友情と恋愛の区別がつけられずに太雅をヤキモキさせちゃいます。
「好き」とまっすぐに気持ちを伝えているはずなのに、
素直も度が過ぎると言葉に重みがなくなって言葉が届かないのが切ない…。

常に言葉や表情で心の中はオープンな咲哉に対して
言葉で伝えるのがなかなか苦手でクールを装うとする太雅ですが、
結局咲哉の可愛さに表情筋ゆるゆるにされてかっこつけきれず
溢れてしまうデレっぷりに萌えしかありませんでした///

1

え⁈そんな事ある⁉って位にNOとは言わない花岡くんΣ(・ω・ノ)ノ! これも柔軟性なのか⁉‼

種類は違うけど、どちらもモテモテ男子な大学生同士のお話し

モテモテ過ぎて自分から積極的に「恋」を感じた事のない❝来るもの拒まず!去る者追わず!❞なTHEモテ男の大雅くん
自分から興味を持てる相手って(◔ิд◔ิ)???ってなった時にタイミング良く浮かんだのが同じゼミのこちらもお顔良し!なTHE好感度男子の花岡咲哉くん!
興味が持てるなら男もアリか⁈⁈⁈と早速距離を詰めていくっていう始まりです

そんな訳で始まりは完全に興味本位!
それもまた大学生ならではのノリって事でエンタメとしてはアリな軽い空気感

そしてこの軽い感じの上を行くのが受けとなる咲くん☆
何が軽いって、、、大雅くんからの「興味ねぇ?男同士のセックス」というだいぶ急転直下な振りに続いて、抱くなら自分がいいとのお誘いへの当の咲くんの返答に…私は結構な衝撃を喰らいましたよねーー…Σ(゚Д゚)!!!
だって…なんと…っ!咲くんの返答は…・・・まさかの「いいよ」‼
たった3文字で「いいよ」ですよ⁈⁈⁈‼‼‼
えーーーーっ⁈⁈⁈そんな事ある???

だってこの人達、まともに話したの今日でしょ?
しかもヤリ目で家飲みをお互いした訳じゃないし、そもそもノンケ同士なのに、、、そんなに軽いの⁉⁉⁉
と、、、www
かなりの混乱、困惑の後の衝撃でした(@ ̄□ ̄@;)!!Wow!!!

散々ドギツイ変態プレイやドロドロ展開を読んで来たけど、実はこういう全く予想も出来ない天然系な展開には耐性が無い事を今回私自身実感する!という体験をこの作品に出会いする事になるとは…‼
これも時代によるマインドの柔軟性なのだろうか…???
いやはや驚いた…‼

結構この始まりのインパクトが私は尾を引いたのか、、、どうにもこうにもこの2人の恋模様に身が入らなくって、、、(´・ω・`)
私如きが見守る迄もないと言うか、、、
きっとこの2人なら大丈夫だろう!!という気持ちに早々になってしまって、あんまりドキドキもワクワクも発生して来なかったんですよね。。。

ただ!!!!!
別にキライとか苦手って事ではないんです、、、
これがすごい難しい所なんですけど、、、

単にあんまり馴染みのないタイプの2人だったからこそ理解はまだ出来ないけれど、これがイマドキの子達の恋愛のひとつなのかも知れない?という気持ちで興味深くは見ていられる感覚はあるんです(о´∀`о)

そして何より作画がとってもお上手で見やすい(ღˇ◡ˇ*)♪
島田先生は今回初めて拝読したのですが、ホントにお顔の良いキャラを描いて下さっていて…♡
作画でのキャラ萌えはすご~~~くし易かったですヾ(〃∀〃)ノ
なのでこの作画だからこそ嫌悪感が湧かなかった…っていうのも否定はしません!
作品の中ではイケメンバンザイ♡なんで♪しかも性格が悪い訳じゃないんですよね、この2人٩(*´ᗜ`)ㅅ(ˊᗜˋ*)و

どうやら続刊も既に決まってるとの事!!!
寧ろ1巻では完全に分かり切らなかった2人だからこそ先を読んでみたいな♪って思っています!
そしてイマイチハマり切れなかったのに先を読みたい!と思えるだけの好みの作画なのも、漫画読みの私にとってはとっても重要なポイントなのです٩(๑´3`๑)۶

2人をより理解出来る事を期待しつつ続刊も楽しみにしています!
※続きますがこの巻だけでもキリ良く終わってるので、絶対に完璧に完結してからじゃなきゃ読みたくない!という読者さま以外なら、今この巻を読んでも十分楽しめると思います!!気になってらっしゃったら是非~~~♪

個人的にはそんな訳で少しこの巻だけでは高評価ーーー‼とは勢い付かなかったのですが、、、先が楽しみな事や好きな作画だった事、そして初めて作家さまの作品だった事を加味して☆は1個プラスで評価しました(´ ˘ `*)

濡れ場&修正|濡れ場はカラダ始まりパターンではありますがそう多い訳でも無いですし、なぜか官能的な色気よりも、素敵な作画だぁ~( ´3`)~♡って楽しめる印象が大きかったです なのでエロエロしさが無い清潔感を感じると言うか「健全な濡れ場」って印象でした!(完全なる個人の主観ですが…///)白抜き+一部トーン修正の簡易描き込み(修正漏れかな…??)

1

【お前がどんな顔すんのか見てみたい(太雅)】


エロス度★★★★★★

おやおや。軽い気持ちではじまった関係が特別なものに変わりゆくのが尊いですね。

顔が良い大学生同士の恋に大フィーバーであり、咲哉に軽い気持ちで手を出した太雅と太雅と最後までするまで付き合うと気軽に言ってしまった咲哉が恋に落ちてしまうのが最高でした。

咲哉から目を離せなくなる太雅や太雅に友達以上の気持ちが芽生えながらも伝え方を間違ってしまった咲哉のやらかしもツボで、すれ違った2人がまっすぐに気持ちを伝え合う場面がたまらなかったです。

1

伝わらない思いがジレッジレ♡

いや〜!!めちゃくちゃ大好きなお話でした!攻めが遊んでやろうって軽い気持ちで始まった二人の関係なのに、思いのほか攻め君の方が受け君を大切に大事に扱ってしまって自分達の関係に悩んじゃうヤツぅぅぅぅ!!こんなの嫌いな人いる!?居ないでしょ!??
あ〜よかった!!!

このお話、キーになるのは受けの咲の全方向に(人にも食べ物にも)良すぎる人当たりの良さと言葉のタイミングでした!!悪気なく、無自覚にこの歳になるまでその顔でやってきたんだ…そりゃぁもう身に染み付いちゃってるよなぁ。
顔もいいし、誰にでも素直で真っ直ぐで爽やかを背中に背負っているようないい子なんです!だけど、好きな子にも同じように対応しちゃってたら【特別】感がなくなってしまいますよね。案の定、攻めの太雅に「俺たちの関係ってなんなの??」と言われて距離を置かれてしまいます。

だけどここでうじうじ悩まないのも咲くんのいい所!お友達に相談して的確すぎるアドバイスをもらい…私も、「それそれ!そういう事だよ咲くんー!」と友達に完全同意しながら聞いていました笑
君達に足りないのは対話だよ…( ◜ᴗ◝)フフ

無事両思い♡になってからのえちシーンは甘くて最高でした〜♡♡♡
好きの種類に気付けて良かったね♡

なんとなんと!続編があるとの事〜♡
おめでとうございます!!楽しみになりました!

電子白塗り

1

ある意味めちゃくちゃ魔性の男だと思いました

今回初めて拝読した鳥田ちず先生作品。
絵の美しさ、タイプの違う二人の主人公のヴィジュアルに惹かれて購入しました。

どのコマもどのコマも隅々まで眼福です。
華やかな笑顔とキラキラとした瞳が印象的な花岡くん、短髪に鋭い視線がクールで男前な、ザ・攻め感ある三森くん。

この花岡くんのフットワークの軽さ、あまりに何事にも障壁がなさすぎる感じや急に距離をつめてきたりするところに、私も三森くんと同様「し…思考回路がよめない…!」とドキドキしました。
中盤過ぎくらいまでは、割と本気で “実は彼はすべて計算尽くでこれらの行動をしており、この関係性も三森くんから始められたように見せかけて、すべては花岡くんによる三森くんを落とすためのあらかじめ仕組まれたプロットである。これは『魔性の男・花岡咲哉』の話” なのではないか……と疑念を抱いて読んでおりました(そんな怖くて泣いちゃうような話ではありませんでした)。

……でも魔性の男であることは間違いないですね、花岡咲哉。そのタイミングでビールこぼされたりしたら、行け三森、今だ!!ってなりますよね。
それが計算じゃないのが、逆にやっぱり怖いです(褒めてます)。

勢いとなんとなく、で始まった関係性の二人が、それぞれに少しずつ意識し始めるその過程がとても良いです。
その心の変化は細かな表情にも繊細に現れていて、絵そのものが読ませてくれる漫画だと感じました。

また他の鳥田ちず先生の作品も読んでみたいです!

2

No Title

沼らせ系イケメンの太雅と、360度好感度イケメンの咲
タイプの違う美しいふたりを眺められるのは終始眼福でした。


タイトルの通り、「お前がいい」
を軽やかに受け入れてしまう咲が読めなくて。
いっそ最初からずっと太雅のことを好きだったとか言われた方が納得できるほどに、
流されるというよりは受け入れ力が高すぎる。
太雅の方も、読み進めれば進めるほど
最初に咲に手を出したことが らしくないなぁ と思えるほど真面目な良い子に見えたので
このふたりが関係をはじめるきっかけがちょっと不思議でした。

それでも 誰でも良い から 君じゃなきゃ嫌だ に変わるのも
自覚したそれぞれが変わっていくのも良いですよね。
特に自覚してからの咲の表情が恋してる〜と感じられて、最初の方の爽やか100%な笑顔も魅力的ではあるけれども、太雅を思う気持ちが溢れるやわらかなお顔がどれも良かったです。

厚みのある身体も見応えありました!

0

ほだほだカップル爆誕

イケメン同士のほだほだカップル。
気持ちが微妙にすれ違ってるのも、相手の気持ちが分からなくて右往左往してるのも何だか可愛いくて微笑ましく読ませてもらいました^ ^

最初、咲哉の方が太雅に絆されていくのかなーと思っていたら、逆で。じゃあ太雅が絆され側なんだと思って読んでいたら、またまた形勢逆転で(笑)このカップルの身体から始まる絆し絆され、振り回し振り回されの恋愛模様がめちゃくちゃ楽しかったです。


彼女と交際が長続きしないと言っていた太雅(右側の赤髪のカレ)なんですが、恋愛に難アリイケメンかと思ってたら、まさかの健気な一面におおっ!自分から好きになった相手には尽くしちゃうタイプなのかしらと、ちょっと意外な一面に好感度大でした。あと、恋愛に誠実なところも加点ポイントです。(勝手に遊び人と思ってしまってゴメンよ)

そんな太雅のハートを射止めた咲哉は、人あたりのいいイケメンで、男女問わずに人気者です。ザ・リア充を体現したみたいな男で、非常に感じのいいキャラクターではありますが、なんか変わってて。というか、厄介よりです。
コミュ力は最強なんだけど、どこか上っ面な感じ。他人に気持ち預けてないな、話のポイントズレてんな、みたいなふわっとした軽さが妙に気になる人物です。
そここそがまさにこの作品の肝となる部分。何を考えてるのか分からない、話が的を得ない咲哉の性格が物語のキーポイントとなります。

論点が噛み合わない2人の恋愛はこの作品の見どころです。
咲哉の振り回しはわざとやってるならまだしも、天然だからよりタチが悪いんですよねー…。
太雅の好意に向き合ってるつもりでも、本気をちゃんと伝えきれていないところがやるせません。咲哉もちゃんと太雅に本気になってるし、自分なりにアピールしてるんですけど、太雅に伝わっていないのが、うーん…もどかしいです。
身体から始まった関係とはいえ、気持ちはちゃんと同じ方向に向いているだけにこのすれ違いはもったいなさすぎる。咲哉の核心ズラしのような反応や生返事が妙にイライラするんですよね(笑)

当初、この恋の仕掛け人かと思っていた太雅が、咲哉に翻弄されていく姿は意外や意外でしたが、そんな恋愛の拗れっぷりもこのストーリーの楽しさです。咲哉へのイライラと、太雅へのエールが比例していくところに注目しながら彼らの恋の行方をぜひ最後までお見届け下さい^ ^


2人の心情描写への丁寧なアプローチによって紡がれていく不器用な恋愛がジンワリと沁みる物語でした。
続編もあるとのことなので、今から楽しみでたまりません♪

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