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暑くなるこれからの季節にぴったり(?)のホラー要素満載の作品です。
BLのL要素は若干少なめ??かもしれません。
表紙に惹かれて購入させて頂きました。絵もとても綺麗ですがストーリーが少し難しい所があるように感じました。(私の理解力が少なく申し訳ないです)
これは私の「知り合い」が体験した話です。
という冒頭から毎回始まる体験話を元に、オカルトライターのΩ(オメガ)・郁巳(いくみ)が小説に作りかえるという企画がお話の軸になっています。数ある投稿の中からΩの失踪事件を集めて1冊の本に纏め、郁巳はΩが行方不明になる話には不思議と共通点があることに気付きます。それは双頭の日本人形、美しい男の怪異「トツナギ」。恋人のβ(ベータ)・縁(よすが)に見守れながら郁巳は謎を追い始めていく(あらすじより)
さらに登場人物としてαの編集者が出てくるのですが、彼の登場で色々お話がややこしく難解になったような気がします。
二つの事件(?)が重なってしまった…という認識であっているのか分かりませんが、絵も綺麗で最初ホラー要素の体験談も良かっただけに、トツナギ様伝説と島の伝説が絡み合った辺りから難しくて分かりにくかったです。
イラストでのびっくりホラー要素もあるので怖いものが大丈夫な方はぜひ!
タイトル買いです ちがうな タイトル読めない買いです
読めないタイトルに案外ウキウキするタイプです
読みたい方向絶賛迷子中にて新規開拓に勤しんでおりましたところ発見してしまって
よくよく考えたらタイトルの下にローマ字表記あったんですよね 失敬ッ!
てか オメガバースだったとわツユシラズ Orz
何が読みたいのかわからないときのオメガバ大丈夫かしら もぉ不安しかない
あの オカルトライターが寄せられた体験談を小説にしてるっていう企画でお話がすすむんですが ここに寄せられる体験談がモヤるんですよ
主人公的には その話を「誰が、誰から」聞いた話なのかを気にしてるんですけど
あたし的には話の中途半端さにモヤモヤが
だって こう前のめりに体験談を読んでるじゃないですか(←オカルト系大好き)いいところで雑に「行方不明」がぶったぎりにくる
Σ ええッ!いやもぉちょっとイケヤ!と
怪しいやつが最初からでてはいるんですがお話の見せ方のせいなのか そこに注視できないようになってて
だからなのかな 犯人探しよりホラーを楽しみながら織り込まれたオメガバースを吸いあげていくかたちが自然にできあがってたんですよね
いつもならだいたいヒートだ 発情だと 無理矢理オメガバースを意識しさせにくるところでそれがなく オカルト部分をぶち壊すエロがなかったのも個人的にはよかった
ただですね【とつなぎ】って名前がでてきたところ
今風な 顔の見えない誰かの投下にわらわらと群がる 良し悪しの分別なくまことしやかに囁かれた1ページ これをなんでここに入れたのか? このあとに続くお話との繋がりがよくわからなくて
とりあえず 担当編集が選んだ体験談を小説におこしてるだけの設定だから で捨て置いちゃったのと
2つめの話の失踪者発見現場に残されてた人形
その人形自体はテレビに映ることはないと思うんです なにせ事件現場にあるものなので
なのに体験談や小説の描写だけで作りあげてくる担当編集になんで疑問もたないんだろ?
この辺りが ちょっと読んでて悩ましかった すんごく
呪い 信仰 因習の影に生まれた風習 エゴ
面白くはあったけど 後半の展開が早すぎて結局なんだったんだ? になっちゃったんですよね
道先案内人に島の研究員を使ったのは恨みの象徴っぽくていいんだけど ここが兄弟への恨みに繋げづらくてなん往復もしたし
恨みや執着しかないお話しなのに そのほとんどがアルファ・ オメガ・ベータっていう記号にしかかかってないような気になっちゃって
うーーん 見せ方の上手さはちょいちょいあるんですよ お話自体好みはわかれそうではあるんだけど まぢで
だから 迷い家なのね!富貴を授かるのが逆だけど とか 最後の兄を探す弟が「兄」を決めるのに使う人形とか
なんだけど 最終的に 首を吊るのはオメガで 首を跳ねられるのはアルファ ってのだけが残っちゃって
なんだろうな
郁巳のほだされっぷりや 弟の兄への執着はよかったんだけど 縁がなんであそこまで郁巳に執着したのかがいまいちで
まぁ ナミ を理解するまで数分かかったあたしの理解力と読解力ではそのヒントがあったとしてもわかんないんだろうけどね エヘ
やでも 最後のチョッパや展開以外はほんと前のめったので 次に描かれるお話しに期待しかないかな