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表題作恋人が思い出せません

佐藤 直道
22歳、情報工学科在籍の大学生
小野田 幸人
30歳、電子機器メーカーの経理部所属のサラリーマン

その他の収録作品

  • 恋人との約束が思い出せません

あらすじ

目覚めたら、超好みの恋人ができていた幸人。どうやら自分は2ヵ月分の記憶を失っているらしい。幸人にベタ惚れだと言う青年・直道と、しばらく逢瀬を重ねてみることにするけれど……? 年下攻ドリーミング・ラブ。

作品情報

作品名
恋人が思い出せません
著者
海野幸 
イラスト
夏乃あゆみ 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
発売日
電子発売日
ISBN
9784403526343
4.3

(48)

(30)

萌々

(10)

(6)

中立

(0)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
8
得点
208
評価数
48
平均
4.3 / 5
神率
62.5%

レビュー投稿数8

受けがあまり好きではなかった……

記憶喪失モノとワンコ攻めという大好物コンボということもあって、楽しみに読み始めたけど、くっついたあたりからなんか興味を失ってしまいました……

なんでかなーと思ったら、受けが微妙に好きなタイプではなかった……
ネガティブ臆病受けなんですよね。
過去の出来事から臆病になるのもわかるんだけど、繊細過ぎて扱いずらいと思ってしまったし、悪い人ではないけど、あえて一緒にいたいと思わせる魅力が私にはわかりませんでした。
「他人と関わることに過剰なほど慎重になった」とあるので当然恋愛経験ゼロ、恋人いない歴=年齢の人かと思いきや、「(過去の恋人たちからは)『壁を感じる』と言われて何度も振られてきた」とありびっくり。恋愛に奥手じゃないんだと。
30歳なので彼氏が一人や二人いてもまぁおかしくはないけど、「過剰なほど慎重」と強調するなら、ゲイバーで何人もの彼氏見つけてきたってキャラ設定おかしくないですか?
(注:元カレ達については一切言及がないのであくまで推測ですが、ゲイバー通いしてるから多分、ゲイバーで出会ったと思われる)

そして攻めは8歳年下なのに、口調がおっさん……
なぜ……

海野先生にしては妙なこだわりとかもない受けなので、途中で海野さん作品だということをすっかり忘れていました。

0

直近の記憶がなくなったら

年下男子の頑張りがかわいい

サラリーマンで執拗にまでゲイであることを隠している幸人(受け)は、ふと気付いたらベッドに寝てるは、知らない男(好みドンピシャ)が部屋にいるはでびっくり。
その男・直道(攻め)が自分は恋人だというからさらにびっくり。
そして、直近の2ヶ月の記憶がなくなっていてさらにさらにびっくり。
びっくりのオンパレードの今の状況は直前に階段で転んで頭を打ったことが原因のようで。
仕事にあまり支障はなかったけれど、道直は本当に恋人なのか、友人だと思ってた人物の挙動も少し変だし、彼らは本当のことを言ってるのか、幸人の記憶は戻るのか。
と言った話でした。

幸人が中学の頃のトラウマを引きずり、親しい友人や恋人を今も作れずにいるという特徴あれど、海野先生にしては普通の受けでした。(笑)
いつも家族関係とかに原因があるとはいえ、かなり何かにこだわりのある人物が受けであることが多いので。

記憶喪失になる時、忘れたいことを本当に忘れてしまうということがありますが、これもそんな感じで、幸人が忘れているからこそ道直とこ仲が進展していきます。
途中誤解があったりしたけど、道直は本当にいい子で、8歳も年下ということを気にして大人ぶってるけどかっこいいし可愛い。
記憶喪失ものとしては王道なお話だったと思います。
二人が幸せになって良かったし、友人を一人無くしてしまったけど、きっと幸人もまた一歩踏み出せるようになって良かったです。

0

パズルのピースがはまっていく

短期間の記憶喪失のお話。幸人の恋人を自称する直道のワケありな様子や、過去の出来事が見えてくるにつれ、一つのパズルが見えてくる。そのピースが一つ一つはまっていくのを楽しむ感覚だった。早いうちに展開が見えるが、それでも面白い作品。

幸人はトラウマ持ちで、かなり繊細なキャラ。本人は生きづらそうだし、本気で向き合う相手は大変そう。自分の要求ばかり突き通し、相手のしたいことに付き合おうとしない姿勢は不快だったので、後半で変わろうとしてくれて良かった。

直道はとにかくすごい。スパダリ。察し力と忍耐力があまりに高い。幸人のような難しいキャラに完璧な配慮ができるのは愛ゆえ。頑張って探したお店に誘って何度も断られても、幸人に気にさせないように振る舞える。精神的に大人。

ストーリーは二人が本当に恋人になるだけでなく、トラウマ源との和解や、幸人の成長が描かれていてとても良かった。幸人が前向きな発言をするたびに、信じられないとばかりに大ゲサに喜ぶ直道に涙を禁じ得ない。付き合ってるのにあんな些細なことがそんなに嬉しいなんて、どれだけ我慢していたんだろう、と。

気になるのはケイとはあれで終わりなの?ということ。心理描写でオチを付けてたけど、本人とは後味悪く別れたまま絶縁するのかな。ケイの最後のシーンは、なんかスピンオフの主人公みたいなこと言ってる、とか思いながら見てしまった。

最初はネガティブ思考で怯えてばかりだった幸人が、直道と付き合い始めてから、どんどん良い方に変わっていく様子に清々しさを感じた。あとやっぱりなんといっても直道。ここまで幸人を慮ってくれる彼氏なんて他にいない。幸人は直道を幸せにして欲しいと思う。

2

No Title

目が覚めたら見知らぬ男が自分の恋人だという記憶喪失モノ。幸人が過去に受けた傷は些細なことかもしれないが長年自分の生き方に影響するぐらいのことだったわけで軽視すべき話ではないよね。許してもらおうというのではなく自分が謝りたいからと言ったあの彼はよかったな。

直道くんはひたむきな年下攻めくんでとてもよかったなーー。嘘をついたことはよくなかったけどたしかに幸人はあのままじゃ受け入れなかったでしょうしね。誰との関係でもそうだけど、傷ついて立ち止まっているばかりではなく一歩自分で踏み出して進んでまた新たな扉を開くことが必要だよなと思ったお話でした

1

失われた記憶に眠る想いは

今回は会社員と偽る大学生と会社員のお話です。

転落で記憶を失った受様が恋人宣言する攻様に付き合い
新たな関係を作るまでと
恋人になってからの後日談を収録。

受様は電子機器メーカーのアラサー会社員です。

ある夜ひとり暮らしの1Kアパートで目覚めたら
なぜか見覚えのない若い男性がいて驚きます。

この若い男性が今回の攻様ですが
すこぶる美形な攻様にテレビのどっきりか!? と
まで思ったのに

どちら様かと問われた攻様は「恋人だ」と言い
恐慌状態の受様は近くのファミレスに連れ出されて
攻様に名乗られますが、覚えはありません。

さらに年の瀬から付き合い始めたと言われますが
受様の体内時計はまだ11月で
2カ月間の記憶がない事が判明するのです。

攻様は2人が出会ったのは11月半ばのゲイバーで
付き合うことになったのが去年の年の瀬で
今日は2人で夕食を食べて受様の部屋に行ったところで

受様はアパートの怪談を踏み外して転倒
そのまま気を失ってしまったらしいのです。

攻様は27才のIT魏業勤務のエンジニアで
一目惚れした受様に頼み込んで付き合い始めたと言いますが
こんな美貌の青年が自分に一目惚れなんて信じられません。

攻様は恋人として付き合ううちに思い出すかもしれないと
恋人として扱って欲しいと言われた受様は
を騙されても悔いはないかもと思い
「とりあえずホテルでも行きます?」と返すのですが
表情を硬くして「行かない」と一刀両断されるのです。

果たしてこんな2人は本当に恋人同士なの!?

雑誌掲載作のタイトル作に書き下ろし短編をつけての
文庫化で受様の恋人を名乗る攻様と記憶喪失になる受様の
恋物語になります♪

記憶喪失になって大事な人を忘れてしまう展開で
恋人と名乗る人が現れた場合
本当に恋人の場合と恋人じゃないのに嘘をつく場合の
どちらかが鉄板だと思います。

さらに嘘をついている場合は本当に好きな場合と
何らかの裏があって恋人を名乗るというパターンに
なるかと思うのですが

いつ記憶が戻るのか、
嘘をつかれていた場合は戻った時にどうなるのかが
楽しみどころです♡

受様が記憶を失って恋人を忘れたと言われ
攻様とお付き合いをすることになるのですが
絶対に何かあると思わせるスタートで
ワクワクで読み始めました♪

幸いにもお仕事は繁忙期を抜けていて何とかなりますが
過ごすうちに攻様が就職を控えた大学生だとわかり
付き合ってもらえるまでに何度も振られたからといいますが
嘘っぽく、実際攻様の嘘はそれだけではない事が
少しづつ明かされていきます。

攻様の嘘には
受様が親友だと思っていた同級生との哀しい過去に絡み
受様と攻様の過去の接点となぜ嘘をついたのかが
見えて来て攻様の一途な想いにキュンキュンさせられました。

ワンコな攻様、大好物です ヾ(≧▽≦)ノ

2

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