電子限定特典付き
碗島子先生ならではの切り口で描かれる、ひとりぼっちの寂しさとか、ふと走り出したくなるもどかしい気持ちとか、共有できない淋しさとか、、そうゆう痛みを、どれもさらっと、だけど痛いほど鮮明にリアルに描かれていて、さすが碗島子先生!すごいです。
そして、えろとギャグのバランス感が本当に最高です!!
本編も最高なんですが、なんといっても収録されている番外編が本当に良くて…!!本編に出てくるエピソードの番外編なんですが、本編を隅々まで読まないと気付かないような?部分を掘り下げた短編なんですが、、秀逸すぎて(笑)ビックリしました。
今作は、本編と番外編とたっぷり碗島子先生ワールドを堪能できる傑作です!!
本当に碗島子先生さすがです。
作家買いです。
おもしろかったです。濃ゆいフェチあれど楽しく読ませて頂けるので毎作ゲットしたくなります。
春生に友だちができなかった理由がネガティブな性格やコミュ障などではなく無趣味で話を合わせられなかったからというのがおもしろい。周りはそんな春生を嫌ではなく不思議そうに見ていたのも妙な行き違いで笑っちゃうんですけど。
春生の何に対しても興味がない性質が聞き屋に向いているし、秋充のゲイ告白にもフラットに対応したのがいい結果に。
こうした春生の人柄によって自然とストーリーが展開するのがお上手です(偉そうにすみません)。好きなんですこういう必然性。
春生がぼっちでさみしくても1人で生きるようがんっていてより応援したくなりました。
友だちとじゃれあいたい春生と恋愛感情があってエロいことをしたい秋充との行き違いもコミカルでした。
少し切ない流れがありそれを乗り越えてうまくいくのが微笑ましかったです。
小ネタも盛りだくさんで楽しい。
雨の日に出会いを感じる女子がスマホを見ながら「スマホ持ってないの」は笑いました。
あと、おばあちゃんの話、お米の手土産、店主が掘り当てた天然水780円(高っ)、聞き屋のレビューなど。
宇宙人の話がやけに長いなと思ったら番外編での種明かしがよかった。なるほどそういうことだったのか〜と同時に先生の性癖詰め合わせでは?とニマニマしちゃいました。
人の話を聞く「聞き屋」を営む春生と、ゲイである秋充とのお話です。
春生は、これまで友人がおらず、人が誰でも持っている誰かと共有したい、共感したい気持ちを昇華することができないまま日々を過ごしています。
もう一人の主人公、秋充は、春生が猛ダッシュしているときに出会うのですが、周囲にゲイであることをクローズにしているので、恋人がいないのです。
春生は、これまでの学校生活などで人に興味を持ち、自分から話しかけるもののその先が続くことがなく、いつもひとりぼっちになってしまいます。自分の趣味や周囲への興味が薄いのかなとも思いましたが、秋充がおすすめしたコミックに興味を持っていたので、彼もこれからだんだん変わっていくのかなとは思えました。
秋充とは友達以上、恋人となり、彼の念願であった友人づくりの気持ちを成就しましたが、どうしても手に入らないものは誰にでもあるのだと実感しました。
椀子先生の作品のファンです。
のなかでも、本作は椀子先生の作品の素敵さが、全て詰まってました。
受けの春生くんと、攻めの秋充君の2人のやり取りの可愛さに悶絶。
勿論先生の作品のお尻洗いもしっかり、しかも可愛いエロい様子で描かれてる(喜)
その上この作品、泣けないトヒコを思い出させる 孤独と切なさの中でも真っ直ぐ素直に生きる健気な主人公の春生君なので、切なく泣ける作品でもある。
そしてそんな健気な主人公が、幸せをつかむっていう最高の展開。
泣けないトヒコファンならきっとドハマりしそうです。
碗島子先生の作品は作家買いをされる方が多いようですが、私も新作が出ると迷わず読んでいる一人です。
今作も主人公・春生くんのズレ具合が絶妙で、島子ワールド。自分も友達がいないので、とくに今回の春生くんの逡巡にはグッとくるものがありました。
秋充くんも最初の登場が喧嘩場面だったので(まぁ、ふっかけられてただけですけど)コワモテかと思ったら、以外に純情で、春生くんのことを誠実に思ってくれていて、とてもいい子だとわかり、ほんわか。
きっと描いている島子先生ご自身が、優しい方なんでしょうね。
番外編の宇宙人の話、ぶつかったのがお互いにアタリで、こちらも良いお話でした。
