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なんだかここに来て、普通の高校生活を送っている感じがして、善次くん、よかったねと。
甲子園に行った亡きお父さんに囚われている祖父ちゃん、その祖父ちゃんの1番になりたい善次くん。はじめは、なんて辛すぎるんだろうと思っていましたが、皮肉なことにその野球を通して花岡くんと交流、そして深まり、善次くんならではの、野球との関わりが形作られていったわけですよね。そして、花岡くん、オトコマエ!自分の立ち位置を強く自覚して善次くんのために、善次くんとの未来のためにがんばったよ。
5巻では、二人の進路が徐々に近づいてきて、どうなっていくのか惹きつけられました。でも、これまでに漂っていた辛さ、から少しずつ解放されていっているのかな、と感じました。
多分この先も、花岡くんのことが好きだし、花岡くんの重い溺愛も。二人の先を楽しみにしています。
大好きな作品です。
1巻での二人の始まりも、キュンキュンくる。
この5巻は、二人のこれから、将来に向かっての色々な葛藤や目標が見えてくる。
そして、相変わらず、主役2人、美人ウケと、大型わんこ攻めの互いのヤキモチと甘々がしっかり堪能できて、満足。
相変わらず大型わんこ攻めは、ヤキモチ執着度高めだし、美人知的ウケ君は攻めの為に将来の可能性の枠をを広めたりと、愛は深まってる。
周りの人々が、いろんなキャラが出てくるのだけど、主役2人が魅力的だからか、皆が温かいんだよなあ。
この先、どうなっていくのか更に続きが楽しみになっていってる今作でした。
でも、ずうっと続いて欲しい。
5巻です。
巻が増えてゆくとマンネリ化を避けられなくなってくるものですが、
本作の場合は巻を経るごとに誰かに何かが、何かしらの変化があるので、
毎回新たな展開を楽しみに読んでいます。
今回はその変化が訪れたのは花岡の方でした。
高校3年生の夏を迎え、将来を意識し始めた二人。
善次は大学進学、花岡は野球のプロ選手の道、と
それぞれの進路を見据えて歩み始めていました。
そんな中、花岡は台湾でのU18の試合のために東京に向かいます。
そこでもいつものように試合以外の時間は善次のことで
脳内いっぱいな花岡でしたが、合宿中のある試合の中で
投手として敗北を喫したことで、野球に向き合う姿勢に変化が。
これまでの花岡は何を置いても善次が一番で、
善次との連絡を断ってまで野球に打ち込むこともありませんでした。
そんな花岡が善次のためではなく、野球に勝つために試合をするという。
そのために遠征中は善次との連絡も一切断つという。
それは花岡がこの先もずっと善次と一緒にいるための覚悟なのでした。
けれど、説明もなしに突然の“善次断ち”宣言を受けた善次は
自分の存在は野球選手としての花岡の足枷になってしまうのでは、と
戸惑い、不安に駆られてしまいます。
花岡視点だと相変わらず善次大好きだし、相変わらず執着の塊で、
善次への愛は何ら変わってはいないのですが、
色々と自己完結して省くものだから、肝心の善次にそれが伝わってない!
ただでさえ離れ離れですれ違い要素満点なのに花岡は言葉足らずで、
花岡とのお付き合いを誰にも明かすこともできず葛藤しているところに
当の花岡からの一方的な“善次断ち”宣言が追い打ちをかけてきて、
寂しさと不安からアメリカ留学まで考え出す善次。
今まではどちらかというと逃げる善次と追う花岡という図式で、
花岡の執着溺愛が重すぎるという印象でしたが、
今巻では急成長を遂げ始めた花岡に善次が必死に追いつこうと
縋りいていて、二人の関係性の変化にハラハラしてしまいました。
花岡の中では善次への愛が揺らぐことはないと確信できているし、
指輪を贈って婚約も済ませたし、大丈夫!という想いが
あるのかもしれないけれど、今回はその確信が善次を不安にしてしまいました。
善次の不安を取り除くどころか「どうでもええ」と一蹴し、
「善次がおらな死んでまう」と脅迫まがいな愛の囁きに
改めて善次はやべえ男に引っかかってしまったなぁとしみじみ。
今巻では野球に向き合う姿勢に変化を感じられ、
その変化に少々寂しさや不安を覚えた花岡でしたが、
その根本はやっぱり“善次”で、変わったように見えながらも
何一つ変わってないのかもしれません。
寧ろ、覚悟が決まった分、ますます愛の重みが増したのかも。
1年半ぶりの新刊ですね、待ってました♪
久々なので4巻をざっと復習して読みました。
以下ネタバレあります、ご注意ください。
全164ページ。
4巻でドタバタした水族館デートの数日後、花岡が台湾でのU18試合の為に東京へ向かう。一方善次は予備校に通うことに。
予備校に行くと、4巻で登場したケンちゃんの友達のチャラいイケメン、鈴木祥真オースティンがいた!アメリカ育ちのせいか、なんでもズバズバ喋りがちだけど、人の表情から色々察する繊細なところもあって面白い子だな〜。善次は鈴木と友達になる。
花岡は二週間も善次と離れるので、大事な時期なのに善次のことばっか考えてるw
「ちょっとずつ善次の人生俺のもんにしてこ…」重!ww
花岡、周りからは落ち着いててかっこいいと思われてる一見硬派なスポーツマンなのに、頭の中はほぼ善次というヤバすぎるギャップが好きですw
しかしあることをきっかけに帰国まで善次との連絡を断つことに。
「善次のための野球すんのやめなあかん」
確かに試合中もずっと善次のこと考えてるとか、プロで通用するんかいって感じだものね(汗)
スネちゃう善次可愛いけど、不安になるよなぁ…。
善次と鈴木が一緒にいるところを見つけて、速攻引き剥がすケンちゃん。この子も相変わらずの善次ラブw
善次は花岡の態度に不安になり、あることを鈴木に相談しようとしていた。
「あいつの人生に俺が必要無くなるのが耐えられへん」
善次も花岡のこと大好きなんだよなぁ。
花岡はU18で世界一となり帰国する。
会見で語る花岡、凛々しいな〜。圧倒的スター感!
ケンちゃんの入れ知恵で、予備校で善次と鈴木がベタベタしてるところに遭遇!ベリッと引き剥がす(デジャヴw)。
そして恋人宣言の1ページの善次の顔ww
すぐに善次の家へ向かい、えっちしてしまう、あま〜い♡ 善次の「さ 寂しかったもん」が健気で可愛すぎる〜。
えっちの後気持ちを伝え合う。善次は不安だったけど、花岡の善次への愛はブレない!
「力が必要やねん…善次とずっと一緒におる為の」「善次がおらな死んでまう」
花岡の重すぎる溺愛執着は、ホント心が潤うな〜w
そして善次も困り顔してるけど、すっごく嬉しいんだろうな。
花岡は善次との将来の為に、善次断ちして頑張ったんだろうけど、善次への説明不足で不安にさせちゃうのは、やっぱりまだ高校生という若さだよなぁ、とちょっと思ってしまった。
ラストは善次が鈴木と話をする。
鈴木はやっぱりあの子が好きなのか〜。そちらも今後進展することはあるのかな?かなり攻略が難しそうだけどww
日本と台湾で二週間離れてちょっと心のすれ違いがあったけど、さらに愛が深まった5巻でした。今作も面白かったです。やっぱり花岡の重すぎる溺愛執着、好きだな〜♡
次巻はどうなるか、また楽しみに待ってます。
シーモア 濡れ場は修正不要な描き方
進路問題がずっと続いてて、ぐるぐる悩んでるとこにかき回すサブキャラが出てきて、目に見えて何かが進んだってことは無かった巻かも。でも善次も花岡も必死で真剣で、見てると泣いてしまいそう。頑張れ高校生!ってなりました。
ちょっと離れ離れになった二人は、花岡の連絡我慢宣言からすれ違い、善次がまたグラグラしちゃってます。邪魔したいケンちゃんや味方の宮崎の言葉も刺さったりしてるけど、何より善次自身の迷いが見えるのが切ないです。
一方で花岡は変わらず一直線。以前はそんな姿が安心材料になる気がしてたのに、今はうっすら不安を感じるのはなんでなんだろう。表に出す愛情表現だけを見ると、花岡の気持ちの方が圧倒的に重く見えてしまうからかな。
今後進む道について現実的な選択肢が見えてきて、花岡は野球人生としての最善を、善次はずっと先を見据えて決断しそうな雰囲気。その前提にお互いが在る相思相愛状態は揺るがないでしょうが、もう少し善次の自信の無さが消える展開が来て欲しいな~と思います。
一生懸命恋して一生懸命悩む二人がとても眩しかったです。
