電子限定おまけ付き
下巻、とてもとても良かった…!
じん…と沁み入る、夜明けの喪失→再会→”やり直し”の物語でした。
まず、この下巻の表紙。
上巻と並べてみると分かるのですが、背景色が仄暗いブルーから
ピンクになってる…!夜明けだー...
そしてなんといっても一番の変化は、二人の距離感・ポーズと表情です。
上巻では目線を外し、憂いを見せていた旭が
この下巻では(目は閉じているけど)こんなに幸せそうに微笑んでる…
下巻を読む前から、ドキドキと期待に胸が高鳴りました。
律の表情も絶妙だな、と。
上巻、記憶を失った状態でただただ無邪気に
大好きな旭にじゃれついていた律。
この下巻の恥ずかしそうな笑顔には、全てを思い出し葛藤し、
許し、受け入れた後の感情が詰まってる。。
上下巻読み終えてからあらためて見直して、素晴らしさにため息が出ました。
学生時代、互いに同じ”大好き”という気持ちを持って
付き合っていた二人。
しかしモデルの世界に入った攻め・旭が浮気を繰り返したことで
関係は破綻、二人は別々の道へ。
ところが旭が偶然入った喫茶店で律と思いがけない再会を果たし、
律が事故で記憶を失くしていることを知るー
再び惹かれ合う二人だけれど、花火大会の帰り、
律に変化がー!?
という上巻終わりからの、続きのお話です。
旭と律、両視点で丁寧に描かれる二人の心情変化、
同じ”恐れ”を抱える気持ちがダイレクトに伝わってきて、
切ない気持ちでいっぱいに...
旭にとって一番最悪な形で律の記憶が戻り、
二人は距離を置くことに。
そして旭の知らぬ間に律は店を辞め、引っ越したーと
マスターから知らされて…
また裏切られることが怖い。
大好きな旭の気持ちが離れていくことはもっと怖い、
と苦しむ律。
一方の旭も、どんなに覚悟を決めているつもりでも
「また裏切ってしまうんじゃないか」
「そうしたら今度こそ 律は目の前からいなくなってしまうんじゃないか」
と悩み苦しむー
”好きだ”という気持ちは同じはずなのに、
旭の過去の過ちによるトラウマが、
二人の心に同じような恐怖を植え付けている。辛いなあ( ; ; )
一体ここから、二人はどう動いてゆくのか…と、
ハラハラしながら見守りました。
で!
旭の決断も格好いいし納得いくものなのだけれど、
個人的に深く刺さったのが、律の気持ちの変化と覚悟です。
最終的に「もう一度信じてみよう」と覚悟を決めるまでの
心の揺れ、共感度100%...
再会してからの旭の言動を思い出し、そこから彼の深い後悔と
やり直しを望む気持ち、未練を汲み取る律。
「もう一度信じてみたい」と決意を固める彼の潔さに、グッとくる。
と、ここで物語が一気にクライマックスへ向かうかと思いきや。
旭が海外へ行くことを決断したことで、
二人の間に今度は物理的な距離が…
ここで個人定にすごく良いな、と思ったのが、
空港まで追いかけてきた律に対し、旭が
「今は律の話は聞けない」と一旦保留にしたこと。
読みながら二人を応援している身としては
歯痒いし焦ったいし、せめて「いついつまで」と
期間ぐらいは区切ってあげてー…!
とも思うのですが;
ああ、旭は変わったんだな、律を愛し抜く気持ちを
ちゃんと形にして見せる、そんな覚悟があるのだなー
と感じられる一幕、切ないけれど確かに光の見える”別れ”のシーンが印象的でした
そして半年後(長い半年だったよね…!待ち続けた律の健気さに涙)、
戻ってきた旭からの待ちに待った告白。感涙。。
もうそこには、「クズ攻め」だった頃の旭の姿はなく。
律も、旭も、もう決してこの恋を後悔なんてしない。
二人で帰ってきた家のドアを開け、満面の笑顔で「ただいま!」と言って
見つめ合うラスト1ページが、輝いていました・:*+.
二人のことをそっと優しく見守り続けた喫茶店のマスター、
素敵だったなあ。
マスターの涙と呟きに、私もうるっとなりました。
描き下ろし、そんな大変お世話になったマスターに
二人がお礼を贈りたくてー
というお話がまた、じんわり沁みて泣けちゃうんです。
マスター…!
旭と律が二人仲良く並んでお店に立ち、
訪れるお客様を迎え入れる。
そんな未来が頭に浮かび、幸福感で満たされるエンディングでした。
カバー下漫画、ヘタレな攻めの「気にしい」なところが
垣間見えるベッドエピソードも良かったです(*´艸`)
意外と(?)肝が据わってるのは律の方、っていうのが良い✨
失ってから気付いた大切な人と時間を、元・クズ攻めが
足掻いて足掻いて取り戻すお話。
静かに沁みる、夜明けの物語でした。
★修正:なし(電子シーモア)
濡れ場はありますが、修正のいらない描写です。
でん蔵先生の作品は間違いなく素晴らしいので読む前から期待値MAXだったのですが、やっぱり凄かったです(語彙力)
記憶喪失モノの王道に沿った展開ではあるのですが、特筆すべきはやはり でん蔵先生独特のキャラクターの表情描写だと思います。
嬉しい時の痛々しいまである笑顔や、絶望に打ちひしがれた時に自己防衛のように滲み出る笑顔だったり、感情が全て顔に溢れ出たシーンも圧巻で、それだけで一読の価値がありまくりです。
そんな圧倒的な描写力に裏付けされた物語は最強そのもので、最後までページを捲る手が止まりませんでした。
後悔することを恐れるより、少しでも自分の人生を幸せなものにする選択をしたいと感じました。
表紙がブルーからマゼンダへ。旭の審判はどうなるのか。上巻から一気読みしました。
以下ネタバレ含みます
徐々に記憶がよみがえるのがまた斬新です。
怯える旭、過去のことを告げないまま律と付き合うの⋯ズルい!
旭が女性と痴話喧嘩したことで律がショックで倒れたあとは、サスペンスのようでした。
あれ、記憶戻ってるよね⋯?気づいてないの旭だけ?怖い怖い⋯
律の笑顔が消えて、振り返った時の表情が⋯!こんな表情させるなんて。
浮気現場から去った後こんなふうだったんだと思うと可哀想すぎる。
このまま別れないよな?と思える旭のおめでたさよ。
律は一旦離れるものの、記憶喪失時の旭の誠実さに、今一度信じたくなる。
うーーーー⋯わかってたけど良い子すぎる。
だから調子に乗ったんだよな、旭も。
禊として旭が、律の語った夢を現実にする展開が熱かった。まあ、許してやらんこともない。(誰
もっと盛大なザマアがあってもよかったとは思うが。
マスターには大いに感謝すべきでしょう、と思っていたら、描き下ろしがイチャイチャではなく「マスターに恩返し」だったので満足。
必死にお礼を考える二人が、「復縁後初めての共同作業」みたいで可愛い。
なんとお店を継がせてもらえるという逆プレゼント。大ハピエン。優しい世界です。
電子限定おまけは気になったベッドの問題。そこは買い替えようぜ⋯と思いますがやっぱり律のやさしさ発言でEND。良い子すぎるな〜本当に。
気になった点を全部回収して気持ちの良い終わり方でした。
旭の審判は正直少し甘いな、と思いましたが
それだけ感情移入して夢中になって読みました!
先生の作品ほかも読んでみようと思います。
初めにお伝えしておきます。
コミコミさんの有償特典小冊子が、修正ありますがtn…や*などが、かなりどえち過ぎてニヤニヤします///!!
なぜ、これが本編に入らなかったのか、、、
たしかに腐の民としては、有償特典といえばえちが見たいわけで。
限りなく修正の甘いものを、、、///(おい)
おそらく電子派な方も知っていたら読みたかったはずでは?!!
と思うなどした、レビュータイトルでも触れましたが、この特典含め☆5にさせていただきました、まりあげはでした。
で、下巻ですが、
やはり律の記憶が一番最悪なカタチで戻ってしまいまして、、、
あとは、旭が禊というカタチで、再度律に告白できるよう、初心…というか、かつての律との約束を守るために海外へ。
たしかに、かつて旭のしたことは許されるべきことではないので、どういうカタチでチャラにするのか気になるところでした。
結果、うまいところに着地したなあと思ったのは、記憶失くしても、また律は旭を好きになったこと。
同じ言葉で、また旭を励ましたり、応援したこと。
今回のでん蔵先生は、そこまでゾクゾクするお話ではありませんでしたが、
タイトルの「この恋をいつかきっと後悔する」に続く作中の律の心理描写が、
下巻途中で「それでも、もう一度この恋を信じてみたい」などという迷いから願いへ、
また物語が進んだラストには「後悔しない」と、旭への想いがポジティブなものへと断定された、このタイトルを利用した、心理描写の変化はとても面白く、さすがでん蔵先生だなあと感じた上下巻でした。
ちなみに、ハピエンですので、脅えずどうぞ最後までお読みください♪
上巻に引き続き、下巻をよみました。
続きが気になるところで上巻が終わってしまっているので、すぐに下巻をよみました。
モデルの荻久保 旭と、喫茶店の店員をしている菅波 律とのお話です。
記憶喪失をテーマにしているお話で、シリアスなお話です。
上下巻ということもあり、ボリュームもたっぷりで、じっくりと物語の世界観を堪能することができて、大満足です。
ストーリー重視のお話が好きなひとには、夢中になれるような気がしました。
