電子限定かきおろし付
こちらを読むと小説が読みたくなり、するとまたこちらに戻り、となること請け合いです。とってもおすすめ。
2巻で終わりなの! って驚きと残念な気持ち。作者は描く気がありそうな雰囲気もあるので、出版社にぜひ続きをって送ろうと思う。
小説の、表紙からカットもすべて、ほんとうに作品世界を豊かに表していると感じている挿画家さんによるコミカライズ、素晴らしいと思うし、さぞ大変だったろうなとお礼を言いたい気持ち。小さなコマからアップの決め台詞まで舐めるように何度も眺めゆっくりとページを繰りました。
この作品含む表題作が好きで、くり返し読んでいるから、ほとんど覚えてしまっているので、新規の読者がこれだけで理解できるのかは、わからないのが正直なところ。
もしかしてファンアートに近い作品として続きを読ませてくれることはないでしょうかね… 電子専売でもいいので…
まずは、うつくしいコミックをありがとうございました。
次の小説を楽しみにお待ちしています。
原作は一巻を読んだのですがコミカライズが出ていることを知らず書店で見かけて一巻二巻を購入しました。
イラストを担当されているuser 先生の作画で読めるなんてなんて贅沢なんでしょうか。
最初の交わりのシーンは胸が張り裂けそうなくらい悲しく切なく痛々しくて。
原作を読んだ時は、無理やりは…と思ったけど、レシェイヌのどうしようもない絶望と衝動が伝わってきて、漫画もすごいなと思いました。
そして青嵐がとても凛々しくてかっこよくて。朝霧に見せる笑顔がすごく好き。
巻末のSSもカバー下も、たくさん楽しませていただきました。ありがとうございます!
そして、続きもぜひuser先生の漫画で読みたいです!!!
(紙の本は白抜き修正です)
原作を読んだのは遠い昔なのに、あの時の感情が鮮烈に蘇ってくるような2巻でした。レシェイヌの寵愛と執着っぷり、足弱の戸惑いや出自に関する不安、帰郷願望。そして、灰色狼たちの王族への心からの敬意と愛。単なるシンデレラストーリーではない、とても地に足のついた現実と隣り合わせの眩い世界観、そして深い愛情の物語だったなぁと。
どんなに間接的な証拠を積み上げても、足弱の心の奥底からは自分は本当は王族ではないのではないかという疑問は生涯消えないかもしれません。老人からたくさん教わりながら健やかに育った山での生活も彼にとってはかけがえのないもので、その帰郷願望も生涯消えることはなく、これからもふとした拍子に頭をもたげてくるかもしれません。でも、孤独だった弟王を再び孤独に陥れたくないという想い、灰色狼たちの献身に応えたいという想い、民たちに枯れた土地で苦痛を味わってほしくないという想いは、老人や故郷への想い以上に強く、それが彼を何度でもレシェイヌの元に導くのだろうなと思います。自分の力を信じられない彼が、レシェイヌの言葉で大地に祈りを唱えるシーンに感動しました。
原作小説既読、大好きで何度も何度も読み返しているシリーズです。
小説のイラストレーター様と同じ、user先生による
完璧な原作世界の再現にうっとり。
まずこの2巻の表紙、足弱の表情からグッときます。
急激な環境の変化に戸惑うばかりだった1巻から一転、
レシェ(今世王)に抱き上げられて幸せそうに微笑んでる…!・:*+.
コミカライズ版はこの2巻でいったん完結とのことで、
内容はやはり小説版からは省かれた部分もありました。
希望…というか欲を言えば、二人の結婚、
足弱が王族であることが証明されるエピソード、
王室病への罹患とその際のエピソード等々、
見たかったな…というところが多々あり惜しまれるところ。
特に今巻の中で描かれた「御幸巡行」のうち、
原作を読んでドキドキハラハラした”イツシン海老”のエピソードが
カットされていたのは、やはり残念に感じたところでした;
(といっても、そこを描くと後に繋げなくてはならないため
広げた風呂敷が畳めなくなる、ということは理解&納得しています…!)
この”イツシン海老”とも関係のある、原作の中で特に自分が大好きな灰色狼キャラが登場することなく終わってしまった(終盤、イラストのみでちらっと出演しているのを発見して歓喜!!)のも少し残念には思いましたが…
でも、それでも!!
物語完結のために必要な、「これ!!」という要素は
全てぎゅぎゅっと詰まっています。
エピソードを取捨選択するのも、本当に大変だっただろうな…と想像でき、
見事に世界を再現して下さったuser先生には感謝の気持ちしかありません。
禿山での作業に励む足弱、オマエ草の存在と灰色狼・朝霧の思い、将軍青嵐、
今世王の誕生祝いに御幸巡行。
250ページを超えるボリュームの中で、こういった一つ一つのエピソードを見ることができます。
原作の内容を思い出しながら「うんうん」と嬉しく読むばかり。
今世王の誕生祝いの際にレシェの言う
「どれほど宝石に包まれていようと 裸の兄上の方が好きです」」
というセリフに悶絶…!
美しい弟の愛と執着が、どのエピソードの中にも感じられるのが
たまりません。
足弱が以前知り合ったワンに再会する際の首元の”キスマーク見せつけ”など、
小説を読んだ時にもゾクゾクしたけれど絵で見るとさらにゾクゾク感高まります。
足弱を見つけ出すことができなかった朝霧の悔しさ。
そして今現在、禿山作りの手伝いという形で足弱に仕えることができることへの喜び。
朝霧の気持ち、感慨がダイレクトに伝わってくる描写に胸が熱くなる…涙
見た目も態度も男前!な将軍・青嵐が朝霧の前では
部下の顔に戻り、なんだか可愛らしくなっちゃうところにふふふ、となりました(*´艸`)
そして大きな見どころである、船上での副船長の不敬と
切り捨てようとする青嵐、その際に起きた不思議な出来事。
必死に謝る副船長らを頭上から見下ろす青嵐の迫力、
ものすごかった…!(語彙力、、)
終盤のレシェとラフォス(足弱)二人での共同作業、
タイトルにもある「緑土なす」の言葉が、じんと心に響きます。
この先どんなことが二人を待ち受けていたのか。
最後に「灰色狼の記録」という形で見事に描かれていましたが、
ぜひとも、この”続きの話”をコミカライズ版の物語で見てみたい…!
と、強く強く希望しています。いつまででも待っています…!
巻末にはみやしろちうこ先生によるSSもあり、
再び「緑土なす」の世界に没入できる、とてつもなく贅沢な読書時間でした✨
★修正:ライトセーバー(電子シーモア)
