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好きな作家さんの作品なのでよみましたが、期待以上に、たのしめました。
タイトル通り、政略結婚のお話ですが、そこから話がどんどん展開していくというストーリーで、読みごたえがありました。
かっこいい「攻」、不憫な「受」という王道の設定、個性豊かな登場人物たち、壮大なファンタジー設定、政略結婚、あまくて、幸せなストーリー展開という、盛りだくさんの内容で、たのしくよむことができました。
今度は、レヴォンをメインにしたお話をよんでみたいとおもいました。
さすが釘宮さん、しっかりと読ませてくれる盛りだくさんなお話でした。
序盤は主人公があんまりにも不憫で可哀想になってくるほどでした。
母である后の身分もあり末っ子なのもあり本人の諦めもありで、国での待遇や父王の態度にそりゃ悲観的に育つよなあと。
そんな主人公ルシュカが隣の大国へ獣人の第二王子の政略結婚の相手に決まり輿入れするところから始まります。
もしかして?な予感がありつつローマの休日。良かったですねえ。従者でさえ嫌がるのにフィルがルシュカの願いを叶えてくれて。
まるで〇〇えもんですね。ルシュカの願いをみんな叶えてくれる。
後半も含めて内容が盛りだくさんです。
結ばれた2人が次の試練に向かったり、反対派に狙われたり。それを次代へ遺恨を残さないように徹底的につぶしたり。
恋愛部分も甘くてフィルの惜しみない愛情や言葉や態度にルシュカが希望を取り戻すところもとっても良かったです。
なんですが読み終わってみると稲稲稲の印象が強いかなあ?
2人の場面よりもルシュカ1人で王太子妃教育の辛い場面や稲の世話の場面が強くて。
ひたすら頑張ってたなあな。
ここでこそ君の努力を花開かせられるよきっと!
フィルも人間味(獣味)が溢れてて断然良かったです!フィルの稲への想いを尊重してくれて。
あとがきで作者さんもお気に入りのレヴォン!もっと彼のことが読みたい知りたいです。いつか彼の話も読めるといいなあ。
愛のない政略結婚がまさかこう繋がっていくとは……
道半ばで閉ざされた穀物研究の道筋が、まさかの大どんでん返しで救済されていくストーリーにワクワクが止まりませんでした。
しかも、これまで知らなかった初恋の成就付き。父である国王に名前すら覚えられてもいない末っ子王子の不憫な境遇が、したくもなかった政略結婚によって幸せの道が整えられていくドラマティックな展開がめちゃくちゃ面白かったです。
色んな思惑がまとわりついたワケアリの結婚でしたが、蓋を開けてみれば大・恋・愛という、嬉しい意味での"コンナハズジャナカッタ"ストーリーが読み欲をアップ。お互いに身分を隠しながら互いに惹かれ合い、でもどちらにも結婚相手がいるという状況が失恋の香りを漂わせますが、でもそれにはちゃんと幸せのカラクリが隠されているので、安心して2人の恋愛を見守ることができると思います。
まぁ……最初からアノ人とあの人物は同一人物なんだろうなと想像できるため、それだけで不安感はだいぶ軽減されるかと。ラストにどう繋がるのかに注目して読んで下さいね。
凶暴とされる獅子獣人王子との結婚が、ルシュカの感情をネガティブからポジティブへとシフトさせていくのが一番の見どころでしょう。
とは言っても、何も知らないのはルシュカだけ。フィリアンの方は、ルシュカが何者であるかを分かった上で近付いているので、ルシュカの護衛役を買って出たのも彼なりに思うところがあってのことです。
身分を明かさなかったからこそ、彼らは王子と王子の立場ではなく、フィリアンとルシュカという1人と1人の人間として向き合うことができたのは事実。好意を抱く過程や理由に説得力が備わっていくことがラブ展開的にはグッとくるポイントでした^ ^
結ばれるオチは何となく読める感じのストーリーではあるものの、ルシュカの栽培研究の熱量や、フィリアンを追い込む敵対勢力との対峙といったシーンを盛り込むことで、ストーリーに独自性が生まれていくのはこの作品の魅力ポイントかな思います。
色んなことを諦めてきたルシュカがやっと自分らしさを手に入れた姿と、ルシュカの前では自分らしくいられるフィリアンの姿が何となく重なって見え、この2人の婚姻は結ばれるべくして結ばれる運命にあったことに納得至極でした。
素晴らしいエンドでしたし、素敵な縁談となったことは喜ばしいですが、1つだけモヤッとしたのは、ルシュカの父である国王が最後までルシュカの名前を言い間違えていたこと。まともに子どもの名前すら記憶してなくて、子どもに平等に愛情を注げないのなら早めに下半身を去勢しとくべきだったんでは?
この色ボケジジイは一回フィリアンにめちゃくちゃ怒られたら良いのにと思ったけど、ルシュカにやんわりと注意されただけで終わったのがちょっとだけ物足りなかった。穀物の苗の件で、いつかルシュカに感謝すべき日がくることを願っています。
大国の妃として、民のために心を砕き、気持ちに寄り添っていくルシュカの未来図が見えるようでした。ルシュカの人となりを知って次第に彼に傾倒していく味方が増えていくのもBLとは違う側面で楽しかったです( ´∀`)
隣国王子との婚約の前に、7日間だけ与えられた”自由”。
そこで出会った華やかな美貌を持つ青年に護衛と町案内をされるうち、互いに心惹かれてゆきー
という、「ローマの休日風」(←先生のあとがきより)ロマンチックファンタジーです。
釘宮先生の一途溺愛あまあまファンタジーは、疲れた心に最高に効く…✧*。(拝)
もーーー、攻めの第二王子・フィルの加速する
一途溺愛あまあまっぷりに、ぶくぶくぶく…と溺れました(*´◒`*)
文句なしのスパダリですが、自身が獣人であることを恥じ、
人を傷つけること・嫌われ恐れられることに怯えているー
そんな弱く、繊細な一面を持っている人物でもあります。
杏先生のイラストからも伝わってくるフィルの格好良さ&優しさ。
表紙でルシュカ(受)の手を取り優しく微笑む姿に一目惚れです。
物語の大きな見どころは、二人の恋模様以外にも。
自らの夢を叶えようと前向きに挑戦を始める
主人公・ルシュカの内面と行動の変化、
また立太子を阻止しようとする貴族勢力の陰謀と、
それに立ち向かうフィルの姿。
読んでいる間中ドキドキしたりワクワクしたりと心が弾み、339ページ、駆け抜けました。
物語構成は雑誌掲載分+書き下ろし。
雑誌掲載分は一度拝読していましたが、今回再度読んで「やっぱりフィルが好き…!」と目がハートにw
主人公は弱小国の第十七王子で17歳のルシュカ(受)。
隣国で大国の第二王子・フィリアン王子(フィル・攻)のもとへ嫁ぐことが否応なしに決められ、正式な婚約のため隣国へと赴きます。
落ち込むルシュカを見て、付き添いとして同行してきた兄が7日間の自由行動を許可してくれてー
と、政略結婚から始まる物語。
夕暮れの街へと繰り出した途端、店先で
難癖をつけられ騒動に巻き込まれるルシュカ。
そこへ颯爽と現れた青年が…
というところで、読み手としてはすぐにその正体にピン!ときます(。-∀-)
フィル自身と読者だけが分かっていて、
ルシュカは知らぬ青年の正体をいつ、
どのタイミングで知ることになるのかー
というのが、一つの見どころ、わくわくポイント☺︎
二人で街の名所を巡り、会話を重ねながら互いの人となりを知り、恋に落ちていく様がなんとも甘酸っぱい・:*+.
自国の民が飢えることのないように…と、”フィカ”と呼ばれる穀物を育て、
自国でひとり研究を続けていたルシュカ。
国ではバカにされ軽んじられてきたけれど、「素晴らしい研究だ」とその価値を認め、続けるべきだと後押ししてくれるフィルの言葉が光る…!
こんなフィルにルシュカが惹かれないはずはなく(ˊ˘ˋ* )
嫁いでしまえば自由はなくなる、穀物の研究を続ける夢は叶わなくなるー
という悲観的な予測をさらりと覆され背中を押され、踏み出す勇気を持ったルシュカ。
その姿は頼もしく、力いっぱい応援したくなります。
一方のスパダリ攻め・フィル。
初めはなんとなくルシュカを結婚相手に選んだだけ、だったはずですが…
健気でいじらしく、民のことを思いやり、穀物研究の豊かな知識を持つルシュカへの好意が大きく育ってゆく、それもまた当然だよねと読んで納得です。
フィルは獣人として圧倒的な強さを持ちながら(持つゆえに)、自分が人を傷つけるかもしれないと恐れ、獣人であることを恥じてもいるのですね。
そんな中、彼のそんな怯えや恥じる気持ちが、
ルシュカの言動によって大きく変わる事件が起こります。
双方とも「ありのままの自分」を
相手に好意的に・肯定的に受け入れられ、
喜びを知ることになるー
もう、この二人は、出会うべくして出会ったのだよね…!と
運命を感じずにはいられません。
そうして訪れる第一章のクライマックス。
ついにルシュカがフィルの正体を知ることとなる場面は、思わずにやけてしまったーー…!笑
フィルに惹かれながらも、自分には第二王子という婚約者がいるのだから、この初恋は胸の奥にしまっておこうー
そう決意していた、いじらしいルシュカの想いが報われて良かった…!
展開が分かっていても、王道のすれ違い(というより、勘違い?)でも、ときめきながら思いっきり楽しめました(◍°꒳ °◍)
二人の想いが重なり、身も心も結ばれた後。
第二王子であるフィルが立太子することになるも、
それを阻止しようと企む勢力が行動を起こしてー
というのが、書き下ろし部分の主な内容となっており、
前半よりもシリアス度は高め。
ここで活躍(?)するサブキャラ達が、
インパクトもありとてもいい味出していました。
特に、王太子妃となるルシュカを
遠慮なしにびしばし鍛える教育係・レヴォンが良い!
(釘宮先生のあとがきを見るに、レヴォン主役の執着攻めストーリーもありえる…?( ̄∀ ̄)スピンオフ、期待しちゃいます)
反フィル派の企みに、ルシュカの育てる穀物の苗やレヴォンの語った「獣人の弱み」等々が絡んでくる展開、なるほど!と唸りました。
愛するルシュカとの逢瀬を我慢して”その時”に備えるフィルの覚悟と行動がまた、格好よいのです…!本当、弱点欠点のないスパダリ攻め!!
途中、個人的に気に入っていた”とあるキャラ”がどうなるのか…とハラハラしましたが、そちらの決着の付け方も納得のいくものでした◎
あとあと。
末王子ルシュカの名前を3回以上も間違えた父王!
ひとりで勝手に「ひどい!!」と憤っていたのですが、第一章の終盤、毅然とした態度で名を訂正するルシュカに「よく言った!」と拍手喝采でした。
また個人的に嬉しかったのは、全てが終わった後の、蕩けるように甘くて甘い二人の濡れ場。
1章では比較的さらっと描かれていた印象でしたが、このラストの絡みは想像以上に濃厚。
フィルの砂糖菓子のように甘い言葉責めに震えたーー…!参りました…!
”七日間”の期間限定、刹那の恋が生涯の愛へ。
「ローマの休日」のようなお忍びデートから始まる二人のロマンチックな恋に酔いしれ、甘く優しい気持ちに満たされるファンタジーでした✨
