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表題作 夜ごと蜜は滴りて

深沢直巳 → 小西克幸

清澗寺和貴 → 野島健児

伏見義康 → 遊佐浩二

清澗寺冬貴 → 神谷浩史

その他キャラ
清澗寺道貴[福山潤]

あらすじ

没落しつつある旧家・清澗寺家の次男・和貴は、美貌と奔放な振る舞いで醜聞を流していた。そんな中、秘書仲間の深沢と出会い、彼の清廉で温和な人柄に惹かれていく。だが、深沢を誘惑した和貴を待ち受けていたのは、もう一つの顔を持つ深沢の仕掛けた淫靡な罠だった……!快楽を求めて蕩ける躰に被虐の悦びを教え込まれ、甘美な欲望に囚われる―禁断のラブロマンスが二枚組でドラマCD化。(ジャケットより転記)

作品情報

作品名
夜ごと蜜は滴りて 清澗寺家シリーズ 2
著者
和泉桂 
イラスト
円陣闇丸 
媒体
CD
作品演出・監督
菅原三穂
音楽
大寺宙
脚本
前川陽子
オリジナル媒体
小説
メーカー
ムービック(CD)
シリーズ
この罪深き夜に
収録時間
146 分
枚数
2 枚
ふろく
なし
発売日
JANコード
4961524290697
4.6

(71)

(54)

萌々

(10)

(4)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
10
得点
324
評価数
71
平均
4.6 / 5
神率
76.1%

レビュー投稿数10

噂に違わず

アンリ54世さんが動画でこれでもかと推してこられるので視聴してみました。
なるほど、こちらの小西克幸さんの鬼畜っぷりは悶絶です。
超絶丁寧口調で攻める攻める…
あまり言葉攻めとか興味ありませんでしたが、このCDを聴いてしまった以上、侮れない攻めテクであることを理解せざるを得ません。

野島さんの受けも秀逸。
プライド高めのビッチが、攻めの豹変ぶりに翻弄されていく過程がたまりません。

本当に素晴らしいです。
もう、初めて聴いた時は素晴らし過ぎて爆笑してしまいました。
いや、本当にこんなこと自分史上初めてです。
信じられないくらい鬼リピートしてます。
BGMもとてもいい。品があって、おしゃれです。
これ以上の作品に出会えることはこの先難しいのではないか…
そんな心配さえしてしまうほどです。

4

エロい…

野島健児さんがとにかくヤバいです

0

濃密で濃厚

野島健児さんの受け作品を巡りはじめたばかり…何気なく選んだ2番目の作品がこれでした。
まだBLCD初心者だったこともありますが、想像以上の濃厚な演技におったまげたことをよく覚えています。

そして小西さんとのコンビといえばやはりこの作品…個人的に別格です。
もう何回も聴いていますが、飽きないし味が出てくるんですよね…。
今では勝手に代表作の一つだと思っています。

攻め受けどちらも本性隠して猫かぶりしている序盤にはニヤニヤしてしまいます。

受けの和貴はパトロン探しで体を差し出しつつも自分がコントロールし主導権を握っていると常々思っている。
そんな時に秘書仲間の深沢と出会いつまらない男だしぶっ潰してやろうと仕掛けたところ自ら深みにはまってさぁ大変!!

繋がりは肌の上だけだった彼が内面を求められ戸惑いつつも深沢の手によって自分を囲っていたものを取り払われていき終には深沢さえいればそれでいいい、深沢がいないと生きていけない、捨てられるのが怖い…と変えられていく姿がとてもたまらないです。
2枚組ですのでその流れをじっくり聴かせてもらえます。
本性を現した深沢の重苦しく一途な愛の深さには頭が上がらないです。

濡れ場はなかなかじっくりたっぷりあって…リピート必須です。
野島さんのフェラ演技に私はここからどっぷり惚れ込みました。

深沢はきちんと教え込むタイプなので、プライドの高い和貴にあえて自分の口で「イカせてください」とか「犯してください」と言わせるところはもう興奮しかない…。
そんなことできるわけがない、と言いつつも深沢の命じる通りになっていく和貴が愛おしくてたまらないです。

野島さんの鉄板受け、たくさんの人に聴いてほしい。

5

野島さんの高潔さが◎

原作未読ですが、問題なく楽しめます。

清澗寺家の皆様、色っぽさがえげつない!
父の冬貴様演じる神谷さんが常に濡れっぽい声で、色っぽすぎて男を魅了しまくるのが分かります。

そして主役の和貴様を演じる野島さん、とても良いです。
BLCDの野島さんは今までたくさん聴いてきていますが、この作品ほど闇を深く抱えていて高潔な美しさを併せ持つキャラクターを他に知りません。
けれどこんなキャラクターをやらせると野島さんの右に立つものはいないかもしれない、というほどのハマり役です。

深沢演じる小西さんも、鬼畜っぷりがありありと出ていて最高でした。
音声なのに深沢の表情が浮かぶようでした。
顔色一つ変えずに和貴様を陵辱していく姿、めちゃくちゃ仕事が出来る優秀な男の二面性がとても表れていました。

全体的にしっかりと作り込まれているストーリーで聞き応えがあります。
気軽な気持ちで聞き始めるのではなく、「よし、聞くぞ!」と気合を入れてから聞き始めた方が個人的には良いかなって思います。

2

この…このカップリング!!!

小西さんが鬼畜だよ、との情報で
うわー、あのお声で鬼畜って…♪とドキドキして聴きました。
原作は未読でございます。
お相手はノジケンさんで、
「嘘つきは恋をする」を最近聴きましたので
おおお、声の相性良いよなぁ!と更にドキドキ。

…あの!!フェアリーとか清純とか真面目なイメージがぴったりのノジケンさんが!!!
淫乱ってーーーーーーーーー!!(絶叫)
でも、相手をとっかえひっかえするのは
特にHが好きってわけでも無かったらしく、
相手を堕落させて利を得るのが目的だったようですし。
プライドが高くて、
自分の今までの生き方を否定するような深沢の存在が目障りで
貶めようとしたのに、
結局は掴まってしまった経過が
丁寧で細やかに表現されていたと思います!!
溺れさせたかったのに思い通りには進まず
溺れたのは自分だったなんてねぇ……。
自分には父に似た容姿と、体しかないと言いながらも
聡明なところも魅力的でした。(打算的っていうのかな?)


最初は本当に綺麗な心で、あれほど完璧な優等生だったのに
本性をあらわにした深沢……ぞくぞく!!
低めの小西さんて、今更ながらものすごい破壊力!!!
更に敬語責めって!!!!!
縛ったり瓶を使ったり、いやらしいおねだりの言葉を和貴に言わせたり…。
これが悶えずにいられましょうか!!!
いえ、Hなシーンだけではなく、普段からこう…色男声なので
難しい話(財閥の事とか)の部分でも「はぁぁぁぁ…」とため息が出てしまうほど!
一度ならずとも、和貴に疑いをかけられつつも、
周囲からの信頼は厚くて
和貴の測りかねるところでデキる男、というのがツボでした!

和貴が、自分がいずれは捨てられる存在だとか、
本当の深沢の目的は父に取り入る事だったんじゃないかとか
ぐるぐる悩む姿に胸が痛み、
最後の想いを伝え合っての交わりは…「…だぁッ!!!」になりました!!!
お互いが、他になど一切目が向けられない、
全て相手の為、そしてそれが自分の為でもあるという関係、
執拗なまでの愛って……。
素晴らしく美しい。

神谷さんのお父上、少しの出番でしたがこれほどまでに
「父の淫乱の血」というのを数秒でも表せる演技!!!
かなり驚きました!!
あれなら和貴が父を疎ましく思いながらもコンプレックスでも
いたしかたあるまい…と納得させられました。

ガヤに主要キャラの声優さんが起用されていた点につきましては、
「あっ、ここにもw」みたいなノリで私は楽しめました(単純)。

あくまでも、他のフリトを聴いたり、トークCD聴いたりのイメージしかないので
ご本人に対して正しいイメージかは定かではありませんが
小西さんもノジケンさんも、かなり役柄とギャップがあるように思ったので
それでまた「…ぁあああああああ!!!!!」になりました。(私はw)

時代ゆえのお家事情と共に、
己の運命を諦めつつ、
真実の愛に目覚める物語、とにかく素晴らしかったです!!!

10

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