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うわヤバ面白っ!!でも、この面白さを説明するのは難しいですよーだって説明するとネタバレになっちゃうんだもん…!ラストで(オチ的に)トドメを刺される話も有るしな…どうレビューしよう、これw
●擬人化
出来るだけ予備知識無しで読んで欲しいです!PCや有名ホテルやコレステロールについて多少知ってれば大丈夫!“絶対”ってよほどじゃない限り使いたくない言葉なんですが、敢えて使わせてもらう!!
絶対楽しめます。
絶 対 ! ! !
物それぞれの特徴を上手く捉えて、凄く効果的に話に組み込んでいると思う!あと、それらの物に振り回されるユーザーとかもめちゃめちゃ面白いし、「そうそう、分かるー!」って共感出来ます。この素晴らしさに大笑い&感動間違いナシです!!
ちなみにゲイツ氏はやはりフィ○オフィッシュ好きみたいですw(by○ィキペディア)
●真心シリーズ
タイトルに“真心”という言葉が含まれてる2話。前作『図書委員の恋』に載っている作品の続編らしいです。前作は未読ですが楽しめました。
5年間付き合い同棲までしている男に別れ話を持ち出された桜井。なかなか別れを決断出来ずにぐずぐずしていたら、決定的な一言を言われてしまうのが1話目。その後、友達の花村とつるみ始めて徐々に変わって行く桜井の話が2話目。
この終わり方が気に入りました。BLっぽくない感じです。全編通して漂う、痛くてどうしようもない空気もいいんです…!
●他2編
こちらも両方ともヒリヒリ系。
『ループ×3』出逢った二人は実はどっちも本命の恋人が居て、しかも受の方は本命に暴力を振るわれている話。
これまたどうしようもなくてやるせない…!ホント、ただれた話だなあw皮肉っぽい視点がイイです。後、受の表情もいちいちエロくてイイ!ステキです。黒髪に目覚めそう。黒髪天パっていいかも…vvv
もう片方『誰にも言えない』は、愛を信じない事が信条の学生が主人公。しかし、いつの間にか男友達同士の恋の仲介をしちゃっているのです。
「愛を信じたい」からこそ、「信じない」のかもなぁ、なんて考えました。イイ男だと思うぞ。
全体的に、同時期に出た『愛のポルターガイスト』よりもこちらの方が好みです。面白かったー!!!
…あ、途中でも書きましたが、黒髪スキーな方にはかなりオススメ!色んなバリエーションのキャラが居て楽しいですよv林檎、雅、『ループ~』の受の3人が好きだけど、他の子達も捨てがたい!アジアンビューティーとかヤヴァい!!もっと活躍して欲しかった…!!!
前作『図書委員の恋』がすごく面白かったので楽しみにしていた新刊。
独特の世界観で描かれる作品はどれも面白い作品ばかりでした。
今回は擬人化特集!?なのですかね。
けっこうコアすぎて(か?)最初のパソコンぐらいしかわからなかったのですが、こういう擬人化もあるのか~と、目にうろこ。
個人的には窓派です。まぁ、林檎は数えるほどしか使ったことがないので賛否はいたしませんが。
☆窓際の林檎ちゃん
パソコンを買いにきたお兄さんが、マックにするか、ウィンにするかを悩むというはなし。どちらにも魅力があり欠点がある。
それを擬人化で妄想というのがあらすじ。
何気に「ワクチンを」と迫る窓がツボだったりしますwww
☆キャッチャー・イン・ザ・エダアメ
読み終わった読後
「ビールのCMかよ!」思わず叫んでしまったのは私だけでしょうかw
なんか超さわやかなオチすぎて言葉がありません
☆心のこもったお持て成し
お菓子?お菓子?お菓子なの?
なんか不思議な世界観
☆足りないものそれは真心でした
『俺しか付き合ったことがないからけぺきすぎる』
その言葉でいろいろな男と寝てしまうという受がなんとも(´Д`。)グスン
健気でかわいくてしかたない。
ぜったいいい男現れるから!!と思わず胸が鳴った
他短編いくつか。
決して明るい・・とはいえないんですが、この世界観好きです。
絵的にも、パッと見、あんまり好みでもないんですが、作品は読めば読むほど味わい深い。
「心のこもった~」に登場する、黒髪の雅くん。
背中なの刺青と、うなじ。それから雄をくわえ込んだ後ろからのしりの肉付き具合が最高です!!!!
一度は読んでみていただきたい作家さんのお一人。
幾つかの擬人化と、真心シリーズの一連作などが収録されている短編集です。
好きなものをいくつか
【窓際の林檎ちゃん】
MacとWindowsを擬人化したお話。妄想炸裂過ぎて笑えます。
ちなみに我が家にはMac信者がいるので、大勢の林檎ちゃんに囲まれて暮らしてます。私は別に窓君でもいいんだけど林檎ちゃんも慣れるとなかなか可愛いやつです。
【足りないものそれは真心でした】
真心シリーズの一連作で、この恋の始まりは「図書委員の恋」の中に、そして心が真人に別れを切り出すきっかけとなった出来事が「シュガーダーク」の中にそれぞれ描かれています。
5年つきあってきた恋人の心に別れを切り出された真人。心しか知らない真人に対して、自分としか付き合った事がないから潔癖すぎだと言われた真人の中で何かが壊れ、見境なしに適当な男と寝る日々が始まります。
「図書委員の恋」の中で描かれていた二人はとっても仲良くて幸せそうだっただけに、この別れは読んでて本当に辛いです。
【真実の真心は友情にあり】
別れたあとの真人と、「図書委員の恋」に登場していた友人の花村くんとのお話。花村くんはかつて高校生の頃、真人の事が好きだったのだけど今は完全に友情に切り替わっているようで、そんな花村君のアドバイスによって、失恋の痛手から少しずつ立ち直っていく真人の姿が描かれています。
【ループループループ】
ここで出てくる涼平は、真心シリーズの心が高校時代にかつて好きだった(ゲイになるきっかけ)人です。「シュガーダーク」の中で涼平と心が再会して心が真人に別れを切り出すきっかけとなった出来事があったのに、他の男にも抱かれていて、心とはどうなっちゃったんだろう??
【誰にも言えない】
尋と真一というどこからどう見ても好き合っている癖に、互いにそれを認めたがらず、あーだこーだやりあってる友人二人に挟まれて過ごしてきたスミオ。
そんな二人のせいで、好きだとか嫌いだとか誰かに翻弄されるのはウンザリだと思うようになってしまった。
スミオには土屋というセフレがいて、恋愛感情抜きでセックスを楽しんできたつもりだったけど…。
土屋の「俺はね 嫌いじゃないよ 恋愛 好きって言うのが簡単じゃないだけ」っていうセリフが良かったなぁ。
初めて読んだのは2014か15年頃だったんだけど、いわゆる「擬人化もの」に出会ったのは本作でした。
擬人化ジャンルというものにまず驚いたし、BLのクレバーな一面に気付いた最初の一瞬だったように思う。
「窓際の林檎ちゃん」
主人公は、パソコンを買いに家電量販店に来ているフツメン。
そう、WindowsとMac(Apple)の魅力を擬人化で描くマンガです。
「キャッチャー・イン・ザ・エダマメ」
枝豆はビールの良いお供。でも本命にはなり得ないの。アイツはドライすぎる。切ない…
「心のこもった御持て成し」
これも驚きの擬人化もの。ホテルチェーンです。
マ◯ダリンや目◯雅の妖艶さ。リ◯ツの情報管理力。
「足りないものそれは真心でした」
前作「図書委員の恋」の真人&心、その後。めっちゃビターな展開です。
一度は甘く楽しかった関係。でもそれも過ぎ去ってしまう。
冷めたら、あんな残酷に終わるの?ほんとに終わっちゃうの?
「真実の真心は友情にあり⁉︎」
そのお別れとその後の真人の乱れた生活を心配する花村君。
この子すごいよね…
高校時代の真人を揺さぶり、今救いのアドバイス。
痛みも恥もやがて薄れていくことを。
「ループ ループ ループ」
DVと当てつけ。暴力、懇願、同情。ままならなさ。
自分は浮気相手。でもそんな自分にも恋人がいるわけで。この不毛な堂々巡りよ…
さて、このDVカップルの唯と涼平の始まりは「シュガーダーク」の収録作に。
「誰にも言えない」
スミオは恋愛感情を嫌っている。親友同士が好きを言えずにいつもゴタゴタしてるから。
非BLの匂い系ってのはこの部分を書いて(描いて)いるんだろうね。だからBL作品としてこの前半のゴタゴタ描写はとても斬新です。
「愛だとか恋だとか友情だとか」
途中まで意味がわからなかったんだけど、こちらも擬人化もの。
描写としては、良い子の弟の大切なものを奪っていく邪悪な双子の兄。でも彼も愛されたかったのね。
擬人化のユーモアセンスが楽しい。
また、真人の物語や「誰にも言えない」も短編だけどなんとも言えない重みを感じました。
電子書籍で読了。
コミックスが16セクションに別れて収録されているものを購入したため、一回ずつ「書棚に戻る」をやらなければならないのが大層面倒くさく感じました。また、私はipadを使って読んでいるのですが、この作品は1コマずつ画面に出現するのでちょっと読みづらかったです。ちょっとした待ち時間や、移動の際にスマホで読むのに向いている様な気がしました。
恋煩シビトさんは初読みですがひょっとしたらとても好きな作家さんかも。
擬人化のはもとより、それ以外の作品もだらだら読めない感が凄い。
ディテールを読み飛ばさない様に緊張して読んでニヤッとする、あるいは考え込む、グッと来るを繰り返し、続けて三度も読み返しちゃったよ。
でも、読み返すごとに新たな発見があり噛めば噛むほど味が出る本でした。
ちなみに、私的にはホテルの擬人化が一番噛み応えがありました。