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発売当時は2010年ですか……。
もう7年も経ってしまったんですね。
そして当時、雁須磨子さんが大好きなのにも関わらず
え、小学生…??ってピンとこなかった自分をスノーダンプで殴りたいです(危険)
ばっかおめー最高じゃん!!最高じゃん!!!
小学生も男子高校生もドノンケだったっていうのがまずね、可愛いんです!
捨て猫を飼う飼わないのすったもんだ、
小学生のくせに鋭い事を言っちゃうノブと
高校生なのにちょっと押され気味の和雄とのバランスが微笑ましくて
前半はBL作品だと忘れてしまいそうな感じなんです。
ところが、和雄のバイト先でちょっと仲良くなったイケメン先輩がgayで…。
あわよくば流されてくれないかなっていう
イケメンだから許されるようなスキンシップの数々、結構楽しいですww
なんていうか、「別におかしくないだろ」みたいに言い包めるし
先輩のおかげもあって素直な和雄が可愛いのは非常に良くわかるんです!
素直さゆえ、ノブへの想いがどうなのかと突き進むにつれ
罪悪感にさいなまれるっていうね…相手は小学生だもんね……。
色んな意味でアウトなんでしょうけど
そこには純粋な気持ちだってあるしその先は不純な……?やっぱりダメか…。
でもご安心下さい!!!(?)
ちゃんと後半でノブが大きくなってますから!!
いえ、ほぼ出会いから和雄より精神年齢が上っぽかったですけど
もう後ろめたくならずにいられて
本当に好きだったノブとこれからはお幸せにね…!!!
当て馬(先輩)は勿論ですが
和雄のクラスメイトのマイケルがとばっちりを受けていて
脇もものすごくいいキャラなんです!
和雄のお母さんみたいなフラットなタイプも素敵でした☆
お話の流れもとっても惹きこまれるんですが、
和雄のネーミングセンスとか(メアドがホワイトピュアウイングⅡってwww)
先輩に貸したマンガのタイトルが『どんどん餃子(著・どんたく次郎)』とか
細かいところでも笑わせていただきました…。
あっ、ちなみに、ノブが和雄を「おまえ」呼ばわりするのは平気でした!
だって和雄がしっかりして無いから…ww
けど下に見ているわけでもなく、むしろ対等に見ている感じがしたので。
はー…楽しいのにときめきもしっかりあって凄い…。
最初は小学生か...とあんまり期待せず読み始めたのですが良かった...!もう...!もう...良かった!
ノブ君かわいいねえ、あらかわいいねえ、わかるよ私も頭撫でてあげたいわって思ってたのに、、
あれなんかかっこいいぞ...?(公園のシーン)
か、かっこいいぞ...!!(ドーナツ譲ってくれるシーン)
ノ、ノブ君...!!!!!(「おまえ ほんっと バカだな!」)
高校生姿なんてもう言うことなしです。
社会人に生意気(いやノブくんはかっこいいので生意気というかそれが当たり前ですが)にガンガン迫れるのイイです。「あーこいつ 俺がちゃんとしてやんなきゃダメだなーて思った時に」死ぬまでに言われたすぎます。
先輩の存在はあんまり現実的じゃないけど、でもノブ君が引っ越したあと先輩とそのまま付き合っちゃう流れがリアルでいいなと。
良い奴なマイケルとなつこも好きでした。なつこの名前好きです。
今までは成長してくっつく年の差ものが基本あんまりだったのですが、ワンコ年下責めが憧れ好き→かわいい憧れ好きになるのではない、こいつダメだな→こいつダメだなが!!私の中での年の差もののツボなのだと気づけました。癒しとトキメキとくすっとした笑いを求めている方にオススメです。
ちるちるの攻めの属性に「ショタ」とあって、え…?!と思ったのだけど、雁須磨子さんなのでまかり間違っても小学生にいかがわしい事はさせないだろうと信じて読んでみました。
捨て猫が縁で知り合った小学5年生の北原君と高校生の和雄。
人は良いけどちょっと気弱で流されやすい和雄の言動で北原君が「ふ」っと笑ったり「へっ」とするところがあるんだけど、この目の細め方が小学生とは思えない渋さがあってかっこいい。
北原君が小学生といえども男前なんです。かっこいいんだわ、これが。多分大人になっても、年取ってもこうやって笑ったりしているんだろうなぁっていうのが容易に想像できる。
妙に大人びているという訳ではなく、もちろん小学生らしい幼いところもまだまだ残るけれど、生来の男前気質が備わっている子なので、ちょいちょいそういう格好いいところに気づいてしまった和雄が6歳年下の北原君に惹かれてしまいます。
このままいったら犯罪者になってしまう!と思い悩むも、北原君が転校する事になりホッとする反面、無性に寂しくなったり、和雄にちょっかいを出してくる同性の先輩によって次第に自分の性癖に気づいていく様子が雁さんらしいぐるぐるもだもだで描かれていました。
最後が少し慌ただしい様子で先輩との顛末や、北原君との再会が描かれていたのが残念でしたが、先輩とは散々傷つけあったけれども一番苦しい時期を共有しあった戦友みたいな仲になっていて良かったな。先輩エンドを考えたころもあるとあとがきにありましたが、それでも良かったような…いやいや、やっぱり見上げるほど大きくなった北原君と再会出来て良かったような…どちらも捨て難くどっちも読んでみたいと思ってしまいました。
先輩は親バレした時に親に土下座して謝ってくれた、とても大切にしてくれたというエピソードがさらりと描かれていましたが、先輩も充分男前だと思う。少々頼りなく流されやすい和雄は実は男前ホイホイなのか?
そして北原君の最後の「よし拾った」がかっこよかったなぁ。
須磨子さんのかくBLってあったかいですよね。
ぽかぽかしてて読んでてのほほんとする。
永井ーー。男にモテる男(笑)
ショタ!??と思いながらも話はのほほーんと進んでいきます。
永井かわいい・・・。北原くんにきゅんきゅんしながらも年差なことや罪悪感などから
悩める永井の隙をついて学校の先輩である朝尾にしてやられるんだけど。
北原君引っ越しちゃいます。。えぇぇぇ!??これで終わり!??
とおもーたら数年たって北原君高校生になってかえってきまふ。
永井とはいろいろあり別れちゃって。
北原くんちょっと男前(ポッ
北原にもすでにゲイとばれた永井は恥ずかしさで逃げるけど・・・。
ちょっぴり遠回り?したけど小学生の北原に手をだしていたら大変なことになってたよね。
お互いが好きになる準備がととのった段階で次のステップへゆっくりと進めてよかったなぁと思う。
年下だけどしっかりしてる北原君に流されやすい永井はちょうどいいよね。
ホームドラマみたいなタイトルでほのぼのできそう♪という期待を裏切らないほのぼのでした。なんといっても高校生を翻弄する小学生・ノブ君がポテンシャル無限大!小学生とは思えないかっこよさに大人の読者もきゅんとするのでした。と言ってもショタというわけではない…(ひたすら健気で可愛いだけ)という設定が神懸ってるなと思った次第です。
俺ってゲイなのかな…とモダモダし続ける主人公・和雄に軽くイライラしてしまうのですがw、彼の周辺のキャラクターが魅力的なんですよね。なんなら和雄に一番魅力を感じなかったかも。和雄に想いを寄せる浅尾先輩、実はかなり不憫なのでは?と思いつつぜんぜん同情を誘わないところがいいですよね。この独特の性癖をもった当て馬(?)先輩の恋愛遍歴も気になります。気のいい日本育ちのアメリカ人マイケルには、望まないところで巻き込まれている不憫さがありました。ノブ君といい浅尾先輩といい、ナイスガイたちが悉く薄味の和雄に執着していくのは軽く不思議でした。
というわけで、独特のテンポと空気感がちょっとクセになる作品でした。(後日譚も読みたいな…)
