表題作主の処方箋

奥村智重・刑事
石凪信乃・《犬》

その他の収録作品

  • 風邪と智重
  • はじめての日
  • COMMUNICATION むっつりの本気
  • あとがき

あらすじ

※18禁
『しもべと犬』『茨姫は犬の夢を見るか』番外編

作品情報

作品名
主の処方箋
著者
玄上八絹 
媒体
小説
サークル
27000Hz〈サークル〉
ジャンル
オリジナル
シリーズ
しもべと犬
発売日
4

(3)

(1)

萌々

(1)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
12
評価数
3
平均
4 / 5
神率
33.3%

レビュー投稿数1

暴走してます。

商業誌『しもべと犬』(+『茨姫は犬の夢を見るか』)の番外編同人誌です。
智重(攻)中心の謂わば『智重本』だそうです。


1編目『風邪と智重』

そのままです。

風邪を引いて寝込んだ智重と、看病する(少なくとも本人はしているつもりの)信乃(受)。
あまりにも噛み合ってない2人に笑えます。

そして、大切な人達を奪って行く炎の夢を見る智重。絶望の中から自分を呼び戻すのは信乃の声だったんです。


2編目『はじめての日』

智重の過去です。

本編でも触れられていた、5係(今の部署)に来るきっかけになった事件と、異動して《犬》の主に選ばれ、信乃とはじめて出逢った智重。

暗いです。重いです。気が滅入ります。
とにかく、私のかなり苦手なタイプの作品でした。

ただ、このストーリーは(このシリーズの全体構成の中では)絶対に必要なものなんだろうというのはわかります。


3編目『COMMUNICATION むっつりの本気』

智重はとても生真面目な人です。それがよくわかりました。

無口な智重が閑院(5係の解剖医)に『信乃は言われなきゃ(愛されてるかどうか)わからない。意思表示しろ』と言われて、精一杯努力して口数を増やします。
その是非ではなく、いかにも『頑張ってる』のがまるわかりなのがどうかと・・・

そして、Hの最中に『何でもそのまま言葉にする』のは、もうただのプレイですから。


トータルでは、それぞれの作品のカラーが違い過ぎてなんとも纏め難いというか・・・
痛いのか重いのか笑えるのか、混乱しそうです。

0

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(小説)一覧を見る>>

PAGE TOP