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愛してるって言わなきゃ殺す 東京心中 2

aishiterutte iwanakya korosu

东京心中

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表題作愛してるって言わなきゃ殺す 東京心中 2

宮坂絢,22歳,新米AD
矢野聖司,29歳,先輩AD

その他の収録作品

  • カバー下表紙1【表】~カバー下表紙4【裏】:「田口さんと新人さん」

あらすじ

テレビ制作会社に入って、ようやくADの仕事にも慣れてきた
宮坂絢(みやさかけん)は、上司のディレクター矢野聖司
(やのせいじ)に認められ、ついに一線を越えて恋人に…と
思いきや、嫉妬したり!?
ケンカしたり!?
イチャついたり!?
…と、仕事も恋愛も波瀾万丈のワーキングBL、
ますます見逃せない展開のシリーズ第2弾!!

(出版社より)

作品情報

作品名
愛してるって言わなきゃ殺す 東京心中 2
著者
トウテムポール 
媒体
漫画(コミック)
出版社
茜新社
レーベル
EDGE COMIX
シリーズ
東京心中
発売日
ISBN
9784863493476
4.4

(128)

(79)

萌々

(32)

(12)

中立

(2)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
21
得点
561
評価数
128
平均
4.4 / 5
神率
61.7%

レビュー投稿数21

半年

絢の名前の読みをすぐ忘れます。けんくんけんくん。
前巻(「下」)の感想で矢野さん可愛い可愛い言ってましたけど、やや突っ走り型ではあれ、宮坂ってハイスペックだよなぁとしみじみ。今までが淡白な恋愛だったとは思えないほどの尽くす人。語弊があること承知で「重い女」っぽい。家事全般大得意で。この愛の表現は嬉しい男が多そうだ。
既巻に比べて裸体の多い巻でした。絵柄はエロスとは遠そうなのに、だからこそなのか生々しさが強い。

0

ネタバレなし

ここに来て矢野さんを愛する宮坂くん視点から、矢野さんからの分かりにくい愛を必死で受け止める宮坂くんに向けられる矢野さんの視点で読むようになりました(分かりにくくてスミマセン)
もう何度も何度も読み返して来た上巻~本巻だったのに、宮坂くんが矢野さんの一挙一動に喜んだり焦ったり、悲しんだりするヒトコマヒトコマを違った気持ちで租借。
宮坂くん、かわいすぎる!
矢野さん、分かりにくいけど宮坂くんの事大好きですよあなた。その子は手離しちゃ絶対ダメですから!

0

おろおろする姿も可愛いワンコ。

念願かなってやっと一線を越えたものの、まだ矢野さんの気持ちが掴めずにおろおろしっぱなしの宮坂でしたが、そんなところに矢野さんとひどく親しげな幼なじみや、明らかに矢野さんを狙っているアメリカかぶれの後輩の出現でさらにふらふらになってます(笑)

ですが、ウジウジと鬱陶しいほど悩みながらも、仕事を頑張ることでもっと矢野さんの役に立つ人間になりたい!と考え直して前向きに頑張るところがワンコ宮坂のいいところ!例え現場が離れてしまっても心はいつも矢野さんのため!ってところが本当可愛いなぁ~。

そんな健気な後輩だもの、矢野さんだって付き合ってるって公表しちゃうよね、側にいる理由という言い方ながらも気持ち伝えてあげちゃうよね、ご褒美だって大奮発しちゃうよね、うんうん、わかるわぁ~。さらには自宅を引き払って引っ越しまでしてきちゃうし、二人の気持ちがぐっと近づいたウキウキの巻でした!

そしてこの巻も宮坂のエロは暴走するし、矢野さんの初々しいながらもエロい表情は垂涎ものだし、恋も仕事の幅もさらに進展して(笑)いろいろガッツリ楽しめた一冊でした!次も楽しみ~。

1

キャラ掘り下げの巻

この巻では、あまり「東京心中最高~!!」みたいなテンションにはなれません。

面白くないという話ではなく、周囲のキャラも巻き込みながら矢野さん(受け)や宮坂(攻め)の背景を丁寧に拾っていく巻かな、と感じます。
物語に深みが出てきて、長期連載の人気シリーズとしてこれから広がっていくんだな…とわくわくさせてもらえました。

0

がっつくワンコ

シリーズ三冊目のこの巻は、付き合い出してからの二人の日常なんですが、宮坂のがっつき具合がパワーアップしてますね。

矢野さんは疲れているからなのかかなり淡白。でも、宮坂の前で相変わらず無防備で天然であおってくるもんだから、宮坂のムラムラが止まりません。いい雰囲気に持っていこう、あまーくイチャイチャしようと子犬がすり寄ってくるがごとく矢野さんにベタつき、鬱陶しがられるんですね。ま、自分で言っちゃってますからね、「矢野さんは俺のご主人様だ!」って。

一方、付き合って、エッチな事もした二人なのに矢野さんのあっさりした宮坂に対する態度は変わらないんですね。宮坂にさんざん迫られて、「押し倒されるのは好きじゃない」と、どこまでも先輩でいようとする矢野さん、お酒を一気し、「こい!」と腕を広げるシーンは男らしかったです。

1

面白過ぎる…ホントに癖になる作品!

大体のBLってくっつくまでが面白くて、カップルになってからのストーリーって中だるみってゆーかつまらなくなりがちですが、東京心中は変わらず面白いなー(^q^)トウテムポール先生の書き方がおもしろいですよねー!コマの使い方とか表情の表現とかすっごい好き!矢野さんの相変わらず男前なところがぶれないところも大好き!雰囲気台無しにするところとか東京心中らしい!!!

4

なんてタイトルだ!

どっかからパクったタイトルだとききましたが、元ネタ分かりません…。

この台詞、矢野(受け)が主人公の宮坂(攻め)に
言った台詞だったら良かったのに!><

宮坂は、半年間AD頑張ったんだねえ。
私はテレビ業界には全然詳しくないけど、
ADが殺人的に忙しく、
こき使われるってことは、
何となく知ってるので、
宮坂、よくぞがんばった!と、労ってやりたい。

ところで、つきあっていることが
みんなにバレましたねー。
しかもみんなびっくりしてない!
やっぱりこの業界って、そーゆーの多いのかなぁ…。

矢野の旧知の女性吉川が登場しますが、
なんで、この作品に出てくる女の人って
邪魔に見えてくるんでしょうかね。
(チーフADユカを除く)

女性には何も罪はないのに、イラッときますねー。

吉川に矢野との関係を尋ねられた時、
宮坂は悩みますよねー。
しかも出した答えが、
「矢野さんは俺のご主人なんです!」
って…(爆笑)

ワンコにも程がある!
矢野に飼われているのか、宮坂は!
矢野はご主人様なのかー!

ああ、可笑しい。

矢野が宮坂と致すことは、腐目線から見ると、
嬉しい限りなんですが、
なんで、矢野は正常位嫌うの!?
(私は、エロシチュでは正常位が好き)

別に受けが主導権握らなくていいじゃないかー!
(受けが主導権握るのは嫌い。騎乗位とか)

ううむ、もっと宮坂のワンコ攻めに、
従順になってくれないかな。
Hするときぐらいしか、宮坂は主導権取れないんだから。

3

男だなぁ~

宮坂(攻)の泣いたり落ち込んだりなオーバーリアクションと残念なダダ漏れ具合をとても愛でていたのですが、矢野さん(受)を狙う新キャラが現れてからはとても目つきが鋭くギラギラしたお顔がチラホラ。宮坂もこんな【男!】な顔するんだな~と新鮮な気分で愛でてる東京心中3冊目であります。
前作東京心中上下巻では、どんどん宮坂の目が大きくなってると作者さんの言葉があったのですが、今巻では細くなってます。宮坂は怒ると怖いお人ですた。意外だなーとは思ったけどギャップ萌えは発動しなかった・・・orz 宮坂はアホで残念なワンコだからいいのだよ・・・orz
あと、番外編→本編→番外編→本編→番外編の流れなので少し読みにくかったです(なので評価はー1の萌②です)

とはいえ、お話の会話のリズムやズバッと入るギャグにエロは萌えツボの宝庫で前作から続けて神な作品です!何度読んでも面白い!!
宮坂が目を吊り上げて怒ってるシーン(比較的シリアスな空気)なのに
宮坂から漏れる言葉は
「そんなことよりおしり・・・!」
「おしり・・・(T^T)」
「そんなことより矢野さんのおしりが・・・!」
怒ってるのにおしりしか言ってないというw(そして宮坂も矢野さんのおしりを触ろうと試みて危機を察知した矢野さんから回し蹴りENDw)

最高だよ・・・宮坂。これからも愛でていきます(´∀`)♪



1

飄々とした受けって好きなんですが、それともまた違うような。

電子書籍で読んだので、これが果たしてやはり同じ二巻かどうか。
話の区切りが違うかもしれません。

やはり矢野さんが掴めない。
いい意味でも悪い意味でも。
飄々とした受けって好きなんですが、それともまた違うような。
そして、宮坂くんは安定しているのに、何で矢野さんだけこんな作画不安定なんですか?
絵柄自体はそこまで気にならないのですが、矢野さんが気になって気になって(汗)もう少し安定してくれたらいいなあ。
あと、オッサンという言葉が全くもってしっくりきません(笑)

エロも結構生々しい感じであるんですが、矢張りなんか感情がついていかないというか、「あ、そうなったんだ?」という何とも距離感のある感想になってしまいます。

面白いとは思うのです。しかし、萌えに至らないのかも。

段々髭はえて小汚くなっていく攻ってすごい(笑)

2

好き好き大好き 好き好き大好き、……で、つきあってんの?

いきなりの番外編にてはじまりはじまり。

相変わらず独特のテンポでBLとしては異色な世界観で進む。
が、何故か私はこの3冊目は今ひとつ乗り切れない感じに……
面白くはあるんだけれどね……
たまたま4冊揃えて読み始めたでの、次巻に進んで復活したのだが。


TV番組制作会社の新米ADで、上司の矢野さんが暑苦しく大好きな宮坂。
その矢野さんは、相変わらずなんとも言えないキャラぶりを発揮している。
見てくれは美少年なのに、中身は仕事中毒のおっさん、
これでもかとワンコぶりを発揮して追いかけてくる宮坂を
冷たくあしらいつつ……実は?(笑)

宮坂の元カノ(によると、彼は今とは全然違う男だねぇw)、矢野の幼なじみ
変な新人♂♀など、楽しい同僚達に加えて、色々な人物が入り乱れ
テンヤワンヤと進む。Hも結構ボリュームあり。

楽しいけれど、個人的には盛り込み過ぎでちょっと散漫な気分。
そうなると相変わらず絵は気になっちゃう。
矢野さんの絵が、段々ショタっぽくなってませんかね?


ということで、評価は一つ下がって「萌」。

2

「アンタら付き合ってんの?」   「そうだ」

あっ、そうだったんだ!?
どうでもいいですがこのシリーズ神ですよね。派手な神じゃなくて、日常にあって毎日拝んでみかんとか余ったお菓子をお供えしておくような神。そして宮坂が神ですよね。宮坂がいなかったら矢野さんなんてただのさみしいオッサンですもんね。無頓着に生きているようでいて実は理想が高くてめんどくさいこと考えてて、付き合いきれないですよ普通は。でもそこに真面目に向き合ってくれる宮坂。変人はいっぱいいるけど、変人に付き合ってくれる人はそうそういない。捨てる神あれば拾う神あり、の拾う神です、宮坂は。
別格すぎて他の作品に神評価つけられないのが問題。

2

良かった~

上下合わせて、一気に読み終えました。
とても面白い。そして、続きが気になる・・・・・
当初感じていた「絵」はもはや気にもならない。むしろ、東京心中はこれでなきゃって感じ。

1

3巻目にして思わず私は泣いてしまったよ。。。

宮坂の気持ちが、
ガンガン自分に入り込んできて
恋してる嫉妬の苦しさを、
こっちまで体験してるみたいだった。

「理由」の矢野さんの遠回しな告白。
宮坂の悶々ぐるぐるの様子を見てるから、
余計にぐわ~っと来てしまって…
いつの間にか涙が…。
その後のまとめ方には笑ったけど(笑)!
でもこのシリーズのテンポだから、
矢野さんだから、そんなコミカルさも
すんなり入ってくるし、
他の作品だったら萎えちゃうかもしれないとこが、
この作品ならとても魅力的になってしまう(笑)。


自分の不安で我が儘を言ってしまって
それをちゃんと我が儘だと気付く宮坂。
仕事シーンでも思うけど、
宮坂はいつの間にか自分でちゃんと考えて、
学習して修正する能力に長けているんだろうなぁ。
その気付きまでの流れがとても自然で、
根底には
「矢野さんが好きだから」
「この仕事が好きだから」
が真っ直ぐに流れているのが分かる。
イイ子や…!!!


正直こんなにもこのシリーズにドハマりするとは
自分でも思ってませんでした。
矢野さんが宮坂を、どんどん必要としてきているのが
じわじわと伝わってくるのが、
とても嬉しく、なんだか羨ましくもある。
恋愛の「好き好き」だけじゃなく、
他に賭けたい、叶えたい大好きなものがあって、
そしてそれを実現する途中に
お前がいてくれたら自分はもっと
やれる気がする、っていう
その存在そのものを大切に思う気持ち。
それがこのシリーズの魅力なんだろう。

相変わらず、トウテムポールさんの
テンポのいいコマ割りがとても好き。
強弱があってリズミカルで。
このストーリーをどんどん面白くしていく一因だと思う。


仕事あり、恋愛あり、嫉妬あり、エロあり。
それぞれが全部つまってて、
それぞれがちやんと日常で、
あんまりどこも、このシーン要らないと思うことがない。

恋愛だけに偏りすぎない自然なストーリーが好きな方、
キャラ萌えしちゃう傾向がある方、
真面目要素のあるラブコメが好きな方、
自信を持ってオススメ。
でも本当は、BL好きには皆勧めたい!
仕事とかやりたいこととかについても
思わず真剣に考えちゃうから、
むしろBL好きじゃなくても読んでみて欲しいとも思う。
いや、エロシーンは結構生々しくてやらしいけども(笑)。

5

シリーズ第三巻目でようやく分かったこと

内容としてはひたすら二人の日々を追いかけている(もちろん日常の起伏もありますし、人間関係の増減もありますから決して平坦ではないけれど)内容なのに、どうしてここまでのめりこんでグイグイと引き寄せられるんだろう? という疑問がずっと自分のなかにありましたが、東京心中シリーズ第三巻であるこちらで「あ!」と気がつきました。

疾走感だ!

文字も絵もぎゅうぎゅうに詰まっているページもありながら、突然どかんと1ページに顔のアップを出したりですとか、絵のテンポ(と表現すると変ですが)も抜群で、もちろんキャラクタ同士のセリフのやり取りも含めて違和感がなく、流れるようにすらすらと読み進められます。
個人的には、『理由』で矢野さんが宮坂に馬乗りになられて喧嘩したまま詩ちゃんとごはん行った、次の日。宮坂がユカさんと、振られたかも…と話をしていて「おはようございます」と入ってきた矢野さんを見て…の二人! ぎょっ!! って雰囲気のあの瞬間がすごく好きです。小さなコマだけれども、なぜか惹きつけられるというか。
そして、そこで気がつきました。だからいくら読んでも、何度読んでも、いつ読んでも楽しめるのだということに。
トウテム先生の絵は味のあるイラストです。抜群に巧いとは思いません。でも細部まで丁寧に作られていると思います。キャラクタの魅せ方もまた、素晴らしいと思います。

あともうどんどんどんどん宮坂に感情移入します。途中からほんとうに自分が宮坂の気持ちになって、一喜一憂してうわああ矢野さあああん!となります。この謎は未だ解けません。
そして宮坂って、普通にしていれば普通にイイ男なのに…なのに…。いやもちろんそれでいいのですけれども(笑)矢野さん相手となると猪突猛進なあたりがとても好感持てて、それがずっと続いています。嫌いになんてなれない、良い子です。だからこの作品を見ていると、心が温まります。

とりあえず両思いになってエッチに辿りついた前二巻とは違い、この巻からはなにかと二人に問題の種らしきものが植わりはじめました。そんなに不安にはなりませんが、訪れた平穏を揺るがすようなそういうモノを楽しみに感じます。
新キャラクターである、橘君も友長さんもなんだか可愛いです。特に友長さんはありがちな子だけれども、嫌な感じがしないのは何ででしょう(笑)
矢野さんもちゃんと宮坂のことを『好き』でいることを表現してくれて(読者は神の視点だから色々把握していれども渦中の宮坂はずっとモヤモヤしたりしますものね)すごくホッとしました。あと矢野さん男前です。かわいいのに、すごくかわいいのに! 真反対すぎるほどの男前さが、いいんですよね。

あと宮坂、矢野さんとのセックスに対してとっても貪欲。
読者側としてももちろん有難いのですが、たまに「おい矢野さん拒否してるから」と思ったりもして(笑)その貪欲さ、花丸級です。

6

もう、大好き

この巻も、数年前に電子書籍で読みましたが、コミックスを買って読み返すとやっぱり楽しくて面白くて飽きがこない。ああ、こんな事あったねぇと思い出しながら終始にやけ顏で拝読。

やはり宮坂君の喜怒哀楽の激しさに大笑いし、矢野さんの我が道を進む男らしさにキュンときて。

曖昧な関係だった2人が矢野さんの言葉で確かなもになった後の宮坂君のデレぶりが気色悪いけど爽快。

矢野さんの幼馴染♀やら新人♂くんやらに嫉妬心丸出しな所とか、矢野さんでなくてもうざったいと思う。けど憎めない。過去の恋愛経験が回想として出てきますが、今の宮坂君からは想像できないくらい優男。いや優しさや気配りやさんな所に変わりはないけど、現在は本当の恋をして本性(変態)が露わになっている所がすごく好きです。

そして、ぶれない矢野さんの男前さに脱帽です。素面では!一途な宮坂君に流されることなく飴ムチ。宮坂君以外からの好意目には極めて鈍い。宮坂君と良い雰囲気になりそうになるとワザと酒を煽って男前な精神統一。おっさんな部分が垣間見れるところ。映画の話になると途端に饒舌になるところ。(何気にその話に着いていける宮坂君)

ほとんどがツボでした。


最後に、
矢野さんと矢野さん(仮)のツーショットに萌えました。

5

好き好き大好き

円満になった二人にふりかかる数々の問題が、今回のテーマですw

同僚へのカミングアウト、
矢野さんの元カノ?の登場、
生意気で矢野さんにタッチ癖(?)のある新人の入社、
矢野さんと違う部署への異動、
宮坂の元カノの再登場・・・

苦難(主に宮坂にとって)を乗り越えるごとに二人の関係は近くなっていって、
前作よりラブラブしたシーンが多いと思います。そして宮坂のエロさが明るみに。
矢野さんにとっても宮坂が必要な存在になっていく様子が、かわいいです。
(具合の悪い時に見た夢ってどんな夢だったのでしょうか?)

宮坂のワンコっぷりは回を追うごとに増し、矢野さんの節操の危機(笑)には猛犬となって矢野さんを守ります。
うーん、ワンコの本気を見た思いです。悲しきかな、矢野さんは危機に全く気付いてないのだけれど;女性のおしりタッチにはむしろシカト。ガード甘すぎ・・・w

カミングアウトしたからか、同僚と仲良く会話したり飲んだりするシーンも増えて全体的に喜怒哀楽があって楽しいです。

最後の矢野宅で無理矢理情事をはたらいた翌日のボコボコに腫れた宮坂の顔に吹きました。

今回もギャグありエロありでとても楽しく、次回作を買わずにいられないところで終わります。
まんまと東京心中中毒です。

3

上下巻で終わらないこの喜び!

多くのBL作品では、主人公カップルのなれそめ、想いの成就、初H、そしてラブラブな日常の描写までで終わります。このセオリーにのっとれば、東京心中も上下巻で終わっていいじゃん!もう宮坂も矢野さんも幸せだし!これ以上どうこうするの?という気持ちで読み進めたこの1冊。

二人が結ばれたら、その次はライバル登場!というのはありがちなんですが、ライバルが登場したことによって二人のあいだに生まれる「彼氏だからといって恋人ごっこをするのが当たり前なのか?」という問題は、BLっていうかもう、恋愛漫画としてリアルでした。

「どうして絢くんはちゃんと彼氏になってくれないの?」という元カノから以前されたうざったい問いかけと、同じような言動を矢野さんにとってしまって反省する宮坂。この反省するシーンが、妙にリアルで考えさせられました。

新キャラがぞくぞく登場しますが、みんな描写が面白いので、物語が薄まった印象も全然しません。

それと、矢野さんがどんどんエロくなるのがいいですねー

3

カルト漫画だな

このタイトル…戸/川/純!懐かしい!
そして今月末に3巻が!いやなにこれ綿々と続くの?38巻ぐらいまで?
どこまでも続いてほしいし、続いても全然変じゃないと感じるほどの、このテンポの良さ。
なんっ回読み返したことか。そのたびに同じとこで笑って同じとこで、矢野さん、アンタ…ってなってます。
上下巻よりさらに笑える箇所が多くなってるし、二人の仲が進行したことにびっくり。
ところが、やっと付き合ってるといえる様な間柄になったのに、次々と宮坂の前に振りかかるクライシス。
とんでもない新人橘くんの暴挙で矢野さんのお尻が危機!
矢野さんが元カノ(?)と復縁危機!
いやいや宮坂の元カノ再登場で矢野さんが危機!
こんなふうに目白押しの2巻でした。
矢野さんのつれなさぶりに耳垂らしてしゅ~んとなってる宮坂もいいですが、橘の痴漢行為に牙をむく番犬ぶりにニヤニヤしてしまった。
ワンコはこうでなくっちゃ!
「矢野さんはオレの……ご主人なんです!」発言や、土俵入りの雲龍型だとか、大事なシーンでブハッとなるとこは、さすがです。
矢野さんの部屋で酔わせていたしてしまった翌朝、明らかに制裁加えられたあとの宮坂の顔にもブハハーッとなりました。
ああ、次が待ちきれない!どうか3巻で最後なんて言わないでっっ!!

5

継続は…

この巻からこのシリーズを読もうと思ったそこのあなた。
悪い事は言いません。この巻の前にあたる『東京心中』上下を
読んでから手をつける事をお薦めします。
販促どうこうと言うのではないんです。
そうしないと話をじっくり味わう気持ちの余裕が生まれ難い
からです。
単純な様で色々背景が入り組んでますからね、このシリーズ。
ある程度前後をきちんと把握しとかないと隠れ挿話が不意に
飛び出してきますから。

そして、BGMには多分戸川純さんのソロ曲が似合います。
タイトルがタイトルですからね。

2

やっと恋人らしく?

上下巻のあと、3巻はエロ増量ですよ♪
の予告通りに下巻よりは増量して(w)それと同時に恋人らしくというよりも、「好き」という言葉で互いがやっと繋がったと思われるこの3巻。

やはりですねーキャラ立ちがすっごくいいのですね!
健気でワンコの宮坂が、浮いたり沈んだりするジェットコースター男な部分。
一見男前なんだけど、実は天然でツンデレだと思われる矢野。
この矢野がクセ者キャラなんでこの話が愉快だと思うんです。
宮坂のはっちゃけぶりだけだと、疲れてしまうけど、矢野と組み合わさるから魅力が倍増する!

一応身体の関係を持つ二人だけど、恋人と呼ぶにはどこか?な関係。
だけど、同僚が二人付き合ってるの?と聞けば「そうだ」
セックスを迫る宮坂に、これはお前の好きってことなのか?と宮坂を拒否して矢野が聞く。
その後会った元カノに「好きと言えないのだったら、そばにいる理由をいってあげないと」と言うんだけど、
そうそう!読者もその矢野の気持ちをしりたいんだよーーー!
元カノも同僚達もみんな読者と同じ目線、というか読者が彼等と同じ目線w
相手がいるから仕事が楽しい。一緒にいると一番気が楽。それが矢野の好き。
そんな矢野をずっと側で見ていたい、それが宮坂の好き。
全く同じ方向を向いているわけじゃないけど、「好き」のベクトルは交わってる。
そんな好きの形もあっていいじゃないか。

だけど、甘い雰囲気、平常の雰囲気で突然豹変して宮坂を殴る矢野というそれは自分はツンデレなんだと思うんだ♪

社長のおかしな趣味のおかげで不遜なのと巨乳のおかしな新人も加わって、制作会社もにぎやかですが、宮坂が矢野が1話だけ参加する連続ドラマの連続スタッフに抜擢されて、ずっと矢野と一緒にいられるわけじゃなくなったから、ちょっと不安が~
しかし、同居を始めた二人ですからどうやってこれから再び修羅場が訪れたり、理解し合ったりするんでしょうね?
次も大変に楽しみです。

この本の特筆の一つは矢野のエロさ☆
もちもちつるつる肌感がイケない事をしているような雰囲気をかもすのが色っぽい。
そして男前だったりするのもイイ。
そんな点も見どころですよねv
番外の小話もクスクス笑いを誘ったり、そんな事があったんだね、とキャラの本編で語られない面を見せてくれたりと、至れり尽くせりな感じがしてお得感があります。

5

「東京心中」上下巻より面白かった♪

「東京心中」下巻で、カラダの関係をちゃんと持って、
なんだかんだと文句を言っても、矢野さんも「ずっと一緒にいる・・・」って言ってた。

なので、続刊があると後ろについてる広告ページで知っても、
おもしーのか? ドロドロは嫌だよ~?
なんて失礼な事を考えていたのだけれど・・・、
このシリーズの実質的3巻目、今までで一番面白かったーーーーー!!!!
(そもそも最初の評価が低かったせいもありますが・・・すみません!)

まずは番外編からはじまりはじまり~~♪
宮坂が制作会社に入って半年、
先輩たちが職場で深夜に「よく半年辞めずに頑張ったね~」会をやってくれる。
(ノンアルコールビール片手に仕事をしながら・・・ってのがさすがAD!)
そこで宮坂が色々と過去を回想して~~というお話。
仕事に就くキッカケ、面接の時、矢野さんと初めて会った時、最初の印象、などなど。
すっかり心を矢野に持って行かれている宮坂がカワイイ。

※ この番外編が今までの “あらすじ” のような感じなので、
「東京心中」上下巻を読んでいなくても、訳分からなくはないと思います。


で、本編ですが、
相変わらず矢野さんは素っ気なく、簡単にイチャイチャはさせてもらえない宮坂。
仕事も大変でもうエネルギー切れ・・・ということで、
職場で矢野さんを後ろから抱きしめる宮坂、そしてそれを先輩女性ADにガッツリ見られ、
「アンタら付き合ってんの?」・・・!!!

矢野さんの幼なじみという小柄な女性がやってきて、矢野さんに新ドラマのディレクターを依頼。
熱心に仕事の話をするふたりを見て、自分よりもそっちを優先されて、
彼女とふたりでいると可愛い矢野さんがしっかり男の人に見えて、不安が募る宮坂・・・

新人ADがふたり入ってきて、
ひとりの男は態度がデカイうえに、矢野さんの尻に触るわ抱きつくわで宮坂は気が気じゃなくて・・・

宮坂の元カノがヨリを戻しに家に訪ねて来て・・・
矢野さんのお引越し、で、その前夜のエッチは声を抑えられない激しさで・・・
矢野さん(仮)のすきなのは・・・

などなど、内容は盛り沢山♪


相変わらずADのお仕事風景やそこでのやり取りは楽しいし、テンポいいし、
相変わらず宮坂は一途なワンコだし、新たなキャラも個性的だし、とても楽しかった!

「好き」ってどういうこと?
一緒にいたいのはどうして?
が、真面目に描かれてて、とても考えさせられるシーンもありました。

ちょっと苦手な絵柄に慣れてきたのもあり、
今までで一番面白く読めたこの本、うれしいな~次巻が更に楽しみです~~~♪

7

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