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だってまおうさまは彼が嫌い

datte maousama wa kare ga kirai

因为魔王大人讨厌他

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表題作だってまおうさまは彼が嫌い

「勇者」と名乗る,神子,会社社長
「魔王」の末裔,眞王,町の便利屋さんの店長

その他の収録作品

  • しかしゆうしゃさまは彼が欲しい(描き下ろし)

あらすじ

「魔王」の末裔である眞王には、目が合った人々を「下僕化」させてしまうという特殊な能力があった。そんな力を疎ましく思っていたある日、「勇者」だと名乗る男・神子が現れ、「魔王を征服する」と言う。しかも、その方法がセックスをする事で…!?

あんたを征服するって決めた、だから諦めてさっさと抱かれろ…
描き下ろしもあり!

作品情報

作品名
だってまおうさまは彼が嫌い
著者
山田2丁目 
媒体
漫画(コミック)
出版社
コアマガジン
レーベル
drapコミックス
シリーズ
だってまおうさまは彼が嫌い
発売日
ISBN
9784864364720
4.1

(238)

(102)

萌々

(79)

(41)

中立

(13)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
31
得点
962
評価数
238
平均
4.1 / 5
神率
42.9%

レビュー投稿数31

実在していた勇者と魔王!その戦いの行方は、末裔たち(現代社会人)に!

数年前ドラマCDを拝聴しそこから原作購入。

はるか昔に勇者と魔王が実在し、決着がつかぬまま冷戦状態となった現在。
二人の末裔は現代に生きる社会人。
街の便利屋さんの店長を営む魔王の末裔さんは、目を合わせるだけで相手を屈服させてしまう「下僕化」の能力にコンプレックスを感じていました。
しかし、ある日出会った高身長スパダリ社長さんは、唯一目を合わせても「下僕化」にならない。
それどころか突然濃厚なキスを…!!
それもそのはず、彼は魔王との決着をつけるため、魔王の末裔を探していた勇者の末裔だったのです。
お互いの決着の方法は「相手を征服()させること」。
二人は同棲して、日常の中でお互いを「征服」しあうことに…
傲慢スパダリ×ほだされツンデレの王道BLコメディ!


第1巻は2013年。最終巻は2016年。現在は電子書籍購入。
2010年代は王道展開が定番でありながらも
独特な空気感や世界観設定の作品が多くとても豊作な時代でした。
本作も例に漏れることなく、シリーズ丸々メインカプのみという作風も好みで
気に入っている作品の一つです。
エロさもあり、シュールながらも分かりやすい空気感。
標準的なBLに迷ったらとりあえずこのシリーズを「おすすめ候補の一つ」として推奨します。

※口内に性感帯があるのはツボです。

1

設定がおもしろいです

設定は昔から敵対関係にあった勇者と魔王の子孫同士のBLです。

こちらのシリーズのほうが先に出版されていますが、
「食べてもおいしくありません」を先に購入しており、
ドはまりし作家買いとしてこちらも購入したのですが
攻めの性格がそちらと似ていて
「受けに好かれるためにクールに努力する攻め」でとても良いです。
そんな攻めに絆されて気が付いたら好きになってる受けもとても良い・・・

「食べてもおいしくありません」然り、設定がちょっと変わっていてたのしいです。

0

おいしい設定!ゆるゆるだけど楽しめる

おもしろい!
おもしろいけど…設定の肝の部分が甘い?、や、よくわからないというw

代々、魔王と勇者の家系、というのはまあいいとして、征服の仕方が…。

勇者が魔王を征服するのは
「身も心も征服されて初めて結果が出る」
つまり今の時代では、魔王が勇者に抱かれること。

で、めでたく抱かれたわけだけど「結果」というのは、魔王の「下僕化」の力が弱まる、てことでいいのかな。
(描き下ろしに、オマケ的に書かれていたので不安になりまして)

それで、ストーリー的にはめでたしめでたし、てことでいいんですよね。

ただ、魔王が勇者にあれやこれやと子どもみたいな勝負を挑むけど、具体的にどうすれば魔王は勇者に勝つことができるのか、がわからなかった。

眞王が魔王から逃げていたから知らないのか、じっちゃんが教えていないのか。
じっちゃんの手下が勇者を始末する、とは言っていたけど、
その点が気になりまして。
2巻以降に出てくるのかもですが。

ま、魔王と勇者が、相手の身も心も征服するとか、上アゴの印が性感帯とかは美味しい設定で、BL的におもしろい展開で楽しめました。

眞王が流されまくりでチョロいけど、それも今まで人肌の温もりにふれたことなく、神子に触れられるのが気持ちいいとか上アゴを責められると抵抗できないとか、理由があるのでそこまで違和感はなく。

ずっと眞王目線で、神子が最初、眞王をどう思っているかわからなかったけど、後半、眞王に好意があることがわかり良かった。

ま、最初から神子は眞王へ執着していたけど、それは魔王だからで、でも眞央個人としても征服したいと明言したのが萌えでした。

あと、セリフにも出てくるけど、眞王と神木のキャラが、魔王と勇者と逆なのもおもしろいと思いました。

で、設定うんぬんかんぬんありますが、つまりはケンカップルなのが好みなので萌え萌えですw

0

山田2丁目節、炸裂!

ファンタジー設定なのに、現代もの。
そして、ファンタジー設定をエロいウィークポイントに持っていく天才。
たとえば、今作の主人公勇者の末裔と魔王の末裔は、上あごにあるシルシが性感帯。
同作者の「食べてもおいしくありません」(リブレ刊)は、鬼がテーマで「角」が性感帯だったりする。

そこを攻められて「らめえ、感じちゃううぅ!」ってなるのは、大概受だが、山田先生のいいところは攻が攻められて、思わず感じちゃうところ。
攻が感じちゃうの嫌いな人は、ごめんね。私は大好きです!!!

私は先述の「食べてもおいしくありません」を先に読んじゃったから、「だってまおうさまは~」が同じ構図、同じ展開に見えちゃって、違う展開でも見たかったなって思いました。
逆にいえば、これがおもしろかったなら「食べても~」は必読図書。腐女子1年生の課題図書に推薦したっていい。(エロが好きなら、きっと好き!)

あと、執着攻めっていうのもいいですね。
受は展開に翻弄されて、あとから好きになってくのもまた良し。

0

人気シリーズ

人気シリーズの1巻目です。私も大好きですがここまで愛される作品になるとは。
山田先生の特殊設定はいつも面白いし、読者を力技であれ納得させるパワーがあります笑

眞王(魔王 受け)がチョロくて善良な市民です。
簡単に詐欺とかに合いそうな気すらしますが、会った相手は軒並み下僕になっていくのでそういう危険もないのか。
一方神子(勇者 攻め)は悪い奴というか手段を選ばないというか狡猾で、眞王が少し可哀想だけど愛は伝わる。
山田先生の作品の中ではエッチ多めだと思います。

1

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