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美形ヤンデレ×地味男子の表題作ほか、商業未発表作である緒川千世の原点をあつめた短編集。
こういうのをちゃんと商業にまとめてくれるとありがたいですね。
男子高校生の短編集。
やたら地味な自分に構ってくるイケメン。
学校で床屋(仮)でバイトする(リアルにはだめだと思いますが)攻めくんと、そこにやってくるラフ髪のかわいい男子。髪をいじる&いじられるってちょっとエロティックかも。
インテリメガネくんにつっかかるちびっ子可愛いツンデレ、はカーストヘヴンの原型ですね。
100円で(床屋見習いも100円。)Hしちゃうという噂をネタに体を重ねる二人など、少しダークな面もありつつ、全体には爽やかな男子高校生ものでした。
全体に糖度高め。詩的モノローグ多めのロマンティック・ラブストーリー♡
折れそうなくらい華奢な恋人たちを、ただただ愛でる攻めたち。
表題作の牧くんだけは、地味で平凡だというその容姿にコンプレックスを抱いてもいるが、
あとは大体美人さん。
その細い躰に舌を這わせるさまが、なんと言ってもエロティック。
イケメンに執着されては、押し切られるのが世の常。
表題作の『世界が君で周り出した』瞬間は、「誤算で不幸な恋話」に編纂されていて。
キッカケは、きっと何でもいいんだけど。恋に落ちたら一目散‼︎ というのがね、たまらない。
愛して、甘やかす。ふわふわの夢見心地。執着された方はたまったもんじゃありません。
周りの全てに嫉妬され、理不尽に当たられ、戸惑っている間にキスをされ。触られる。
「かわいいところを見るのは、世界中で俺だけでいい。」
きっと、一度落ちたら逃げられない。
表題作の他も全て愛おしいですが、短か過ぎる「極上デザート」も好きです。
『甘いものが欲しい。優しくされたい。』とほろほろと泣く美しい夏目。
夏目がベッドでダラシなくスィーツを口にしている絵も好き。
加地は「俺は結構甘いぜ? 恋人限定でな。」と、指を舐めながらウィンクする。
嫌味なほどにキザで、オシャレなカット。イケメンしか言ってはならないことをヌケヌケと。
そして、サラリと。
甘くて、ワガママ。そこはかとなく漂うエッチくささ。恋に病んではいるんだろうけど、
緒川先生らしい、異常なヤンデレは鳴りを潜め、甘いエッセンスだけを抽出した短編集です。
5作品収録されていますが、どれもキャラ設定が素敵で印象に残る作品ばかりでした。緒川先生の短編だと病んでいるものも多く、身構える人もいらっしゃるかと思いますが、この作品に関しては無用な心配です。似たような雰囲気でいうと『誤算のハート』や『溺れる魚』みたいな感じでしょうか。コメディでも病んでもいない、爽やかな、でもどこか緒川先生らしさを感じさせる、そんな作品が5つ描かれています。
特に好きだった作品が2つあって、まずは『エセ床屋漫画』。床屋を継ぐ予定の悠士は、同級生の忠近の纏まらない髪をいつも整えてあげています。無防備にすべてを任せる忠近に、実は執着を抱いている悠士の押しや嫉妬した時の様子にすごく萌えました。もう1つは『おろかしくもうつくしく』。美人なことを自覚して同級生の亮平をいいように利用している強気な晴海ですが、亮平を好きなことをずっと隠しています。その一途な気持ちに本当は気付いている亮平が最後は上手になり、晴海を懐柔するのがたまりませんでした。
久しぶりに読み返しました。最近は緒川千世さんの本を読み返してます。
今作はたいてい攻めが受けに腹黒執着ですねえ。
みんな高校生のお話です。
攻めが受けを断れないような言い方迫り方したり、顔しか取り柄のない受けなど緒川さんらしいお話でした!
世界は君で廻ってるとエセ床屋漫画が攻めが受けの性格やコンプレックスをわかっていて優しく追い詰めて受けを手に入れるのが良かったです。
ヤスイタマシイが攻めはどうして受けを?好きだったの?でも10年後も100円エッチが続いてて貯金箱に貯まったお金で二人の家を買おうと言う攻めと泣く受けが良かったです。
絵がキレイですね。
新刊の「誤算で不幸な恋話 」を読んだら【世界は君で廻ってる】の攻めが受けに惚れたきっかけの短編が載ってました。
わぁ懐かしいなぁ〜とこちらのコミックスを2年ぶりに読んでみました。
すると…。
【世界は君で廻ってる】への萌え度が以前よりも確実に低くなってる自分に気づいてびっくり。
昔は、ハイスペックイケメン君が平凡地味顔に問答無用で惚れてるという構図がめちゃ萌えツボだったけど(今でもその構図は確かに好きですが)久しぶりに読んでみたら、攻めのヤンデレ臭がなんだか怖い…
おかしいなぁ…以前は萌えながら喜んで読んでたのに…。
多分、緒川さんのいわゆる黒緒川と呼ばれる作品を、得意ではないのに最近いくつか読んだのでそのダークさに食傷気味というか過敏になってるのかもしれないです…
また1、2年くらい経って読み返したら感想が変わるかもしれない。
でも年々ダークなのが読めなくなってきてる自分がいます…
【エセ床屋】
「誰に切らせた」と怒りを見せるところが好き。
普段は受けに対してそれほど執着心を見せないのに、とっさに見せた「受けは自分のモノ感」に萌えます。
【ヤスイタマシイ】
こちらは以前と変わらず萌えました。
好きな後輩に抱かれてみたくてあえてビッチな噂を自ら流した先輩と、100円あげるから抱かせてといってきた後輩。
あえてビッチを装ったり、好きなのに平然としたそぶりをする先輩と、その心の内とのギャップが萌え。
【アカルイミライ】
ヤスイタマシイの二人の10年後。1エッチにつき100円貯金をしてきた彼ら。
30万の貯金箱がそろそろいっぱいになりつつあって…。
短いけどこれが一番好きです。
10年で3000回ってことは1年で300回…すごいわーと思わず計算してしまいました。