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可愛いアレク、おまえはわたしだけのものだ・・・
続編のようで、この巻のみでも大丈夫との事で迷って購入したのですが、作中、前作のキャラの名前や出来事が「あの事件」のように書かれていて、私はやはり「何があったの!?」と、すごく気になりました。
また、その他の友人など最後まで関わってくるのと、アレクの口調や性格が違い、私は「え!?」と戸惑ったので、前作を知っておいた方がより楽しめるだろうと思いました。
年上攻めが純真無垢な受けに手を出す一連の流れは、私の目が肥えてしまったのか、萌える前に「ああ、いつものやつか」と思ってしまう始末…。
ただ、好きな人は好きなシチュエーションだと思います。
ページ半分を過ぎても、大きな障害もなく受けも流されまくって従順で単調な場面に…。
お話のスケールが狭めだなぁとも感じました。
二人の中で完結します。
また、最初から両想いなので、それが加速した物語だなぁというのが率直な感想です。
攻めの愛は洗脳型で共依存に近いです。
アレクも最初から攻めの歪んだ愛を自ら受け入れるタイプだったのが、私には合わなかったのかなぁと思いました。
最後にいい終わり方をしているのに、ハマれなかったのが悔やまれます。
フェアで「たとえこの恋が~」が安かったので、シリーズをまとめて購入。
本作は、アレク視点の表題作Ⅰ、レナード視点のⅡが収録されています。
夏期休暇中の出来事とその2週間後の話です。
読み終えての感想。
え、これ続くの??
慌てて、確かめてしまいました。
はい、続きません。
ちゃんと、アレク編は、これで終わりです。
でも、こんなところで終わるんですね。
これからが面白いところだったのに……
ま、想像の余地があるし、ここで終わるのが妥当かな。
執着、ヤンデレ好きなので、本作のレナードみたいなタイプは大好物!
……のはずだけど、イマイチ萌えられなかった。
もう一声あれば良かった。
もうひと波瀾あればなぁ。
悪くはないのだけど。
アレクが白鳥に変身してからのあれこれが読みたかった。
腹黒・執着・ヤンデレ、そしてあふれるほどの蜜で溺れさせていくようなやり方。どこをとっても好みでした~♪
門地かおりさんの病んでる系が好きならぜひお勧めしたい逸品。
レビューを読んで、好みっぽい予感にシリーズ2・3作目をすっ飛ばして読んでしまいました。大まかな流れはレビューで入っていたし、友人たちも登場はするのですが、ほとんどはレナードとの甘々で埋められているので、まったくシリーズを知らなくてもあまり問題はないかと。
お話はというと、大事に育ててきたアレクを完全に手に入れるまであと一歩、というところの仕上げまでのアレコレです。2か月近い夏休み中ずっと、レナードにとろとろに甘やかされるアレクのぽよぽよがかわいいし、アクセントとしてのレナードの黒さが程よく楽しめました。
こういう攻めの愛し方はツボなので、ぜひ続きを書いてほしい!この二人のデレデレした様子だったらいつまでも読んでいられそうな自分が怖いです。
シリーズものですが、この巻のみ古本屋にあり購入しました。
前半は受けのアレク目線、後半は攻めのレナードの目線です。
前半ではレナードと恋人になる過程がアレク目線で語られます。
アレクとレナードの甘々な雰囲気がいいです。
後半は一転してレナード目線でレナードがアレクに向ける歪んだ執着愛が描写されます。アレク視点とは違って暗い雰囲気です。
アレクを自分だけのものにしたいレナードの心情とそれから起こる行動に萌えます!
受けの知らないところで策略をめぐらす腹黒攻めが好きな人や、執着愛が好きな人は満足できる内容です。
シリーズ4作目
スピンオフ作品です。
1作目から登場しているアレクが主役。
瑞希の同室で苛められっこ。
自分が助かりたいがために瑞希いじめの加担するけれど、瑞希のまっすぐで優しい気持ちにいつしか、天然で無防備な瑞希を守ってあげないと…と思うようになるのです。
そんなアレクが、こんな性格になってしまったのは、できのいい兄弟に比較され親兄弟から無視され誰にも愛されず、学校でもいじめの対象になっている現状で自己防衛するしか手はなかったのです。
ここで、なんでここまで家庭でのけ者にされてしまうのかとても不思議でした。
じつは親の不倫の結果でできた子なのかとか何かワケアリかと思いましたが、実は外見も頭の出来もあまり上等とはいえないうえ萎縮して内にこもる性格だったため、思い余った両親がただ一人懐いている従兄弟のレナードを信じて言いなりになっていたっていう事情があったんですね。
賢いレナードがお勉強の面倒を見てあげればすぐよくなりそうなものを放置しておくし、ヘアスタイルを整えダッサイ眼鏡を変えれば見栄えもよくなろうものをなんとあえてそうしているというのです。
自分だけを信じて懐く従弟を独占して置きたいと。
何もできなくていいし友人もいなくていい。
誰も信じず何もできなくて自分の腕の中に閉じ込めておきたいヤンデレさんでした。
いえ、デレはないです、ヤンでツンです。
生後間もないころからもう夢中で可愛くて可愛くてしょうがないと執着しながらも、泣かせていいのも自分だけ、と好きな子を苛めて泣き顔を見たがるヘンタイさんでもありました。
こんなんでも幸せなんでしょうねアレクには。
いろいろあってもアレクはきっと離れないと思いますよレナード。
怖いほどの異常な執着でした。
後編のⅡでも、自立しようとするアレクの気持ちを自分に向け、休み明けに寮に送りに来たレナードが、今だけは友人(瑞希たち)と過ごすくらいは許してもいいだろうと傲慢にいい去って行くシーンがぞっとします。
これはこれでハッピーエンドというんでしょうかね、微妙ですがアレクはこれで幸せなんですから。
ショタですかと思わせるようなカバー絵。
赤ん坊のアレクに惚れ込んだレナードらしいです。