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短編5本。
表題作の話が巻頭、巻末、カバー下にあり、5歳からタケはダイスケが好きだったんだなと。
タケはモテモテ、ダイスケはモテない。のにタケは一途〜。
「混色〜」のバーのマスターとコウキの続編もありよかった。
「ヒゲとアフロの消失」は笑ったw
先生のギャグセンス好きだわと改めて。
「アフターダーク」はまんま本格的なダークなお話で…癒しも救いもなく、非常にブラックな終わり方でごめんなさい苦手です
巻末に表題作の続きが甘く描かれていたので(+カバー下)読後感は何とか中和されましたけれども
絵は細部に渡るまできれいですね。
◆マジックメールチョコレート(表題作)
序盤から展開は読めてしまうのだけど、そこに辿り着くまでどう進むのかなとわくわくしました。元々タケには騙す気はなくて、チョコが女子からだと思い込んでしまったダイスケに本当のことを言い出せなかっただけなんですよね。こっそり想い続けるタケが健気でした。親友という関係性も保ったまま、新たな関係性を築いて欲しいです。
◆アフターダーク
一番好きな作品。ゆき先生もこういうダークなストーリー描けるんだなぁと、新たな発見に嬉しくなった作品です。カースト上位だった生徒が下位の生徒の罠に搦め捕られてしまう展開、大好物なんですよね。狩野の長い時間をかけた用意周到な策略も、最後のシーンのすっかり覇気を失った悠弥の表情も最高でした。もっとページ数を割いて欲しかったくらいです。
5編からなる短編集。
軽やかな学生の初々しい恋愛から、ダークな犯罪ものまで、バラエティに富んでいますがどれも秀逸。
表題作「マジックメールチョコレート」は、中でもお気に入りの一編。
片想いからはじまる同級生同士の物語ですが、切ない片想いをバレンタインに絡めて描いたエピソードはとても優しくて甘酸っぱい。
最後の描き下ろしも含め、あと一口で満腹なのになぁというような、ほんの少しの物足りなさがよい。
「好きだよ」の一言が読みたい。でも書かれてはいない。
その絶妙な空白が、素晴らしい余韻を残してくれるのです。
短編もうまい作家さんだなぁと思う。
語り過ぎず、もっと読みたいというところで終わる。胸はドキドキしたまんま。
気だるそうな美形が多々登場するのも、ドキドキの一因ではありますが。
「アフターダーク」
ゾッとするラスト。
チョコ貰えなくてガッカリしてるダイスケの下駄箱に念願のチョコが。
で、現れる幼馴染みのタケ。
もう、結果が見えていて微妙でした。
表紙はすごい惹かれるんですけど…。
中の絵とは違う気がします。
短編集って事にもガッカリです。
この表紙の二人の話がじっくり読めるのかと思ってました。
混色メランコリックも読んだんですが、こっちも同じ意味でガッカリ…。
購入前にチェックしろよってことなんですが。
話が短すぎて登場人物のお互いにどんなに好きかとか感情がわかりづらいです。
私にはBLとしての萌えもそんなになくて、短編集が嫌いなわけじゃないけど評価良いわりには面白いと思わなかったです。
ゆき林檎先生の2冊目?の単行本(短編集)です。1冊目と同じく借りて読みました。
『マジックメールチョコレート』『Re:マジックメールチョコレート』
ダイスケのことがずっと好きだったタケ…バレンタインにタケがダイスケにしたある行動がきっかけで幼なじみで親友の2人(高校生)は友人から恋人へと少しずつ関係が変化していく。ピュア!
『もしも29歳草食系マスターが肉食系にロックオンされたら』
先生の1冊目の単行本(短編集)の『もしも29歳草食系マスターがジャズバーを…』の続きです。ラブコメディ!
やっぱりマスターが受けでした!
コウキはタチ・ネコどっちでもOKなゲイなのか^^
『アフターダーク』
この単行本で唯一ダークなお話。
8年!?って出会ってから?それともペットになってから?
飼ってどのくらいか聞かれて…もう8年くらいと答えているから…やっぱりペットになってからですよね…ハッピーエンドではないと思います。
「にゃあ」……衝撃的でした!
ダークな話…嫌いではないです^^
…他3話+あとがき
乱文失礼いたしました!