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無防備、衝動 あるいは初恋

muboubi shoudou aruiwa hatsukoi

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表題作無防備、衝動 あるいは初恋

倉沢随 バーテンダー 20代
柏木宏一 リーマン 20代

同時収録作品ラインドライブ

木下

あらすじ

サラリーマンの柏木は、高校の同級生だった倉沢と街でばったり再会する。地味で大人しかった倉沢は、人目を惹く華やかな美青年に変貌していた。その変わりっぷりに戸惑いながらも彼が働くバーを訪れた柏木は、言い寄る客をクールにあしらっている姿を見てさらにビックリ! けれど、そんな倉沢が自分にだけは昔のようにはにかんだ態度で一途な熱い視線を向けてくれるのが心地良よくて──。予想不能な再会ラブ

作品情報

作品名
無防備、衝動 あるいは初恋
著者
天禅桃子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
オークラ出版
レーベル
アクアコミックス
発売日
ISBN
9784775522813
3.9

(114)

(39)

萌々

(44)

(22)

中立

(4)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
22
得点
441
評価数
114
平均
3.9 / 5
神率
34.2%

レビュー投稿数22

圧倒的美人が!!

攻める!!
みなさまの中で「攻め受けの暗黙のルール」ってあると思うんです。
「好きな攻め受けのタイプ」ではなくて、あくまで「暗黙のルール」。
たとえば「美人は受け!」とか、「短髪は攻め!」とか、「体格大きい方が攻め!」とか。
暗黙のルールっていうより、固定概念って言った方がいいかもしれません。

この「固定概念」を打ち破ってくる作品に出会うと、ひとは驚いたあとに「受容」と「拒絶」のどちらかに進むしかないと思うのですが、頭固めなわたしはたいてい「拒絶」の道へ迷いなく進んでしまうことが多いです。
そんなわたしは、『か◯や』ならヒレカツ丼、『ほっとも◯と』なら特のりタル弁みたいな感じで、絶対新メニューは試さない派。
どうせ食べるなら確実に美味しいと分かっているものを、確実に美味しく食べたい。
「わたしも!」という方で、もしこの作品を未読の方がいらっしゃったらぜひ読んでほしい。
ふだん「新しいものを好きになる」体験をあまりしていない分、きっと貴重な1冊になるはず。

前置きが長すぎますが、本編について語らせてくださいませ。
リーマンの柏木が、年に数回見る夢。
それは高校1年生のときの、全く接点のなかった同級生を送って行った記憶。
おとなしいクラスメイトの倉沢に感じた熱が、その後の性志向の原点になっていて…。

という始まりで、偶然の再会から始まる初恋のやり直しの話です。
倉沢が圧倒的美人。
高身長で、女性と見紛う長い髪に美しい顔。
モデル!?と思われそうな外見でございます。
一方の柏木は、後輩が「その気になればすぐ彼女ができる」と太鼓判を押すイケメンな上にキッパリした性格と、趣味でフットサルをやるようなリア充。
完全に攻めタイプであります。
だけどこの2人がいざえろすってなったときに、「あ、そっち!?」という驚きが。
固定概念の観点で見ると、要素が混在してはいます。
体格→倉沢の方が大きい、外見→柏木の方が男っぽい、という面で、美人が攻めるというふつうなら「NO!」な展開が受け入れやすいのかも。
しかもこの美人、なかなかの変態であります。
勤務するバーの床、コスプレ、屋外と、回数を重ねるうちに、柏木が完全に受けにしか見えなくなってきて、「YES!」でしかなくなるという不思議。
わたしと同じような方にはぜひ、この体験をしてほしいなあ。

同時収録は同じクラスの陸上部員と金髪くん。
表題作の攻め受けがわたしの固定概念と違っていたので、この作品を初めて読んだときは相当身構えました。
身構えなくて大丈夫です。イメージそのままです。
それにしても高校生に見えない攻めの色気はなんなんだろう。
陸上部にあるまじきちょい長めのうねらせ系黒髪から溢れる色気がすごいです。
攻め目線→受け目線っていう2話構成も良い。

わたし的にはこの作品のセールスポイントは「固定概念の打破」だと思っていたのですが、読み返してみたら、あんまりそこを気にする方はいないかもと思いつつ…。
自分の意見を残すことに意義がある、はず。

0

甘酸っぱい穏やかな恋

◆無防備、衝動 あるいは初恋(表題作)
 再会もののストーリーでしたが、終始穏やかな空気感で進んでいくのが心地良かったです。再会ものって、何かしら拗れたところがあることが多い気がするので。攻め受けも絶妙で、長髪で中性的な美貌の倉沢が、短髪で男らしいリーマンの柏木を抱くのに萌えました。柏木がこのビジュアルでとろんとなるのが可愛くて。特に大きな波乱もなく、落ち着いたBLが読みたい時にオススメです。

◆ラインドライブ
 「こいつ俺に気があるんじゃないか?」から始まる学生もの。こちらも王道の展開で先は読めてしまいますが、受けの木下の遠慮がちな一途さが可愛らしかったです。

0

コスプレを楽しむBL

いやあ面白かったです。絵柄からしてシリアスで初恋を拗らせたような切ない素敵な話で今まで読んだ天禅さんの作品の法則だと単発イケメンによるモノローグから始まる話だと当人は攻めって事が多かったですが、逆なのが良かった。強気短髪男前受け最高です。

そして長髪ヘタレ変態攻めも最高でした。色白で体が弱そうでしおらしい雰囲気だった高校時代の回想シーンと別人じゃないか(笑)こういう自己評価低い気弱なイケメン攻めと男前な性格の受けの話って大好きです。そして気弱なくせにエッチの時は大胆すぎる攻めの倉沢。完全にコスプレ好きの変態です。

皆様仰ってるようにセーラー服攻め×サッカーユニフォーム受け・ノーパン&短パンの糸を切っておく着衣プレイが最高でした。文字で書いてもこっぱずかしい内容が美麗な絵で表現されてるんですよ?BLであんなの読めると思わなかった。屋外での浴衣エッチで受けだけ全裸のやつも良かった。借りた浴衣汚せないから外でも全部脱がすって…ドSか!(笑)

上記の表題作の他、同時収録作品の高校同級生同士の青春ストーリーも面白かったです。寡黙で動じないように見える攻め×見た目だけチャラくて本当は真面目な受けの話。付き合ってみたら攻めもちょっとヘタレな所が良かったです。

0

もしくは変態

受け攻めを確認しずに読んだので新鮮でした。

攻めっぽい男前受けと内気な美人変態絶倫攻め!いいですね。攻めには執着と包容力を求める私ですが、美人で体格が良くてモテモテなのに受け一筋でヘタレっぽいのに、いざエッチとなったらガンガン行く!所構わず行く!可愛い可愛い言いながらコスプレしかもエロい小細工した着衣プレイとか!
そして男前受けがもっと!とか大きい!とかぐずぐずにされちゃって。柏木は元々受けなのかな?

ところでお店に来た知らない男は倉沢の元カレ?結局なんだったのかな?研究室の関係者かな?

お互い初恋で偶然東京で再会して。
倉沢の猛烈アピール?で柏木もその気になって。
俺のこと好きなの?から挿れたい!から店内エッチが早いですね。

実家帰省で家族にはとっくにゲイなのはバレてて歓迎されて。
その後の花火見ながらの流れもまたまた良かったです。

可愛いくてエロも上品?でいいお話でした。

表紙の倉沢がかつらかと思ったら地毛でしたね。

無防備→わかる
衝動→わかる
あるいは初恋→わかる
付け加えるなら、もしくは変態絶倫ですかね。

0

読みやすくて満足できる作品です

中編2作からなる作品集です。
どちらの登場人物もみな男前で、それだけでテンション上がりました。
天禅先生の作品は切ないものが多い印象だったのですが、今作はハッピーに溢れた印象です。
ハッピーエンドが少な私としては安心して読め、とても満たされました。

-表題作-
バーテン×リーマン
攻めの長髪・倉沢が、受けの柏木を溺愛しているところが良かったです。
Hは多めで、少し変態入っていました(笑)

同時収録作は、高校生同士の青春という感じで可愛かったです。


0

美人で可愛い攻めさんと男らしくてカッコイイ受けさん

わりと昔の作品なのかな?絵が下手い。
2人のガッチュン絵が変。それとリーマンの受けさんの靴下が謎のハイソックス。
でもこの作品はマジで神です!!もう超好き!!
攻めさんのルックスを裏切る、男の変態性丸出しのアレコレ。
そして受けさんのどんとこいや!の男らしさ。
ホント好きwwwこれって男同士だから通じるもののような気がしました。

攻めさんが照れながら「下着つけないで」とかww
あらかじめ糸を切っておくとかwwwもーーーー変態!!好きすぎ!!
言葉遊びみたいになるかもしれませんが
欲望に「忠実」「正直」「素直」っていうのはそれぞれちょっとニュアンスが違うと思うのです。
この攻めさんは「欲望に素直」なタイプ。
可愛い攻めさんと男らしい受けさんで、そこが凄く魅力的なカップル。

1

絵はステキです

長髪の男性キャラは好きじゃないのですが、天禅先生の作品のファンだったので買いました。
表題作のストーリー自体は良かったのですが、攻めくんの長髪姿や、受けくんのエッチの時の乱れ方等々、気になる所はありました。受けくんには、エッチの時も、普段の男前のままでいてほしかったです。
でも攻めくんの、顔に似合わず変態な所とかは好きでした。

表題作も収録作も、個人的には微妙でしたが、やっぱり絵はステキでした。
次作も多分、いや絶対、表紙買いすると思います。

3

甘さ以外にもキラキラ


天禅桃子さん初読み。
元々長髪攻めが嗜好なのですが結構珍しいので貴重!有難かった〜!;;良くも悪くも作中それほど気になりません。ただ美人な印象。
以前読もうと思った時にもしかしたら長髪受けだと思い、保留にしたかもしれない。苦手との声もみられましたが個人的には全く苦手と思うところもなく…この意外性がよかった…!黒髪短髪受け、ぐずぐずになっているの可愛いです。台詞がすごい。
甘いです。が、二人が高校生の時の描写が眩しくてきらきらしていて再開ラブとしても珍しくきゅんとしました。印象も逆転していたし…笑 高校生の時だったらどっちがどっちだったんだろう。今の時点で逆になってほしいとは思わないので、魅せられているな〜!

後半の高校生ものもモノローグ含め青春が滲んでいました。受けが可愛…あ、前半(表題作)の攻めが受けになったら…ともみれてしまいます。運動オンチ可愛い…見た目に反しているのもすごく可愛い…

(纏め。甘さを疑ってはいけない。)

1

本当に作家さん大好きなんです…

生理的に苦手だと感じた作中のセリフを抜粋しているので、セリフを知りたくない方は読まないで下さい。



天禅さんの作品は凄く好きで全て読んでます。
相手のことを愛しいと感じている時の表情や欲情を堪えている時の表情なんて読んでいるこちらがキュンキュンするほど攻め受け共に凄絶に色っぽいし、ヘタレ攻め×性格男前受けなんかも垂涎ものだし。
このお話も外見も中身も男前な受けで、わーい大好物ー!って感じで、本当に後半まですごーく好きで萌えー!状態だったんです。

ですが…、ラブシーンの終盤で、受けの「またイくっお尻でイっちゃうっ」とかっていうセリフ(若干プレイ入ってるのか?)を読んで……男性向けエロ漫画?みたいで、一気にどん引いちゃいました。
受けが自分の言葉に酔っているような、読者にエロさを言葉で押し付けているような…。
「お○ん○んこすって」や「おっきいので、ずぶずぶして」は許容できたんですが。

お尻でイっちゃうっ、って…天禅さん、どうしちゃったのですか…orz

超個人的意見ですが、そういうの、BLエロには不要だと思ってしまいます。逆に同じ内容のセリフでも、
言葉にならないほど感じている受けに向かって、攻めが「お尻でいっちゃったね」など、言葉攻めにするのはむしろ萌えるのですが。

あとは、こちらもラブシーンの終盤ですが、せっかく男前の輪郭をした受けが中性的な輪郭になるのが残念でした。女っぽい受けにしか見えず。
セリフが↑なので、顔まで変わると「セックスで豹変」と言うよりは「この人、誰…?」という感じでガックリでした。
あぁ、もしかしたら顔が最後まで男らしかったら、あのセリフも「顔に似合わずバリネコだね~」とギャップの一言で終わったのかもしれません。

この評価は大変心苦しいのですが、生理的に無理でした、本当にごめんなさい…。

5

空回りみっちー

えー、お尻でイッちゃうとか、アダルトなBL小説では出てきますよ
そしていい作品もあります
絵がキレイで興味が沸いてレビュー読んでいて目にとまったので、読んでいませんが、私も超個人的意見ではむしろキュンセリフです
コミックとかで女がお尻でとか言ったらホントにイヤですけど。

覚えてなかった…

この本は、ちるちるの検索ランキングでひっかかって、
ネットで購入した覚えがあります。

でも、「なんだかなぁ~」と思って、
一回読んで、終わってしまいました。

古本屋に売ってしまおうと思ったダンボールの中から
拾い上げてきました。

特に分かりにくい話でもなかったような気がするのに、
何が悪かったんでしょう……?

「絶対こいつ受けだろ」と思っていた
主人公の相手が、
再開した時も受けっぽいナリをしていたのに、
結局攻めだった…ってところが
ダメだったんでしょうかね…?

再会いものは好きですが、
見てすぐ、「こいつ多分受けだろ、攻めだろ」って
いうのが
逆だったので、ダメだったのかなー…?

話の運び方は嫌いではなかったので、
この方の話は、
作家買いするかもです。

でも、今回のこの本は、ごめんなさいm(__)m

6

意外な・・・

全部で2つのストーリー入り。

表題作は、意外でした。
勝手に攻め・受けをこっちだな・・・と思い込んでいましたが
実際は・・・違った!!!
ものすごーく意外でしたw
雰囲気が俺様的な感じなのに、びっくりするくらい
カワイイ受けになっちゃう~。
わからないモンですね(笑)

もうひとつの作品も、雰囲気は表題と似てました。

一冊の中に2作入っているわけですから
短めの作品という事になりますが、
2つとも、うまく纏まってるな~と
読み終えて思いました。
短い割にえっちもがっつりある作品でしたねw

2

何故

同じ作者さんの最新作が面白かったので、勢いで購入。
ああ、この作者さんはでっかいわんこ攻めがお好きなのでしょうか?私も好きです!
私も受け攻めはすっかり誤解しておりました。
これはこれでいい裏切りでバッチコイ!なのですが、何故中立かと申しますと、何でこの男前受けが行為に及ぶとこんな口調になってしまうんでしょうか。
ギャップ萌えなのかもしれませんが、私は逆に萎えてしまいました。
すみません。
もっと普通でいいんじゃないですかねえ。
同時収録の高校生の話の方が、好みかなあという感じです。

3

気持ちイイ裏切りとギャップ萌!

長髪の男の人が苦手なので迷ったのですが、天禅先生のエロエロに興味があって購入w

長髪のほうが割と乙女な性格で始まったので、「あー失敗したかなー(-_-;)」と思いつつ、黒髪短髪がいい感じに男っぽくカッコよく好みだったので読みすすめていました。
で。噂の(?)エロエロシーンに突入。

「お前が受けなのかーーーーー!!!!!」

という裏切りの衝撃。コレがすごく良かった~(>∀<)
黒髪短髪は表紙どおり男っぽいので、受け側に回ったあとも強気受でいくのかの思いきや、グズグズになって甘えた声をだしまくり。昼間は俺様っぽいだけにすごくギャップがあってエロい!上目づかいでお願いして攻めに回った長髪さんも、昼間の乙女とは変わりグイグイ攻めてるしーーー!

裏切りとギャップが印象的でとってもおもしろかったです。で、エロかったです。(他のレビュアーさんが書かれていますが、3話あってシチュが3パターン全く違います。エロ目的で読みたい方にもお勧め☆)買って良かったー!の大大満足で萌②評価です(^v^)

収録作の高校生のお話も良かったです。甘酸っぱくキュンとしました。

4

キャラの目の中のお星さまが好きです!

バーテン:倉沢×リーマン:柏木の再会ものです。
最近、天禅先生がブームだったので作家買いしました。ぶっちゃけ表紙だけみると
まぁ。。。長髪キャラが受けなんだろーなーと思ったら・・・←長髪受けは苦手。

まさかのリーマン受けだったのでかなり萌えました!!
しかも、わりと普通の男性だったので余計に萌えましたね!!
めっちゃ偏見で長髪受けとか思ってごめんなさいっ!って思いました。

ぶっちゃけコスプレ受けもそんなに興味はないんですが、セーラー服×サッカー
ユニフォームっていうのがね!
普通なら逆なんだろうけど、その逆がまたいいと思いましたね!

前回の「ドッガール」がシリアスめだったからか、この作品はエロめって感じですが少しだけ
倉沢の家族の話に入ります。でも家族はいい人だったのでよかったですね。
でも特に波風は立たなかったのでさらーっと読める感じです。

【ラインドライブ】
南×木下の高校生ものです。
いやー。甘酸っぱい感じの話でした。と言っても普通の高校生がお互い気になっていて
両想いになる・・・
と・・・えらい王道な話でしたが、これはこれで可愛かったです。
でも一回読めばいいかな?って思いました。←ごめんなさい。

ぶっちゃけ2作品とも5年前の作品だそうで・・・。そうは全然感じないのは本当にすごいと
思います。「ラインドライブ」は普通すぎましたが、「無防備~」はマジ萌えました!!

2

予想外


表題作「無防備、衝動 あるいは初恋」
まさかの自分予想を裏切る攻め受けでした。
表紙絵ではどう見ても優位に居そうな柏木なのに、まさかの受けとは...!
ですが、私としては珍しく不思議なことに、(勝手な)予想を裏切られたのに全然読むのが苦になりませんでした。
それくらいキャラが嵌っていたんです。

黒髪短髪でぶっきら棒な言葉遣い。どうみても攻め要素の強そうな柏木ですが、所々頬をうっすらと染めてたり、ちらっと振り返る目線だったりの受け仕草があるんですよね。
そのうえ、エチシーンではまさかの声が大きいっていう...///
それはもう、盛大に萌えさせていただきました。
そして、綺麗な見た目に反した変態っぽい倉沢。
バーテン服にセーラー服というギャップ感w
セーラー服は駄目でしょ。とか思っててすみませんでした。
全然そんなことなかったです。美しかった!

「ラインドライブ」「ハニーグリッター」
教室の窓から放課後に部活をしている好きな人を眺めていた受け・木下。
派手な見た目に反する頭の良さと豊かな表情は攻めだけでなく私までやられました。可愛い。
そんな受けの髪に容易く触られて、妬いてしまう攻め・南。
こっちは学生なので表題作よりも欲と純粋な愛情がせめぎ合い、純情な気持ちが勝っている作品だったかな、と。
あとがきを読んで驚きました。まさか4、5年前のお話だったとは。
かなり熟成されてきたってことですよね!w
題名が違っていたので、同じ話だと気づいたときには、嬉しかったです。
もうちょっと大人になった二人も見てみたい気がしますが...!



恥ずかしながら、天禅桃子先生の作品は初読みだったのですが、絵が、特にキャラクターの瞳がキラキラしていて綺麗でした。
既刊の本は勿論、作家買いする方の一人になりそうです。

3

うっはーキタキタ♪

作家さんと自分が思う攻受逆なんですよ、いや見た目で『こっちだろ!?』とか思いながら読むんですがそれがまた良かったりしますΣd-(*´ω`*)昔は苦手があったが強気受けっていいですよね笑
スーツ、ユニフォーム、浴衣…んもうシチュエーションムラムラです(°∀°)邪な?一途な目線でニヤニヤと(嘘です、はにかんで見てます笑)受けの事見てたらそら余程の鈍感じゃない限り気付くってwでも分かり易い人って好きですよ( *´艸`)駆け引きも大事だけど甘々の両想いからのエチエチがイイ\(^o^)/

2

天禅作品の中ではH増量本

前作「ドッガール」が私的にシリアスすぎて(受攻両方「深~い訳あり」はツライ)、1度読みに終わり、恐る恐る買った今度の新作。
予想をはるかに上回る楽天的な内容でホッとしました。
何回も読んで癒されてます(笑)

シリアス続きで疲れた心に、安心して読める本です♪

2

甘々でギャップ萌え作品でした☆

表題作の感想です。再会ものです。3話分あります。
甘々でエロエロで、ギャップあり、セーラー服×サッカーユニフォームあり、浴衣ありといろいろとエロの方面でも楽しめる作品でした。

まず衝撃だったのがキャラクターのギャップ!!完全に攻めと受けを表紙を見て、逆に最初思ってました!!
柏木さんは受けなんですが、すごい男前な性格でした。でもエロになると完全に変わる!

そして倉沢さん。普段美人系で健気なんですがこちらも変わる!ユニフォームプレイをお願いしたりする可愛いちょっと変態さんでした。
2人の普段とは違う逆転ギャップのエロさに驚きました!
いいですよね。甘々☆★☆★

「ラインドライブ」「ハニーグリッター」
高校の同級生のお話。
すごく読んでて高校生らしいなって思いました。真っ直ぐでそして、一生懸命でちょっとした事にヤキモチをやいたりと可愛い2人のお話でした。

1とついているので続くのでしょうか?1話目が3年前に書いたお話ということで2巻出るのなら気長に楽しみに待ちたいと思います♪

1

思わぬ衝撃

今作はかなり大胆なエロに挑戦されたなとページを捲るたび驚かされます。

甘え上手でおねだり上手な倉沢にまるっと言いくるめられて満更でもない柏木。
初恋の相手だからこその理想や思い込みが、大人になってからの再会にちぐはぐするアンバランスさが妙な高揚感を感じさせます。
まさかの全裸青姦にはタイトルのまま、無防備で衝動的過ぎて倉沢の思い切りの良さにびっくり。
柏木もつい夢中になっちゃう位なら2人には丁度いいプレイなのかも?

初の続きモノ!!
と、テンション上がっていたのですが、結局どっちつかずになってしまったのでしょうか。

再会から付き合い始め、家族への挨拶まで済ませられたので、これで「完」でも心残りはそれ程ないかもしれません。
それでも倉沢の過去のトラウマなど伏線となるものは幾つかありそうな気もするので、思わず続けばそれも嬉しい限りです。

他「ラインドライブ」「ハニーグリッター」
こちらは高校生もの。
背中に感じる視線の主を問い質してみれば、返ってきた拍子抜けの理由。
ガッカリした事に驚きつつ、なんだかんだと仲良くなっていく2人の距離の縮まり具合と、その中に一瞬想いが出ては伏せられていく気恥ずかしいときめきが入り混じって可愛らしい作品でした。

1

直球胸キュン×あまエロ!

 え…エロいよ天禅さん! の巻。
天禅さんといえば胸キュンというイメージでしたが、前作「ドッガール」は最高に切なく。今回はハッピー路線なのか切ない路線なのか、どちらを期待したら良いのか分からずにモゾモゾしながら読み始めてみると何と、打って変わって180度開脚路線でした。
 胸キュン+あまエロという、至高の1冊です!

◆『無防備、衝動 あるいは初恋』
 失恋期間中の柏木(表紙左の黒髪短髪)は、高1の時のクラスメイト・倉沢(表紙右の長髪美人)と再会。バーテンダーをしているという倉沢の店に通うようになります。

「柏木くん、柏木くんv 会いたい、もっと話したい!」とハートマーク付きの笑顔で柏木に懐き、頬を染めながら「嬉しい!」と喜ぶのが口癖の倉沢。長身長髪のイケメンなのにたまらなく可愛いオトメンです。

 そんな倉沢が、チン○を握ると人格が変わる類の美人乙女攻めだったという物語。
人格が変わると言っても突然オラオラ!になるというようなことはなく、乙女人格のまま少々押しが強くなる程度です。
 遠慮がちにおねだりされて攻められるとか、可愛い口調で言葉責めとか、恥じらいながら変態プレイを要求&実行してくるとか。
 盛り上がらないはずがないのでした。

◆『ラインドライブ』『ハニーグリッター』
 高校生×高校生の爽やか胸キュンラブ。小細工一切無しの素直さが衝撃的なほどに新鮮。単純かつ明快に幸せな気持ちにさせられました。

5

ギャップ!『くん呼び』! 着衣エロ!!

まさに無防備、まさに衝動、そして初恋。
天禅さんの作品のタイトルは絶妙です。

ロン毛攻め×黒髪短髪受。
普段、ヘタレ風味な攻め様がエッチの時に言葉責めしたり、爽やかスポーツマンタイプ(体育会系)が可愛くあんあん乱れるの大ッッ好物なんです!!
あとね、名前を『柏木くん』って『くん呼び』するのがたまらなく私のツボ連打でした!!

いやぁ~、アマアマエロエロ!!
登場人物の心情もつきあう経緯も彼らの環境もこじらせたところがなく清々しいくらいラブぃ関係でした。

天禅さんといえば、つきあうまでの距離のもどかしさを繊細な台詞やモノローグできゅんきゅんさせてくれますが、今作はそういうせつない感じはありません。
最初からゲイ同士で相手へ踏み込むまでの葛藤もなし。
でも、こういう思いきりのいいキャラクターを動かすのも巧いな~、とオールマイティーな力を感じます。

最近、重めの作品ばかりを読んでいたので気持ちが一気に楽になりました~!
天禅さん、ありがとうございます←

【無防備、衝動あるいは初恋】
バーテンダー:倉沢×営業マン:柏木。
高校時代の同級生ですが1度だけ一緒に帰ったことがあるだけのふたり。
でも、その1度だけの時間は彼らを初恋に誘いセクシャリティまで揺さぶるほど鮮烈なものでした。

偶然、再会し倉沢の勤めるバーに通うようになるものの倉沢の憧れを滲ませた一途な好意があからさますぎて、かえって攻めあぐねる柏木が面白いです。
そこで勘違いしないようにブレーキをかけるのではなく単刀直入に『自分を好きか?』って訊けてしまうのって単純でいいなぁ。
まぁ多少なりとも自負がないとできないけど(笑)

何の障害もなく晴れて両想いとなり、おとなしいイメージの倉沢が肉食発揮~!!
危ないアングルで攻めまくります♪
①柏木スーツ上半身のみ着衣
②ユニフォーム&セーラー服コスプレ
※着衣のまま挿入可能にするためにユニの糸を切っておく周到さww
③アオカン(浴衣→全裸)

真面目な変態万歳!!イェッフー!!
大股開きイェッフー!!

途中、倉沢がバーテンダーになった経緯や彼の家族の話も出てきますが確執はほぼありません。
※匂わすようなエピはありましたが会話の中だけです。
研究室の話はちょっと胸が痛んだけれど、それすらも柏木への想いへ昇華させる倉沢の一途さが素敵です。
ただ、お互いを好きなふたりがそこにいる…という甘いお話でした。

【ラインドライブ】
【ハニーグリッター】
高校の同級生:南×木下。
陸上部の南は練習中に射ぬかれるような視線を感じ、もとを辿るとそこにはクラスメートの木下がいて…という始まり。

ラインドライブって野球のライナーのことなんですよ(ワタクシ、元ソフト部)
タイトルを見て野球の話?かと思いきや陸上部で、読みはじめて納得。
ドライブ(トップスピン)回転がかかった真っ直ぐな視線、直球な想いということかな。
グリッターは『きらめき、輝き』という意味だから…煌めく愛しい人?

南くんの見た目が大人っぽく高校生には見えなかったけど年相応に木下の傍にいた女の子や彼の過去にヤキモチを妬いたりして帳尻があってました(笑)

こちらもこじれることなく真っ直ぐなふたりの話でした。

‐‐‐‐‐

こちら1巻とナンバリングされているんですよ~!
順風満帆な彼らに何か起こるのかな~?
倉沢の研究室時代のエピや柏木の元カレエピが出ると深みがますかな~?
そういった楽しみも含めて次巻が待ち遠しいです。


7

ギャップ萌え

大好きな天禅先生の作品なので、楽しみにしていました。

表題作『無防備、衝動 あるいは初恋』
高校時代の同級生、柏木とユキ。
大人になってから再開した、二人のゲイのラブストーリー。
学生の時にはあまり接点のなかった二人だけど
あいつが自分の初恋だったのか・・・
なんとなく気になってユキのことが記憶に残っていた柏木。
そんなユキとばったり再会し、そこからどんどん引き寄せられていく二人。

私が意外でびっくりだったのは、受けと攻め。
見た目ロン毛美人で人当たりもソフトで
おとなしそうに見えるユキがてっきり受けで
スポーツ万能でカッコいい柏木が攻めだとばっかり思っていたらまったく逆で・・
ユキに「入れさせて」と言われ断れなかった柏木だけど
本当は受け体質だったのをユキに見抜かれ開発されてしまいます。

普段はカッコよくて、ユキのことを守ってあげちゃう男らしい柏木と
まつ毛が長くてちょっと女性的な色白美人のユキが
ベッドの中ではまったく立場が逆転し、ユキが柏木をガンガン攻め込み
もうこれでもかと喘がせては、あんあんいやらしいこといっぱい言わせて
昼間のあのカッコいい柏木はどこへ?と思わせるほど
Hなプレイをいっぱいしてしまいます。

そういう体の関係だけではなく、ちゃんと相手のことを見ているから
ほんの少しの心の変化も見逃さず、辛いことも嬉しいことも二人で分け合って
寄り添おうとしている二人が、すごくいいなぁ~と素直に思えてしまい
ユキが辛い過去を自分で乗り越えてきたからこそ、今柏木と再会することできたのかな
と、読んでいて素直に喜べるそんなカップルです。
でも、ユニホームとセーラー服のプレイはびっくり。
やっぱりユキは、意外なところがたくさんありました。


『ラインドライブ』
いつも教室の窓からの視線が気になっていた南。
見ていたのは同級生の金髪木下。
運動神経抜群のイケメン南と昔いじめにあった経験のある
純情木下の、同級生ラブ。
金髪で目立つ木下だけがひそかに想っていた陸上部の南。
目は口ほどにものを言う・・・とは、このこと。
見つめ続けて実った恋。

最初は木下の方からのアプローチだったけど
のめり込んでいったのは南の方なのかな?
過去をあまり話そうとしない木下に深くは追及しない南だったけど
昔を知ってる同級生にやきもち焼いたりしてぱっと見クールだけど
ホントはすごく熱い、なんとも可愛い南くんです。

8

ピーチパイン

高津様

こんばんは、書き込み失礼します。
まさかの攻めがロン毛の彼とは…(#^.^#)
表紙を何度見返しても彼が攻めには見えません(笑)
もともと気にはなってたコミックですが、読みたくなってウズウズです(笑)
次のお休みには私の手元にあることでしょう…(笑)
参考レビューありがとうございます(^ ^)

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