Renta!限定イラスト特典付き
青春ケンカップルのおいしい同居生活
してますね!
開人はお店のキッチンへ移動になりしごかれる毎日。
伊介はインターンで二人はすれ違いが多くなり。
それでも二人は二人の目標のためにぶれず。
伊介がレストランのバイトを辞めるタイミングで開人もイタリア修行をオーナーにすすめられ。
激しいエッチの後にアイスを食べながら伊介に報告する開人。伊介が泣きながら言う台詞が、もう二人は大丈夫!って感じで。
伊介は変わりましたね。
そしてイタリア編は何巻までかな?と思ったら数ページで!ええ?
再会も二人らしい楽しい場面でした。
オーナー編
あらら。オーナーが親友の元カノと付き合ってきた理由が切ない!愛せるパートナーが見つかるといいですね。
2度目の春、ということは、2人が出会って1年が経つんですね。
BL続編あるある?の新キャラ、廣乃が当て馬とか2人を揉めさせるややこしい奴でなくてよかった。
これまたBLあるあるの、廣乃が伊介を気に入って開人が警戒したり、自宅が水漏れなんかのトラブルで急遽同居する流れになったけど、特にトラブルにならなかったし。
開人と伊介はよりらぶらぶで順調で、片方が勝手に何かを思い込んで不安になってすれ違ったり…なベタな展開もなく。
開人は伊介に、好き、とさくっと伝えたし。
伊介はやりたい仕事のインターン、開人はイタリアへ修行…と一時的に離れ離れになっても、前向きに、それもさくっと1年経過して、もだることない展開がいいです。
で、まさかの、オーナーの過去話。
ゲイで、今はバイ?で遊び人?みたいで。
今更ですけど、この人、すごい三白眼ですね。
伊介の目かデカすぎ、と思うことがあったり、廣乃も目が特徴的だし、開人も極端なつり目に見えることがあって、目の描き方が気になることがあります。
萌えポイント
・開人が仕事で疲れている時、伊介には何も言わないので、伊介が一緒にお風呂に入ったり、開人にピタッ、ピトッ、ピチッとくっつくとこ
・その度に開人が(うーん)となっているとこ
・廣乃が寝袋を自分で脱げないとこ笑ったw
1巻に引き続き、表紙(夏)と扉絵が好きです。
新しく登場する廣乃は最初こそ伊介への好意を見せますが、開人と伊介2人の恋路を邪魔することは一切なく、一時的に2人の部屋に居候するもずっと良い奴のままでしたね。第三者を登場させたからといってBLのお約束展開的に安易に当て馬として使ったりしないのが、この作品をどこまでも開人と伊介の日常に特化させていて良かったと思います。
ただ、伊介が廣乃に髪を切ってもらうんですが、男らしくなるかな?と思いきや、なぜか短髪の方がより女性的に(というか幼く?)見えてしまいました。顔を隠す髪がなくなった分、大きい目がより強調されてしまったからでしょうか。あくまで私の個人的な意見です。そして、開人が1年間イタリアへ修行に出るのですが、その期間の描写が短過ぎて長期間に及ぶ遠距離恋愛という感じがほとんどなかったですね。これは良くも悪くもですが。それだけ2人が大人な考え方ができる人間だった、ということでもあるんでしょうね。
オーナーの薫の過去の恋愛話もとても興味深かったです。こちらは本当に大人の割り切った恋愛という雰囲気でした。海外で起業し結婚もしている順風満帆に見える親友の志木が、唯一素の顔を見せるのが薫。でも志木は妻との関係に疲れているようでも本当はまだ未練がある、それを分かった上で薫が志木に迫り、その後も特に何も求めたりしないのが本当にドライで現実的な関係だなぁと感じました。2人に進展がないからこそ、開人と伊介の恋愛とはまったく違った雰囲気で楽しめました。
廣野はいつも元気いっぱいで良いキャラしてます。
空気読めない感あるけど悪気ないんですよね。
最初、廣野をどこかで目にした時は伊介の弟かと思ってました……。
2巻の裏表紙の廣野なんて小学生みたいだし。
帯のキャッチコピー
「二人で生きていく。」なのに一人加わっちゃてるし。
廣野が出ていくときは、けっこう早かったなって思ってたんですけど二人の目と鼻の先で、めっちゃ近くてびっくりです。
悪気はないんだろうけど無駄に元気だし廣野ってめんどくさいなって。
廣野のキャラは好きですけどね。
アマチョトリャーナ アマチョタリーナ スパゲッティの名前呼びづらい……。
アマトリチャーナが正解。
自分で作ったのが悪いんですが、廣野の好物は不味かった。
開人シェフのアマトリチャーナが食べたい。
ようやく恋人同士としてラブラブな毎日を過ごせるようになった二人の間におじゃま虫登場?
でも、このおじゃま虫、伊介よりも更に幼い空気読めない君で…。
更には、二人、それぞれの夢に向けて、別れて暮らす試練の時が。
伊介のかわいさがますますパワーアップ。
イタリアと日本、遠く離れて暮らす二人だが、夢に向かって過ごす1年なんてあっという間。
それよりも、今回の見所は、オーナー!
伊介と開人、二人の決心と報告をスルッと受け入れたどころか、実はこのオーナーこそが二人をくっつけた立役者だったんじゃないかと思わせる、くせ者のオーナーの過去のお話が収録。
これがあるから、神です。