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中津先生…理系、先輩講師、なんとなくハリポ◯のスネイプ先生味がある
篠田先生…文系、新米講師、平凡な感じ?
女子生徒が告白するんだけど中津先生が匂わせ(?)したあとに篠田先生が「好きな人がいるんだ」で勘違いされて二人の仲を応援されるのがとても好き
学校じゃなくて予備校っていうのも新鮮だなーと
くっついてから同棲生活序盤〜初えっちまであり、あーいいなーって感じで見守ることができました
なんとなく、ありふれた平凡な日常って感じの
そんな良さみがありました
Kindle unlimitedで読みました。
文系の受けと理系の攻めがメインの、本当にこの表紙通りの作品です。塾の講師という設定もちゃんと生きていたし、お仕事BLっぽさもありつつ、理系文系の違いから二人の内面を理解できる良い作品だったなと思います。そんなにエロくないので誰でも読みやすいですしね。ただ、そんなにエロくないが故に、くっついてからがかなり短かったです。もっとケンカップル&ラブラブな絡みを見たかった!と心残りな印象が強くあります。
評価を「萌」にしたのは、くっつくまで紆余曲折あり、再会要素もあり、生徒の横恋慕もあり、とエピソード盛り盛りで面白いがゆえに、メイン二人の糖度が低く感じたからです。告白シーンもドラマチックさに欠いていると思うので、男同士のイチャイチャが見たい!!という気分の時に読むと少し残念でした。
それでも、個性的なキャラクター設定への拘りや、その設定だけでがっつり読ませるストーリー展開に関して言えば間違いなく最高の作品だったと思います。
数学講師×新米の社会講師で予備校の講師の二人。
一生懸命で表情がコロコロ変わるな受けに対して、常に冷静でズバズバ物をいうクールな攻め。
互いのスタンスが違う二人は口論になることも多いけれど、実は受けは攻めを尊敬しているし、攻めも素直じゃないけどなんだかんだ面倒見ちゃうくらい好き。
生徒に好かれて悩んだり、方向性の迷子だったりとリアルな部分を加えつつ、理系の良さと文系の良さが描かれています。
そして、なんだかんだやっぱり攻めが上手で、受けが誘導されて告白するところもキュンとしました。
攻めに余裕を感じられるからか、必死な受けが可愛いんです…ッ。
また、付き合ったその後の同棲編が甘々でとても良かったです。
なぜなら私は文系(なんなら文化系)。
大好きな作品です。この作家さんと出会えたことがうれしいです。
理系の気持ちを描けるってことは、この作家さんも理系なのかな。
教科と性格が比例しているのって面白いですね。
でも理系だからといって冷たいわけではなく、むしろ優しくて、そういう部分がちゃんと描かれているのが好きです。
攻めが長髪でちょっとバンドマンみたいな風貌なので、櫻井あっちゃんかなーとかリンチの葉月さんかなーとか色々想像しながら読んでました。
新米塾講師の篠田と鬼講師・中津のお話。
篠田は文系らしく物事を直感的に考えるところがあって、それで上手くいくこともあれば塾講師としてはダメなことも。
でも生徒にとっては柔らかい雰囲気で親しみやすい先生ですよね。愛されキャラな感じがしました。
一方"鬼講師"と呼ばれている数学担当の中津は良くも悪くも理論的。いつも冷静な表情で冷たい印象ですが、それがまたうまく理系っぽさを表しているなと思いました。
そんな性格真逆なふたりが感情論と理論をぶつからせながら恋人になっていくのがすごく良かったです。
両極に居るから相容れないわけではないし、むしろ補うという意味では相性はすごく良さそう。
告白して両想いだとわかったときの中津の笑顔の破壊力、すごかった…
いつもわりと無表情な中津があんな笑顔を見せるなんて…!めちゃくちゃときめいてしまった。
そして中津がプライベートでは篠田に甘いところがまた良い…!!
恋人同士のいちゃいちゃまで見れてすごく幸せでした。