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男子迷路、完璧な飼育、本作の順で読みました。
くっついてからの後のお話が好きなので楽しく読んだんですが、個人的には期待値を超えてこなかったかな。あっさりした感じ。好みの問題だと思いますが、前作の方が好きだったなぁと。
なぜかと考えるに、いちばん好きなドラ×要ちゃんのお話が完璧な飼育で読んでしまったし、加筆されたとは言え全体のバランスとしては短かったので物足りなかったかな。
それと「恋におちてごめんなさい」が私の理解力不足で最初どういうことかよくわからなくて。
これ初対面からお互い正体をわかっていて、騙されたふりして1年間付き合っていたということなんですね。
それまでそんなフリがなかったのでいきなりたまと能面先生が同一人物?梶はそれをわかっていた?と混乱しました。
男子迷路の続編に新CP登場か〜と思ったら、皆本と伴内肯一が昔つきあっていて、皆本も男子迷路の数珠繋ぎの一員だったのね、と納得しました。
あと、児玉がようやく決心して結ばれて心よかったね。
ということと、肯一が前作でいちばん器の小さい男では?と思っていたんですが、本作で殻が破れてよかったねと思いました。
楚川がまさみとずっと続いてたの?他の男と遊んだり別れたりせずに?と意外に思っていたら、要一と浮気する同人誌が出ていたんですね。しかも2冊。阿仁谷先生恐るべし。
相手が迷路内の人間なのが複雑ですが。密かにそういうことがあったのね〜でも本編では語られていないから知らなかったことにしておこう。
やっぱり全体的に前作の方が絵、萌え、ギャグにおいて好みではありました。
「男子迷路」から時が経って、それからみんなどうしてる?的な一冊。
12年後よ。
…はいいけど、やっぱり「顔」が違っちゃってて混乱してしまう。
顔の違いのある上に、時系列も前後したりしてて分かりづらい。
冒頭は大貫と楚川。
大貫はちょいワル系、楚川は相変わらずのフェミ男なんだけど、大貫が変わったなぁ。
同居はしてないみたいで、だけど別れる気も全くないようなヌルくて気持ちいい関係、らしい。
そして猿谷と肯一は。
猿谷がすごく背が高くなって、肯一の介護までしてやる!というスパダリになっちゃった。
児玉と心は。
また心の顔が変わってるね…
児玉は俺は違うと言いつつ、心を抱く。心のせいだと言いながら。
ずるいけど、この2人は離れられない関係なんだと思う。
「完璧な飼育 完全版」
ドラ(大山)x要一。
要一はドラに全てを教え込んだ。その結果ドラは巣立っていってしまった。
いつまでも自分のヒヨコでいて欲しかったのに。
それ以上 良い男になんないで…
見守る大貫と楚川がもはや中年になっているわけで、要一だけ変わってないような感じだから時空が歪んじゃうんだよな。
あ、ドラはホントは巣立ってません。要一一筋ですよ。
「恋におちてごめんなさい」
児玉と心の後輩・梶のお話。
梶は好きな人がいるんだけどその人とは無理だから、出会い系で会った相手と…なんだけど、その相手が!
私にはちょっとご都合で出来過ぎの話のように思えちゃいました。
エピローグで大貫と楚川が「世間は狭い」と言ってるけど、ホント、周り中みんな同性でくっついてるBLあるある。
ご都合紙一重だとは思う。
人間関係の面白さで読ませる作品。でも元の「男子迷路」の方が好きかな…
ファッションノンケ笑
心が児玉に対してちょっと強くなってて嬉しい。
男子迷路の12年後!長く関係性が続いてるCPを見守るの大好きなので、こういうの嬉しい。1つぐらい別れてるCPがあってもリアルですが、まぁ往々にして満足度的にはマイナスになる事が多いので、そうしないよね。
◾︎大貫(バーテンダー)×楚川(スタイリスト)
お尻で抱く楚川さんがエッチ
◾︎児玉×心 大学卒業編
◾︎ドラ×要
「完璧な飼育」収録分に加筆した完全版です。男子迷路続刊としては収録しておきたかったのは分かるけど、ほぼ二重買いになるのでびっくりした方も多そう。ドラ×要はエッチシーンがこちらの方がだいぶ充実してます。
◾︎ユウキ(ヒロキ 高校生)×たま ※リバ
いいリバで、阿仁谷先生らしく汁気が多くて好きだったんですけど、「因果性のべゼ」を読んでから混乱してよくわらかなくなった作品。名前は全く同じではないので、セルフパロかスターシステム的作品なのかな?純粋に楽しめなくなってしまったのはもったいない。
『男子迷路』→『完璧な飼育』→こちらという順番で読めば、このシリーズを漏れなく網羅できます。ただし、こちらに収録されている『線の上でトモダチ 完全版』と『完璧な飼育 完全版』は、前巻の『完璧な飼育』に収録されたものを加筆修正したもので、内容は一緒ですのでご注意ください。
◆SWEET❤︎SWEAT❤︎MONKEY
猿谷×肯一。ドラと要一のように、この2人も『男子迷路』の頃からすっかり関係性が変化しています。大柄に成長した猿谷に掘られるようになってしまった肯一は、下剋上的展開をなかなか受け入れられません。抱かれている自分をみっともないと感じてしまう肯一に、楚川が喝を入れてくれます。どちらが主導権を握ろうが大した問題ではない、愛があればすべて解決。それを体現するような濡れ場でした。この2人はどちらが攻めでも萌えますね。
◆恋におちてごめんなさい
ドラの友人の梶と、その教師の皆本とのストーリー。皆本に密かに好意を持つ梶は、彼を諦めるために出会い系で新たに好きな人をつくろうとするのですが、いざ会ってみた相手がまさかの皆本だったという展開です。自分が生徒だと気付かれていないのをいいことに、どんどん濃い関係にハマっていく梶。しかし、梶は自分がまだ高校生であることを打ち明けます。2人の関係はそこで破綻したように見えましたが、皆本は以前から気付いていたようで、関係が修復されるという流れです。リバっぽい2人の濡れ場がとってもいやらしく、健気で従順な感じを装っている時と梶を見透かしている時との皆本のギャップにきゅんきゅんしました。
前作よりもさらにエロ度が上がってる!!
みんないやらしいです!
そしてみんな歳を重ねてますね。みんな将来の事を口にしたりプロポーズとか、萌える!
児玉と心が大学卒業の時期に。二人のエッチな関係も続いてるようで謝恩会の夜とうとう児玉が!ヨーコにも牽制して。
おめでとう!
猿くんが大きくなって大人になってるし、肯一はカッコつけさせてもらってるし。
大山は要一に何もかも教えられてスーパー攻めに成長。攻めを育てるのは新鮮でした!
いつまでも大山を子供扱いしたい要一。置いてかれたくないんですね。
大貫と楚川は相変わらずラブラブです。楚川が意外と策士でしたね。
そして初登場の恋におちてごめんなさい
出会い系で知り合った二人。体の相性が抜群で一年ラブラブなのにユウキは実は年齢を偽ってて。相手の立場を思ってずっと言えませんでした。未成年相手だからまずいと思って。それともうひとつ秘密が。相手は自分の正体に気がついてないと思って切なく幸せな日々を送っていたのですが…。
なんという運命的な!このお話が順番のせいか一番印象的でした。