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表題作あばれんぼハニー

羽地衝彦(はちつきひこ・ハチ),次期組長の高校生
森山琢磨(もりやまたくま・クマ),喧嘩好きの高校生

同時収録作品かくれんぼハニー(前後編)

天飛 スズメ,天飛組二代目
花咲 満郎,ハチのお目付け役

その他の収録作品

  • よめいりWハニー
  • あとがき

あらすじ

発 情 注 意
クール系二代目ヤクザ×やんちゃ系おばかヤンキー
血気盛んな荒くれ者の、心と身体でぶつかるガチンコラブ!


喧嘩が大好きで、威勢が良くて、ちょっぴり頭の悪いクマは、
他校の不良相手に暴れ回る日々を送っていた。
そんなクマの宿敵は、極道一家のイケメン次期組長・ハチ。
今日こそ決着をつけてやろうと河川敷で決闘を申し込むが、
突然クマに異変が訪れる――。
体が熱く火照り、呂律が回らず、心拍数はどんどん上昇…。
そして股間に走る疼痛。
宿命のライバル・ハチの前でサカってしまったクマの運命やいかに!?

殴り合いもえっちも激しい、ならず者どものラブバトル

次期組長のお目付役・インテリ系美人ヤクザが天真爛漫な年下に
乱され、ほだされ、イかされまくる『かくれんぼハニー』も同時収録

『オメガバースプロジェクト』第1弾、待望のコミックス化!

作品情報

作品名
あばれんぼハニー
著者
鳶田瀬ケビン 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ふゅーじょんぷろだくと
レーベル
POEBACKS THE OMEGAVERSE PROJECT COMICS
シリーズ
あばれんぼハニー
発売日
ISBN
9784865890846
3.9

(133)

(46)

萌々

(46)

(30)

中立

(6)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
17
得点
510
評価数
133
平均
3.9 / 5
神率
34.6%

レビュー投稿数17

番までの過程がめちゃくちゃ短い

かくれんぼハニーを昔読んでいて、その前日譚があるとのことでこちらを読みました。

「あばれんぼハニー」
ものすごい速さで、喧嘩からのえっちからの番です。
アルファのハチが、自分が噛んだくせに、最初めちゃくちゃ冷たいです。
いや、ハチのせいでクマちゃんあんなになってんのに、それは冷たすぎるでしょ!?!?という感じ。
可愛い物好きのようなクマちゃんは、中々思考が乙女で、だからかハチにどこか夢を見ているところも。
勢いでくっついたような二人でしたが、この先大丈夫なのかな…???
クマちゃんがひたすら可愛い可愛いなので、そこがポイントかなぁと。

「かくれんぼハニー」
こちらのカップルがお目当て。
なるほど、そうきたか。
もともと昔から好きだったのね〜。
というか、アルファ同士で許婚って、オメガバース設定では珍しいですね。
お父上組長たち、結構ゆるゆるな感じだったので、若を思ってクマちゃんのことを健気に邪魔してた満郎が不憫でした。
今までオメガってことを隠していたこともあり、本人の不本意な状態で暴かれていくのが可哀想でした。
なんだか報われない。
スズメが、すぐに番にしようとしないところが、いいなぁと思いました。
お幸せに!

1

かわいいヤンキー

■あばれんぼハニー(表題作)
受けは喧嘩が強いヤンキーですが、めちゃくちゃかわいいです。かわいいクマが好きなところもかわいいですし、ツラを見せるなと言われて泣く、デートで空回りして泣くなどなど、結構泣きまくっててかわいいです。
攻めは、何気に受けが何を喜ぶとか把握してデート仕切り直してるし、攻めには他にも相手を作ることができると不安になっている受けを抱きしめて言葉で不安を払拭させてるし、男前な攻めと泣き虫な受けはお似合いのカップルだなと思いました!

■かくれんぼハニー
メガネ地雷なのであまり集中して読めないというのが本音なのですが、内容は面白かったと思います。受けは、ヤクザという立場で若い衆に示しがつかない等の理由から周囲にオメガだと隠しています。そんな受けのことを思って、攻めは首筋を噛みそうになった時自分の腕を噛みます。オメガバースで、こういうシーンたまにありますが攻めの受けへの愛が感じられて好きなので、このシーン見れてよかったです!

1

楽しく読めるオメガバース。

鳶田瀬ケビン先生、初読み。
途中で大爆笑〜www。
こんな笑えるオメガバース、お初よ!
これは、シリーズ化されているんだね。
他の作品も、楽しみ。
最近、キレイ系の絵柄が多い中、男臭くてとても良い感じ。

最初に、あっさり噛まれて番になってしまったけど・・・クマのキャラクターが面白くて〜悲惨さが全く無い。
ハチも、カッコイイねぇ〜。。。
ハッピーエンドだけど、終始〜ドタバタだった。

しかし、ハチの付き人の満郎〜色気あって魅力的だわ!

さて、次作へ!

1

ざっくりざくざく

全体的に大味で、ざっくりざくざく進み、終わった感じ。
オメガバ×ヤンキーケンカギャグを描かれたかったのはわかる。
青年漫画のような絵がそのテーマに合っていたし、色気もかわいげもエロもあった。

ただ、話の進み方が粗いというか支離滅裂というか(偉そうにすみません)

クマとハチが番になったことについて、戸惑いとか混乱とか反発とか、なんでこうなった?この先どうしよう?みたいな葛藤が一切ないのがすごい違和感で。
クマが発情期がきて、その時そばにいたハチがαで、そのまんま番になっちゃった。
で、クマは本能のままハチを求める。その前から両片思いてことだったんでしょうけど、その描写がなく、流れのままくっついた感じ。

もちろんハチのお目付役には、番なんて許されるわけない、忘れろ、と言われるんだけど、番って忘れられるもんなの?離れていればいいの?でもクマはハチ以外とはできないてことよね。その辺どう思ってんのかとか一切ないw

ここまで書いてきたらいっそ清々しくなってきましたw
続編「かくれんぼハニー」「あまえんぼハニー」も買ったので読みますが。

かくれんぼ〜のスズメの目がまん丸くりくりほぼきょとんと大きく見開かれていてロボットみたいで苦手なんですよね。汗
続編ちゃんと読めるかなw

1

明るく健全な精神で読めるオメガバース

いかついヤンキー2人の破天荒で、純で、笑えるオメガバース。

森山琢磨こと〈クマ〉はいつだって喧嘩上等!
不良同士で喧嘩ばかりの荒れた日々を送っています。

実はΩだけど、まだ発情期は未だやってこず。
いざとなれば、気合でどうにかなる!なんて高を括っていたら、
極道一家の跡継ぎでライバルの〈ハチ〉との決闘中に突然発情期が
やってきてしまいます。

しかも、運の悪いことにハチはαでクマのΩホルモンに
誘惑されてしまい、クマを犯した後【番】になってしまいます。

その後、ハチのお目付け役の〈満郎〉によって病院に運ばれますが、
目を覚ますとそこにハチの姿はなく、Ωの自己防衛不足を責められ、
以後ハチとの接触を禁じられてしまいます。

…ひどくない?
たしかに、予防出来ていなかったクマにも責任の一端はあれど、
クマは被った側で、しかも承諾もなしに首筋噛まれてしまって、
けっこう取り返しのつかないことになってしまったわけで…

本人がそれほど深刻に受け止めていないので
番になっちゃった!くらいな話で済んではいますが…

それ以来、それまでいがみ合っていたハチを求めてしまい、
気付けばハチの姿を探し、引き寄せられてしまうクマ。

対してハチはあくまでクールなまま。
クマに懇願されれば抱きはするものの、突き放すような態度で冷たくて。
事故とはいえ、番にしておいて自分のΩを放っておくのはひどいよ…

だけど、涙を流すクマに優しくキスをして
「…どうすりゃいいんだよ?」と頬を染めて聞く姿に、
あ、冷たいんじゃなくて、不器用なだけなんだ、と気づきます。

普段は無口で何を考えているかわからなくても、
肝心なときにはクマがほしい言葉をちゃんとくれるし、
デートではクマの喜ぶデートスポットを選んだり、
照れながら手を繋いだり、クマに泣かれると弱かったり、
なんだかんだでよく見ているし、クマには笑っていて欲しいんだなって。
そんなハチの不器用な優しさにほっこりしました。

なかなか感情が読みづらいキャラではあるけれど、クマの
一方通行じゃなかったんだなと思えて嬉しかったです。

クマもはじめはいかつくて可愛くない!と思っていたけれど、
ハチのことになると乙女モード全開ではしゃいで、すぐ泣いて、
甘えたで、そんな素直で一途でばかわいいところにいつの間にか
キュンっときちゃっていました。

無事家族公認にもなって、安泰のバカップルばんざーい(∩´∀`)∩


同時収録の『かくれんぼハニー』は表題作で
ハチとクマの前に立ちはだかったラスボス満郎のお話でした。
満郎さん、まさかのΩでした!びっくり!

ハチとクマの仲を裂くことが無理だとわかり、
許嫁の〈スズメ〉の元へ婚約解消の話をつけに向かいます。

けれど、代償に無人島に連れ去られ丸1日スズメと2人きりで過ごすことに。
そして、突然やってくる発情期(デジャブ…)

同じΩでもクマとは違い、Ωであることに
コンプレックスがあり、恥じている満郎。

頑なで、可愛げの欠片もなかった満郎の心と体が
無邪気なスズメの手で少しずつ解きほぐされてゆきます。
その満郎の潤んだ目がまた艶めかしくてね…

スズメは一見軽そうで、強引なようでいて、案外満郎のことを理解し、
据え膳喰らわば状態にもかかわらず、きちんと自制できるいい子でした。

メインの2人もいいけど、こっちの2人のその後も気になるなあ…♡

2

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