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電子で半額でしたので、
宝物見つけました
編集長を好きになったワケですが。
トキメキ、タメイキ、ルームシェア
ワーカーホリックベイビー
24時間、お世話つきで
を読んでみました!!
私はこちらの同時収録のカプ、
明里×杏野がいちばん好きです!!!
トキメキ〜の方でも同時収録として登場します♡
段階踏んでいく感じがたまらないです。
さて、表題作の方ですが、こちらは前作
宝物を見つけました
を読んでからの方が良いでしょう。
続きになっています!
ので、前作読んで続き読みたくなった方はぜひ!!
この出版社シリーズは、『宝物見つけました』→『編集長を好きになったワケですが。』→『トキメキ、タメイキ、ルームシェア』→『ワーカホリックベイビー』→『24時間、お世話つきで』→『トキメキ、タメイキ、ルームシェア2』の順に読むのがおすすめです!
表題作:茶髪眼鏡の倉持×黒髪の市ノ瀬(宝)
『宝物見つけました』で体の関係を結んじゃった2人のその後。BL漫画と倉持編集長にすっかりハマってしまったワンコ系市ノ瀬は倉持をどんどん好きになってしまうけど編集長は!?
BLの編集部で育まれた関係なので編集部員の腐女子が応援してくれたりBLっぽい絡みやセリフを自分たちで揶揄い合ったりするのが楽しい♪
ワンコな市ノ瀬が可愛くて一回りも年上な倉持に目一杯甘やかせてもらって欲しいです。
『花丘先生のコトを彼はまだ知らない』
黒髪の明里(ペンネーム:花丘アカリ)×茶髪の杏野
表題作で倉持の大学時代の先輩で当て馬の存在だった漫画家の明里(本名の名字)は密かに思いを寄せていた倉持に失恋。元からの不眠症もあって不調気味。そんな時贔屓にしている本屋の店員の杏野くんを食事に誘ってなんと添い寝してもらう関係に!?
常に皮肉っぽい杏野くんが明里が漏らす寝言に実は嫉妬するところに萌えます。『宝箱あけちゃいました』こちら出版社シリーズ第1弾『宝箱見つけました』の番外編なのですが時系列では今作より前のお話になります。
『編集長をひとり占めしたいワケですが。』
こちらは本編の続きなのでラブラブを楽しめます♪「出版社シリーズ」はいろんなCPのお話が行ったり来たりするのでちょっとおバカな私は頭が混乱しちゃう時があるわ〜。面白いから良いんですけどね♪出版順に読むのがおすすめです!
「トキメキ、タメイキ、ルームシェア」の(2)巻が出ました〜!…からの、「出版社シリーズ」のおさらい読み。
「編集長を好きになったワケですが。」
前作「宝物見つけました」内の一編「宝物光りました」のCPの拡大版。
BL誌「月音」編集長xBL興味津々「スパークス」新人編集者のカップリング。
受けの市ノ瀬は、興味本位からの肉体関係。
彼的には自分なりの本気なんだろうけど、なんとも薄っぺらくて浅くて、読んでてハラハラしちゃう。
当然誘われて抱いちゃった攻めの編集者・倉持も関係性に悩み。
前作の登場人物たち(咲坂、仁井名、瀬田)、更に次に続く人物(花丘先生)も出てきたりして、シリーズ感マシマシ展開です。
正直…ゲイではない2人がCP成立するのはファンタジーかな?
「花丘先生のコトを彼はまだ知らない」
「編集長を好きになった〜」の攻め・倉持の先輩、というつながりのBL作家・花丘アカリ、本名明里志乃、のターン。
彼のお相手は書店員さんです。
最初はあまり真剣ではなく、気持ちが落ちた時のソフレ(添い寝フレンド)要員として都合よく会っていたのだが…
色々誤解/すれ違いを経て想いを通じて、というエンディングではありますが、「ぐいぐいリードしてくれる年上攻め」と、「自分にいいようにコトを進めていく勝手攻め」の境が微妙な気がする。
描き下ろしは、倉持x市ノ瀬のその後をたっぷり。
個人的感想ですが。
市ノ瀬は天然すぎる。こんな子ヤダ〜!
まさか市ノ瀬に泣かされるとは!
断言します。
「宝物見つけました」を読んでから、読んだ方が、いい。
あとがきで千葉さんが書かれているように、こちらだけでも読めるとは思いますが、先に読んでおいた方が萌え度が格段に上がります。
この作品では、BL雑誌編集長の倉持と、新人当初助っ人で一緒に働いていた市ノ瀬のその後の展開がメイン、後半に倉持の大学の先輩でBL漫画家のアカリと書店員の杏野という2CPが描かれていました。
「宝物ー」の方で倉持と市ノ瀬の関係の始まりが描かれていたのですが、その延長線上にある1話は相変わらず市ノ瀬が軽めです。
好奇心とノリだけで飛び込んで行って、気持ちいいから続けたいというスタンスですが、1話ラストからだいぶ様子が変わってきます。
ここからひたすら胸が締め付けられっぱなしになるので、気をつけてください。あとハンカチのご用意を忘れずに。
もう切ないったらありゃしない!
自分の胸の中から取り出して、相手に伝えた思いが届かないまま、思いと倉持の存在で占められていたこころの中の場所がからっぽのまま、どうにか立て直そうとガムシャラに働く市ノ瀬がつらい。
そんな市ノ瀬の様子にいち早く気付くのが毎回仁井名(「宝物ー」のメインCPの攻め)というのは面白かったけど、2話は何もかもが切なくてつらい。
でもすぐに流されないで毅然とした態度を取れる市ノ瀬に、拍手を送りたい!
そんなこんなで倉持の大学の先輩でBL漫画家のアカリが一役買って、流れが変わるまでは心臓が潰れるかと思うほど切ない展開でした。
なれそめ編では市ノ瀬のキャラが軽すぎてナーと思っていたのに、その軽さまでフェイクだったとは…。素晴らしい人物設定に感動しました。
これで倉持×市ノ瀬は盤石、というところで、次はアカリ先生です。
倉持がストレートだから、漫画家として必要とされるという絆だけは切りたくないし、からかったりちょっかいを出すことで自分に意識を向けておきたい。
その結果、まさかのトンビに油揚げ状態になったわけで。
アカリが気持ちをぶつけたとして、漫画家と編集という力関係や長年の先輩後輩というベースがあるから市ノ瀬のようになったとは思えないし、こればかりは「先に好きだった!」が有効にはならないことだし。
でもこのアカリの思いが後付けに思えて仕方ないんですよね…。
「宝物ー」での立ち位置も、本作の前半での立ち回りも、倉持に対して奔放な先輩かつ漫画家にしか思えなくて、アカリ編を描くに当たって、「じゃあこういう設定にしてみますか!ふふふ腐」という打ち合わせが透けて見える…。
気のせいですかね?
読者的には杏野から得られる切なさの良いスパイスになっていたのでおいしかったけど、傾げた頭が戻らない設定でした。
というわけで、この作品を読む前に読んでしまった「トキメキ、タメイキ、ルームシェア」をもう一度読んできます。
こちらの作品にアカリと杏野のその後が収録されているので、未読の方はぜひ。
「宝物見つけました」(未読)のスピンオフなんですね。
BL雑誌「月音」の編集長と元部下のお話。編集長がネームを見て攻めのセリフについてアドバイスしたり、編集長の告白が攻めの決めセリフみたいと言われたりBLネタが多くて楽しい。
もう一編は表題作のスピンオフで、BLも描く漫画家と書店員のお話。
ノンケでクールな書店員くん(少年青年コミック担当)がBL漫画の過激な場面を見て真っ赤になるのがかわいい。
ポップを持ち帰って書いたり、漫画家先生の乱雑な書棚を著者別に並べ替えてあげたり、書店員あるあるがおもしろかった。