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時代物にちょっと苦手意識があり、存在は知ってはいたものの避けてきたこちらのシリーズ。
…なんでもっと早く読んでおかなかったんだろう…!!最高に粋で色気漂うシリーズでした。。
最新刊が出たのを機に、一気読みしようと思って思い切って紙本で全巻揃えたのですが、買って良かった。担当編集さんの言葉どおり、「もう、二人を見守る障子になりたい…」という気持ちでいっぱいに。
何より、卍にぃの執着と溺愛がたまらない。痛くなく、心地よいや優しい執着。卍にぃに愛され、にぃを愛することが、どんなに百にとって救いとなっているか。
百の壮絶な半生、百兄の最後の頭を深々と下げる姿には、痛みと切なさで胸がいっぱいになりました。
虹の出た日に卍に拾われ、優しく愛おしく抱かれて、幸せそうに微笑む百。そんな百を見ていると、こちらの心までじんわり温かくなります。
この先二人に危険なこと・辛いことが起きませんように…!起きたとしても、二人で乗り越えられますように…!と祈りながら、2巻も読みたいと思います。
電子で試し読み、紙本買いしました。何でもっと早く読まなかったんだろう!私の好きがてんこ盛り、溢れてる!!
まず、江戸の市井の人々の生活がほんとに丁寧に細やかに描かれています。季節ごとの暮らしの変化、楽しみ、何気ない日常、やっぱりこのリアリティが作品に厚み、深みを加えているんだろうと。そして、約200年前の、その日を生きていた人々への作者の愛着、優しい眼差しも感じます。巻末に参考文献を載せてくださっていることにも感謝です。
辛い辛い子供時代を送ってきたのに百樹は本当にいい子!振り袖でも何でもおばちゃんが買ってあげるよって言いたい、これからは温かい日々が続いていきますようにって祈ってるよ。陰間茶屋についても色々知ることができて満足です。
卍兄ィはどっからどう見ても色気の塊、当人の思惑とは関係なく、そこにいるだけで世間がざわつくであろう罪なお人。お百を大事に大事に思ってる。
二人の人生が交わって開けていく、幸せになっていく、そんな展開は、設定が現代のものと同じだな、と思います。ってことは、作者は時代設定をお好きな江戸にはしていますが、描きたいテーマは普遍的なのだと、勝手に解釈してます。(笑)
江戸時代という設定に苦手意識を持つ方でも、絶対刺さってくる物語だと!オススメしたいです。
3,4巻はあるのに1,2巻が見当たらず、タイミングよく1,2巻無料公開されていたので久々に。4巻は装飾過多に感じてきたのでこの頃は画面がすっきりしていて好み。卍も最近やけに美の圧強めになってますが、表情のコミカルな表現が多い気がする。まぁそれぞれのよさ。ももはちょっと初心な感じ。それもまた良し。
美な卍さんもいいけれど、若かりし頃の万次はさらにツボ…可愛い……これで年上で体格もいい男を可愛がりたいと思ってるとか…
この巻だけだと卍百より卍祝や兄百の方が萌える。因果な商売に足がとられた真面目な人が好きで…醒兄さんは美しすぎないところも含めていい。
卍百の萌ポイントは本気出したら百が強いってとこ。素で兄ィが可愛いと言えるとこ。六文銭を手放せるとこ。卍は強く見えて心身存外もろそうな。風邪はひかないけど。
買ってはいたものの、まとめて読みたくて宝物の様にしまって置いたコミック・・・
やっと、熟読です。
とにかく、一つ一つ手の込んだ絵柄や、言葉ひとつとっても、凄く良く調べて描かれているのがわかります。
読みながら、すっごく勉強になるわ。
良くこんな発想出来るなと、さわ先生〜天才!
素晴らしい!の、一言につきます。
ストーリーも、百さんと、卍さんの甘々で〜すこぶる良きよき。
こんなBLに出会えて良かった。
ありがとう〜さわ先生、これからも応援してます!
このBLと出会うまでは陰間茶屋というものの存在を知りませんでした。
この漫画には江戸時代には男色というのがあったこと、陰間茶屋で働く男娼の生活がどういうものであったのかなど詳しく描かれてありました。
私はこの漫画を読んで男色に興味を持ち、図書館で男性の同性愛の歴史についての本を借りて読みました。男色とホモセクシャルの違いなど書かれてあって、初めて知ることがありました。この漫画に出会ってなかったら、その本にも出会えていなかったかもしれません...