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表題作STAYGOLD 新装版 1

中山駿人
中学生 甥・13才
中山優士
叔父 保護者

同時収録作品八代智哉には悩みがある。『宇田川町で待っててよ。』番外編

百瀬
高校生
八代
高校生

その他の収録作品

  • オマケ漫画
  • line drwings
  • カバー下・オマケ漫画:カバー案ラフ

あらすじ

甥っ子→叔父
ひとつ屋根の下で、暴走する片想い。

「隙みせたら容赦しねーから覚悟しとけ」

両親不在、血は繋がっていたり、いなかったり。
ちょっとフクザツなお家事情の中山家は
叔父兄弟と甥姪の4人ぐらし。
それでも歪な「家族」は、なんとかうまくやってきた。

――駿人(甥っ子)が優士(叔父)に好きと告げ、キスをするまでは。

13歳のままならない恋心は、
大人と子供の境目で、ついに暴走をはじめる。

秀良子がおくる、ひとつ屋根の下BL、新装版1巻で再始動!
待望の第2巻も同時発売中!

◆同時収録
宇田川町で待っててよ。特別編
[八代智哉には悩みがある。]

作品情報

作品名
STAYGOLD 新装版 1
著者
秀良子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
祥伝社
レーベル
on BLUE COMICS
シリーズ
STAYGOLD
発売日
ISBN
9784396784089
4.4

(286)

(182)

萌々

(58)

(33)

中立

(8)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
30
得点
1249
評価数
286
平均
4.4 / 5
神率
63.6%

レビュー投稿数30

納得の評価。読み継がれる秀作。

「世界のどこにいても、俺は帰るところは優士だから」
こんなこと言われたら、泣く

一途でまっすぐな愛情を向けられて、その愛情は10年、変わらなかった。
自分の進路を決めて、自立して、異国の地にいき、イキイキと頑張る駿人。
それとは対照的に、守ってきた家族がいなくなり、ボロボロになる優士が切なかった。

日高も素敵な人。
日高とコウの続編も読みます。

0

いびつなひとつ屋根の下の恋と家族への思いと成長

当初中学生の甥っ子が成長して家長の叔父を長期戦で陥落させる話なんだけど、家族に対する細やかな感情を丁寧に描いていて、何度読んでも心が震える...。

大人側のユウジがバランスを崩して葛藤する様子もまた現実にありそうで心に痛い。

登場人物の性格や考え方の違い、特にハヤトの母親の描き方は子育てしている身としては受け入れ難いものの、一定数こういう人いるよね...と思える。
一般的ではない家族を描いた話としても先見性ばかりで唸っちゃいます。

こどもの成長は早く、大人は現実が止まっているような日常の中で変化は突然起きるもの。淡々と日常を描く中で起きるイベントに対する複雑な感情と心理描写を描くスキルは秀逸。

言葉のチョイスも秀逸で、口語の味わいや会話表現で関係性をテンポよく描くのも心地よい。

個性的かつ作家性が高く、力量にただただ感服です。

途中に出てくる弟コウと日高の続編の『STAYGOLD それから。』も素晴らしいです。

0

一気読みした感想

良かった…BLって大抵1巻完結で出会い!すれちがい!仲直りH!って物凄いスピードで関係性が深まってすぐ終わっちゃうじゃないですか。それが嫌な人におすすめしたい作品ですねこれは…もう最終巻での告白(?)シーンは萌えすぎて崩れ落ちました。そんな即答するんだ…好きなんだね…そうなんだね…って親の顔になってしまいました。Hよりストーリーや心情描写にこだわった作品が好きな方はぜひ読んで欲しいです。じわじわもだもだ進むもどかしい恋愛が詰まってます。

0

とんがったコドモがうっとうしい

旧版の1巻は読んだけど、その後離れていた作品。
結局6巻まで行ったのですね。

この(1)では、中学生の駿人が叔父の優士に告白して物語が始まります。
告白といっても、もじもじと顔赤らめて…では全くなく。
逆に喧嘩ふっかけてんのか⁉︎的な。
ここがね、旧版を読んだ当時もそして読み直しの今も、どうも心に入っていかない。
今までは子どもだったけど、これからは。
ずっと好きだった、本気だから。
イヤイヤ、アナタ今だってコドモですよ。と言いたいの。
コドモだからそんな宣戦布告みたいになんのよ。と言いたいの。
これは言われた優士サンも難儀よね。
確かに血は繋がってないよ。でも保護者よ。父みたいなもんよ。
少なくとも優士の方はそういう心づもりよね。
だから、オレは好きなんだ!、でグイグイくる駿人が読んでてうっとうしい。
そりゃBLですから?こっちもそういうつもりで読んでますし?この2人にこれからどういう変換があってどうなっていくのか、そこを読むわけだけど。
だから私にとっては、物語に対しての萌えはまだ無くて、ここからどうBL世界に持っていくの?というのが興味ですよね。
また、もう1人の叔父さん・コウにもBLの芽がある。こっちの方がイイ匂いがぷんぷんするぞ。

0

ぴったりハマりました

やっぱりこの空気感が私的には1番好きですね語彙力ないからうまくジャンル分けできないけど、駿人のあの情熱と、優士のあの押されてる感と作品のほのぼの感、時々入ってくるギャグとか、普通に笑えて、絵柄ももう私好みでどこを取っても完璧としか言いようがありません。日高とコウのあのなんとも言えない素晴らしい関係とかもうサブカプとか言ってられない。全て設定から神が一から手がけた感。言葉選びとか、コマ割りとか、角度とか、もう全ての要素に萌える。伏線回収から何から何まで神です。

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