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表題作きみはまだ恋を知らない

藤谷拓磨
32歳,システムコンサルタント会社経営
高遠司
21歳,売れない絵本作家(副業で家事代行)

その他の収録作品

  • きみはもう愛を知っている
  • あとがき

あらすじ

売れない絵本作家の高遠司は、絵本だけでは生活できず、
家事代行サービスのバイトをしながら暮らしていた。
ある日、司は青年実業家・藤谷拓磨の指名を受け、
彼のマンションに通うことになった。
極度のきれい好きと聞いていたので、緊張していた司だが、
なぜか藤谷は司が戸惑うほどやさしく親切だった。
そして、司が性嫌悪、接触嫌悪であることを知ると、
自分を練習台にして触れることに慣れようと言ってきて!?

作品情報

作品名
きみはまだ恋を知らない
著者
月村奎 
イラスト
志水ゆき 
媒体
小説
出版社
大洋図書
レーベル
SHYノベルス
発売日
ISBN
9784813013136
4

(154)

(51)

萌々

(61)

(37)

中立

(2)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
24
得点
612
評価数
154
平均
4 / 5
神率
33.1%

レビュー投稿数24

月村さんの作品のファンなので、よみました。システムコンサルタント会社経営の30代の「攻」と売れない絵本作家の20代前半の「受」という年齢差のあるお話で、月村さんの作品で、多いパターンな気がします。

仕事ができて、お金があって、包容力のある「スパダリ」の「攻」と、年下で、お金がなくて、健気な「受」という組み合わせを描くのが上手な作家さんだとおもいます。全体的に、ほのぼのとしていて、ほっこりするシーンもおおく、たのしくよむことができました。

0

やさしいお話でした

月村先生らしい、やさしいお話です。沁みる...!
電子版で拝読しました。イラストだけでなく特典SSも収録されててお得です!

トラウマ持ちの兼業絵本作家な受けと、年上スパダリ社長のラブストーリー。
ふたりの距離の近づき方、受けのトラウマや接触嫌悪の理由もしっかり描かれていて、「あれはなんだったんだろう...」ともやもやすることなく読み終えました。面白かったです!
途中、「そうだったの!?」と攻めの正体に驚き、その関係性で悩む受けに切なくなってましたが、後半にまた「そそそそうだったの!?」と驚き...。予想外の激重感情を持っていたスパダリ攻めに激萌えしました。
愛が重そう!でも受けはそれごと攻めを欲しがる子なので、お似合いです!

特典SS、「きみはまだ僕を知らない」では攻めの本気を見せつけられた気分です。本編ではさらっとだったえろ成分がこのSSにぐぐっと凝縮されてました。
このおじさん、えろいです。でもそんな攻めも欲しがっちゃう受けくんなので、やはりこの2人はお似合いだな!とにこにこしました。
ごちそうさまです!おしあわせに!

1

溺愛攻め

大好きな月村奎先生の作品。
積み本になっていたのを今更読みました。

溺愛攻め×健気受けなのかな。
溺愛系はそんなにかな〜と思ってましたが前半は楽しめました。
当て馬?の岡部に対しても藤谷はいい感じに嫉妬したりして可愛い。

でも中盤から後半にかけて、読者を裏切るような展開がなくて多分こういうことなんだろうな〜、こうなるんだろうな〜が大体予想通りに落ち着き、う〜ん…となってしまいました。
想いが通じ合ってからの展開も早い。
あんなに嫌悪していたのに…
好きな相手だからというのもわかりますがクスリナシの状態で司はそんなにすぐシたがるかな?と思ってしまいました。

でも逆に言えばわかりやすい物語だと言えます。
心理描写が秀逸です。
商業BLの小説初心者の人はとても読みやすい作品だと感じました。

0

トラウマを乗り越えて幸せになる

溺愛モノが読みたくて、検索してこの作品にたどり着きました。

絵本作家の司は絵本だけでは生活が出来ないので
家事代行サービスのバイトを副業でしています。
ある日、司が代行サービスで指名を受けて
青年実業家の藤谷さんの家に通うことになります。

ほんわかとした感じでお話が始まるのですが
序盤に司が過去のトラウマから性に対する嫌悪を持っており、
触られる事にも嫌悪を持っていることがわかります。
司は何も悪くないだけに切ない気持ちになりました。
岡部とのことも悲しいなぁ…って思いました。

そんな岡部と司が再会するのですが、
岡部の友達が最悪で司が可哀想で仕方なかったです。
でも岡部のことがあったから司と藤谷さんの関係に進展があったんですよね…。


司の心がすごく綺麗で胸が痛くなるところも多かったのですが
司の好きになった相手が藤谷さんで本当に良かったです。
二人が心から結ばれた時、すごく感動しました。
その後の付き合ってからのお話もすごく良かったです。
2日が待てなくて司の家に来ちゃう藤谷さんがすごく可愛くて
司がここまで愛されててほんとに良かったと思いました。

トラウマを乗り越えて幸せになるお話が好きだったら
ぴったりの作品じゃないかなぁと思いました♪

0

藤谷さんって何者なの?とドキドキしました

月村先生の作品は一作がそれほど長くはなくて読みやすいです。
1冊の本の半分くらいが本作。あとの残りでその後の2人、みたいな展開が多いなと思ってます。二転三転と大波乱な事が少なくて私にはピッタリな作者様だと思ってます。

でもこの作品。さほど長くはないのに藤谷さんの存在にドキドキしっぱなしでしたよ。
なんで優しくしてくれるの?
から始まり
好きになってはいけない人なのに好きになってしまう。どうしたらいいの?
となり、ハラハラドキドキです。

藤谷さんは大人で心が広そうなんだけど、時々イライラしてる時もあって、そういうところも魅力的でした。

その後の2人は藤谷さんの愛がとどまるところを知らない感じ。溺愛系ですね。
何度読んでもキュンとします。

3

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